異動は突然に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある日、松田は会議室にいた。
そこには何人か人がいた。
「先日は色々とやってくれたもんだ特命係の面々は…」
「あれは神戸の独断だ」
「神戸の独断だろうが何だろうが知ったことではない
これは特命係の連帯責任だ」
「連帯責任ねぇ…」
「神戸に異動命令を出してあるが君にも特命係から違う部署に異動してもらう」
「異動だと!?」
「君は特命係にいつまでもいる必要のない存在だ
君が追っていた爆弾事件も解決してそろそろ君の頭も冷えたことだろうからもう特命係にはいらんから異動だ」
「最初は爆発物処理班に戻す予定だったが、君には事件の解決の推理力があるから以前いた強行犯係に戻すことにした」
「…」
「それと君には忠告しておこう
これ以上は杉下右京に関わるな
自分の身が危なくなるだけだぞ」
「はぁ!?」
「彼は危険すぎるのだよ」
「危険?」
「奴は我々の正義を邪魔をする異物なのだよ」
「特命係にいて散々あんたらの正義とやらのやり口で表沙汰にならず迷宮入りした事件は数知れねぇことは嫌というほど知っている
あんたらの正義ってのは自分たちの都合の悪いことや警察内部の悪事を揉み消すために権力を振りかざすことだろ?
杉下がそれを突き止め真実を明るみにしようとするから危険視しているんだろ?」
「あぁ、そうだ」
「杉下はそれを表沙汰にできなくとも必ず真相に辿り着く奴だ
俺はそのサポートができりゃあそれでいい」
「君は随分杉下から悪影響を受けてしまったらしいな」
「さぁ?
そう思ったことは1度もねぇけど3年もの間そばで行動してれば少なからず似てくるとは思うがな」
「ふんっ、どうやら君を特命係に異動させたこと自体が我々のミスだったようだな」
「そうかよ…」
「有能な君は階級などにこだわりはないのかね?
このまま杉下と行動を共にすると言うのならこれ以上の昇進はさせぬ」
「今は別に階級にこだわりなんてもんねぇし昇進も興味はねぇから考えたことはねぇ」
「君は勿体ないな」
「まったくだ」
「何とでも言え!」
「君がそういう考えならこちらは切り札を使おうか」
「切り札?」
「隠しているようだが密かに交際している未成年の少女がいるね」
「っ!!」
「警察としてそれはアウトだと思うんだがね
彼女の身辺調査を極秘でさせてもらった結果、別居している彼女の父親と双子の姉に問題があると我々は判断した」
「っ!!まさか!
数ヵ月前の傷害事件と毛利探偵が刑事時代に拳銃で発砲したってやつか!?」
「ほぉー、君はそれらのことを知っていたのか?」
「毛利探偵のは、あの事件の目撃者でもある本人からその時の話を直接聞いたことがあるからな
双子の姉が起こした傷害のことも知っている」
「そうか
毛利小五郎は普段から探偵として事件解決のために我々警察に協力してくれていたことはありがたいが、やはり家族にそういう経歴がいるのが問題なのだよ」
「そうかよ」
「それから、未成年との交際に関して君たちがお互いに納得していようが何だろうが、君にあらぬ疑いをかけて君をクビにするくらい我々には容易いのだよ」
ダンっ!!
「脅しのつもりかよ!!」
松田は机を叩き相手を睨み付ける。
「さあ?どうだろうね
だが君の返答次第では彼女を自殺に偽装して殺害するなど我々にとっては容易いということだけははっきりしている」
「…っ…」
松田は言われた言葉に握り拳を作る。
「君はこの言葉の意味が分からない馬鹿ではないだろ?
杉下の元でこのまま特命係にいたいというのなら我々は今言ったことをすぐにでも実行できる
自分の正義を取るか彼女を失うことになるかをよく考えて良い返事がもらえるといいのだがね」
「っ!!」
松田は握った拳に余計に力が加わる。
「…分かった…」
数秒考えたのち松田はそう言った。
「要求の通りに異動を承諾してやる!!
だがあいつに何かしてみろ!!
そん時はただじゃおかねぇ!!
それだけは覚えとけ!!」
「そうか
良い返事をありがとう松田君」
「なぁ…こっちからも1つ要求していいか?」
「内容によるが?」
「今まで特命係で杉下とは別行動することも多く個別で捜査していたからな
強行犯係に戻ってもその癖が困ったことに抜けそうにねぇからたまにでいいが単独で行動することは許可してくれ
そういう融通が効くのなら文句は何も言わねぇ」
「仕方ないな
君は我々の要求を飲んでくれるようだし単独行動しても構わないが、一応お目付け役程度にペアは組ませるように強行犯係には注文をつけておこう」
「…仕方ねぇな…分かった」
「我々の提案に承諾してくれた君に褒美として特例で警部補に昇進させてあげよう
だが、今後これ以上の昇進は君が殉職しない限りはないがね」
「刑事でいられるなら何でもいい」
「そうか
辞令は神戸の分と同じく明日交付する」
「分かった」
特命係に戻って来た松田。
「っ~!!くそっ!!」
椅子に座るなり頭を掻いてそう叫んだ。
「おやおや?
