瞳の中の暗殺者③
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「記憶がなくても理彩は私の大好きな親友だよ」
『唯さん…』
「唯って呼んでくれると嬉しいな
いつも理彩はそう呼んでいたから」
『頑張ってみます…でもまだこの呼び方が限界で…ごめんなさい…』
「大丈夫だよ!気にしないで!!」
「唯…お前が呼び方に注文つけて焦らせるから毛利が困ってんだろ!」
「え…困ってた?」
『え…あ…そんなことは…ないかと?』
「無理するなよ」
「うざかったらうざいって言ってよ?
理彩」
「うざい」
「何で徹が言うのよ!?
私は理彩に言っただけなのに…」
「そうか?
うざかったらうざいって言ってってお前が言ったから言っただけなのによぉ…」
『ふふっ』
「「「「!?」」」」
『あ…ごめんなさい…
お二人の会話が面白かったから…何か笑えてしまって…』
「いいんだよ!
それにそれが私たちが知ってるいつもの理彩の姿だもん」
『え?』
「そうだな
俺と唯がバカやってんのをそばで苦笑いしながらもニコニコしてんのが毛利だもんな」
「そうだよねあんたら」
「(確かに中学の時に手塚と吉野のこのやりとりに俺と理彩は毎度苦笑いしていたよな
高校生になってからだと手塚とは交流があったが吉野とはたまにしか会ってなかったからな
何か懐かしいな)」
コナンは少し懐かしい気分になった。
少し談笑して園子たちは帰って行った。
理彩は早速推理小説の闇の男爵シリーズを読み始めた。
横からコナンが犯人やトリックを言うのでネタバレしないでと理彩はコナンに言うこともあった。
翌日、気晴らしにと銀座にでも行こうということになり理彩、英理、蘭、コナンと護衛には高木と伊丹がついていた。
駅で電車を待っていた。
「電車が来たわよ」
黄色い線の内側まで下がって待った。
ダンッ
『……っ!?』
急に背後から誰かに押され転びそうになる理彩。
しかも勢いがありホーム下の線路へ落ちそうな勢いで理彩の体は傾く。
「理彩!?」
「え!?」
「危ない!!」
「えっ」
「なっ何!?」
コナンたちは突然の出来事に慌て出す。
すぐにコナンが落ちかけている理彩の手を掴み、そのコナンに気づいた蘭も支える。
「伊丹刑事!高木刑事!手を貸して!!」
「あっはい!」
「おぅ!」
伊丹と高木も加わる。
なんとか電車に轢かれずにすんだ。
「理彩!?大丈夫!?」
『はあはあ…っ…い…や…
ヒューヒュー』
突然の出来事に理彩はパニックになり過呼吸を起こしていた。
「ゆっくり…ゆっくり呼吸しましょう」
英理は理彩の背中を擦ってゆっくり呼吸するように促す。
「蘭、米花薬師野病院へ連絡してちょうだい」
「分かった」
その間にコナンは高木と伊丹とまわりを見たが怪しい人物はいなかった。
「逃げられたな」
「はい…」
タクシーで先に英理と理彩は病院に向かいコナンたちは後から芹沢が運転する車で病院へ向かった。
タクシーの中でも理彩は呼吸は少し落ち着いたものの震えていた。
ただただ英理は大丈夫よと声をかけるしかできなかった。
知らせを聞いた小五郎と目暮がかけつけた。
「理彩!?」
小五郎が病室に慌ててやってきた。
「しぃーっ!今、鎮静剤のおかげで落ち着いたところだから寝かせてあげて」
「理彩は大丈夫なのか?」
「ギリギリ間に合って怪我はしていないから大丈夫よ」
「ですが…このことがきっかけで記憶を取り戻すのが怖くなるかもしれません
外出も怖くなるかもしれません
そこが心配です」
診察した風戸先生がそう言った。
「高木!どこに目をつけていた!?」
「すみません…」
「突然の出来事だったからな
俺も監視を怠った
高木だけを責めないでくれ探偵さんよ」
「伊丹さん」
「すまねぇ…突然の出来事に…こっちも冷静じゃなかった」
小五郎は二人に謝った。
「しかし…これではっきりしたな
理彩君は佐藤君が撃たれた時に犯人の顔を見ているということがな」
「グラサン(松田)と杉下警部の勘が的中か」
「杉下警部と松田君かね?
二人が何か?」
「あの二人はホテルでの事件発生の直後から嬢ちゃんがもしかしたら犯人の顔を見ているかもしれないと考えていた
そして狙われる可能性も考えて俺たち7係に応援を頼んできたからな」
「そうか…何がなんでも理彩君を守るんだ」
「はい!!」
「(守るだけではダメだ!
