時計仕掛けの摩天楼
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もしも爆弾を解体するのが理彩だったら
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『森谷帝二?』
《「うん、有名な建築家でね
この前ね、新一の代わりにその森谷さんのお茶会に行って来たの」》
『新一の代わりに?あっ、分かった!
相変わらず新一は事件で忙しいから蘭は頼まれたんでしょ?』
《「当たり」》
『それで?』
《「お父さんとコナン君と一緒に行ったの
お茶会には有名人が多かったよ」》
『絶対園子と唯が話に食いつくだろうカッコいい男性でもいたんでしょ?』
《「あ…当たり!」》
『それで?
わざわざ電話して来たのは?』
《「新一を映画に誘おうと思ったらさ…
お父さんに反対されちゃった」》
『まぁそうだろうね』
《「行きたかったなぁ
でもチケットどうしょう…せっかく日付指定券で買ったのに無駄になっちゃう…」》
『あっ!じゃあ私が行くよ』
《「え?」》
『知り合いの女性の人がね
一緒に映画に行かないかって誘われててまだチケット買ってないから蘭がよければだけどね』
《「でも…赤い糸の伝説だよ?
女性と行っても楽しめないんじゃ…
それにあの作品って夜しか上映してないんだよ?
大丈夫?」》
『大丈夫だよ
お母さんが遅くなる日だし、知り合いの人も仕事が休みだから
その人はお母さんも知っている人だからすぐ許可が出るしね』
《「じゃあ明日チケット渡すね」》
『分かった
でも、何で新一を誘おうって思ったの?』
《「だって新一の誕生日が近いから
あいつ自分の誕生日はいつも忘れてるんだもん」》
『あ…確かに毎年忘れてたよね』
《「でしょ」》
《「赤い糸の伝説?」》
《『はい
最近公開したばかりの話題作なんです』》
《「そういえばテレビで特番してましたね?」》
《『はい!
それで…姉の蘭が幼なじみの男の子と一緒に観に行こうって思ってたんだけど…
時間が遅い上映しかないのを知ったお父さんが大反対したからせっかく買った前売り券が無駄になっちゃうんです
だからたまきさんが映画観たいって言ってたから私と一緒にどうかなって思って?』》
《「いいですね」》
《『じゃあ、後で時間を調べてメールしますね』》
《「分かったわ」》
たまきさんと行くことになった。
当日
《「ごめんなさい理彩さん…
少し遅れそうなの」》
『大丈夫です
シネマロビーで待ってますね』
《「なるべく急ぐわね」》
『はい』
特命係は、連続放火事件に関係した捜査をしていてコナンが巻き込まれ入院したと知り見舞いを兼ねて会っていた。
そこへ目暮と白鳥も来て連続放火事件の被害があった場所が全て建築家の森谷帝二の設計だと突き止めた。
話を聞こうと森谷の元へ行くことにした。
杉下と松田も同行した。
「コナン君ホントに大丈夫?」
「大丈夫だよ蘭姉ちゃん」
森谷邸に着いた。
杉下とコナンの作戦により連続放火事件の犯人が森谷帝二だと分かり杉下が推理を話した。
「ふふふ…呑気な奴らだ」
「おや?どういう意味でしょう?」
「これで全て解決できたと浮かれているのでな」
「まだ終わっていないとでも?」
「私が抹殺したかった建物はまだ残っている」
「何!?」
「あっ!米花シティビル!」
「なんだと!?米花シティビル!?」
「バブルの影響で建築予算がないからとかで私が目指したシンメトリーにならなかった私の最大にして最低の作品だ!」
「そんな理由で!」
「さて22時まであと1分」
「何かする気か!?」
「そういえば蘭さん」
「え、はい?」
「工藤君との約束はよかったのかね?」
「あっそれは…父に反対されて断念したんです」
「ふふふ…そうか…
なら関係ない人間が死ぬだけだ」
「お前まさか…!!」
「工藤が悔しがる姿が見たかったが…そうか…奴は来ないのか」
「待って下さい!」
「蘭姉ちゃん?」
「米花シティビルにって…今日理彩があそこにはいるんです!!」
「っ!!」
「おい!蘭!
何でそこで理彩が出てくるんだ!?」
「お父さんに反対されたから…日付指定券が無駄になったの!
それを理彩に言ったら知り合いの女性と観に行くって言ってくれたからチケットを譲ったの」
「本当に…あそこに理彩がいるっていうのか!?」
「日付指定だし上映時間も夜からしかないし」
「おい!理彩が誰と行くかとか言ってたか?」
「知り合いの女性としか言ってませんでしたよ松田刑事」
「理彩の知り合いの女性…」
「もしかしたら」
「杉下がそう思うならあの人だろ」
ドガーン
爆発音がする。
窓に駆け寄る。
「あそこは米花シティビルですよ」
「何をしやがった!?」
「残りは全部あそこにある」
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『森谷帝二?』
《「うん、有名な建築家でね
この前ね、新一の代わりにその森谷さんのお茶会に行って来たの」》
『新一の代わりに?あっ、分かった!
