瞳の中の暗殺者③
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理彩はそのあとは何も聞こえなくなり気にしなかった。
「理彩姉ちゃん大丈夫?」
観覧車を降りた後、コナンは理彩にベンチで休もうと提案した。
『ちょっと疲れたみたい…
目の前が…グルグル…してて…』
「続けてアトラクションに乗ったからだね」
「ちょっと待ってて!飲み物買ってくるから」
蘭と高木が自販機に飲み物を買いに行った。
コナンは伊丹に話しかけた。
「もしかすると理彩姉ちゃん…
あの観覧車での爆弾事件のことを思い出しちゃったかもしれない」
「どういうことだ?ガキ」
「伊丹刑事は乗らなかったけど…乗っていたら頂上あたりで理彩姉ちゃんが頭を少し抱えたんだ
頭痛に耐えていたみたい」
「頂上か…それはあり得るな」
「でも…どうして頂上で?
それまで平気だったよ!?」
「ガキはあの日の爆弾事件で嬢ちゃんが巻き込まれたっていう事後報告しか聞いてねぇだろうけどな
観覧車で嬢ちゃんと松田が乗ったゴンドラが爆発のせいで止まったのが頂上だったんだ」
「えっ!?」
「もしかすると…思い出したかもな
他には何かあったか?
高いのを怖がったとか?」
「頭痛の言い訳として高いのが怖いかもって言ってはいたけど…そんな感じには見えなかったよ
高い場所が苦手なおじさんはぎゃーぎゃー騒いで蘭姉ちゃんが苦笑いしてたけどね」
「実はあの爆弾事件の後…
グラサンと杉下警部の特命係の2人が気にしてたんだよ
嬢ちゃんのトラウマが増えたかもって心配してんだよ」
「トラウマ?血と拳銃以外ってこと?」
「高い場所や狭い場所が苦手になるかもって話していたからな」
「そっか…そうだよね…
そんな事件があったら…」
「ちょっと様子見てみるか」
「分かった」
蘭と高木が戻ってきた。
「お待たせ!」
蘭は缶を渡した。
『ありがとう蘭さん』
受け取る。
【『はぅっ』
「喉乾いたろ?」
ピタッと頬に冷たい缶が当たる。
『松田さん!普通に渡してくださいよ!
びっくりしたじゃないですか!!』】
また突然幻影が現れ声がした。
ちゃんと今度は松田という名前まで自分が言っていた。
『(やっぱり私…前にここに来てるんだ…あの松田さんと)』
夜に改めて携帯の画像を見ていてそこにトロピカルランドの城がバックに二人の画像があったから今日来たら確かめてみようと理彩は思っていたが今ので確信した。
ジュースを飲んでいると目の前にふと影ができた。
見上げるとマスコットがいた。
『?』
「理彩さん!危ない!」
ここにいるはずのない子供の声がした。
それはコナンの友達の光彦だった。
「は?」
小五郎は光彦の声で理彩の目の前にいるマスコットに気づいた。
マスコットはまずいと思ったのか走って行った。
コナンの友達たちがマスコットを追いかけて行く。
「何であいつらがいるんだよ!?」
「これに決まってるでしょう?江戸川君」
灰原がメガネをコナンに近寄って見せた。
「灰原…おめぇもいたのかよ!?
追跡メガネの予備だなそれ!」
「そうよ!
あの子たちが理彩さんを守るんだって博士にどうしたらいいかって相談に来たのよ
そしたら博士がいいものあるってあの子たちに色々渡して…
後を追いかけるにはこのメガネが必要だって持ってきたのよ
一応悪用しないように私が持ってるけどね」
「お前が持ってる時点で何か怖いぜ」
「あら?どういう意味かしら?」
「何でも…ない…です」
なぜか灰原には逆らってはいけないとコナンは思った。
なんてやっている間にマスコットは子供たちが捕まえ動けなくなっていて小五郎がマスコットの頭を取り中の人の顔を見た。
「お前は…友成真!?」
そうそれは容疑者の1人として浮上している友成真という人物だった。
「お前何を持っている!」
小五郎が見たのはナイフだった。
高木が手錠をした。
「おい高木!連行してすべて吐かせるぞ!」
「はい!」
「さすが元刑事だな
気迫があるな」
友成真を高木と伊丹が駐車場の方へと連行していく。
「理彩!もう大丈夫だからな!
もう狙われる心配はねぇ!
あとは久しぶりに姉妹でゆっくり楽しんでこい」
「分かった!」
「理彩もそうすれば何か思い出したりするかもしれねぇからな」
『はい…あ…お父さん?』
「いいんだよ!
思い出したらそう呼んでくれ」
『はいっ』
小五郎は刑事たちと去っていく。
「(本当にこれで終わったのか?
