純黒の悪夢(おまけ)
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「突然お呼びして申し訳ない」
「いや」
「こちらへどうぞ」
案内された部屋に入る。
「実はお呼びしたのは昨日のことを口外しないように箝口令をと降谷さんからの指示です
降谷さんは組織での信用回復に1週間以上は身動き取れなくなるようで代わりに伝えてくれと言われまして」
「まぁそうなるわな」
「あと、実はあなたに用事がありまして」
「俺に?」
「はい
キュラソーというコードネームを持つ彼女が朝方目を覚ましました」
「奴はもう目を覚ましたのか!?」
「えぇ」
「それで?」
「実は目を覚ました彼女から伝言を預かったと見張りとして配置している部下から連絡がありまして」
「伝言?」
「はい
【貴女から借りたハンカチ
血で汚してしまって返せずごめんなさい】と少女に伝えてくれと言っていたと」
「そうか」
あの時、女性が出血しているのを見た理彩が女性にハンカチを貸していたのを松田は思い出した。
「その少女というのがあの時あなたと一緒にいた少女のことだとすればあなたに伝言を伝えた方がいいと思いまして
あと、彼女からこれを渡されたと」
風見はあるものを出した。
「こいつは!!」
それは所々汚れているが色の塗っていない真っ白なイルカのストラップだった。
実はダーツのところで子供たちに景品のストラップをプレゼントしたが彼女の物がなかった。
彼女は自分はいいからと遠慮したからだ。
それを見ていたスタッフから試作段階の余り物でよければとコナンが預りそれを預かった子供たちが警察病院で彼女に渡した物だった。
「こんなものしか今はお礼として渡せないと彼女が言っていたそうだ」
「そうか」
それを受け取る。
「なぁ」
「はい?」
「ちょっと頼みあるんだが」
「何でしょうか?」
「…--…--…」
「それは自分だけでは判断でき兼ねます
降谷さんからも指示を仰がないと」
「無理な相談かもしれねぇが…
とりあえず聞いてみてくれ」
「分かりました」
「連絡はあいつからでいいのか?
あ、でもあいつって多忙だよな?
なんなら俺の番号をあんたに教えとくが?」
「念のため番号を伺っておきます」
「分かった」
名刺を風見に渡し風見からも名刺をもらった。
『これって!!』
その日松田は理彩を呼び出した。
そして預かったものを渡した。
理彩は受け取ると松田を見る。
「今日、公安の人間から伝言と共に預かった
奴が【ハンカチを血で汚してしまって返せずごめんなさい
今はこんなものしかお礼として渡せない】って言ったらしい」
『でも…これって確かダーツのところでスタッフさんがお姉さんに渡してくれってコナン君に渡してたイルカさんですよね?』
「あぁ、試作段階の余り物な」
『それならこれはお姉さんの物
でも、お姉さんがいいって言っても私貰えないです
お姉さんが持っているべき物だと思います!』
「理彩ならそう言うと思ったぜ」
『それにハンカチくらいたくさん持っているから1枚くらいなくてもいいのに…
そんなことよりお姉さんが助かったことの方が意味があるのに』
「理彩…
でだ、使えるコネをまたフル活用してダメ元で奴に面会できないか交渉してみたら条件付きだが許可が出た」
『え!?
できるんですか!?』
「本来なら無理だ」
『ですよね』
「奴は凶悪な犯罪組織の一員だからな
武器を携帯していないとはいえお前に危害を加える恐れもあるからと面会はかなり渋っていた
病室に俺も含めて何人もの監視付きの数分だけならと折れてくれたから許可が出たんだが理彩はどうする?」
『行きたいですっ!!』
「決まりだな」
数日後。
コンコン
「どうぞ」
中に入る。
『こんにちはお姉さん』
理彩はキュラソーに話しかける。
「えぇ、数日ぶりね」
『体調は大丈夫なんですか?』
「心配ないわ」
『よかった
あ、あのですね
渡したいものがあって』
理彩は持っていた紙袋を前に出す。。
「これは?」
『歩美ちゃんたちを助けてくれたお礼です
受け取って下さい』
「私はそれをもらう資格はないわ
私のせいであの子たちを危険に晒してしまったのだから」
「いや、お前だけのせいじゃねぇ
ちゃんと安全を確保していなかった公安にも非がある
偶然が重なった結果だろ?」
松田が助け舟を出す。
渋々受け取るキュラソー。
『私の手作りのクッキーです
お口に合えばいいんですけど…
あ!何も怪しいものは入れてませんから!
