瞳の中の暗殺者②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「わしのことは覚えておらんかのぅ?
阿笠博士じゃよ!
君の幼なじみで同級生の工藤新一君の隣に住んでる科学者じゃよ」
『工藤…新一…?』
「新一兄ちゃんのことは分かる?」
『ううん…ごめんなさい…
分からない…』
「無理もないかも…
理彩は私と違って新一の家は逆方向だし…
新一と同じクラスだったのって数回だけだし…
たまに新一から本は借りていたりはしたけど…
でも仲はいいからそのうち思い出せるかも」
蘭がフォローした。
「そっか……」
「…っ!」
灰原はふと嫌な視線を感じ周辺を見た。
「どうした灰原?」
「いえ…多分気のせいよ…
何でもないわ」
「そうなのか?」
少し話をして病室へと戻った。
『何だか…少し疲れちゃったみたい…です…』
「いいわ…ゆっくり休みなさい」
夕方母親が来た。
『はい…』
目を閉じた理彩。
ギュッ
枕元に置いてあったぬいぐるみをギュッと抱きしめるとすぅすぅとすぐ寝息が聞こえ始めた。
「やっぱり…まだ…家族の私たちに遠慮しているわね理彩」
「うん…」
誰を頼ったらいいのか分からずにいる理彩に気づく英理と蘭。
蘭たちが家族だとは聞いているが今までどう接していたのか記憶にないためどうやら距離感が掴めず不安を感じているようだ。
「(あのぬいぐるみ!!
確か爆弾事件後にグラサンが選んでショッピングモールに頼んでお詫び(非売品)の中に入れてもらったキャラクターのぬいぐるみだったよな!!)」
伊丹はそれに見覚えがあった。
「ねぇお母さん?」
「何?蘭」
「このぬいぐるみって…確か」
「前の爆弾事件後から理彩が気に入ったみたいで大事にしててね
あれから理彩の部屋のベッドの枕元には必ず置いていたし不安を感じるとぬいぐるみをそばに置いたり抱きしめたりっていう癖がついたみたいでね…
その記憶がなくても同じ反応をするかもって思って確認してみようかと思って持ってきてみたのよ
可愛いのは好きなのは記憶がなくても同じみたいだし持ってきて正解だったわね
現に理彩は同じ反応を見せたわ」
チラッガタッ
「…っ!誰!?」
ふと病室の外に人がいるのが見えるが、すぐにいなくなりコナンは病室を飛び出した。
「おい!?ガキ!?」
伊丹も追う。
「えっ!?ちょっとコナン君!?伊丹さん!?」
千葉も遅れて追う。
「「?」」
蘭と英理はコナンたちの行動が不思議だった。
「はあはあ…逃げられた!」
「どうしたんだガキ!?」
「伊丹刑事は気づかなかった!?
病室の外に誰かいて中の様子を伺ってたんだよ!!」
「…っ!?マジか!?」
「間違いないよ!!」
「ちょっと!置いていかないで下さいよ」
「千葉刑事も気づかなかった?」
「え?何が?」
「誰か病室の外から中の様子を伺ってたんだよ!」
「え?」
「コナン?どうした?」
そこにちょうど小五郎がやってきた。
「おじさん!!
もしかしたら理彩姉ちゃん、佐藤刑事が撃たれた時に犯人の顔を見てるんじゃない!?」
「なんだと!?」
「犯人は理彩姉ちゃんの命を狙い始めたかもしれないよ!!
今、誰かが廊下にいて病室を覗いていたんだ!!
逃げられたけど…」
「何!?」
「(グラサンの勘が当たったな
嬢ちゃんは犯人を見ている可能性が濃厚になったな
犯人はそれを確かめに来たのかもしれねぇな)」
伊丹はそう感じた。
「千葉!警部殿に連絡を取ってくれ」
「はい!!」
千葉が走って行った。
「ねぇ伊丹刑事」
「何だ?」
「松田刑事に伝えた方がいいよね…これ」
「グラサン野郎ならとっくにその可能性は昨日の時点で分かっているからいらねぇよ!!
まぁ芹沢たちには報告は入れておいた方がいいかもしれねぇな」
「え!?そうなの!?」
「だからグラサン野郎は俺たち7係に嬢ちゃんの護衛の応援を頼んできたんだよ
特命係の二人はすでにその可能性を考慮して俺たちを嬢ちゃんの護衛にとそばに配置してんだよ
いざって時に嬢ちゃんを守れるようにってな」
「杉下警部も!?」
「ああ」
「そっか…頼もしいねあの人たち」
「認めたくはねぇがやる時はやる奴らだからな」
その後、連絡を受けた目暮が来て理彩の護衛強化が決まった。
そして風戸から理彩の検査結果が出たので結果から退院しても大丈夫だという許可が出た。
「グラサン…てめぇが睨んだ通りに嬢ちゃんは佐藤が撃たれたあの時に犯人の顔を見てるだろう
犯人からの接触があった」
《それで?》
「気づいたガキが声を出して追ったが逃げられた」
《そうか…》
「それからな
2日後に嬢ちゃんの退院が決まったぞ」
《分かった…知らせてくれてありがとうな伊丹》
「そっちはどうだ?」
《ぼちぼちだ…》
「そうか…」
→補足
阿笠博士じゃよ!
