ラスボスは父親?
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『これはちゃんと色々考えて出した答えなの!!
松田さんからは同棲も結婚も強制じゃないし返事は急がず待つって言われたよ
私が断るための逃げ道まで松田さんはちゃんと用意してくれてた
だけど!自分でよく考えてお母さんにも相談して出した答えなの!!』
「だからってお前な!!」
『お父さんは私にはまだ早いって言いたいの?』
「あぁ!!そうだとも!!
そうじゃなくともお前たちの交際すら俺は認めてねぇんだぞ!!」
『そんなに猛反対しなくてもいいのに…』
「貴方、さっきからうるさいわよ」
妃が止めに入った。
「英理!!だがな!!」
「私達が別居だの好き勝手やっていても理彩は文句も言わずに今まで我慢してきたのよ
それはもちろん蘭にも言えることだけど」
「それとこれとは話が違うだろ!!」
「散々好き勝手してきた私達にこんな時だけ親だからと言って理彩に文句を言う資格があるのかしら?」
「うぐっ」
確かに自分たちは好き勝手やってきた自覚はあるなので娘たちは色々我慢することもあっただろう。
それでもこれは話が別だと小五郎は思った。
「今まで我慢してきた理彩が自分がどうしたいのかを初めてはっきりと私に話してくれたわ
だから私は理彩の気持ちを尊重して許可したのよ」
「それでもな!!
刑事との交際を認めたくねぇし、父親として結婚も同棲も認めたくねぇし許可したくねぇんだ!!」
「頑固親父」
「なんだと!!」
「ちょっとお父さん!!お母さん!!
落ち着いてよ!!」
蘭の言葉も虚しく夫婦の言い争いが白熱したものになってゆく。
松田はこうなると最初から分かっていたが今は妃に任せることにしていた。
理彩は昔を思い出しオロオロしている。
「こんな時だけ都合よく父親面して口出ししないでちょうだい!!
理彩をここまで育って来たのは貴方ではなくこの私よ!!
理彩のことは貴方より私の方が分かっているわ!!」
「なんだと!!」
「理彩にだってちゃんと覚悟くらいあるわよ!!
それでも、大変だと分かっている道を敢えて理彩は歩もうとしているのよ!!
娘の幸せを考えるなら理彩が後悔しないようにやらせてあげなさい!!」
「うぐっ…
だが!!例え俺が許可したとしても本人たちが何と言おうが警察の上層部が反対することだろうな
そうだろ?松田」
小五郎は松田を見てそう言った。
「まぁ、確かに交際届けを出した時点ですでに上から色々言われたし圧はかけられたけどな」
「ほら、みろ」
『じ、陣平さん!?
それ…本当なんですか?』
理彩はそれを聞き心配そうに松田を見た。
「(あれ?さっきまで松田さんって呼んでたのに理彩が今、松田刑事のこと名前で呼んだよね!?)」
蘭はそこに気づいた。
「理彩のせいじゃねぇから気にするな
上層部が俺に圧をかけて来たのは特命係にいたから俺を嫌いなだけだからな」
『でも…』
そう言われると気になるではないか…と思った理彩だった。
「上から出された条件を俺が承諾するなら何も口出しはしないという契約になっているからあまり心配すんな」
『でも条件って…』
何かよくないことでは?と理彩は思ってしまった。
「それは機会があれば今度理彩がその関係者と会った時に話すぜ」
『そうですか…
(ということはもしかして杉下さんにも関係するのかな?)』
「松田、条件だのさっきから何の話をしているんだ?」
「"Need not to Know”」
「っ!!」
松田が言った言葉は警察で使われる隠語だった。
「元刑事の毛利探偵ならこの意味が分かるだろ?」
「だが!!」
「警察組織の上層部ってのは毛利探偵や一般人が思っているほど綺麗じゃねぇんだよ
権力のある上層部の人間ほどな
正義なんてもんは建前にすぎねぇよ」
「っ!!」
「例外はいるが現場の人間は命令には逆らえねぇもんさ
元刑事の毛利探偵にも分かる部分はあるんじゃねぇか?」
「…」
松田の言葉に小五郎は黙った。
現役の刑事だった頃に捜査がいきなり命令で打ち切られたり、違う課がしゃしゃり出てきたことも何度かあった。
命令だからと逆らえなかったことがあったのは事実だ。
もしや、目の前にいるこの刑事もそういう経験を何度かしているのでないかと小五郎はふと思った。
「それについて後で個別に話をしたい
ここで話を皆に聞かせちまうと関係ねぇ奴まで巻き込むんでな」
「…っ!!
お前と理彩の交際とか結婚とかは認めてやらんがそういう話くらいは元刑事として聞いてやる」
「んじゃあ、そういうことで」
何やら男性陣にしか分からない話をしていて女性陣は置いてきぼりだ。
「ねぇ、理彩」
『何?』
その空気を変えようと蘭は理彩に話しかけた。
「話の内容からして爆弾事件の後から松田刑事と交際してたってことでいいんだよね?」
『うん』
「じゃあ、理彩が記憶喪失になった時にはすでに交際していたわけだよね?」
『うん』
松田さんからは同棲も結婚も強制じゃないし返事は急がず待つって言われたよ
私が断るための逃げ道まで松田さんはちゃんと用意してくれてた
だけど!自分でよく考えてお母さんにも相談して出した答えなの!!』
「だからってお前な!!」
『お父さんは私にはまだ早いって言いたいの?』
「あぁ!!そうだとも!!
