時計仕掛けの摩天楼
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『あの…できればここにいる人がこれで全員か確かめてもらえますか?』
「あっはい」
『下で救助隊が瓦礫の撤去作業をしながら中に入ってはいますが、ここに来るのに時間がかかっているみたいなんです
だからまだこのフロアに取り残された人がいないか見て下さい』
「分かりました」
理彩は従業員に頼んだ。
『松田さん?
お待たせしました』
通話をスピーカーモードにする。
《「よしっ!いくぜ」》
『はい!』
「杉下警部!」
遅れてやって来たコナンたちは杉下を見つけ駆け寄る。
「目暮さんたちですか」
「理彩姉ちゃんは!?」
「連絡は取れまして、かすり傷程度なようですが…
爆発のせいで非常口を使って上に上がれず…
消火作業をしつつ救助隊が瓦礫の撤去作業をしながら非常口を使って中に入っていますが…理彩さんのいるフロアまでなかなか辿り着けないようです」
「だから松田君が中に入れずにここにいる訳か」
「ねぇ杉下警部!爆弾は?」
コナンは杉下にそう聞いた。
「緊急事態なので松田君が電話で指示してその場にいる理彩さんに爆弾のコードを切ってもらっています」
「理彩がですか!?杉下さん?」
「緊急事態ですので仕方なく」
「今は松田さんの指示と理彩さんに任せるしかありませんね右京さん」
「そうですね」
「杉下警部?
こちらの美人な綺麗な女性の方はどなたですか?」
小五郎は杉下の隣にいた杉下に話しかけた和服美人な女性が気になり聞いた。
「こちらは僕の知り合いで理彩さんが今日約束していた方です」
「え?」
「たまきさん
こちらが理彩さんが以前言っていた父親の毛利探偵に双子のお姉さんの蘭さんに探偵事務所に居候しているコナン君です」
「この方たちが」
「僕たちのこと知ってるの?」
「名前とかだけなら理彩さんから聞いています」
「そうなんだ」
「理彩って私たちの知らない年上の人と知り合いって多いねコナン君」
「うん」
「あとはその黒いコードを切ればタイマーが止まる」
《『はい』》
ブチッ
《『…!?松田さん!ダメです!!』》
「どうした?」
《『切ったけど…タイマーが止まりません!!』》
「なんだと!?」
松田の慌てる声がした。
「松田君?どうしました?」
「この図の通りに切ったがタイマーが止まらねぇって理彩が!!」
「本当ですか?」
《『杉下さん?
はい!タイマーはまだ動いています!!
それにまだ2本コードが残ってます松田さん!!』》
「なんだと!?何色だ?」
《『青と赤の2色です』》
「野郎…紙に書いてねぇ!!」
リンゴーンリンゴーン
0時の鐘が鳴る。
「0時…」
「あと3分しかねぇ!」
「そんなっ」
《『蘭?』》
蘭の声が聞こえた。
「今、下にいるよ
お父さんもコナン君も」
《『そっか…』》
「理彩、1度通話を切って配線全体の写メを杉下の携帯に送ってくれ
そしてまた俺に電話してくれ」
《『分かりました!』》
杉下の携帯に画像が届いた。
松田は皆に聞こえるように通話をスピーカーモードにした。
設計図と画像を見比べる松田と杉下。
「森谷さんはわざと設計図には書いてないようですね」
「だな…ちくしょー!
どっち切ればいいんだ!?」
「ねぇ松田刑事」
「どうした?ガキ」
「森谷さんは新一兄ちゃんに解体させるつもりだったんだよね?」
「多分な」
《『新一にですか?』》
「あぁ犯人は工藤新一を恨んでいたみたいだ」
《『新一と言えば0時になったので今日誕生日です』》
「誕生日!?」
「あっ!そうだね」
「ねぇ蘭姉ちゃん」
「どうしたの?コナン君」
「この前…森谷さんの屋敷のお茶会で新一兄ちゃんのこと何か話したよね?」
「誕生日と二人のラッキーカラーの話をしたかも」
《『ラッキーカラー?』》
「私と新一のラッキーカラーが赤だからって」
《『蘭が赤がラッキーカラーなら私も一緒だね』》
「だからお父さんには反対されて叶わなかったけど…
赤い糸の伝説の映画を見て赤いシャツを新一にプレゼントしたくてさ」
「それ犯人にそれを言ったのか?」
「はい…プレゼントの中身は言ってませんけど」
《『何だかそれ聞いてると赤いコードのは切っちゃいけない気がしてきました松田さん』》
「俺も同感だ」
《『では…青いのを切ります』》
「分かった…時間もねぇしな…」
《『もし…間違ってたらっ』》
「大丈夫だ」
《『はい、松田さんを信じてますから!
いきますっ』》
「あぁ」
ブチッ
「どうだ?」
《『はぁ…止まりました!
