14番目の標的
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杉下やコナンも上がれた。
松田はそこで双子がいないことに気付いた。
「理彩がいねぇ!?」
松田は慌てて呼吸を整えてまた潜っていく。
蘭がいないことに気付いたコナンと杉下も後を追う。
潜っていくとすぐに双子を見つけた。
蘭が展示してあった車に足を挟まれ身動きが取れないでいる。
理彩はそんな蘭を助けようと必死に車をビクともしないが押していた。
「ガハッ…」
「(蘭!!)」
『ゴポッ』
「(理彩!!)」
姉妹は息が続かなくなり気絶してしまった。
コナンと松田は急ぐ。
「(急がなきゃ!!)」
コナンはサスペンダーを伸ばすと車に結ぶ。
そして柱に結ぼうとするが届かない。
「(くそっ)」
パシッ
「(え?)」
横から手が伸びた。
「(松田刑事!?)」
コナンに力を貸してくれたのは松田だった。
どうする気だガキ?とでも言いたそうな松田にコナンはジェスチャーで伝える。
松田は理解したので柱にサスペンダーを結ぶ。
ピッとコナンはスイッチを押す。
車が持ち上がった。
松田は理彩を抱き寄せ上に向かう。
コナンは蘭を抱きしめる。
杉下が蘭とコナンを助けてくれた。
「落ち着くんだ毛利君!」
「蘭!!理彩!!」
上では小五郎が上がって来ない娘たちを心配していた。
「プハーッ!」
「松田君!!」
『ごほごほっ』
「理彩!!」
「プハーッ」
続いてコナンと杉下が上がって来た。
「蘭!!」
「お父…さん…」
「無事か!」
「何とか…」
「どうすりゃあいいんだ!」
「出口もないのに」
「出口ならあるよ!」
「何!?」
「ほら!爆破された窓ガラスだよ!
あそこからなら今なら出れるよ!」
「なるほど」
皆がそこへ向かう。
「しっかり捕まってろよ理彩」
『けほっ…は…い…』
何とか地上に出れた。
「松田君」
白鳥が松田に手を差し出す。
「先に理彩を頼む」
「分かった」
松田は白鳥に理彩を渡した。
「大丈夫ですか?」
『けほっけほっ…は…い…』
「大丈夫か?」
『松…田…さん…』
「白鳥、理彩は俺が見てるから他の奴らを頼む」
「分かった」
弱っている理彩と蘭は地上に上がるとベンチで休むことにした。
コナンは小五郎を眠らせ今回起きた事件の推理を話していく。
たまに杉下と松田が補足していく。
犯人は小五郎の知人のソムリエの沢木だった。
沢木は動機を話していく。
沢木は自分に容疑が向かないように小五郎に関係のあった村上丈を利用したらしい。
「村上を利用したのかね?」
「あぁ、村上は事件当時は毛利さんを恨んでいたが今はただ事件に巻き込んでしまった毛利さんの奥さんである英理さんと娘さんたちに謝りたくて探偵事務所を訪れたと言っていた
その時だ、今回のトランプの数字を使うことをひらめいた」
「そんなことを」
「海中レストランを爆発させたのは仁科を殺すため…他の連中がどうなろうがどうでもよかった
あとはここが崩れ落ちて村上の行方はつかめず迷宮入りになるはずだった」
「沢木さん、もう逃げ場はない
観念するんですな」
ばっ
沢木は懐から何か取り出す。
「白鳥!そいつをすぐ取り押さえろ!」
沢木の行動に松田は沢木がまだ何かする気だと気付く。
ドオォン
「うわっ」
「何だ?」
爆発で皆が慌てる。
チャキッ
「うおおおおっ!!」
ナイフを取り出す沢木は走り出す。
皆が油断していて行動が遅れる。
それは白鳥、松田、杉下も同じだった。
「来いっ!!」
「「「「「!!」」」」」
「そこを動くな!
動くとこの子は死ぬぞ!!」
沢木はベンチで休んでいた理彩を人質にした。
「何で理彩を沢木さんが?」
「何を言っているんだね毛利君
君が奴が犯人だと」
「ええっ?私が?」
ドゴオオン
「うわっ」
建物が崩れていく。
「待て!」
松田は沢木と理彩を追いかける。
「松田君!」
杉下やコナンたちも追いかける。
理彩を人質に沢木はヘリポートへと向かってしまった。
興奮した沢木は人質の理彩の首にナイフを近づけこれ以上近寄るなと駆けつけた松田たちに言った。
白鳥は持っていた拳銃を沢木に向けるが人質の理彩がいるため何もできなかった。
『ヒューヒュー』
理彩は白鳥の持つ拳銃を見てしまい過呼吸になってしまった。
「何だ?急に!どうしたんだこの子は」
「やばい!理彩の発作が!」
「発作?どういうことだ?」
「理彩は幼い時の村上の事件がきっかけで拳銃と血がトラウマになっている
拳銃を見ると過呼吸になるほどなんだよ!