こっちからも攻めないと!)」
コナンはそう思った。
『唯さん…』
「唯って呼んでくれると嬉しいな
いつも理彩はそう呼んでいたから」
『頑張ってみます…でもまだこの呼び方が限界で…ごめんなさい…』
「大丈夫だよ!気にしないで!!」
「唯…お前が呼び方に注文つけて焦らせるから毛利が困ってんだろ!」
「え…困ってた?」
『え…あ…そんなことは…ないかと?』
「無理するなよ」
「うざかったらうざいって言ってよ?
理彩」
「うざい」
「何で徹が言うのよ!?
私は理彩に言っただけなのに…」
「そうか?
うざかったらうざいって言ってってお前が言ったから言っただけなのによぉ…」
『ふふっ』
「「「「!?」」」」
『あ…ごめんなさい…
お二人の会話が面白かったから…何か笑えてしまって…』
「いいんだよ!
それにそれが私たちが知ってるいつもの理彩の姿だもん」
『え?』
「そうだな
俺と唯がバカやってんのをそばで苦笑いしながらもニコニコしてんのが毛利だもんな」
「そうだよねあんたら」
「(確かに中学の時に手塚と吉野のこのやりとりに俺と理彩は毎度苦笑いしていたよな
高校生になってからだと手塚とは交流があったが吉野とはたまにしか会ってなかったからな
何か懐かしいな)」
コナンは少し懐かしい気分になった。
少し談笑して園子たちは帰って行った。
理彩は早速推理小説の闇の男爵シリーズを読み始めた。
横からコナンが犯人やトリックを言うのでネタバレしないでと理彩はコナンに言うこともあった。
翌日、気晴らしにと銀座にでも行こうということになり理彩、英理、蘭、コナンと護衛には高木と伊丹がついていた。
駅で電車を待っていた。
「電車が来たわよ」
黄色い線の内側まで下がって待った。
ダンッ
『……っ!?』
急に背後から誰かに押され転びそうになる理彩。
しかも勢いがありホーム下の線路へ落ちそうな勢いで理彩の体は傾く。
「理彩!?」
「え!?」
「危ない!!」
「えっ」
「なっ何!?」
コナンたちは突然の出来事に慌て出す。
すぐにコナンが落ちかけている理彩の手を掴み、そのコナンに気づいた蘭も支える。
「伊丹刑事!高木刑事!手を貸して!!」
「あっはい!」
「おぅ!」
伊丹と高木も加わる。
なんとか電車に轢かれずにすんだ。
「理彩!?大丈夫!?」
『はあはあ…っ…い…や…
ヒューヒュー』
突然の出来事に理彩はパニックになり過呼吸を起こしていた。
「ゆっくり…ゆっくり呼吸しましょう」
英理は理彩の背中を擦ってゆっくり呼吸するように促す。
「蘭、米花薬師野病院へ連絡してちょうだい」
「分かった」
その間にコナンは高木と伊丹とまわりを見たが怪しい人物はいなかった。
「逃げられたな」
「はい…」
タクシーで先に英理と理彩は病院に向かいコナンたちは後から芹沢が運転する車で病院へ向かった。
タクシーの中でも理彩は呼吸は少し落ち着いたものの震えていた。
ただただ英理は大丈夫よと声をかけるしかできなかった。
知らせを聞いた小五郎と目暮がかけつけた。
「理彩!?」
小五郎が病室に慌ててやってきた。
「しぃーっ!今、鎮静剤のおかげで落ち着いたところだから寝かせてあげて」
「理彩は大丈夫なのか?」
「ギリギリ間に合って怪我はしていないから大丈夫よ」
「ですが…このことがきっかけで記憶を取り戻すのが怖くなるかもしれません
外出も怖くなるかもしれません
そこが心配です」
診察した風戸先生がそう言った。
「高木!どこに目をつけていた!?」
「すみません…」
「突然の出来事だったからな
俺も監視を怠った
高木だけを責めないでくれ探偵さんよ」
「伊丹さん」
「すまねぇ…突然の出来事に…こっちも冷静じゃなかった」
小五郎は二人に謝った。
「しかし…これではっきりしたな
理彩君は佐藤君が撃たれた時に犯人の顔を見ているということがな」
「グラサン(松田)と杉下警部の勘が的中か」
「杉下警部と松田君かね?
二人が何か?」
「あの二人はホテルでの事件発生の直後から嬢ちゃんがもしかしたら犯人の顔を見ているかもしれないと考えていた
そして狙われる可能性も考えて俺たち7係に応援を頼んできたからな」
「そうか…何がなんでも理彩君を守るんだ」
「はい!!」
「(守るだけではダメだ!
こっちからも攻めないと!)」
コナンはそう思った。