異動は突然に
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「これが文句言わずにいられっか!!」
「何かあったようですね?」
「間もなく警視庁全体に分かることだが、この前のことで責任取って異動しろだとよ」
「おや!僕には何の呼び出しもありませんがねぇ」
「上の奴らは杉下のことが大嫌いだからな
こっからどこにも異動なんかさせねぇよ
あっても減給だけだろ」
「そうですね」
「だから神戸と俺だけらしいな」
「神戸君もですか?」
「そうなんです
大河内さんに一応抗議してみたんですが撤回できないようで…」
神戸はそう言った。
「そうですか…
松田君のことですからそのような話は断りそうですが、君のその荒れ具合からしてそれを承諾したのですか?」
「あぁ」
「おや、珍しいこともあるものですね」
「確かにね」
「承諾する選択しかできなかったってだけだ」
「おや?どういう意味でしょう?」
「さあ?」
「杉下、ちょっと耳貸せ」
「おや?何ですか?」
松田は椅子から立ち上がり杉下の耳元でこう言った。
「(上層部の奴らにいつの間にか俺の弱味を握られていたぜ
理彩との交際まで知られてやがる
俺が命令に従わないのを始めっから想定していたらしく理彩の存在を人質に取られた
異動を承諾しないなら理彩を自殺に偽装して殺すとまで脅された
だから承諾するしか選択肢がなかっただけだぜ)」
「なっ!!」
「??」
内緒話が聞こえていない神戸には松田の言葉に杉下が何に驚いたのかは分からなかった。
「奴らはやると言ったら確実に"それ"を実行する」
「なので承諾するしかなかったと?」
「あぁ」
「彼らのやり方は感心しませんねぇ」
「まぁ、そんだけ奴らは杉下が嫌いでここに1人にさせておきたいんだろうさ」
「すみませんね松田君
その選択しかできずに」
「構わねぇよ」
「そうですか」
「あのー…2人だけで納得してないでもらえません?」
話題についていけない神戸が言った。
「神戸には関係ねぇことだからな」
「そうですね」
「二人とも何だか怪しくないですか!?
え?隠し事ですか?」
「神戸の気のせいなんじゃねぇの」
「そうですね」
話を反らされてしまうのでした。
「これって…スルーされた?」
【辞令
特命係、神戸尊殿
警察庁長官官房付を命じる】
【辞令
特命係、松田陣平殿
警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に転属を命じる
転属により警部補に昇格】
「えー!?」
掲示板の辞令の紙を見て叫んだ人がいた。
「大変大変大変ですよ!!
伊丹先輩!!」
「うるせぇな芹沢」
芹沢は自分の席にいる伊丹を見つけるなり大変だと連呼する。
「掲示板はもう見ましたか!?」
「掲示板?」
「特命係に辞令が出たんですよ!!」
「特命係だと!?」
特命係という単語に伊丹は反応した。
「正確には杉下警部以外の神戸さんと松田にですけど」
「あ?
尊 とグラサン野郎に!?」
「そうなんですよ
神戸さんは警察庁長官官房付に、松田は捜査一課の強行犯係に戻ることになりました」
「はぁ?グラサン野郎が捜査一課の強行犯係に戻るだと!?」
「はい
しかもそれだけじゃないんですよ!!」
「何だ?どうした?」
「松田の階級が警部補に昇格するんですよ!!」
「はぁ?昇格だあ!?
あのグラサン野郎が!?」
「そうなんですよ!!」
「グラサン野郎に先越された」
「ですね」
「おいおい!
見たか?掲示板!!」
そこへ三浦がやって来た。
「知ってる」
「丁度その話をしてたんですよ」
「そうか
驚いたな」
「そうですね」
「えー、本日からうちに異動になった松田陣平君だ
知っている者もいるだろうが数年前に短い期間だがうちにいたことがあるので顔見知りもいるだろうが…」
「紹介はそんくらいでいいだろ
前ん時にも言ったろ?
田舎から出て来た転校生じゃねぇんだからいちいち詳しい説明はいらねぇよ」
目暮の言葉に口を挟む松田。
「いやだが…君を知らない者もいるのが事実なので少しくらい説明せんとだね」
「説明しなくとも特命係にいた時に現場で顔を合わせたことがある連中だらけなんだ
名前くらい知ってんだろう
そんだけで十分だ」
「まぁそうなんだが…」
「本当、変わらないわね松田君」
「確かに」
白鳥と佐藤にそう言われた。
「うるせぇな」
「ごほん!
