裏切りのステージ
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「おや?僕のことですか?」
「えぇ、変わり者の上司の方だと」
「松田君、君が他にどんなことを話したのか気になりますねぇ」
「あとは…そうだな
紅茶好きな奴ってことくらいだな」
「そうですか」
なかなか捜査が進まないでいると梶谷さんが早く帰らせろと怒鳴り始めた。
高木が梶谷さんのカバンの中身を見せてくれと言うと商売道具に触るなと怒り引っ張ったカバンが近くにいた鑑識の米沢にぶつかる。
「あっ!」
その拍子に証拠品が床にバラバラになってしまった。
「あぁ…!!証拠品が…」
米沢は慌てて拾う。
『米沢さん!拾うの手伝います』
「すみませんなぁ理彩さん」
理彩は落ちている証拠品を拾う。
「私たちも手伝います」
「すみませんなぁ」
コナンたちも拾うのを手伝う。
拾っていた証拠品のロープを持って何やら考え込む杉下。
松田がそれに気づく。
「どうかしたのか?」
「少々気になることがありましてね」
「気になること?」
「このロープの形ですよ」
「形?」
「松田君ならロープをこのようにまとめるならどうしますか?」
「そうだな…機動隊にいた頃よく腕とか使って束ねてたことあるけどな」
「そうです
腕を使って結ぶ方法だとそのロープの内側はだいたい結んだその人の足のサイズくらいになるんですよ」
「それで?」
「このロープを見て犯人が誰なのか分かりました」
「マジか!?」
松田は驚く。
「ねぇねぇ、鑑識さん!
…とか落ちてなかった?
梓姉ちゃん片方だけ落としちゃったみたいなんだけど…
(ん?この人見かけたことねぇ鑑識さんだよな?)」
突然梓を見てコナンは鑑識の米沢に聞いた。
「「「「(片方だけ落とした?)」」」」
コナンの言葉に何かに気付いた沖矢、安室、杉下、松田。
「いえ、そんな物はステージの周りには落ちていませんでしたが?」
「じゃあさ、なくなった物は?
たとえば針金とか軍手とか…」
「それならスタッフがステージのそでに置いていた工具箱からその二つがなくなってるらしいと言っていましたな」
「じゃあ、工具箱の横に立ててあったパイプ椅子もスタッフさんがそこに置いたの?」
「いえ、休憩用のパイプ椅子だからもっと奥に置いてあったらしいとは言っていましたな」
「そうなんだ」
「(あれは!?
なるほどな、そういうことだったのか)」
松田はコナンの言葉に辺りを見渡しある物を見つけた。
「(もしや)」
杉下もそれに気づいた。
その時機材の持ち込みに来たトラックがライブが中止になったからとこのまま持ち帰るとか話をしている声が聞こえた。
「せっかくほどいたのに結び直しかよ」
運んで来た人がロープを持って文句を言っている。
「なるほど!!そういうことでしたか!!
松田君、新しいロープを調達して来てもらえませんか?」
「まさか杉下、吊り上げトリックが分かったのか!?」
「えぇ、分かりましたよ」
「犯人なら俺も分かったぜ
トリックは微妙だけどな
トリックを再現する気だろ?
ロープの長さは?」
「そうですね」
何やら指を動かし計算をしているような動きを見せる杉下。
「分かった
ちょっくら行ってくるぜ」
松田はそれを見るなり走って行った。
「「「(は?今ので長さが分かったのか(よ)!?)」」」
コナン、沖矢、安室は杉下と松田のやり取りを見て驚いた。
「米沢さん
証拠品以外でこの会場にまだパイプ椅子は残っていますか?」
「いくつかありましたが?」
「どうもありがとう」
他の鑑識が証拠品のパイプ椅子を外に持ち出そうと歩いてるのを見て杉下は米沢に聞いた。
すると沖矢と安室は鑑識が持ち出そうとしているパイプ椅子を見せて欲しいと言ってパイプ椅子を見る。
「「(やはり…そういう事か…)」」
鑑識にパイプイスを返した。
「(おや?彼らも何か分かったようですね)」
鑑識は行ってしまった。
「ねぇ、理彩」
蘭が理彩に話しかけた。
『何?』
「さっきの鑑識の人は知り合いなの?
その人の名前を呼んでたよね?」
『うん
事件現場でよく会う人だから』
「なるほど」
「杉下!
