瞳の中の暗殺者①
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「分かった…じゃあさ」
「何だ?」
「松田刑事の連絡先を教えてくれない?
何かあったら僕が松田刑事に知らせるよ
松田刑事も何か分かったら僕にも教えてくれない?
僕も理彩姉ちゃんを守る手伝いがしたいんだ」
「そうか……分かった
いいぜ教えてやる」
連絡先を交換した。
少しして心療内科の医師がやってきた。
会場の近くが米花薬師野病院だったためパーティーで白鳥から紹介された風戸先生がやってきた。
簡単な質問などを理彩にして様子を見る風戸。
「自分が誰だか分かりますか?」
ふいふいと首を振る理彩。
「それでは…今日は何があったか覚えていますか?」
『…何も…分からない…です…』
「アメリカの首都はどこですか?」
『ワシントン?』
「5×8=はいくつですか?」
『40…』
「このボールペンの芯を出してみて下さい」
風戸からボールペンを受け取り理彩はカチカチと芯を出して風戸に見せた。
場所を移動して説明を受けることになった小五郎たちに目暮や杉下と松田も同行した。
「逆行健忘?」
「はい…突然の疾病や外傷によって損傷が起こる前のことが思い出せなくなる記憶障害の1つです
ただしお嬢さんの場合…目の前で佐藤刑事が撃たれたのを見て強い精神的ショックを受けたものと考えられます」
「それで娘の記憶は戻るんですか?」
「今の段階ではなんとも言えませんが…
ただ日常生活に必要な知識の部分は異常は見られませんので普通に過ごしても大丈夫です」
「それじゃあ、娘は普通の生活はできるんですね」
「はいそうです
ですが、しばらく様子を見る必要はありますので何日か入院して頂き様子を見ましょう」
「(しかし…目の前で知り合いの刑事が撃たれたから理彩がショックを受けたってのは分かるが…記憶喪失になるほどなのか?
何か他にも理由があったんじゃねぇか!?)」
コナンは悩む。
「では何かありましたら呼んで下さい」
「ありがとうございます」
風戸が出て行き高木と千葉が入れ替わるように入ってきた。
「佐藤さんの手術が終わりました」
「それで?」
「弾は何とか摘出できたそうですが…助かるかどうか微妙だそうです」
「なっ…そうか…」
「警部殿!
こんなことになってもまだ事件の話をしてはくれないんですか!?」
小五郎は目暮に詰め寄り怒鳴る。
「犯人は我々警察が必ず暴く…」
「警部殿!!」
「ねぇ千葉刑事」
「何だいコナン君」
「トイレに落ちていた懐中電灯の指紋って調べたんだよね?」
「ああ、でも理彩さんの指紋しか出て来なかったよ」
「「「えっ!?」」」
小五郎たちはその事実に驚く。
「てっきり懐中電灯を持っていたのは佐藤さんの方だと思っていたんだけど…実は理彩さんが持っていたみたいです」
「そうだとすると理彩は、自分のせいで佐藤刑事が撃たれたと思ったんじゃないかしら?」
「じゃあそのショックで記憶喪失に!?」
「いや…それだけが理由じゃねぇ」
「どういう意味かね松田君?」
みんなが松田に注目する。
「あんたらが別居するきっかけになった事件の話を以前理彩本人から聞いたことがある
毛利探偵がまだ刑事だった頃に起きた拳銃絡みの出来事をな」
「理彩は松田さんにあの話を?」
「ああ、杉下も一緒に聞いてるぜ」
「はい、以前お話をしてくれました」
「そう…理彩自身が話していたのね」
「まさかあの事件の時のことかね?」
目暮が拳銃と小五郎が現役時代の話に事件を思い出す。
「たぶん…」
「理彩はその事件のせいで拳銃と血が苦手だ
今回のあの状況から見て目の前で佐藤が撃たれたショックなのも理由の1つだろうが、
それ以上に自分のトラウマが一気に2つも起きていたことを考えるとな」
「トラウマ…」
「理彩さんはショックのあまり自己防衛したために記憶喪失になったと考えるべきでしょうね」
「なるほどね
なら理解できるわ」
「…すべて話そう」
「警部殿!?」
「しかし…」
白鳥が反対する。
「クビになったら毛利君のように探偵を始めればいいことだ白鳥君」
「…そうですか…」
「警部殿…」
「高木君は佐藤君に、千葉君は理彩君についてくれ
何かあったらすぐに報告するんだ」
「「はい」」
高木と千葉が出て行く。
目暮は小五郎たちに話をした。
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長くなりますのでここで切ります
「何だ?」
「松田刑事の連絡先を教えてくれない?
