瞳の中の暗殺者(おまけ)
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翌日、学校で唯と手塚にクッキーを渡した。
記憶が戻ったことを伝えクッキーを渡すと二人はかなり喜んでくれた。
放課後、警視庁に行く前に佐藤が入院している病院に行った。
コンコン
「はい?」
中に入る。
『佐藤さんっ』
理彩は中に入るなりベッドの佐藤にギュッと抱きつく。
「理彩ちゃん!」
『佐藤さんっ!ごめんなさい!!
あの時…私が懐中電灯なんて持たなければ…』
「いいのよ!
理彩ちゃんのせいじゃないわ!
その懐中電灯の明かりのおかげで犯人が持つ拳銃に気付けたんだから!
そうじゃなきゃ暗闇の中で拳銃に気付かずに私たちは死んでたかもしれないわ」
佐藤は理彩を落ち着かせるように背中をなでた。
『佐藤さん…』
「由美たちから聞いたわ
その出来事のせいで理彩ちゃんが記憶喪失になってしまったって」
『はい…
佐藤さんが撃たれたのは自分のせいなんだって自分をかなり責めたんです…
血を見て…トラウマもあって…
精神的ショックが強くて…何も覚えていなかったです
色々あったけど記憶は戻りました』
「そうだったのね…」
『私…実は…血以外にも拳銃がダメなんです』
「拳銃がダメって初耳よ!?
理彩ちゃんどういうこと?」
『お父さんがまだ刑事だった頃にお父さんに着替えの荷物を届けに行くお母さんとよく私と蘭も一緒にお父さんに会いに警察まで行っていたんですけど
ある日…荷物を届けに行くと警察で事件が起きました
取調していた容疑者がトイレで同行していた警官から隙をついて拳銃を奪いトイレから出て来たんです
たまたま近くにいたお母さんが人質になってしまって…』
「そんなことがあったのね…」
『私と蘭は突然のことにびっくりして動けなかったけど犯人の拳銃に気付いた目暮さんが守ってくれていたんです
けど…
だからその日の出来事から拳銃は苦手なんです』
「だから事件が起きた時に拳銃のせいで理彩ちゃんは動けなかったのね?」
『はい…黙っていてすみません…
拳銃なんてなかなか見る機会なんてないから大丈夫だと思っていたので…』
「まぁそうよね
ちなみにそのことを知っているのは?」
『両親とその事件が起きた時にいた松本さんと目暮さん
私が自分からそのことを話したのは松田さんと杉下さんだけです
佐藤さんを入れて8人かな?』
実は今回の事件でコナンと7係の三人がその事件のことを知ってしまったのを理彩は知らなかった。
「特命係にだけ理彩ちゃんは自分から話したの?」
『はい
松田さんには以前血が苦手なことを話してはいたんですけど、事件で知り合った杉下さんにその事件の話を聞かれ話しました
お二人はそのせいで私が血が苦手になったのかって納得してました』
「そうだったのね」
『あっ、そうだ!
はい!これを佐藤さんに』
「クッキー?しかも手作り!?」
『助けてもらったからお見舞いにって思って作ってみたんです
退院するくらいまで長持ちはしないけど…小腹がすいた時にちょうどいいかなって』
「ありがとうね!
じゃあその袋は?」
『これから警視庁に寄ってお世話になった人たちに渡そうと思って!
あっ!でも早くしないと特命係は帰っちゃうかも!
佐藤さん!ゆっくり休んで下さいね』
「ええ、ありがとう」
慌てて警視庁に急ぐ。
一応メールで松田に警視庁にまだいるか聞きながら警視庁を目指した。
警視庁に到着した理彩は受付で特命係の松田への面会をお願いした。
受付の人はすぐ特命係に連絡を入れてくれたようで数分で松田がやってきた。
「待たせたな」
『大丈夫です
でも忙しくはないですか?』
「特命は暇してるからちょうどよかったぜ」
『ならよかった』
「特命のところでいいか?」
『はい!』
特命係の部屋に向かった。
「杉下、神戸、お客さん連れてきたぜ」
「お客さん?」
『こんにちは』
「おや?理彩さん!
いらっしゃいませ」
「制服ってことはもう大丈夫なの?」
『はい!
昨日は念のためにお休みさせてもらいましたけど今日から普通に学校に行ってます』
「そっか」
「今日はどうかしたのか?」
松田が理彩に問う。
『事件でお世話になったからお礼にと思ってクッキー作ってみたのです
だから届けに来たんです』
「なるほどな」
渡しながら味の説明をしていく。
『えっと…杉下さんは紅茶好きなので紅茶を使ったアレンジ、
コーヒー派の松田さんにはコーヒー味、
神戸さんはプレーン味とコーヒー味のにしてみたのです』
「ありがとうございます」
「サンキューな」
「ありがとう
でも、こんなに種類作って大変じゃなかったの?」
記憶が戻ったことを伝えクッキーを渡すと二人はかなり喜んでくれた。
放課後、警視庁に行く前に佐藤が入院している病院に行った。
コンコン
「はい?」
中に入る。
『佐藤さんっ』
理彩は中に入るなりベッドの佐藤にギュッと抱きつく。
「理彩ちゃん!」
『佐藤さんっ!ごめんなさい!!
