『もういいんですか？』
「あぁ、話したいことは話したからな
きっと萩は今頃お腹抱えて笑い転げてるだろうけどな」
『え？笑い転げてるんですか？』
「ついでに付き合い始めた報告をしたもんだからな
今頃爆笑しているはずだ」
『報告したんですね』
「親友には言っておかねぇとな
何かあればまた報告に来るぜ」
車に向かって2人は手を繋ぎ帰って行った。












松田が理彩の自宅マンション前まで車で送ってくれた。
『松田さん！今日はありがとうございました』
「約束してたからな
おっ！そうだ」
『ん？』
松田は車の中から何かを取り出すと理彩に渡した。
水族館のお土産の袋だった。
『これ、何ですか…？』
「お前にプレゼントだ」
『私に…ですか？』
「中身は開けてからのお楽しみだ」
『開けてからのお楽しみなんですか？』
「まぁ、きっと喜ぶさ」
『喜ぶんですか？気になる』
「まっ、感想メール待ってるぜ」
『分かりました』












家に帰って早速松田にもらった袋を開けてみる。
『あれ？箱？』
箱がある。
それを開けて中身を出す。
『っ!!わぁー綺麗なイルカのスノードーム!!
しかも売場で私が悩んでいた物!!』
理彩はすぐさま松田にメールをするのでした。


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イルカのスノードームありがとうございます‼

ショップで悩んでいたので
まさかプレゼントに貰えてびっくりです‼
大事にします!!
END
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「おっ、早速理彩からメール来たな
喜んでもらえたようだな」



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