そうじゃなくともお前たちの交際すら俺は認めてねぇんだぞ!!」
『そんなに猛反対しなくてもいいのに…』
「貴方、さっきからうるさいわよ」
妃が止めに入った。
「英理!!だがな!!」
「私達が別居だの好き勝手やっていても理彩は文句も言わずに今まで我慢してきたのよ
それはもちろん蘭にも言えることだけど」
「それとこれとは話が違うだろ!!」
「散々好き勝手してきた私達にこんな時だけ親だからと言って理彩に文句を言う資格があるのかしら?」
「うぐっ」
確かに自分たちは好き勝手やってきた自覚はあるなので娘たちは色々我慢することもあっただろう。
それでもこれは話が別だと小五郎は思った。
「今まで我慢してきた理彩が自分がどうしたいのかを初めてはっきりと私に話してくれたわ
だから私は理彩の気持ちを尊重して許可したのよ」
「それでもな!!
刑事との交際を認めたくねぇし、父親として結婚も同棲も認めたくねぇし許可したくねぇんだ!!」
「頑固親父」
「なんだと!!」
「ちょっとお父さん!!お母さん!!
落ち着いてよ!!」
蘭の言葉も虚しく夫婦の言い争いが白熱したものになってゆく。
松田はこうなると最初から分かっていたが今は妃に任せることにしていた。
理彩は昔を思い出しオロオロしている。
「こんな時だけ都合よく父親面して口出ししないでちょうだい!!
理彩をここまで育って来たのは貴方ではなくこの私よ!!
理彩のことは貴方より私の方が分かっているわ!!」
「なんだと!!」
「理彩にだってちゃんと覚悟くらいあるわよ!!
それでも、大変だと分かっている道を敢えて理彩は歩もうとしているのよ!!
娘の幸せを考えるなら理彩が後悔しないようにやらせてあげなさい!!」
「うぐっ…
だが!!例え俺が許可したとしても本人たちが何と言おうが警察の上層部が反対することだろうな
そうだろ?松田」
小五郎は松田を見てそう言った。
「まぁ、確かに交際届けを出した時点ですでに上から色々言われたし圧はかけられたけどな」
「ほら、みろ」
『じ、陣平さん!?
それ…本当なんですか?』
理彩はそれを聞き心配そうに松田を見た。
「(あれ?さっきまで松田さんって呼んでたのに理彩が今、松田刑事のこと名前で呼んだよね!?)」
蘭はそこに気づいた。
「理彩のせいじゃねぇから気にするな
上層部が俺に圧をかけて来たのは特命係にいたから俺を嫌いなだけだからな」
『でも…』
そう言われると気になるではないか…と思った理彩だった。
「上から出された条件を俺が承諾するなら何も口出しはしないという契約になっているからあまり心配すんな」
『でも条件って…』
何かよくないことでは?と理彩は思ってしまった。
「それは機会があれば今度理彩がその関係者と会った時に話すぜ」
『そうですか…
(ということはもしかして杉下さんにも関係するのかな?)』
「松田、条件だのさっきから何の話をしているんだ?」
「"Need not to Know”」
「っ!!」
松田が言った言葉は警察で使われる隠語だった。
「元刑事の毛利探偵ならこの意味が分かるだろ?」
「だが!!」
「警察組織の上層部ってのは毛利探偵や一般人が思っているほど綺麗じゃねぇんだよ
権力のある上層部の人間ほどな
正義なんてもんは建前にすぎねぇよ」
「っ!!」
「例外はいるが現場の人間は命令には逆らえねぇもんさ
元刑事の毛利探偵にも分かる部分はあるんじゃねぇか?」
「…」
松田の言葉に小五郎は黙った。
現役の刑事だった頃に捜査がいきなり命令で打ち切られたり、違う課がしゃしゃり出てきたことも何度かあった。
命令だからと逆らえなかったことがあったのは事実だ。
もしや、目の前にいるこの刑事もそういう経験を何度かしているのでないかと小五郎はふと思った。
「それについて後で個別に話をしたい
ここで話を皆に聞かせちまうと関係ねぇ奴まで巻き込むんでな」
「…っ!!
お前と理彩の交際とか結婚とかは認めてやらんがそういう話くらいは元刑事として聞いてやる」
「んじゃあ、そういうことで」
何やら男性陣にしか分からない話をしていて女性陣は置いてきぼりだ。
「ねぇ、理彩」
『何?』
その空気を変えようと蘭は理彩に話しかけた。
「話の内容からして爆弾事件の後から松田刑事と交際してたってことでいいんだよね?」
『うん』
「じゃあ、理彩が記憶喪失になった時にはすでに交際していたわけだよね?」
『うん』