ロープ持って来たぜ」
少しして松田が戻って来た。
「どうもありがとう
これから事件現場で再現しようと思います」
「分かった
手伝うことは?」
「米沢さんに聞いてみましたが会場内にまだあるそうなのでパイプ椅子を一脚ステージまで持って来て下さい」
「分かった」
松田は椅子を取りに行った。
「杉下警部、トリック分かったの?」
コナンは聞いてみた。
「えぇ、分かりました
そして犯人が誰なのかも僕も松田君も分かっています
これからトリックの再現をします
皆さんも見てみますか?」
「うん!知りたい!!」
コナンは元気よく答えた。
現場に集まった。
「それで、杉下警部
トリックの再現をするということですが…」
目暮は杉下に問う。
「えぇ
それで被害者役ですが…
そうですねぇ…背格好が似ている高木刑事、お願いできますか?」
「え?あっはい」
「えぇ、変わり者の上司の方だと」
「松田君、君が他にどんなことを話したのか気になりますねぇ」
「あとは…そうだな
紅茶好きな奴ってことくらいだな」
「そうですか」
なかなか捜査が進まないでいると梶谷さんが早く帰らせろと怒鳴り始めた。
高木が梶谷さんのカバンの中身を見せてくれと言うと商売道具に触るなと怒り引っ張ったカバンが近くにいた鑑識の米沢にぶつかる。
「あっ!」
その拍子に証拠品が床にバラバラになってしまった。
「あぁ…!!証拠品が…」
米沢は慌てて拾う。
『米沢さん!拾うの手伝います』
「すみませんなぁ理彩さん」
理彩は落ちている証拠品を拾う。
「私たちも手伝います」
「すみませんなぁ」
コナンたちも拾うのを手伝う。
拾っていた証拠品のロープを持って何やら考え込む杉下。
松田がそれに気づく。
「どうかしたのか?」
「少々気になることがありましてね」
「気になること?」
「このロープの形ですよ」
「形?」
「松田君ならロープをこのようにまとめるならどうしますか?」
「そうだな…機動隊にいた頃よく腕とか使って束ねてたことあるけどな」
「そうです
腕を使って結ぶ方法だとそのロープの内側はだいたい結んだその人の足のサイズくらいになるんですよ」
「それで?」
「このロープを見て犯人が誰なのか分かりました」
「マジか!?」
松田は驚く。
「ねぇねぇ、鑑識さん!
…とか落ちてなかった?
梓姉ちゃん片方だけ落としちゃったみたいなんだけど…
(ん?この人見かけたことねぇ鑑識さんだよな?)」
突然梓を見てコナンは鑑識の米沢に聞いた。
「「「「(片方だけ落とした?)」」」」
コナンの言葉に何かに気付いた沖矢、安室、杉下、松田。
「いえ、そんな物はステージの周りには落ちていませんでしたが?」
「じゃあさ、なくなった物は?
たとえば針金とか軍手とか…」
「それならスタッフがステージのそでに置いていた工具箱からその二つがなくなってるらしいと言っていましたな」
「じゃあ、工具箱の横に立ててあったパイプ椅子もスタッフさんがそこに置いたの?」
「いえ、休憩用のパイプ椅子だからもっと奥に置いてあったらしいとは言っていましたな」
「そうなんだ」
「(あれは!?
なるほどな、そういうことだったのか)」
松田はコナンの言葉に辺りを見渡しある物を見つけた。
「(もしや)」
杉下もそれに気づいた。
その時機材の持ち込みに来たトラックがライブが中止になったからとこのまま持ち帰るとか話をしている声が聞こえた。
「せっかくほどいたのに結び直しかよ」
運んで来た人がロープを持って文句を言っている。
「なるほど!!そういうことでしたか!!
松田君、新しいロープを調達して来てもらえませんか?」
「まさか杉下、吊り上げトリックが分かったのか!?」
「えぇ、分かりましたよ」
「犯人なら俺も分かったぜ
トリックは微妙だけどな
トリックを再現する気だろ?
ロープの長さは?」
「そうですね」
何やら指を動かし計算をしているような動きを見せる杉下。
「分かった
ちょっくら行ってくるぜ」
松田はそれを見るなり走って行った。
「「「(は?今ので長さが分かったのか(よ)!?)」」」
コナン、沖矢、安室は杉下と松田のやり取りを見て驚いた。
「米沢さん
証拠品以外でこの会場にまだパイプ椅子は残っていますか?」
「いくつかありましたが?」
「どうもありがとう」
他の鑑識が証拠品のパイプ椅子を外に持ち出そうと歩いてるのを見て杉下は米沢に聞いた。
すると沖矢と安室は鑑識が持ち出そうとしているパイプ椅子を見せて欲しいと言ってパイプ椅子を見る。
「「(やはり…そういう事か…)」」
鑑識にパイプイスを返した。
「(おや?彼らも何か分かったようですね)」
鑑識は行ってしまった。
「ねぇ、理彩」
蘭が理彩に話しかけた。
『何?』
「さっきの鑑識の人は知り合いなの?
その人の名前を呼んでたよね?」
『うん
事件現場でよく会う人だから』
「なるほど」
「杉下!
ロープ持って来たぜ」
少しして松田が戻って来た。
「どうもありがとう
これから事件現場で再現しようと思います」
「分かった
手伝うことは?」
「米沢さんに聞いてみましたが会場内にまだあるそうなのでパイプ椅子を一脚ステージまで持って来て下さい」
「分かった」
松田は椅子を取りに行った。
「杉下警部、トリック分かったの?」
コナンは聞いてみた。
「えぇ、分かりました
そして犯人が誰なのかも僕も松田君も分かっています
これからトリックの再現をします
皆さんも見てみますか?」
「うん!知りたい!!」
コナンは元気よく答えた。
現場に集まった。
「それで、杉下警部
トリックの再現をするということですが…」
目暮は杉下に問う。
「えぇ
それで被害者役ですが…
そうですねぇ…背格好が似ている高木刑事、お願いできますか?」
「え?あっはい」