君の幼なじみで同級生の工藤新一君の隣に住んでる科学者じゃよ」
『工藤…新一…?』
「新一兄ちゃんのことは分かる?」
『ううん…ごめんなさい…
分からない…』
「無理もないかも…
理彩は私と違って新一の家は逆方向だし…
新一と同じクラスだったのって数回だけだし…
たまに新一から本は借りていたりはしたけど…
でも仲はいいからそのうち思い出せるかも」
蘭がフォローした。
「そっか……」
「…っ!」
灰原はふと嫌な視線を感じ周辺を見た。
「どうした灰原?」
「いえ…多分気のせいよ…
何でもないわ」
「そうなのか?」
少し話をして病室へと戻った。
『何だか…少し疲れちゃったみたい…です…』
「いいわ…ゆっくり休みなさい」
夕方母親が来た。
『はい…』
目を閉じた理彩。
ギュッ
枕元に置いてあったぬいぐるみをギュッと抱きしめるとすぅすぅとすぐ寝息が聞こえ始めた。
「やっぱり…まだ…家族の私たちに遠慮しているわね理彩」
「うん…」
誰を頼ったらいいのか分からずにいる理彩に気づく英理と蘭。
蘭たちが家族だとは聞いているが今までどう接していたのか記憶にないためどうやら距離感が掴めず不安を感じているようだ。
「(あのぬいぐるみ!!
確か爆弾事件後にグラサンが選んでショッピングモールに頼んでお詫び(非売品)の中に入れてもらったキャラクターのぬいぐるみだったよな!!)」
伊丹はそれに見覚えがあった。
「ねぇお母さん?」
「何?蘭」
「このぬいぐるみって…確か」
「前の爆弾事件後から理彩が気に入ったみたいで大事にしててね
あれから理彩の部屋のベッドの枕元には必ず置いていたし不安を感じるとぬいぐるみをそばに置いたり抱きしめたりっていう癖がついたみたいでね…
その記憶がなくても同じ反応をするかもって思って確認してみようかと思って持ってきてみたのよ
可愛いのは好きなのは記憶がなくても同じみたいだし持ってきて正解だったわね
現に理彩は同じ反応を見せたわ」
チラッガタッ
「…っ!誰!?」
ふと病室の外に人がいるのが見えるが、すぐにいなくなりコナンは病室を飛び出した。
「おい!?ガキ!?」
伊丹も追う。
「えっ!?ちょっとコナン君!?伊丹さん!?」
千葉も遅れて追う。
「「?」」
蘭と英理はコナンたちの行動が不思議だった。
「はあはあ…逃げられた!」
「どうしたんだガキ!?」
「伊丹刑事は気づかなかった!?
病室の外に誰かいて中の様子を伺ってたんだよ!!」
「…っ!?マジか!?」
「間違いないよ!!」
「ちょっと!置いていかないで下さいよ」
「千葉刑事も気づかなかった?」
「え?何が?」
「誰か病室の外から中の様子を伺ってたんだよ!」
「え?」
「コナン?どうした?」
そこにちょうど小五郎がやってきた。
「おじさん!!
もしかしたら理彩姉ちゃん、佐藤刑事が撃たれた時に犯人の顔を見てるんじゃない!?」
「なんだと!?」
「犯人は理彩姉ちゃんの命を狙い始めたかもしれないよ!!
今、誰かが廊下にいて病室を覗いていたんだ!!
逃げられたけど…」
「何!?」
「(グラサンの勘が当たったな
嬢ちゃんは犯人を見ている可能性が濃厚になったな
犯人はそれを確かめに来たのかもしれねぇな)」
伊丹はそう感じた。
「千葉!警部殿に連絡を取ってくれ」
「はい!!」
千葉が走って行った。
「ねぇ伊丹刑事」
「何だ?」
「松田刑事に伝えた方がいいよね…これ」
「グラサン野郎ならとっくにその可能性は昨日の時点で分かっているからいらねぇよ!!
まぁ芹沢たちには報告は入れておいた方がいいかもしれねぇな」
「え!?そうなの!?」
「だからグラサン野郎は俺たち7係に嬢ちゃんの護衛の応援を頼んできたんだよ
特命係の二人はすでにその可能性を考慮して俺たちを嬢ちゃんの護衛にとそばに配置してんだよ
いざって時に嬢ちゃんを守れるようにってな」
「杉下警部も!?」
「ああ」
「そっか…頼もしいねあの人たち」
「認めたくはねぇがやる時はやる奴らだからな」
その後、連絡を受けた目暮が来て理彩の護衛強化が決まった。
そして風戸から理彩の検査結果が出たので結果から退院しても大丈夫だという許可が出た。
「グラサン…てめぇが睨んだ通りに嬢ちゃんは佐藤が撃たれたあの時に犯人の顔を見てるだろう
犯人からの接触があった」
《それで?》
「気づいたガキが声を出して追ったが逃げられた」
《そうか…》
「それからな
2日後に嬢ちゃんの退院が決まったぞ」
《分かった…知らせてくれてありがとうな伊丹》
「そっちはどうだ?」
《ぼちぼちだ…》
「そうか…」
→補足