刑事さんたちにも毒味はしてもらったので確かです』
「理彩
そこは毒味じゃなくて試食してもらったでいいだろう!!」
うんうんと何故か室内にいる試食してもらった公安の刑事たちも相づちしている。
『あれ?何かおかしなこと言いました?』
「はぁ…まぁ気にすんな
(出た、理彩の天然な発言)」
「(本当にいるんだな天然な発言する人って)」と何人かの公安の刑事が密かに思ったとは知らない。
「そう…ありがとう
後で頂くわ」
「いや」
「こちらへどうぞ」
案内された部屋に入る。
「実はお呼びしたのは昨日のことを口外しないように箝口令をと降谷さんからの指示です
降谷さんは組織での信用回復に1週間以上は身動き取れなくなるようで代わりに伝えてくれと言われまして」
「まぁそうなるわな」
「あと、実はあなたに用事がありまして」
「俺に?」
「はい
キュラソーというコードネームを持つ彼女が朝方目を覚ましました」
「奴はもう目を覚ましたのか!?」
「えぇ」
「それで?」
「実は目を覚ました彼女から伝言を預かったと見張りとして配置している部下から連絡がありまして」
「伝言?」
「はい
【貴女から借りたハンカチ
血で汚してしまって返せずごめんなさい】と少女に伝えてくれと言っていたと」
「そうか」
あの時、女性が出血しているのを見た理彩が女性にハンカチを貸していたのを松田は思い出した。
「その少女というのがあの時あなたと一緒にいた少女のことだとすればあなたに伝言を伝えた方がいいと思いまして
あと、彼女からこれを渡されたと」
風見はあるものを出した。
「こいつは!!」
それは所々汚れているが色の塗っていない真っ白なイルカのストラップだった。
実はダーツのところで子供たちに景品のストラップをプレゼントしたが彼女の物がなかった。
彼女は自分はいいからと遠慮したからだ。
それを見ていたスタッフから試作段階の余り物でよければとコナンが預りそれを預かった子供たちが警察病院で彼女に渡した物だった。
「こんなものしか今はお礼として渡せないと彼女が言っていたそうだ」
「そうか」
それを受け取る。
「なぁ」
「はい?」
「ちょっと頼みあるんだが」
「何でしょうか?」
「…--…--…」
「それは自分だけでは判断でき兼ねます
降谷さんからも指示を仰がないと」
「無理な相談かもしれねぇが…
とりあえず聞いてみてくれ」
「分かりました」
「連絡はあいつからでいいのか?
あ、でもあいつって多忙だよな?
なんなら俺の番号をあんたに教えとくが?」
「念のため番号を伺っておきます」
「分かった」
名刺を風見に渡し風見からも名刺をもらった。
『これって!!』
その日松田は理彩を呼び出した。
そして預かったものを渡した。
理彩は受け取ると松田を見る。
「今日、公安の人間から伝言と共に預かった
奴が【ハンカチを血で汚してしまって返せずごめんなさい
今はこんなものしかお礼として渡せない】って言ったらしい」
『でも…これって確かダーツのところでスタッフさんがお姉さんに渡してくれってコナン君に渡してたイルカさんですよね?』
「あぁ、試作段階の余り物な」
『それならこれはお姉さんの物
でも、お姉さんがいいって言っても私貰えないです
お姉さんが持っているべき物だと思います!』
「理彩ならそう言うと思ったぜ」
『それにハンカチくらいたくさん持っているから1枚くらいなくてもいいのに…
そんなことよりお姉さんが助かったことの方が意味があるのに』
「理彩…
でだ、使えるコネをまたフル活用してダメ元で奴に面会できないか交渉してみたら条件付きだが許可が出た」
『え!?
できるんですか!?』
「本来なら無理だ」
『ですよね』
「奴は凶悪な犯罪組織の一員だからな
武器を携帯していないとはいえお前に危害を加える恐れもあるからと面会はかなり渋っていた
病室に俺も含めて何人もの監視付きの数分だけならと折れてくれたから許可が出たんだが理彩はどうする?」
『行きたいですっ!!』
「決まりだな」
数日後。
コンコン
「どうぞ」
中に入る。
『こんにちはお姉さん』
理彩はキュラソーに話しかける。
「えぇ、数日ぶりね」
『体調は大丈夫なんですか?』
「心配ないわ」
『よかった
あ、あのですね
渡したいものがあって』
理彩は持っていた紙袋を前に出す。。
「これは?」
『歩美ちゃんたちを助けてくれたお礼です
受け取って下さい』
「私はそれをもらう資格はないわ
私のせいであの子たちを危険に晒してしまったのだから」
「いや、お前だけのせいじゃねぇ
ちゃんと安全を確保していなかった公安にも非がある
偶然が重なった結果だろ?」
松田が助け舟を出す。
渋々受け取るキュラソー。
『私の手作りのクッキーです
お口に合えばいいんですけど…
あ!何も怪しいものは入れてませんから!
刑事さんたちにも毒味はしてもらったので確かです』
「理彩
そこは毒味じゃなくて試食してもらったでいいだろう!!」
うんうんと何故か室内にいる試食してもらった公安の刑事たちも相づちしている。
『あれ?何かおかしなこと言いました?』
「はぁ…まぁ気にすんな
(出た、理彩の天然な発言)」
「(本当にいるんだな天然な発言する人って)」と何人かの公安の刑事が密かに思ったとは知らない。
「そう…ありがとう
後で頂くわ」