水族館デート
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理彩が爆弾事件に巻き込まれ精神的疲労で入院していたが無事に退院して数日後。
約束通りに松田と理彩は水族館に来ていた。
今までも2人で出かけることはあったが恋人としては初の外出となる。
はぐれないようにと最初は理彩は松田の服の袖を掴んでいたが、そこは松田がリードしてくれていつの間にか恋人のデートらしく腕を組んだり手を繋ぎながら歩いていた。
館内の水槽トンネルを楽しみ、ペンギンのところではちょうど餌やりタイムだったので飼育員があげてるのを見てエサをもらいにパタパタ走るペンギンの姿を理彩は撮影できて嬉しそうだった。
簡単にお昼を食べてイルカショーを見た。
「さあ、イルカたちが最後に皆さんへのご挨拶に大技でお礼をします
上手くいきましたら頑張り屋のイルカたちに盛大な拍手をお願いします!!」
大技を決めて会場からはパチパチパチと拍手があがる。
『凄かったです!イルカさんたち』
「そうだな
ここの名物ショーだからな」
『東都水族館のとどっちのイルカショーが凄いのかな?』
「それなら東都水族館だろうな
今は改装中だったよな」
近いから東都水族館にしたかったが改装中で部分的にしか今は入れないので今日は違う水族館に来ている。
『はい、親友の話ではもうすぐ完成予定の目処が立つそうです』
「詳しいな?」
『親友の家が援助しているからだそうです
鈴木財閥なので』
「そういうことか」
『(あ…後でいいか…)』
話をしていたらショップを通りすぎていた。
理彩は別に出入口近くにもあるからそっちのショップでいいかくらいにしか思っていなかったが、いきなり松田が方向転換し来た道を戻って行く。
『え!?松田さん!?』
「見たいなら見たいと言えよな」
『え?』
「ショップを見て行きたいんだろ?
我慢せずに頼めよな」
『あ…はい』
どうやら松田は理彩が行きたいのを我慢していたことに気づいてくれたようだ。
言葉に甘えてショップ見て行く。
個々に売場を見る。
『うーん…』
少しして理彩はスノードームシリーズを手に取り悩み始めた。
どうやらペンギンとイルカで悩んでいるようだ。
だが持っていたのを戻し売場にある他のぬいぐるみコーナーで立ち止まり迷ってはいたがペンギンとイルカのマスコットキーホルダーを選び、お菓子のお土産も見てまわる。
それをそれとなく見ていた松田である。
「いいのは見つかったか?」
『はい』
二人は会計をすると出入口に向かった。
「もうよかったのか?」
『はい!ゆっくり堪能しましたから』
「まだ時間的には大丈夫だせ?」
『ちょっと…あの…別のところに寄り道してもいいですか?』
「寄り道?」
『帰り道にあるから…』
「構わないが何処に行きたいんだ?」
『それは…』
理彩は松田に言った。
「分かった」
行き先を聞いた松田がOKしてくれた。
寄り道したのは渋谷のとある場所。
駐車場から少し歩きそこへ着いた。
着くと理彩はカバンから先程買ったイルカのマスコットのキーホルダーを出して置いた。
「いいのか!?」
『はい!
そのつもりで選んでいたので』
「そうか…」
『だって食べ物じゃ…後が困るかなぁと思って小物の方がいいんです
萩原さんへだから』
「理彩」
『別にここに置いて…もしなくなってしまっても萩原さんが持って行ったかもって思えばいいかなぁってくらいにしか考えてませんけどね』
「お前がいいならいいけどな
ってか何で…萩の墓参り?」
『だって…今年は命日にお墓参りに行けなかったから松田さんと一緒に来たかっただけです
それに、無事に犯人が逮捕できましたって萩原さんに報告したかっただけです』
そう…理彩が松田に言った寄り道とは萩原の墓参りだったのだ。
「理彩…」
『(萩原さん、お供えするのがお土産キーホルダーでごめんなさい
実は初デート記念に選んでいて、その時に思いついて買ったキーホルダーでごめんなさい
食べ物だと困るかなぁって思って…
この前…やっと爆弾事件の犯人が逮捕されたよ
松田さんはずっと頑張ってたんだよ
見てたかな?)』
手を合わせて語りかけた。
「(萩…こうしてゆっくりした墓参りは久しぶりだな
7年もかかったが爆弾犯を無事逮捕したぜ
7年か…理彩に出会ってからもうそんなになるんだな
そりゃあ小学生だった奴が高校生になるわな)」
『(松田さん、まだ1人で萩原さんに話すことあるよね?
