爆弾事件の後日談
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【あら?メール打つの早いのね?】
【ああ…俺は他人より指先が器用なんでな】
【もしかして彼女へかしら?】
【あいつはそんなんじゃねぇよ
まぁ俺の大事な奴には変わりはねぇか…
色々俺の愚痴を聞いてくれるし向こうは他愛のない日常を報告してくるだけだけどな】
【え?】
【もう一人、ダチにもメールしてんだ
送信しても受け取ってくれねぇ親友にな…
そいつは4年前にふっ飛んじまったから…
送っても二度と返事は来ないがな…】
【そう…ところで愚痴って?】
【仕事が面倒だって愚痴…
俺が一緒じゃなくてもあんただけで事足りるのにっていう愚痴だ】
【はぁ⁉】
【だが事実だろ?】
【まぁそうだけど…一応あなたの教育係だから私
だから松田君にも来てもらわないと困るのよね】
【仕方ねぇな…】
「そういえば…その時、メール相手のこと言ってたのよね」
「何て言ってたの?」
「彼女か?って聞いたら否定はしたけど大事な奴ではあるって言ってたし…
あとは亡くなった親友にも返事は来ないけど送ってるって…」
「そうなの?」
「えぇ…その大事な奴ってのが多分理彩ちゃんのことだとは思う」
「理彩ちゃん⁉
理彩ちゃんのことが…大事な奴ってこと⁉」
「その日にあった他愛のない日常を報告してくるって言ってたわ松田君
だから理彩ちゃんがそうなのかなって」
「なるほどなるほど!
松田君は理彩ちゃんのこと気にしているってことになるわね」
「多分ね?
松田君は理彩ちゃんが小学生の頃から知り合いだから気にしているみたいね
理彩ちゃんは事件に遭遇しやすいからって意味で心配だから気にしているんだと思うけど」
「なるほどね!
松田君本人に確認で聞いてもはぐらかされそうよね」
「松田君だからね…口は固いわよ?」
「こうなれば理彩ちゃんに聞いてみるしかないわ!」
「でも理彩ちゃん、昨日と今日の2日間は爆弾事件に受けれなかったからその追試があるからって松田君が言ってたし今日はそっとしておいてあげた方がいいと思うわよ?由美」
「それは残念…」
「そういえば…」
「どうかしたの?」
「松田君が理彩ちゃんの勉強を見てあげたみたいなのよ」
「え?そうなの?」
「さっきその話をしてたから松田君とね」
「益々気になる…」
「松田君は自分のせいで理彩ちゃんを爆弾事件に巻き込んだから罪悪感はあったんじゃないかしら?
だから償いってほどじゃないけど勉強を見てあげることが今理彩ちゃんにしてあげられることだったから松田君は協力をしたんじゃないかしら」
「あの松田君がね…
こんな風に言っちゃなんだけどさ
親切にしている松田君なんて想像できないわ」
「そ、あの松田君だしね」
「後日理彩ちゃんに色々聞いちゃおうかな!」
「ほどほどにね由美」
「ほーい」
翌日。
由美はたまたま休憩スペースの近くで、ある刑事たちの定番とも言える言い争いを目撃した。
「いいですね…グラサン野郎!
特命係は暇そうで‼
呑気に休憩か‼」
松田は煙草を吸いながら携帯をいじっている。
「お前は忙しそうだな伊丹」
「当たり前だ!」
「なかなか犯人が尻尾出さないから伊丹先輩お手上げ状態だから」
伊丹と共に芹沢もいる。
「芹沢💢余計なことはグラサン野郎に言うな!
あの警部がしゃしゃり出てくるじゃねぇか‼」
「あ…そうでした」
芹沢は口を慌てて塞ぐ。
「まぁ、杉下のことだからな
俺から言わなくて勝手にどこからか情報を仕入れてると思うがな?」
「となると米沢だな」
「でしょうね」
「そういうこった
まぁ頑張んな伊丹とあと芹沢」
「言われなくとも‼」
「松田~!俺はついでかよ」
「さぁな」
「芹沢行くぞ」
「あっはい」
二人は去って行く。
「だとよ杉下」
携帯に向かって喋り始めた松田。
《「松田君、伊丹さんたちはまだ犯人に辿り着けていないようですね」》
「あぁ…辿り着けてんのは俺とお前だけみてぇだな」
《「そのようですね」》
「とりあえず一服したら特命に戻る
他の刑事たちの様子をまだ見てぇからな
休憩スペース近くの会議室で捜査会議してるからついでに情報収集するからな(まだ一服したいからな)」
《「分かりました」》
通話を終える。
伊丹たちは気づいてないが実はずっと杉下とは通話状態だったのだ。
「はーい、松田君!暇そうで」
「確か…交通課の宮本」
「正解!」
「暇じゃねぇよ…仕事中だ」
「情報収集がなんとかって聞こえたけど?」
「捜査一課がどこまで情報を得てるか確認にな」
「へぇ〜」
「あんたは…佐藤あたりに用事か?」
「たまたま通りかかっただけよ」
「そうか」
「あ!そうそう松田君、美和子から聞いたわよ
爆弾事件のこと」
「そうか」
【ああ…俺は他人より指先が器用なんでな】
【もしかして彼女へかしら?】
【あいつはそんなんじゃねぇよ
まぁ俺の大事な奴には変わりはねぇか…
色々俺の愚痴を聞いてくれるし向こうは他愛のない日常を報告してくるだけだけどな】
【え?】
【もう一人、ダチにもメールしてんだ
送信しても受け取ってくれねぇ親友にな…
そいつは4年前にふっ飛んじまったから…
送っても二度と返事は来ないがな…】
【そう…ところで愚痴って?】
【仕事が面倒だって愚痴…
俺が一緒じゃなくてもあんただけで事足りるのにっていう愚痴だ】
【はぁ⁉】
【だが事実だろ?】
【まぁそうだけど…一応あなたの教育係だから私
だから松田君にも来てもらわないと困るのよね】
【仕方ねぇな…】
「そういえば…その時、メール相手のこと言ってたのよね」
「何て言ってたの?」
「彼女か?って聞いたら否定はしたけど大事な奴ではあるって言ってたし…
あとは亡くなった親友にも返事は来ないけど送ってるって…」
「そうなの?」
「えぇ…その大事な奴ってのが多分理彩ちゃんのことだとは思う」
「理彩ちゃん⁉
理彩ちゃんのことが…大事な奴ってこと⁉」
「その日にあった他愛のない日常を報告してくるって言ってたわ松田君
だから理彩ちゃんがそうなのかなって」
「なるほどなるほど!