松田さん!私やりましたよ』》
「頑張ったな」
《『爆弾の恐怖はありましたけど…
松田さんのこと信頼してますから』》
「ありがとな理彩!助かった」
「そのうち救助隊が辿り着けるはずですのでしばらくはそこで待っていて下さいね理彩さん」
《『はい…』》
「あっはい」
『下で救助隊が瓦礫の撤去作業をしながら中に入ってはいますが、ここに来るのに時間がかかっているみたいなんです
だからまだこのフロアに取り残された人がいないか見て下さい』
「分かりました」
理彩は従業員に頼んだ。
『松田さん?
お待たせしました』
通話をスピーカーモードにする。
《「よしっ!いくぜ」》
『はい!』
「杉下警部!」
遅れてやって来たコナンたちは杉下を見つけ駆け寄る。
「目暮さんたちですか」
「理彩姉ちゃんは!?」
「連絡は取れまして、かすり傷程度なようですが…
爆発のせいで非常口を使って上に上がれず…
消火作業をしつつ救助隊が瓦礫の撤去作業をしながら非常口を使って中に入っていますが…理彩さんのいるフロアまでなかなか辿り着けないようです」
「だから松田君が中に入れずにここにいる訳か」
「ねぇ杉下警部!爆弾は?」
コナンは杉下にそう聞いた。
「緊急事態なので松田君が電話で指示してその場にいる理彩さんに爆弾のコードを切ってもらっています」
「理彩がですか!?杉下さん?」
「緊急事態ですので仕方なく」
「今は松田さんの指示と理彩さんに任せるしかありませんね右京さん」
「そうですね」
「杉下警部?
こちらの美人な綺麗な女性の方はどなたですか?」
小五郎は杉下の隣にいた杉下に話しかけた和服美人な女性が気になり聞いた。
「こちらは僕の知り合いで理彩さんが今日約束していた方です」
「え?」
「たまきさん
こちらが理彩さんが以前言っていた父親の毛利探偵に双子のお姉さんの蘭さんに探偵事務所に居候しているコナン君です」
「この方たちが」
「僕たちのこと知ってるの?」
「名前とかだけなら理彩さんから聞いています」
「そうなんだ」
「理彩って私たちの知らない年上の人と知り合いって多いねコナン君」
「うん」
「あとはその黒いコードを切ればタイマーが止まる」
《『はい』》
ブチッ
《『…!?松田さん!ダメです!!』》
「どうした?」
《『切ったけど…タイマーが止まりません!!』》
「なんだと!?」
松田の慌てる声がした。
「松田君?どうしました?」
「この図の通りに切ったがタイマーが止まらねぇって理彩が!!」
「本当ですか?」
《『杉下さん?
はい!タイマーはまだ動いています!!
それにまだ2本コードが残ってます松田さん!!』》
「なんだと!?何色だ?」
《『青と赤の2色です』》
「野郎…紙に書いてねぇ!!」
リンゴーンリンゴーン
0時の鐘が鳴る。
「0時…」
「あと3分しかねぇ!」
「そんなっ」
《『蘭?』》
蘭の声が聞こえた。
「今、下にいるよ
お父さんもコナン君も」
《『そっか…』》
「理彩、1度通話を切って配線全体の写メを杉下の携帯に送ってくれ
そしてまた俺に電話してくれ」
《『分かりました!』》
杉下の携帯に画像が届いた。
松田は皆に聞こえるように通話をスピーカーモードにした。
設計図と画像を見比べる松田と杉下。
「森谷さんはわざと設計図には書いてないようですね」
「だな…ちくしょー!
どっち切ればいいんだ!?」
「ねぇ松田刑事」
「どうした?ガキ」
「森谷さんは新一兄ちゃんに解体させるつもりだったんだよね?」
「多分な」
《『新一にですか?』》
「あぁ犯人は工藤新一を恨んでいたみたいだ」
《『新一と言えば0時になったので今日誕生日です』》
「誕生日!?」
「あっ!そうだね」
「ねぇ蘭姉ちゃん」
「どうしたの?コナン君」
「この前…森谷さんの屋敷のお茶会で新一兄ちゃんのこと何か話したよね?」
「誕生日と二人のラッキーカラーの話をしたかも」
《『ラッキーカラー?』》
「私と新一のラッキーカラーが赤だからって」
《『蘭が赤がラッキーカラーなら私も一緒だね』》
「だからお父さんには反対されて叶わなかったけど…
赤い糸の伝説の映画を見て赤いシャツを新一にプレゼントしたくてさ」
「それ犯人にそれを言ったのか?」
「はい…プレゼントの中身は言ってませんけど」
《『何だかそれ聞いてると赤いコードのは切っちゃいけない気がしてきました松田さん』》
「俺も同感だ」
《『では…青いのを切ります』》
「分かった…時間もねぇしな…」
《『もし…間違ってたらっ』》
「大丈夫だ」
《『はい、松田さんを信じてますから!
いきますっ』》
「あぁ」
ブチッ
「どうだ?」
《『はぁ…止まりました!
松田さん!私やりましたよ』》
「頑張ったな」
《『爆弾の恐怖はありましたけど…
松田さんのこと信頼してますから』》
「ありがとな理彩!助かった」
「そのうち救助隊が辿り着けるはずですのでしばらくはそこで待っていて下さいね理彩さん」
《『はい…』》