お邪魔かな?)』
理彩は邪魔をしてはいけないと思い離れようとしたがガシッと松田に腕をつかまれた。
「気を使わなくていいからいろよ」
頷く理彩。
「(はぁ…
萩にもうひとつ報告がある
理彩に告白してな
付き合い始めたんだぜ俺たち
お前がこれを知ったら大爆笑するかもな
伊達班長もそっちにいるだろから二人で笑いたきゃ笑えよな
何があろうと理彩は俺が守ると決めたたった1人の愛すべき女だぜ
だから悪いがそっちにはすぐには行けねぇぜ)」
約束通りに松田と理彩は水族館に来ていた。
今までも2人で出かけることはあったが恋人としては初の外出となる。
はぐれないようにと最初は理彩は松田の服の袖を掴んでいたが、そこは松田がリードしてくれていつの間にか恋人のデートらしく腕を組んだり手を繋ぎながら歩いていた。
館内の水槽トンネルを楽しみ、ペンギンのところではちょうど餌やりタイムだったので飼育員があげてるのを見てエサをもらいにパタパタ走るペンギンの姿を理彩は撮影できて嬉しそうだった。
簡単にお昼を食べてイルカショーを見た。
「さあ、イルカたちが最後に皆さんへのご挨拶に大技でお礼をします
上手くいきましたら頑張り屋のイルカたちに盛大な拍手をお願いします!!」
大技を決めて会場からはパチパチパチと拍手があがる。
『凄かったです!イルカさんたち』
「そうだな
ここの名物ショーだからな」
『東都水族館のとどっちのイルカショーが凄いのかな?』
「それなら東都水族館だろうな
今は改装中だったよな」
近いから東都水族館にしたかったが改装中で部分的にしか今は入れないので今日は違う水族館に来ている。
『はい、親友の話ではもうすぐ完成予定の目処が立つそうです』
「詳しいな?」
『親友の家が援助しているからだそうです
鈴木財閥なので』
「そういうことか」
『(あ…後でいいか…)』
話をしていたらショップを通りすぎていた。
理彩は別に出入口近くにもあるからそっちのショップでいいかくらいにしか思っていなかったが、いきなり松田が方向転換し来た道を戻って行く。
『え!?松田さん!?』
「見たいなら見たいと言えよな」
『え?』
「ショップを見て行きたいんだろ?
我慢せずに頼めよな」
『あ…はい』
どうやら松田は理彩が行きたいのを我慢していたことに気づいてくれたようだ。
言葉に甘えてショップ見て行く。
個々に売場を見る。
『うーん…』
少しして理彩はスノードームシリーズを手に取り悩み始めた。
どうやらペンギンとイルカで悩んでいるようだ。
だが持っていたのを戻し売場にある他のぬいぐるみコーナーで立ち止まり迷ってはいたがペンギンとイルカのマスコットキーホルダーを選び、お菓子のお土産も見てまわる。
それをそれとなく見ていた松田である。
「いいのは見つかったか?」
『はい』
二人は会計をすると出入口に向かった。
「もうよかったのか?」
『はい!ゆっくり堪能しましたから』
「まだ時間的には大丈夫だせ?」
『ちょっと…あの…別のところに寄り道してもいいですか?』
「寄り道?」
『帰り道にあるから…』
「構わないが何処に行きたいんだ?」
『それは…』
理彩は松田に言った。
「分かった」
行き先を聞いた松田がOKしてくれた。
寄り道したのは渋谷のとある場所。
駐車場から少し歩きそこへ着いた。
着くと理彩はカバンから先程買ったイルカのマスコットのキーホルダーを出して置いた。
「いいのか!?」
『はい!
そのつもりで選んでいたので』
「そうか…」
『だって食べ物じゃ…後が困るかなぁと思って小物の方がいいんです
萩原さんへだから』
「理彩」
『別にここに置いて…もしなくなってしまっても萩原さんが持って行ったかもって思えばいいかなぁってくらいにしか考えてませんけどね』
「お前がいいならいいけどな
ってか何で…萩の墓参り?」
『だって…今年は命日にお墓参りに行けなかったから松田さんと一緒に来たかっただけです
それに、無事に犯人が逮捕できましたって萩原さんに報告したかっただけです』
そう…理彩が松田に言った寄り道とは萩原の墓参りだったのだ。
「理彩…」
『(萩原さん、お供えするのがお土産キーホルダーでごめんなさい
実は初デート記念に選んでいて、その時に思いついて買ったキーホルダーでごめんなさい
食べ物だと困るかなぁって思って…
この前…やっと爆弾事件の犯人が逮捕されたよ
松田さんはずっと頑張ってたんだよ
見てたかな?)』
手を合わせて語りかけた。
「(萩…こうしてゆっくりした墓参りは久しぶりだな
7年もかかったが爆弾犯を無事逮捕したぜ
7年か…理彩に出会ってからもうそんなになるんだな
そりゃあ小学生だった奴が高校生になるわな)」
『(松田さん、まだ1人で萩原さんに話すことあるよね?
お邪魔かな?)』
理彩は邪魔をしてはいけないと思い離れようとしたがガシッと松田に腕をつかまれた。
「気を使わなくていいからいろよ」
頷く理彩。
「(はぁ…
萩にもうひとつ報告がある
理彩に告白してな
付き合い始めたんだぜ俺たち
お前がこれを知ったら大爆笑するかもな
伊達班長もそっちにいるだろから二人で笑いたきゃ笑えよな
何があろうと理彩は俺が守ると決めたたった1人の愛すべき女だぜ
だから悪いがそっちにはすぐには行けねぇぜ)」