相変わらず新一は事件で忙しいから蘭は頼まれたんでしょ?』
《「当たり」》
『それで?』
《「お父さんとコナン君と一緒に行ったの
お茶会には有名人が多かったよ」》
『絶対園子と唯が話に食いつくだろうカッコいい男性でもいたんでしょ?』
《「あ…当たり!」》
『それで?
わざわざ電話して来たのは?』
《「新一を映画に誘おうと思ったらさ…
お父さんに反対されちゃった」》
『まぁそうだろうね』
《「行きたかったなぁ
でもチケットどうしょう…せっかく日付指定券で買ったのに無駄になっちゃう…」》
『あっ!じゃあ私が行くよ』
《「え?」》
『知り合いの女性の人がね
一緒に映画に行かないかって誘われててまだチケット買ってないから蘭がよければだけどね』
《「でも…赤い糸の伝説だよ?
女性と行っても楽しめないんじゃ…
それにあの作品って夜しか上映してないんだよ?
大丈夫?」》
『大丈夫だよ
お母さんが遅くなる日だし、知り合いの人も仕事が休みだから
その人はお母さんも知っている人だからすぐ許可が出るしね』
《「じゃあ明日チケット渡すね」》
『分かった
でも、何で新一を誘おうって思ったの?』
《「だって新一の誕生日が近いから
あいつ自分の誕生日はいつも忘れてるんだもん」》
『あ…確かに毎年忘れてたよね』
《「でしょ」》
《「赤い糸の伝説?」》
《『はい
最近公開したばかりの話題作なんです』》
《「そういえばテレビで特番してましたね?」》
《『はい!
それで…姉の蘭が幼なじみの男の子と一緒に観に行こうって思ってたんだけど…
時間が遅い上映しかないのを知ったお父さんが大反対したからせっかく買った前売り券が無駄になっちゃうんです
だからたまきさんが映画観たいって言ってたから私と一緒にどうかなって思って?』》
《「いいですね」》
《『じゃあ、後で時間を調べてメールしますね』》
《「分かったわ」》
たまきさんと行くことになった。
当日
《「ごめんなさい理彩さん…
少し遅れそうなの」》
『大丈夫です
シネマロビーで待ってますね』
《「なるべく急ぐわね」》
『はい』
特命係は、連続放火事件に関係した捜査をしていてコナンが巻き込まれ入院したと知り見舞いを兼ねて会っていた。
そこへ目暮と白鳥も来て連続放火事件の被害があった場所が全て建築家の森谷帝二の設計だと突き止めた。
話を聞こうと森谷の元へ行くことにした。
杉下と松田も同行した。
「コナン君ホントに大丈夫?」
「大丈夫だよ蘭姉ちゃん」
森谷邸に着いた。
杉下とコナンの作戦により連続放火事件の犯人が森谷帝二だと分かり杉下が推理を話した。
「ふふふ…呑気な奴らだ」
「おや?どういう意味でしょう?」
「これで全て解決できたと浮かれているのでな」
「まだ終わっていないとでも?」
「私が抹殺したかった建物はまだ残っている」
「何!?」
「あっ!米花シティビル!」
「なんだと!?米花シティビル!?」
「バブルの影響で建築予算がないからとかで私が目指したシンメトリーにならなかった私の最大にして最低の作品だ!」
「そんな理由で!」
「さて22時まであと1分」
「何かする気か!?」
「そういえば蘭さん」
「え、はい?」
「工藤君との約束はよかったのかね?」
「あっそれは…父に反対されて断念したんです」
「ふふふ…そうか…
なら関係ない人間が死ぬだけだ」
「お前まさか…!!」
「工藤が悔しがる姿が見たかったが…そうか…奴は来ないのか」
「待って下さい!」
「蘭姉ちゃん?」
「米花シティビルにって…今日理彩があそこにはいるんです!!」
「っ!!」
「おい!蘭!
何でそこで理彩が出てくるんだ!?」
「お父さんに反対されたから…日付指定券が無駄になったの!
それを理彩に言ったら知り合いの女性と観に行くって言ってくれたからチケットを譲ったの」
「本当に…あそこに理彩がいるっていうのか!?」
「日付指定だし上映時間も夜からしかないし」
「おい!理彩が誰と行くかとか言ってたか?」
「知り合いの女性としか言ってませんでしたよ松田刑事」
「理彩の知り合いの女性…」
「もしかしたら」
「杉下がそう思うならあの人だろ」
ドガーン
爆発音がする。
窓に駆け寄る。
「あそこは米花シティビルですよ」
「何をしやがった!?」
「残りは全部あそこにある」
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