爆弾事件の後日談
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「犯人逮捕できたみたいじゃない‼」
「あぁ」
「念願叶ったみたいでよかったわね松田君」
「まぁな」
「そういえば美和子から松田君には大事にしている人がいるって聞いたわよ」
「ゴホッゴホッ」
松田は煙草を吸いながら話を聞いていたが不意に言われたため思わず咳き込む。
「…はぁ⁉いきなり何なんだ⁉」
「美和子が松田君と組んでた頃にそう言ってた人がいるらしいって思い出したとか何とかって言ってたけど?」
「…佐藤の奴…おしゃべりめ…」
「でも今は知り合いの高校生の少女の心配ばかりしてるらしいじゃない松田君」
「はぁ⁉」
「その子の勉強まで見てあげるなんて松田君ってば案外優しいところあるのね
その子はきっと松田君が色々心配してくれるしこれ以上優しくされたら間違いなくイチコロね
絶対に松田君に惚れちゃうわ♥
キャー!どうなるか楽しみ!
観察対象リストに追加ね」
「…佐藤の奴、あとで絶対にシメてやる!」
「あれ?否定しないってことは高校生の子の心配ばかりしてるって事実⁉」
「まぁ否定はできねぇな
ある意味事実だからな」
「詳しく聞きたいわね!」
「嫌だ」
「そこを何とか!」
「無理だ諦めな」
「仕方ない最終手段…その子に直接聞くしかないわね」
「そいつの迷惑だろそれ…
ほっといてやれ
あんたに変なこと吹き込まれてあいつが俺を変に意識すると計画狂うから困るんだがな」
「あら?どうして?」
「まぁ…意識されてあいつがどうなるかも見たい気はするが…
時間かけてあいつを真剣に口説いてる最中なんだから俺の邪魔すんな
(まぁ、もう恋人になってるがな!
こう言っておけば引き下がるだろ)」
「あっはい…すみません
でもさすが松田君ね!
相手が年下でも女心の分かる男はやっぱりやることのレベルが違うわ!」
「は⁉どうした…いきなり?」
「どこぞの草食系の男に見習わせなきゃいけないわ!
何事もスマートに女心を理解して完璧にこなせ!
あんたはとにかく行動あるのみってね!」
「どこぞの草食系?
もしかして佐藤に好意持っているのがバレバレなあのヘタレな刑事のことか?
そいつの名前は何だったか忘れた…
伊達が教育係してた…あの…名前出てこねぇな…」
「さすが松田君、大正解!」
「いや…あれでバレてないと思ってんのはその刑事と佐藤くらいだろ?
どうなろうが俺には興味ねぇけどな」
「焦れったいのよ高木君!
やっとくっついたと思ったらちんたらちんたらしててまったく全然進展しないんだから!」
「相手が佐藤だからな…
高木だかより佐藤の方が明らか男前すぎるからな」
「そうなのよ!」
「まぁ…あれはあれで微妙にバランス取れてるみたいだからほっといてやれ」
「そうなんだけどね…見てるこっちが焦れったいから」
「なるようになるさ…
そろそろ戻らねぇと上司が待ってるから」
「あ…そうよね
呼び止めてごめんね」
松田は去って行く。
「あ…松田君に色々聞くの忘れてたわ…」
由美は仕方ないと諦め戻ることにした。
「っていう会話をしたわけよ」
「へぇ…でも松田君が理彩ちゃんを口説いてるってのにはびっくりね」
由美はその日の夜に佐藤と飲み屋で食事していた。
由美はその日の出来事を佐藤に話した。
「理彩ちゃんはどうするのか気になってきちゃったわよ」
「まぁ…でも理彩ちゃんはまだ松田君を兄のように思ってるだろうしなかなか進展しないかもしれないわよ由美」
「分かんないじゃない!
大人の男性の魅力にやられてとか」
「まさか!」
「ないとは言い切れないじゃない!
理彩ちゃんは高校生なのよ!