まだ何かあるんじゃ…)」
コナンはあまりに簡単に逮捕できたことにまだ終わっていないのではないかという予感がした。
理彩たちはまだ回っていないアトラクションを楽しんだ。
コナンは後から松田の連絡でその予感が当たったことを知るのだった。
「理彩姉ちゃん大丈夫?」
観覧車を降りた後、コナンは理彩にベンチで休もうと提案した。
『ちょっと疲れたみたい…
目の前が…グルグル…してて…』
「続けてアトラクションに乗ったからだね」
「ちょっと待ってて!飲み物買ってくるから」
蘭と高木が自販機に飲み物を買いに行った。
コナンは伊丹に話しかけた。
「もしかすると理彩姉ちゃん…
あの観覧車での爆弾事件のことを思い出しちゃったかもしれない」
「どういうことだ?ガキ」
「伊丹刑事は乗らなかったけど…乗っていたら頂上あたりで理彩姉ちゃんが頭を少し抱えたんだ
頭痛に耐えていたみたい」
「頂上か…それはあり得るな」
「でも…どうして頂上で?
それまで平気だったよ!?」
「ガキはあの日の爆弾事件で嬢ちゃんが巻き込まれたっていう事後報告しか聞いてねぇだろうけどな
観覧車で嬢ちゃんと松田が乗ったゴンドラが爆発のせいで止まったのが頂上だったんだ」
「えっ!?」
「もしかすると…思い出したかもな
他には何かあったか?
高いのを怖がったとか?」
「頭痛の言い訳として高いのが怖いかもって言ってはいたけど…そんな感じには見えなかったよ
高い場所が苦手なおじさんはぎゃーぎゃー騒いで蘭姉ちゃんが苦笑いしてたけどね」
「実はあの爆弾事件の後…
グラサンと杉下警部の特命係の2人が気にしてたんだよ
嬢ちゃんのトラウマが増えたかもって心配してんだよ」
「トラウマ?血と拳銃以外ってこと?」
「高い場所や狭い場所が苦手になるかもって話していたからな」
「そっか…そうだよね…
そんな事件があったら…」
「ちょっと様子見てみるか」
「分かった」
蘭と高木が戻ってきた。
「お待たせ!」
蘭は缶を渡した。
『ありがとう蘭さん』
受け取る。
【『はぅっ』
「喉乾いたろ?」
ピタッと頬に冷たい缶が当たる。
『松田さん!普通に渡してくださいよ!
びっくりしたじゃないですか!!』】
また突然幻影が現れ声がした。
ちゃんと今度は松田という名前まで自分が言っていた。
『(やっぱり私…前にここに来てるんだ…あの松田さんと)』
夜に改めて携帯の画像を見ていてそこにトロピカルランドの城がバックに二人の画像があったから今日来たら確かめてみようと理彩は思っていたが今ので確信した。
ジュースを飲んでいると目の前にふと影ができた。
見上げるとマスコットがいた。
『?』
「理彩さん!危ない!」
ここにいるはずのない子供の声がした。
それはコナンの友達の光彦だった。
「は?」
小五郎は光彦の声で理彩の目の前にいるマスコットに気づいた。
マスコットはまずいと思ったのか走って行った。
コナンの友達たちがマスコットを追いかけて行く。
「何であいつらがいるんだよ!?」
「これに決まってるでしょう?江戸川君」
灰原がメガネをコナンに近寄って見せた。
「灰原…おめぇもいたのかよ!?
追跡メガネの予備だなそれ!」
「そうよ!
あの子たちが理彩さんを守るんだって博士にどうしたらいいかって相談に来たのよ
そしたら博士がいいものあるってあの子たちに色々渡して…
後を追いかけるにはこのメガネが必要だって持ってきたのよ
一応悪用しないように私が持ってるけどね」
「お前が持ってる時点で何か怖いぜ」
「あら?どういう意味かしら?」
「何でも…ない…です」
なぜか灰原には逆らってはいけないとコナンは思った。
なんてやっている間にマスコットは子供たちが捕まえ動けなくなっていて小五郎がマスコットの頭を取り中の人の顔を見た。
「お前は…友成真!?」
そうそれは容疑者の1人として浮上している友成真という人物だった。
「お前何を持っている!」
小五郎が見たのはナイフだった。
高木が手錠をした。
「おい高木!連行してすべて吐かせるぞ!」
「はい!」
「さすが元刑事だな
気迫があるな」
友成真を高木と伊丹が駐車場の方へと連行していく。
「理彩!もう大丈夫だからな!
もう狙われる心配はねぇ!
あとは久しぶりに姉妹でゆっくり楽しんでこい」
「分かった!」
「理彩もそうすれば何か思い出したりするかもしれねぇからな」
『はい…あ…お父さん?』
「いいんだよ!
思い出したらそう呼んでくれ」
『はいっ』
小五郎は刑事たちと去っていく。
「(本当にこれで終わったのか?
まだ何かあるんじゃ…)」
コナンはあまりに簡単に逮捕できたことにまだ終わっていないのではないかという予感がした。
理彩たちはまだ回っていないアトラクションを楽しんだ。
コナンは後から松田の連絡でその予感が当たったことを知るのだった。