あの時…私が懐中電灯なんて持たなければ…』
「いいのよ!
理彩ちゃんのせいじゃないわ!
その懐中電灯の明かりのおかげで犯人が持つ拳銃に気付けたんだから!
そうじゃなきゃ暗闇の中で拳銃に気付かずに私たちは死んでたかもしれないわ」
佐藤は理彩を落ち着かせるように背中をなでた。
『佐藤さん…』
「由美たちから聞いたわ
その出来事のせいで理彩ちゃんが記憶喪失になってしまったって」
『はい…
佐藤さんが撃たれたのは自分のせいなんだって自分をかなり責めたんです…
血を見て…トラウマもあって…
精神的ショックが強くて…何も覚えていなかったです
色々あったけど記憶は戻りました』
「そうだったのね…」
『私…実は…血以外にも拳銃がダメなんです』
「拳銃がダメって初耳よ!?
理彩ちゃんどういうこと?」
『お父さんがまだ刑事だった頃にお父さんに着替えの荷物を届けに行くお母さんとよく私と蘭も一緒にお父さんに会いに警察まで行っていたんですけど
ある日…荷物を届けに行くと警察で事件が起きました
取調していた容疑者がトイレで同行していた警官から隙をついて拳銃を奪いトイレから出て来たんです
たまたま近くにいたお母さんが人質になってしまって…』
「そんなことがあったのね…」
『私と蘭は突然のことにびっくりして動けなかったけど犯人の拳銃に気付いた目暮さんが守ってくれていたんです
けど…
だからその日の出来事から拳銃は苦手なんです』
「だから事件が起きた時に拳銃のせいで理彩ちゃんは動けなかったのね?」
『はい…黙っていてすみません…
拳銃なんてなかなか見る機会なんてないから大丈夫だと思っていたので…』
「まぁそうよね
ちなみにそのことを知っているのは?」
『両親とその事件が起きた時にいた松本さんと目暮さん
私が自分からそのことを話したのは松田さんと杉下さんだけです
佐藤さんを入れて8人かな?』
実は今回の事件でコナンと7係の三人がその事件のことを知ってしまったのを理彩は知らなかった。
「特命係にだけ理彩ちゃんは自分から話したの?」
『はい
松田さんには以前血が苦手なことを話してはいたんですけど、事件で知り合った杉下さんにその事件の話を聞かれ話しました
お二人はそのせいで私が血が苦手になったのかって納得してました』
「そうだったのね」
『あっ、そうだ!
はい!これを佐藤さんに』
「クッキー?しかも手作り!?」
『助けてもらったからお見舞いにって思って作ってみたんです
退院するくらいまで長持ちはしないけど…小腹がすいた時にちょうどいいかなって』
「ありがとうね!
じゃあその袋は?」
『これから警視庁に寄ってお世話になった人たちに渡そうと思って!
あっ!でも早くしないと特命係は帰っちゃうかも!
佐藤さん!ゆっくり休んで下さいね』
「ええ、ありがとう」
慌てて警視庁に急ぐ。
一応メールで松田に警視庁にまだいるか聞きながら警視庁を目指した。
警視庁に到着した理彩は受付で特命係の松田への面会をお願いした。
受付の人はすぐ特命係に連絡を入れてくれたようで数分で松田がやってきた。
「待たせたな」
『大丈夫です
でも忙しくはないですか?』
「特命は暇してるからちょうどよかったぜ」
『ならよかった』
「特命のところでいいか?」
『はい!』
特命係の部屋に向かった。
「杉下、神戸、お客さん連れてきたぜ」
「お客さん?」
『こんにちは』
「おや?理彩さん!
いらっしゃいませ」
「制服ってことはもう大丈夫なの?」
『はい!
昨日は念のためにお休みさせてもらいましたけど今日から普通に学校に行ってます』
「そっか」
「今日はどうかしたのか?」
松田が理彩に問う。
『事件でお世話になったからお礼にと思ってクッキー作ってみたのです
だから届けに来たんです』
「なるほどな」
渡しながら味の説明をしていく。
『えっと…杉下さんは紅茶好きなので紅茶を使ったアレンジ、
コーヒー派の松田さんにはコーヒー味、
神戸さんはプレーン味とコーヒー味のにしてみたのです』
「ありがとうございます」
「サンキューな」
「ありがとう
でも、こんなに種類作って大変じゃなかったの?」