何かあったら僕が松田刑事に知らせるよ
松田刑事も何か分かったら僕にも教えてくれない?
僕も理彩姉ちゃんを守る手伝いがしたいんだ」
「そうか……分かった
いいぜ教えてやる」
連絡先を交換した。
少しして心療内科の医師がやってきた。
会場の近くが米花薬師野病院だったためパーティーで白鳥から紹介された風戸先生がやってきた。
簡単な質問などを理彩にして様子を見る風戸。
「自分が誰だか分かりますか?」
ふいふいと首を振る理彩。
「それでは…今日は何があったか覚えていますか?」
『…何も…分からない…です…』
「アメリカの首都はどこですか?」
『ワシントン?』
「5×8=はいくつですか?」
『40…』
「このボールペンの芯を出してみて下さい」
風戸からボールペンを受け取り理彩はカチカチと芯を出して風戸に見せた。
場所を移動して説明を受けることになった小五郎たちに目暮や杉下と松田も同行した。
「逆行健忘?」
「はい…突然の疾病や外傷によって損傷が起こる前のことが思い出せなくなる記憶障害の1つです
ただしお嬢さんの場合…目の前で佐藤刑事が撃たれたのを見て強い精神的ショックを受けたものと考えられます」
「それで娘の記憶は戻るんですか?」
「今の段階ではなんとも言えませんが…
ただ日常生活に必要な知識の部分は異常は見られませんので普通に過ごしても大丈夫です」
「それじゃあ、娘は普通の生活はできるんですね」
「はいそうです
ですが、しばらく様子を見る必要はありますので何日か入院して頂き様子を見ましょう」
「(しかし…目の前で知り合いの刑事が撃たれたから理彩がショックを受けたってのは分かるが…記憶喪失になるほどなのか?
何か他にも理由があったんじゃねぇか!?)」
コナンは悩む。
「では何かありましたら呼んで下さい」
「ありがとうございます」
風戸が出て行き高木と千葉が入れ替わるように入ってきた。
「佐藤さんの手術が終わりました」
「それで?」
「弾は何とか摘出できたそうですが…助かるかどうか微妙だそうです」
「なっ…そうか…」
「警部殿!
こんなことになってもまだ事件の話をしてはくれないんですか!?」
小五郎は目暮に詰め寄り怒鳴る。
「犯人は我々警察が必ず暴く…」
「警部殿!!」
「ねぇ千葉刑事」
「何だいコナン君」
「トイレに落ちていた懐中電灯の指紋って調べたんだよね?」
「ああ、でも理彩さんの指紋しか出て来なかったよ」
「「「えっ!?」」」
小五郎たちはその事実に驚く。
「てっきり懐中電灯を持っていたのは佐藤さんの方だと思っていたんだけど…実は理彩さんが持っていたみたいです」
「そうだとすると理彩は、自分のせいで佐藤刑事が撃たれたと思ったんじゃないかしら?」
「じゃあそのショックで記憶喪失に!?」
「いや…それだけが理由じゃねぇ」
「どういう意味かね松田君?」
みんなが松田に注目する。
「あんたらが別居するきっかけになった事件の話を以前理彩本人から聞いたことがある
毛利探偵がまだ刑事だった頃に起きた拳銃絡みの出来事をな」
「理彩は松田さんにあの話を?」
「ああ、杉下も一緒に聞いてるぜ」
「はい、以前お話をしてくれました」
「そう…理彩自身が話していたのね」
「まさかあの事件の時のことかね?」
目暮が拳銃と小五郎が現役時代の話に事件を思い出す。
「たぶん…」
「理彩はその事件のせいで拳銃と血が苦手だ
今回のあの状況から見て目の前で佐藤が撃たれたショックなのも理由の1つだろうが、
それ以上に自分のトラウマが一気に2つも起きていたことを考えるとな」
「トラウマ…」
「理彩さんはショックのあまり自己防衛したために記憶喪失になったと考えるべきでしょうね」
「なるほどね
なら理解できるわ」
「…すべて話そう」
「警部殿!?」
「しかし…」
白鳥が反対する。
「クビになったら毛利君のように探偵を始めればいいことだ白鳥君」
「…そうですか…」
「警部殿…」
「高木君は佐藤君に、千葉君は理彩君についてくれ
何かあったらすぐに報告するんだ」
「「はい」」
高木と千葉が出て行く。
目暮は小五郎たちに話をした。
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長くなりますのでここで切ります