理彩本人からそう聞いてるぜ」
「「「え…」」」
松田はそこで双子がいないことに気付いた。
「理彩がいねぇ!?」
松田は慌てて呼吸を整えてまた潜っていく。
蘭がいないことに気付いたコナンと杉下も後を追う。
潜っていくとすぐに双子を見つけた。
蘭が展示してあった車に足を挟まれ身動きが取れないでいる。
理彩はそんな蘭を助けようと必死に車をビクともしないが押していた。
「ガハッ…」
「(蘭!!)」
『ゴポッ』
「(理彩!!)」
姉妹は息が続かなくなり気絶してしまった。
コナンと松田は急ぐ。
「(急がなきゃ!!)」
コナンはサスペンダーを伸ばすと車に結ぶ。
そして柱に結ぼうとするが届かない。
「(くそっ)」
パシッ
「(え?)」
横から手が伸びた。
「(松田刑事!?)」
コナンに力を貸してくれたのは松田だった。
どうする気だガキ?とでも言いたそうな松田にコナンはジェスチャーで伝える。
松田は理解したので柱にサスペンダーを結ぶ。
ピッとコナンはスイッチを押す。
車が持ち上がった。
松田は理彩を抱き寄せ上に向かう。
コナンは蘭を抱きしめる。
杉下が蘭とコナンを助けてくれた。
「落ち着くんだ毛利君!」
「蘭!!理彩!!」
上では小五郎が上がって来ない娘たちを心配していた。
「プハーッ!」
「松田君!!」
『ごほごほっ』
「理彩!!」
「プハーッ」
続いてコナンと杉下が上がって来た。
「蘭!!」
「お父…さん…」
「無事か!」
「何とか…」
「どうすりゃあいいんだ!」
「出口もないのに」
「出口ならあるよ!」
「何!?」
「ほら!爆破された窓ガラスだよ!
あそこからなら今なら出れるよ!」
「なるほど」
皆がそこへ向かう。
「しっかり捕まってろよ理彩」
『けほっ…は…い…』
何とか地上に出れた。
「松田君」
白鳥が松田に手を差し出す。
「先に理彩を頼む」
「分かった」
松田は白鳥に理彩を渡した。
「大丈夫ですか?」
『けほっけほっ…は…い…』
「大丈夫か?」
『松…田…さん…』
「白鳥、理彩は俺が見てるから他の奴らを頼む」
「分かった」
弱っている理彩と蘭は地上に上がるとベンチで休むことにした。
コナンは小五郎を眠らせ今回起きた事件の推理を話していく。
たまに杉下と松田が補足していく。
犯人は小五郎の知人のソムリエの沢木だった。
沢木は動機を話していく。
沢木は自分に容疑が向かないように小五郎に関係のあった村上丈を利用したらしい。
「村上を利用したのかね?」
「あぁ、村上は事件当時は毛利さんを恨んでいたが今はただ事件に巻き込んでしまった毛利さんの奥さんである英理さんと娘さんたちに謝りたくて探偵事務所を訪れたと言っていた
その時だ、今回のトランプの数字を使うことをひらめいた」
「そんなことを」
「海中レストランを爆発させたのは仁科を殺すため…他の連中がどうなろうがどうでもよかった
あとはここが崩れ落ちて村上の行方はつかめず迷宮入りになるはずだった」
「沢木さん、もう逃げ場はない
観念するんですな」
ばっ
沢木は懐から何か取り出す。
「白鳥!そいつをすぐ取り押さえろ!」
沢木の行動に松田は沢木がまだ何かする気だと気付く。
ドオォン
「うわっ」
「何だ?」
爆発で皆が慌てる。
チャキッ
「うおおおおっ!!」
ナイフを取り出す沢木は走り出す。
皆が油断していて行動が遅れる。
それは白鳥、松田、杉下も同じだった。
「来いっ!!」
「「「「「!!」」」」」
「そこを動くな!
動くとこの子は死ぬぞ!!」
沢木はベンチで休んでいた理彩を人質にした。
「何で理彩を沢木さんが?」
「何を言っているんだね毛利君
君が奴が犯人だと」
「ええっ?私が?」
ドゴオオン
「うわっ」
建物が崩れていく。
「待て!」
松田は沢木と理彩を追いかける。
「松田君!」
杉下やコナンたちも追いかける。
理彩を人質に沢木はヘリポートへと向かってしまった。
興奮した沢木は人質の理彩の首にナイフを近づけこれ以上近寄るなと駆けつけた松田たちに言った。
白鳥は持っていた拳銃を沢木に向けるが人質の理彩がいるため何もできなかった。
『ヒューヒュー』
理彩は白鳥の持つ拳銃を見てしまい過呼吸になってしまった。
「何だ?急に!どうしたんだこの子は」
「やばい!理彩の発作が!」
「発作?どういうことだ?」
「理彩は幼い時の村上の事件がきっかけで拳銃と血がトラウマになっている
拳銃を見ると過呼吸になるほどなんだよ!
理彩本人からそう聞いてるぜ」
「「「え…」」」