11/7の爆弾事件
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ヘリを駐車場に着陸させ松田と理彩は観覧車まで戻った。
そこに行くと杉下と捜査一課トリオたちと犯人がいた。
松田は彼らに声をかける。
理彩もゆっくりと近づいていく。
「杉下!!」
「松田君、大丈夫ですか!?」
「ああ」
杉下は理彩を見た。
「理彩さんも大丈夫ですか!?」
『はいっ…
あのまま松田さんが来なければ…気絶したままだったらと…思うとすごく怖かったです…』
「そうでしょうね!」
「理彩さん、怪我はないか?」
トリオの常識人の三浦が心配して理彩に声をかけてくれた。
『三浦さん…
はい…何とか…大丈夫です…』
「松田!!無事!?」
「見て分からねぇか芹沢!」
「けっ…生きてやがったか」
「何でてめぇは残念そうにしてんだバカ伊丹!!」
「んだと!!」
「まあまあ…落ち着いて」
今にも伊丹に殴りかかりそうな松田を芹沢が止めた。
少しして落ち着いた松田は犯人を見た。
「やはりお前か」
そこにいたのは松田が観覧車に到着した時にゴンドラの説明をしたあの係員だった。
「また解体されたか…
ついてないぜまったく…」
「てめぇの爆弾のせいで7年前のあの日は親友と同僚が何人も犠牲になって死んだ
3年前は犠牲を出さずに済んだが、
てめぇ人の命を何だと思ってんだ!!」
「お前たち警察が汚い手を使って仲間を死に追いやるからいけないんだ!!」
「あれはてめぇらが早とちりしただけだろうが!!」
「だから今度は俺が優勢になるようにいい手駒を得ることに成功したから計画は上手くいくはずだった」
犯人は杉下の隣にいた理彩を見ながら松田に言った。
「手駒だと!?」
松田は犯人に掴みかかる。
「おい!?落ち着けグラサン!!」
伊丹が止める。
「未成年の一般人を巻き込んだ復讐だと!?
ふざけんな!!」
「誰がどうなろうが俺には関係ない
誰かが言ったんだよ
ホ、ホラよくあるだろ?
頭の中に子供の声がしたんだ
警察に復讐したければ何でもやれってさ!!」
「んだと!?」
「ハハハっ!
こんなに怒るあんたが見れるなら、まわりくどいやり方でなく、さっさとゴンドラと少女を吹き飛ばしておけばよかったな
あんたが絶望する姿が見れたよな?」
犯人は理彩を見ながら言った。
『…っ』
とっさに杉下が理彩の前に立ち犯人の視線を遮断したが言葉の刃は少なからず理彩にダメージを与えた。
ショックを受けた理彩の顔色は悪い。
それを見て
「てめぇっ!!」
今にも犯人を殴りそうな松田。
『ダメっ!ダメです松田さん!!』
松田の行動に思わず理彩は走りだし松田にしがみついた。
「理彩!?
止めんな!!こいつはお前をっ」
『だからと言って殴っちゃダメです!!
松田さんが犯罪者になっちゃいます!!
松田さんの手は誰かを守るための警察官の手なんです!!
だからダメです!!』
「……っ」
『殺されたから殺して…殺したから殺される…そういう負の連鎖は切れないんです
でも罪を犯したのなら必ず法律で裁かれます
だからあんな目にあったけど大丈夫!
私は大丈夫だから!!
平気ですから!!』
「…っ…」
松田はいつの間にか手を降ろしていた。
『それに萩原さんたちが喜ばないんです
暴力での仇討ちなんて望まないっ』
「はぁ…ったく…」
「どうやら松田君の負けですね」
「そうだな」
「少しは頭を冷やせよグラサン」
「うるせぇよ」
トリオが犯人を連行して行った。
「元刑事と弁護士を両親に持つ理彩さんらしい言葉でしたね」
『なんか…止めたくて…必死で…
ごめんなさい…
つい…すみません…』
謝ってしまう理彩だった。
「気にすんな!
止めてくれてサンキューな」
「理彩さんは病院へ行きましょうか?」
「だな」
『大丈夫…です…』
「んな訳あるかよ!?