続けてもいいかね?」
「あぁ」
「それでだ
井関君、君に松田君と組んでもらいたい」
「自分がですか?」
目暮から指名された井関という男性は問う。
「あぁ
松田君は目を離すとすぐ単独行動ばかりするのでなるべく見張っているようにと上から言われているのでよろしく頼むよ」
「見張り?」
「上も色々とガミガミとうるせぇからな
これ以上睨まれたくねぇ」
「それは君次第だろ?」
「まぁ、そうだな」
「松田君は井関君がかつて組んでいた伊達君の同期だ
積もる話もあるだろうが、まぁよろしく頼むよ」
「分かりました」
「井関…
その名前を伊達から聞いたことあるな
教育係だった奴だとな」
「何かあったようですね?」
「間もなく警視庁全体に分かることだが、この前のことで責任取って異動しろだとよ」
「おや!僕には何の呼び出しもありませんがねぇ」
「上の奴らは杉下のことが大嫌いだからな
こっからどこにも異動なんかさせねぇよ
あっても減給だけだろ」
「そうですね」
「だから神戸と俺だけらしいな」
「神戸君もですか?」
「そうなんです
大河内さんに一応抗議してみたんですが撤回できないようで…」
神戸はそう言った。
「そうですか…
松田君のことですからそのような話は断りそうですが、君のその荒れ具合からしてそれを承諾したのですか?」
「あぁ」
「おや、珍しいこともあるものですね」
「確かにね」
「承諾する選択しかできなかったってだけだ」
「おや?どういう意味でしょう?」
「さあ?」
「杉下、ちょっと耳貸せ」
「おや?何ですか?」
松田は椅子から立ち上がり杉下の耳元でこう言った。
「(上層部の奴らにいつの間にか俺の弱味を握られていたぜ
理彩との交際まで知られてやがる
俺が命令に従わないのを始めっから想定していたらしく理彩の存在を人質に取られた
異動を承諾しないなら理彩を自殺に偽装して殺すとまで脅された
だから承諾するしか選択肢がなかっただけだぜ)」
「なっ!!」
「??」
内緒話が聞こえていない神戸には松田の言葉に杉下が何に驚いたのかは分からなかった。
「奴らはやると言ったら確実に"それ"を実行する」
「なので承諾するしかなかったと?」
「あぁ」
「彼らのやり方は感心しませんねぇ」
「まぁ、そんだけ奴らは杉下が嫌いでここに1人にさせておきたいんだろうさ」
「すみませんね松田君
その選択しかできずに」
「構わねぇよ」
「そうですか」
「あのー…2人だけで納得してないでもらえません?」
話題についていけない神戸が言った。
「神戸には関係ねぇことだからな」
「そうですね」
「二人とも何だか怪しくないですか!?
え?隠し事ですか?」
「神戸の気のせいなんじゃねぇの」
「そうですね」
話を反らされてしまうのでした。
「これって…スルーされた?」
【辞令
特命係、神戸尊殿
警察庁長官官房付を命じる】
【辞令
特命係、松田陣平殿
警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に転属を命じる
転属により警部補に昇格】
「えー!?」
掲示板の辞令の紙を見て叫んだ人がいた。
「大変大変大変ですよ!!
伊丹先輩!!」
「うるせぇな芹沢」
芹沢は自分の席にいる伊丹を見つけるなり大変だと連呼する。
「掲示板はもう見ましたか!?」
「掲示板?」
「特命係に辞令が出たんですよ!!」
「特命係だと!?」
特命係という単語に伊丹は反応した。
「正確には杉下警部以外の神戸さんと松田にですけど」
「あ?
「そうなんですよ
神戸さんは警察庁長官官房付に、松田は捜査一課の強行犯係に戻ることになりました」
「はぁ?グラサン野郎が捜査一課の強行犯係に戻るだと!?」
「はい
しかもそれだけじゃないんですよ!!」
「何だ?どうした?」
「松田の階級が警部補に昇格するんですよ!!」
「はぁ?昇格だあ!?
あのグラサン野郎が!?」
「そうなんですよ!!」
「グラサン野郎に先越された」
「ですね」
「おいおい!
見たか?掲示板!!」
そこへ三浦がやって来た。
「知ってる」
「丁度その話をしてたんですよ」
「そうか
驚いたな」
「そうですね」
「えー、本日からうちに異動になった松田陣平君だ
知っている者もいるだろうが数年前に短い期間だがうちにいたことがあるので顔見知りもいるだろうが…」
「紹介はそんくらいでいいだろ
前ん時にも言ったろ?
田舎から出て来た転校生じゃねぇんだからいちいち詳しい説明はいらねぇよ」
目暮の言葉に口を挟む松田。
「いやだが…君を知らない者もいるのが事実なので少しくらい説明せんとだね」
「説明しなくとも特命係にいた時に現場で顔を合わせたことがある連中だらけなんだ
名前くらい知ってんだろう
そんだけで十分だ」
「まぁそうなんだが…」
「本当、変わらないわね松田君」
「確かに」
白鳥と佐藤にそう言われた。
「うるせぇな」
「ごほん!
続けてもいいかね?」
「あぁ」
「それでだ
井関君、君に松田君と組んでもらいたい」
「自分がですか?」
目暮から指名された井関という男性は問う。
「あぁ
松田君は目を離すとすぐ単独行動ばかりするのでなるべく見張っているようにと上から言われているのでよろしく頼むよ」
「見張り?」
「上も色々とガミガミとうるせぇからな
これ以上睨まれたくねぇ」
「それは君次第だろ?」
「まぁ、そうだな」
「松田君は井関君がかつて組んでいた伊達君の同期だ
積もる話もあるだろうが、まぁよろしく頼むよ」
「分かりました」
「井関…
その名前を伊達から聞いたことあるな
教育係だった奴だとな」