純黒の悪夢
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「っ!!
おい、そこの黒いコードが見えるか!?」
「コード?」
松田が何かを発見する。
コナンは言われた場所を見る。
「黒いコードが無数に張り巡らされてる!?」
「あぁ、配列から見て恐らく観覧車を吹き飛ばせるくらいの威力はあるはずだ」
「これ組織の仕業?」
「たぶんな」
「コードは…あそこ!!
消火栓のところに集まってるよ!!」
コナンは消火栓を指差しそこまで走る。
松田もコナンを追いかけ黒いコードが一点に集中している消火栓まで辿り着く。
だが下手に開けたりはできない。
「ちっ…ついてねぇな
今日はいつも持ち歩いてる工具は駐車場の車の中に置いて来ちまった」
「え?
松田刑事いつも工具なんかを持ち歩いてるの!?」
松田の言葉にコナンは驚く。
「あぁ
爆処にいた頃から工具は解体に使えるから何が起きるか分からねぇから常に持ち歩いてたもんだから習慣になっちまってな
異動してからは工具以外にも鑑識の知り合いに貰った指紋採取キットも一緒に持ち歩いてるぜ」
「鑑識の知り合い?
そういえばこの前もそんなこと言ってたよね?」
「お前とは面識ねぇかもな」
「確か松田刑事が口止めの為にその人に賄賂を渡したどうのこうのって言ってた人のことだよね?」
「あぁ
あいつは特命係の貴重な情報源だからな」
「情報源?」
「特命係にはほとんど事件の情報は回って来ねぇからあいつから捜査会議での情報とかを聞いてる
使えるもんは何でも使わねぇとな」
「それって情報漏洩になるんじゃ…」
「まぁ…気にすんな」
「(いや、気にすんなって…そういう問題かよ!?)」
コナンはそう思った。
「さてと、こいつをどうするか…」
「あ、赤井さん探して呼んで来る!!」
コナンは慌てて走り出す。
「おい!チビ探偵
どこに赤井がいるか分かってんのか?」
「たぶん上の方!!」
「たぶんかよ…」
松田も着いていく。
一方、コナンたちが探している赤井は…観覧車の頂上で安室と殴り合いの喧嘩の最中だった。
どちらも譲ることなく両者激しい殴り合い。
「第2ラウンドと行きましょう」
「挑むところだ」
ガンっ
「何か上で音がしねぇか?」
近くまで来た松田は上からの物音が聞こえた。
「赤井さんかも」
コナンは大声を出すことにした。
「赤井さん!!!!
そこにいるんでしょ!?
お願い!力を貸して!!」
「……」
シーン…
「反応なしか…」
「この観覧車の車軸とホイールの間に無数の爆薬が仕掛けられてるんだ!!
奴らこの観覧車を爆破するつもりだよ!!
お願い!時間がないんだ!!力を貸して!!」
コナンは必死に呼び掛ける。
「本当かコナン君!!」
すると上から顔を出したのは探しているはずの赤井ではなく何故か安室だった。
「え!?安室さん!?」
「おまっ…何でここにいんだよ!!ゼロ!!」
「それはこっちのセリフだ松田!!」
「俺はたまたまここに来てたらチビ探偵に話を聞いて来ただけだぜ」
「そうか」
「あのね安室さん
爆弾がね」
「爆弾なら横にいる松田に頼ればいいんじゃないか?
元爆発物処理班エースなんだし」
「道具ねぇからお手上げだ」
「なら仕方ないか」
「爆弾は組織の奴らが仕掛けたみたいなんだ
キュラソーの奪還に失敗すれば奴らは遠距離操作でここを爆破させるよ!!」
「だろうね
仕方ない…一時休戦だ赤井」
「状況が状況だからな」
「「(休戦…?)」」
「今そっちに行く」
少しして安室と赤井が降りてきた。
「何でお前らボロボロなんだ!?」
「何で二人ともボロボロなの!?」
松田とコナンは降りてきた安室と赤井が所々傷を負ったボロボロの姿で現れ驚く。
「少々殴り合いを」
「「あんたらまたかよ!!」」
安室の返答に松田とコナンの声は見事にハモった。
「これかい?コナン君」
「うん」
「これは消火栓の扉を開けなくて正解だよ」
「あぁ、こいつは扉を開けたらドカンなよくあるトラップだしな」
「そうだな」
ナイフを使い安室が扉のトラップを外す。
ガチャ
消火栓の扉を開け中のホースを避けるとそこには爆弾の起爆装置があった。
「あったな」
「解体できそう?」
「工具があればね」
「これを使え」
シュッ
赤井がライフルケースを安室たちのところに蹴る。
「そこに工具が入っている
使え」
「赤井さんは?」
「俺は一度元いた場所に戻り時間を稼ぐ
爆弾は任せたぞ」
赤井はライフルを持って去って行く。
「工具…あった!!」
コナンはケースから工具を取り出す。
「じゃあここからは元爆発物処理班エースの出番だな」
安室は松田に言う。
「いや俺はパス」
「はぁ!?じゃあ誰が解体するんだ!!」
松田がパスと言うので安室は驚く。
「お前がいるじゃねぇか首席様
腕は鈍ってねぇだろ?」
「だが、元本職の松田がやった方が早いだろ!!」
「そんくらいの爆弾なら俺じゃなくともお前でも解体できるもんだ」
「まぁそうだが…」
「そりゃあ俺がやった方が早ぇことくらい分かってるが」
「なら!!」
おい、そこの黒いコードが見えるか!?」
「コード?」
松田が何かを発見する。
コナンは言われた場所を見る。
「黒いコードが無数に張り巡らされてる!?」
「あぁ、配列から見て恐らく観覧車を吹き飛ばせるくらいの威力はあるはずだ」
「これ組織の仕業?」
「たぶんな」
「コードは…あそこ!!