理彩が無理してるくらい分かるぜ」
『…』
「念のためですよ理彩さん」
『はい…』
松田の車に乗ると警察病院へ向かった。
しかし、大丈夫と言っていた理彩だが、やはり無理をしていたらしく病院に着く頃にはぐったりしていた。
処置室に運ばれた。
そこに行くと杉下と捜査一課トリオたちと犯人がいた。
松田は彼らに声をかける。
理彩もゆっくりと近づいていく。
「杉下!!」
「松田君、大丈夫ですか!?」
「ああ」
杉下は理彩を見た。
「理彩さんも大丈夫ですか!?」
『はいっ…
あのまま松田さんが来なければ…気絶したままだったらと…思うとすごく怖かったです…』
「そうでしょうね!」
「理彩さん、怪我はないか?」
トリオの常識人の三浦が心配して理彩に声をかけてくれた。
『三浦さん…
はい…何とか…大丈夫です…』
「松田!!無事!?」
「見て分からねぇか芹沢!」
「けっ…生きてやがったか」
「何でてめぇは残念そうにしてんだバカ伊丹!!」
「んだと!!」
「まあまあ…落ち着いて」
今にも伊丹に殴りかかりそうな松田を芹沢が止めた。
少しして落ち着いた松田は犯人を見た。
「やはりお前か」
そこにいたのは松田が観覧車に到着した時にゴンドラの説明をしたあの係員だった。
「また解体されたか…
ついてないぜまったく…」
「てめぇの爆弾のせいで7年前のあの日は親友と同僚が何人も犠牲になって死んだ
3年前は犠牲を出さずに済んだが、
てめぇ人の命を何だと思ってんだ!!」
「お前たち警察が汚い手を使って仲間を死に追いやるからいけないんだ!!」
「あれはてめぇらが早とちりしただけだろうが!!」
「だから今度は俺が優勢になるようにいい手駒を得ることに成功したから計画は上手くいくはずだった」
犯人は杉下の隣にいた理彩を見ながら松田に言った。
「手駒だと!?」
松田は犯人に掴みかかる。
「おい!?落ち着けグラサン!!」
伊丹が止める。
「未成年の一般人を巻き込んだ復讐だと!?
ふざけんな!!」
「誰がどうなろうが俺には関係ない
誰かが言ったんだよ
ホ、ホラよくあるだろ?
頭の中に子供の声がしたんだ
警察に復讐したければ何でもやれってさ!!」
「んだと!?」
「ハハハっ!
こんなに怒るあんたが見れるなら、まわりくどいやり方でなく、さっさとゴンドラと少女を吹き飛ばしておけばよかったな
あんたが絶望する姿が見れたよな?」
犯人は理彩を見ながら言った。
『…っ』
とっさに杉下が理彩の前に立ち犯人の視線を遮断したが言葉の刃は少なからず理彩にダメージを与えた。
ショックを受けた理彩の顔色は悪い。
それを見て
「てめぇっ!!」
今にも犯人を殴りそうな松田。
『ダメっ!ダメです松田さん!!』
松田の行動に思わず理彩は走りだし松田にしがみついた。
「理彩!?
止めんな!!こいつはお前をっ」
『だからと言って殴っちゃダメです!!
松田さんが犯罪者になっちゃいます!!
松田さんの手は誰かを守るための警察官の手なんです!!
だからダメです!!』
「……っ」
『殺されたから殺して…殺したから殺される…そういう負の連鎖は切れないんです
でも罪を犯したのなら必ず法律で裁かれます
だからあんな目にあったけど大丈夫!
私は大丈夫だから!!
平気ですから!!』
「…っ…」
松田はいつの間にか手を降ろしていた。
『それに萩原さんたちが喜ばないんです
暴力での仇討ちなんて望まないっ』
「はぁ…ったく…」
「どうやら松田君の負けですね」
「そうだな」
「少しは頭を冷やせよグラサン」
「うるせぇよ」
トリオが犯人を連行して行った。
「元刑事と弁護士を両親に持つ理彩さんらしい言葉でしたね」
『なんか…止めたくて…必死で…
ごめんなさい…
つい…すみません…』
謝ってしまう理彩だった。
「気にすんな!
止めてくれてサンキューな」
「理彩さんは病院へ行きましょうか?」
「だな」
『大丈夫…です…』
「んな訳あるかよ!?
理彩が無理してるくらい分かるぜ」
『…』
「念のためですよ理彩さん」
『はい…』
松田の車に乗ると警察病院へ向かった。
しかし、大丈夫と言っていた理彩だが、やはり無理をしていたらしく病院に着く頃にはぐったりしていた。
処置室に運ばれた。