松田君は理彩ちゃんのこと気にしているってことになるわね」
「多分ね?
松田君は理彩ちゃんが小学生の頃から知り合いだから気にしているみたいね
理彩ちゃんは事件に遭遇しやすいからって意味で心配だから気にしているんだと思うけど」
「なるほどね!
松田君本人に確認で聞いてもはぐらかされそうよね」
「松田君だからね…口は固いわよ?」
「こうなれば理彩ちゃんに聞いてみるしかないわ!」
「でも理彩ちゃん、昨日と今日の2日間は爆弾事件に受けれなかったからその追試があるからって松田君が言ってたし今日はそっとしておいてあげた方がいいと思うわよ?由美」
「それは残念…」
「そういえば…」
「どうかしたの?」
「松田君が理彩ちゃんの勉強を見てあげたみたいなのよ」
「え?そうなの?」
「さっきその話をしてたから松田君とね」
「益々気になる…」
「松田君は自分のせいで理彩ちゃんを爆弾事件に巻き込んだから罪悪感はあったんじゃないかしら?
だから償いってほどじゃないけど勉強を見てあげることが今理彩ちゃんにしてあげられることだったから松田君は協力をしたんじゃないかしら」
「あの松田君がね…
こんな風に言っちゃなんだけどさ
親切にしている松田君なんて想像できないわ」
「そ、あの松田君だしね」
「後日理彩ちゃんに色々聞いちゃおうかな!」
「ほどほどにね由美」
「ほーい」
翌日。
由美はたまたま休憩スペースの近くで、ある刑事たちの定番とも言える言い争いを目撃した。
「いいですね…グラサン野郎!
特命係は暇そうで‼
呑気に休憩か‼」
松田は煙草を吸いながら携帯をいじっている。
「お前は忙しそうだな伊丹」
「当たり前だ!」
「なかなか犯人が尻尾出さないから伊丹先輩お手上げ状態だから」
伊丹と共に芹沢もいる。
「芹沢💢余計なことはグラサン野郎に言うな!
あの警部がしゃしゃり出てくるじゃねぇか‼」
「あ…そうでした」
芹沢は口を慌てて塞ぐ。
「まぁ、杉下のことだからな
俺から言わなくて勝手にどこからか情報を仕入れてると思うがな?」
「となると米沢だな」
「でしょうね」
「そういうこった
まぁ頑張んな伊丹とあと芹沢」
「言われなくとも‼」
「松田~!俺はついでかよ」
「さぁな」
「芹沢行くぞ」
「あっはい」
二人は去って行く。
「だとよ杉下」
携帯に向かって喋り始めた松田。
《「松田君、伊丹さんたちはまだ犯人に辿り着けていないようですね」》
「あぁ…辿り着けてんのは俺とお前だけみてぇだな」
《「そのようですね」》
「とりあえず一服したら特命に戻る
他の刑事たちの様子をまだ見てぇからな
休憩スペース近くの会議室で捜査会議してるからついでに情報収集するからな(まだ一服したいからな)」
《「分かりました」》
通話を終える。
伊丹たちは気づいてないが実はずっと杉下とは通話状態だったのだ。
「はーい、松田君!暇そうで」
「確か…交通課の宮本」
「正解!」
「暇じゃねぇよ…仕事中だ」
「情報収集がなんとかって聞こえたけど?」
「捜査一課がどこまで情報を得てるか確認にな」
「へぇ〜」
「あんたは…佐藤あたりに用事か?」
「たまたま通りかかっただけよ」
「そうか」
「あ!そうそう松田君、美和子から聞いたわよ
爆弾事件のこと」
「そうか」