荒れていますね松田君」
のんびり紅茶を飲んでいた杉下は松田の様子に声をかけた。
そこには何人か人がいた。
「先日は色々とやってくれたもんだ特命係の面々は…」
「あれは神戸の独断だ」
「神戸の独断だろうが何だろうが知ったことではない
これは特命係の連帯責任だ」
「連帯責任ねぇ…」
「神戸に異動命令を出してあるが君にも特命係から違う部署に異動してもらう」
「異動だと!?」
「君は特命係にいつまでもいる必要のない存在だ
君が追っていた爆弾事件も解決してそろそろ君の頭も冷えたことだろうからもう特命係にはいらんから異動だ」
「最初は爆発物処理班に戻す予定だったが、君には事件の解決の推理力があるから以前いた強行犯係に戻すことにした」
「…」
「それと君には忠告しておこう
これ以上は杉下右京に関わるな
自分の身が危なくなるだけだぞ」
「はぁ!?」
「彼は危険すぎるのだよ」
「危険?」
「奴は我々の正義を邪魔をする異物なのだよ」
「特命係にいて散々あんたらの正義とやらのやり口で表沙汰にならず迷宮入りした事件は数知れねぇことは嫌というほど知っている
あんたらの正義ってのは自分たちの都合の悪いことや警察内部の悪事を揉み消すために権力を振りかざすことだろ?
杉下がそれを突き止め真実を明るみにしようとするから危険視しているんだろ?」
「あぁ、そうだ」
「杉下はそれを表沙汰にできなくとも必ず真相に辿り着く奴だ
俺はそのサポートができりゃあそれでいい」
「君は随分杉下から悪影響を受けてしまったらしいな」
「さぁ?
そう思ったことは1度もねぇけど3年もの間そばで行動してれば少なからず似てくるとは思うがな」
「ふんっ、どうやら君を特命係に異動させたこと自体が我々のミスだったようだな」
「そうかよ…」
「有能な君は階級などにこだわりはないのかね?
このまま杉下と行動を共にすると言うのならこれ以上の昇進はさせぬ」
「今は別に階級にこだわりなんてもんねぇし昇進も興味はねぇから考えたことはねぇ」
「君は勿体ないな」
「まったくだ」
「何とでも言え!」
「君がそういう考えならこちらは切り札を使おうか」
「切り札?」
「隠しているようだが密かに交際している未成年の少女がいるね」
「っ!!」
「警察としてそれはアウトだと思うんだがね
彼女の身辺調査を極秘でさせてもらった結果、別居している彼女の父親と双子の姉に問題があると我々は判断した」
「っ!!まさか!
数ヵ月前の傷害事件と毛利探偵が刑事時代に拳銃で発砲したってやつか!?」
「ほぉー、君はそれらのことを知っていたのか?」
「毛利探偵のは、あの事件の目撃者でもある本人からその時の話を直接聞いたことがあるからな
双子の姉が起こした傷害のことも知っている」
「そうか
毛利小五郎は普段から探偵として事件解決のために我々警察に協力してくれていたことはありがたいが、やはり家族にそういう経歴がいるのが問題なのだよ」
「そうかよ」
「それから、未成年との交際に関して君たちがお互いに納得していようが何だろうが、君にあらぬ疑いをかけて君をクビにするくらい我々には容易いのだよ」
ダンっ!!
「脅しのつもりかよ!!」
松田は机を叩き相手を睨み付ける。
「さあ?どうだろうね
だが君の返答次第では彼女を自殺に偽装して殺害するなど我々にとっては容易いということだけははっきりしている」
「…っ…」
松田は言われた言葉に握り拳を作る。
「君はこの言葉の意味が分からない馬鹿ではないだろ?
杉下の元でこのまま特命係にいたいというのなら我々は今言ったことをすぐにでも実行できる
自分の正義を取るか彼女を失うことになるかをよく考えて良い返事がもらえるといいのだがね」
「っ!!」
松田は握った拳に余計に力が加わる。
「…分かった…」
数秒考えたのち松田はそう言った。
「要求の通りに異動を承諾してやる!!
だがあいつに何かしてみろ!!
そん時はただじゃおかねぇ!!
それだけは覚えとけ!!」
「そうか
良い返事をありがとう松田君」
「なぁ…こっちからも1つ要求していいか?」
「内容によるが?」
「今まで特命係で杉下とは別行動することも多く個別で捜査していたからな
強行犯係に戻ってもその癖が困ったことに抜けそうにねぇからたまにでいいが単独で行動することは許可してくれ
そういう融通が効くのなら文句は何も言わねぇ」
「仕方ないな
君は我々の要求を飲んでくれるようだし単独行動しても構わないが、一応お目付け役程度にペアは組ませるように強行犯係には注文をつけておこう」
「…仕方ねぇな…分かった」
「我々の提案に承諾してくれた君に褒美として特例で警部補に昇進させてあげよう
だが、今後これ以上の昇進は君が殉職しない限りはないがね」
「刑事でいられるなら何でもいい」
「そうか
辞令は神戸の分と同じく明日交付する」
「分かった」
特命係に戻って来た松田。
「っ~!!くそっ!!」
椅子に座るなり頭を掻いてそう叫んだ。
「おやおや?
荒れていますね松田君」
のんびり紅茶を飲んでいた杉下は松田の様子に声をかけた。