消火栓のところに集まってるよ!!」
コナンは消火栓を指差しそこまで走る。
松田もコナンを追いかけ黒いコードが一点に集中している消火栓まで辿り着く。
だが下手に開けたりはできない。
「ちっ…ついてねぇな
今日はいつも持ち歩いてる工具は駐車場の車の中に置いて来ちまった」
「え?
松田刑事いつも工具なんかを持ち歩いてるの!?」
松田の言葉にコナンは驚く。
「あぁ
爆処にいた頃から工具は解体に使えるから何が起きるか分からねぇから常に持ち歩いてたもんだから習慣になっちまってな
異動してからは工具以外にも鑑識の知り合いに貰った指紋採取キットも一緒に持ち歩いてるぜ」
「鑑識の知り合い?
そういえばこの前もそんなこと言ってたよね?」
「お前とは面識ねぇかもな」
「確か松田刑事が口止めの為にその人に賄賂を渡したどうのこうのって言ってた人のことだよね?」
「あぁ
あいつは特命係の貴重な情報源だからな」
「情報源?」
「特命係にはほとんど事件の情報は回って来ねぇからあいつから捜査会議での情報とかを聞いてる
使えるもんは何でも使わねぇとな」
「それって情報漏洩になるんじゃ…」
「まぁ…気にすんな」
「(いや、気にすんなって…そういう問題かよ!?)」
コナンはそう思った。
「さてと、こいつをどうするか…」
「あ、赤井さん探して呼んで来る!!」
コナンは慌てて走り出す。
「おい!チビ探偵
どこに赤井がいるか分かってんのか?」
「たぶん上の方!!」
「たぶんかよ…」
松田も着いていく。
一方、コナンたちが探している赤井は…観覧車の頂上で安室と殴り合いの喧嘩の最中だった。
どちらも譲ることなく両者激しい殴り合い。
「第2ラウンドと行きましょう」
「挑むところだ」
ガンっ
「何か上で音がしねぇか?」
近くまで来た松田は上からの物音が聞こえた。
「赤井さんかも」
コナンは大声を出すことにした。
「赤井さん!!!!
そこにいるんでしょ!?
お願い!力を貸して!!」
「……」
シーン…
「反応なしか…」
「この観覧車の車軸とホイールの間に無数の爆薬が仕掛けられてるんだ!!
奴らこの観覧車を爆破するつもりだよ!!
お願い!時間がないんだ!!力を貸して!!」
コナンは必死に呼び掛ける。
「本当かコナン君!!」
すると上から顔を出したのは探しているはずの赤井ではなく何故か安室だった。
「え!?安室さん!?」
「おまっ…何でここにいんだよ!!ゼロ!!」
「それはこっちのセリフだ松田!!」
「俺はたまたまここに来てたらチビ探偵に話を聞いて来ただけだぜ」
「そうか」
「あのね安室さん
爆弾がね」
「爆弾なら横にいる松田に頼ればいいんじゃないか?
元爆発物処理班エースなんだし」
「道具ねぇからお手上げだ」
「なら仕方ないか」
「爆弾は組織の奴らが仕掛けたみたいなんだ
キュラソーの奪還に失敗すれば奴らは遠距離操作でここを爆破させるよ!!」
「だろうね
仕方ない…一時休戦だ赤井」
「状況が状況だからな」
「「(休戦…?)」」
「今そっちに行く」
少しして安室と赤井が降りてきた。
「何でお前らボロボロなんだ!?」
「何で二人ともボロボロなの!?」
松田とコナンは降りてきた安室と赤井が所々傷を負ったボロボロの姿で現れ驚く。
「少々殴り合いを」
「「あんたらまたかよ!!」」
安室の返答に松田とコナンの声は見事にハモった。
「これかい?コナン君」
「うん」
「これは消火栓の扉を開けなくて正解だよ」
「あぁ、こいつは扉を開けたらドカンなよくあるトラップだしな」
「そうだな」
ナイフを使い安室が扉のトラップを外す。
ガチャ
消火栓の扉を開け中のホースを避けるとそこには爆弾の起爆装置があった。
「あったな」
「解体できそう?」
「工具があればね」
「これを使え」
シュッ
赤井がライフルケースを安室たちのところに蹴る。
「そこに工具が入っている
使え」
「赤井さんは?」
「俺は一度元いた場所に戻り時間を稼ぐ
爆弾は任せたぞ」
赤井はライフルを持って去って行く。
「工具…あった!!」
コナンはケースから工具を取り出す。
「じゃあここからは元爆発物処理班エースの出番だな」
安室は松田に言う。
「いや俺はパス」
「はぁ!?じゃあ誰が解体するんだ!!」
松田がパスと言うので安室は驚く。
「お前がいるじゃねぇか首席様
腕は鈍ってねぇだろ?」
「だが、元本職の松田がやった方が早いだろ!!」
「そんくらいの爆弾なら俺じゃなくともお前でも解体できるもんだ」
「まぁそうだが…」
「そりゃあ俺がやった方が早ぇことくらい分かってるが」
「なら!!」