ちょっと年上の彼氏いたって驚かないわよ
私が高校生の頃にクラスの中に彼氏が大学生なんて子いたしさ
中には先生と付き合ってるなんて凄い子までいたくらいだしさ」
「へぇ…凄いのねその子」
「まぁ大人になってから恋愛し始めた美和子と違ってそういう場合は進展早いわよ」
「別に私は…」
「やっとくっついて付き合い始めたわりに進展しないからあんたたち」
「も〜由美」
「見ててこっちが焦れったいわよ
相手がいない私の苦労も知らないで…」
「別れた元カレとよりを戻せばいいじゃない由美?」
「…ないない…」
「そんなもんか…」
その後も女子トークに盛り上がるのでした。
その頃、話題にされているとは知らない松田は理彩とメールしつつ水族館デートの予定を立てるのであった。
END
「あぁ」
「念願叶ったみたいでよかったわね松田君」
「まぁな」
「そういえば美和子から松田君には大事にしている人がいるって聞いたわよ」
「ゴホッゴホッ」
松田は煙草を吸いながら話を聞いていたが不意に言われたため思わず咳き込む。
「…はぁ⁉いきなり何なんだ⁉」
「美和子が松田君と組んでた頃にそう言ってた人がいるらしいって思い出したとか何とかって言ってたけど?」
「…佐藤の奴…おしゃべりめ…」
「でも今は知り合いの高校生の少女の心配ばかりしてるらしいじゃない松田君」
「はぁ⁉」
「その子の勉強まで見てあげるなんて松田君ってば案外優しいところあるのね
その子はきっと松田君が色々心配してくれるしこれ以上優しくされたら間違いなくイチコロね
絶対に松田君に惚れちゃうわ♥
キャー!どうなるか楽しみ!
観察対象リストに追加ね」
「…佐藤の奴、あとで絶対にシメてやる!」
「あれ?否定しないってことは高校生の子の心配ばかりしてるって事実⁉」
「まぁ否定はできねぇな
ある意味事実だからな」
「詳しく聞きたいわね!」
「嫌だ」
「そこを何とか!」
「無理だ諦めな」
「仕方ない最終手段…その子に直接聞くしかないわね」
「そいつの迷惑だろそれ…
ほっといてやれ
あんたに変なこと吹き込まれてあいつが俺を変に意識すると計画狂うから困るんだがな」
「あら?どうして?」
「まぁ…意識されてあいつがどうなるかも見たい気はするが…
時間かけてあいつを真剣に口説いてる最中なんだから俺の邪魔すんな
(まぁ、もう恋人になってるがな!
こう言っておけば引き下がるだろ)」
「あっはい…すみません
でもさすが松田君ね!
相手が年下でも女心の分かる男はやっぱりやることのレベルが違うわ!」
「は⁉どうした…いきなり?」
「どこぞの草食系の男に見習わせなきゃいけないわ!
何事もスマートに女心を理解して完璧にこなせ!
あんたはとにかく行動あるのみってね!」
「どこぞの草食系?
もしかして佐藤に好意持っているのがバレバレなあのヘタレな刑事のことか?
そいつの名前は何だったか忘れた…
伊達が教育係してた…あの…名前出てこねぇな…」
「さすが松田君、大正解!」
「いや…あれでバレてないと思ってんのはその刑事と佐藤くらいだろ?
どうなろうが俺には興味ねぇけどな」
「焦れったいのよ高木君!
やっとくっついたと思ったらちんたらちんたらしててまったく全然進展しないんだから!」
「相手が佐藤だからな…
高木だかより佐藤の方が明らか男前すぎるからな」
「そうなのよ!」
「まぁ…あれはあれで微妙にバランス取れてるみたいだからほっといてやれ」
「そうなんだけどね…見てるこっちが焦れったいから」
「なるようになるさ…
そろそろ戻らねぇと上司が待ってるから」
「あ…そうよね
呼び止めてごめんね」
松田は去って行く。
「あ…松田君に色々聞くの忘れてたわ…」
由美は仕方ないと諦め戻ることにした。
「っていう会話をしたわけよ」
「へぇ…でも松田君が理彩ちゃんを口説いてるってのにはびっくりね」
由美はその日の夜に佐藤と飲み屋で食事していた。
由美はその日の出来事を佐藤に話した。
「理彩ちゃんはどうするのか気になってきちゃったわよ」
「まぁ…でも理彩ちゃんはまだ松田君を兄のように思ってるだろうしなかなか進展しないかもしれないわよ由美」
「分かんないじゃない!
大人の男性の魅力にやられてとか」
「まさか!」
「ないとは言い切れないじゃない!
理彩ちゃんは高校生なのよ!
ちょっと年上の彼氏いたって驚かないわよ
私が高校生の頃にクラスの中に彼氏が大学生なんて子いたしさ
中には先生と付き合ってるなんて凄い子までいたくらいだしさ」
「へぇ…凄いのねその子」
「まぁ大人になってから恋愛し始めた美和子と違ってそういう場合は進展早いわよ」
「別に私は…」
「やっとくっついて付き合い始めたわりに進展しないからあんたたち」
「も〜由美」
「見ててこっちが焦れったいわよ
相手がいない私の苦労も知らないで…」
「別れた元カレとよりを戻せばいいじゃない由美?」
「…ないない…」
「そんなもんか…」
その後も女子トークに盛り上がるのでした。
その頃、話題にされているとは知らない松田は理彩とメールしつつ水族館デートの予定を立てるのであった。
END