純黒の悪夢
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組織が行動を起こしたのは夜だった。
理彩と松田が観覧車から降りた時だった。
「観覧車に乗っちゃダメだ!!」
コナンが記憶喪失の女性に向かって言った。
コナンの声に立ち止まる松田と理彩。
だが彼女は公安に連れられ観覧車に乗ってしまった。
「ちくしょー」
「チビ探偵、どうしたんだ!?」
松田はそんな慌てている様子のコナンに声をかけた。
「松田刑事と理彩姉ちゃん!?」
『コナン君、どうしたの?』
「あの…えっと…」
コナンは松田に組織関連なんだと言いたかったが理彩に聞かれるのはまずいからどうしたらいいか悩む。
コナンが言い辛そうにしているのに気づいた松田。
「刑事としての俺に話があるって顔だなチビ探偵」
「あ…うん…
でも松田刑事のせっかくの理彩姉ちゃんとの時間を邪魔するわけにはいかないかなって思って…」
「ガキが変な気遣いすんな」
「でも…
うわっ!やめてよ松田刑事
ボサボサになっちゃうよ!!」
松田はわしゃわしゃとコナンの頭を撫でた。
『コナン君
私に関わって欲しくない内容なら私は聞かないよ』
「理彩姉ちゃん」
「理彩お前」
理彩の言葉に二人は驚く。
『なので陣平さんはコナン君の話を聞いてあげてくださいね
水族館でなら私は平気で何時間でも時間潰しをしていられますから待っていられます!』
「だが、理彩を1人にさせておくのはしたくねぇ」
『でも…』
「なら蘭姉ちゃんに連絡してみれば?」
コナンが理彩に提案する。
『蘭に?』
「園子姉ちゃんとここに来てるみたいだから」
『そうなの?
え?園子までいるの!?』
「うん
さっき電話したら園子姉ちゃんの声もしたから」
『分かった
蘭に連絡して合流するね
それならいいですよね?陣平さん』
「1人にならねぇのならいい」
『じゃあ決まりですね』
「終わり次第なるべく早く連絡すっから何かあったら遠慮なく連絡くれな」
『はい』
別行動を開始する。
「はぁ!?
あの記憶喪失の女性が例の組織の一員だ!?
マジかよ!?チビ探偵」
理彩と別れ関係者立ち入り禁止の観覧車内部を走りながら話すコナンと松田。
「うん
赤井さんに確認してみたら面識のあるコードネーム持ちの組織の一員だって」
「マジか…
で、何であの女性はここにいんだよ?
一緒にいたの公安だろ?」
「僕たちが松田刑事と理彩と別れた後に観覧車で彼女はフラッシュバックを起こしたんだ
僕は直接聞いてはいないけどその時彼女はいくつかの酒の名前を口にしたんだよ
その後連絡し到着した佐藤刑事たちが付き添い警察病院に搬送されたけど何かあったらしく公安が彼女の身柄を確保したみたいなんだ
警察庁に侵入した女性だからって」
「公安か…
降谷に聞いてみたのか?」
「実は安室さんと連絡が取れないんだよね」
「はぁ!?」
「彼女が組織に送ったメールに安室さんのコードネームのバーボンの名前が出てたんだ
そうじゃなくとも彼女が送ったメールに書かれていた他のコードネームの持ち主たちは全員各国の諜報機関の人で組織に潜入している捜査官ばかりだったんだけど奴らによって始末されたってFBIの人たちから聞いたよ」
「で、降谷とも連絡が取れねぇから何かあったんじゃねぇかと?」
「うん
まぁ安室さんは組織に拘束されてたけど無事なのは赤井さんから聞いてはいるけど、
僕は安室さんの方の連絡先しか知らないから連絡取れないだろうし…」
「まぁ公安が動いているってことは降谷の指示だろうがな
さっきこの前会ったあいつの部下いたしな
だが、観覧車に女性をまた乗せる意味が分からねぇ」
「安室さんや公安の人たちは気づいてないけど、頂上から下の噴水を見たら彼女は今度こそすべての記憶を思い出すよ!!
観覧車の頂上から噴水の5色のカラーリングを見るとね
それは彼女の特殊な脳自体が警察庁から盗み出したNOCリストを記憶している記憶媒体だから!!」
「あの噴水の5色か!?」
「うん、あの5色とまったく同じ濃度のカラーフィルムを彼女が持っていたし配列まで同じだから間違いないよ」
「それで乗るなって」
「まぁ止められなかったけどね…
組織は必ず彼女を奪還しに来るよ!」
「そうだろうな
仕掛けて来るなら観覧車から地上に降りた時だろうな」
「いや、奴らのことだから警備が手薄になる空からだと思う!!」
「はぁ!?空!?
まぁ何でもやらかす連中とは降谷から聞いてはいるが…」
「奴らにはオスプレイみたいなヘリっていう手段があるからね」
「あれか?
前に聞いたタワーのやつか?」
「うん」
「それは防ぎようがねぇな」
「だから少しでも止める方法がないかって思ってここまで来たんだよ」
「なるほどな」
「あ、あれ?」
「どうした?」
コナンが何かに気づいた。
「赤井さんが今そこを通って行ったんだ」
「赤井がここに来てんのか?」
「みたいだね」
理彩と松田が観覧車から降りた時だった。
「観覧車に乗っちゃダメだ!!」
コナンが記憶喪失の女性に向かって言った。
コナンの声に立ち止まる松田と理彩。
だが彼女は公安に連れられ観覧車に乗ってしまった。
「ちくしょー」
「チビ探偵、どうしたんだ!?」
松田はそんな慌てている様子のコナンに声をかけた。
「松田刑事と理彩姉ちゃん!?」
『コナン君、どうしたの?』
「あの…えっと…」
コナンは松田に組織関連なんだと言いたかったが理彩に聞かれるのはまずいからどうしたらいいか悩む。
コナンが言い辛そうにしているのに気づいた松田。
「刑事としての俺に話があるって顔だなチビ探偵」
「あ…うん…
でも松田刑事のせっかくの理彩姉ちゃんとの時間を邪魔するわけにはいかないかなって思って…」
「ガキが変な気遣いすんな」
「でも…
うわっ!やめてよ松田刑事
ボサボサになっちゃうよ!!」
松田はわしゃわしゃとコナンの頭を撫でた。
『コナン君
私に関わって欲しくない内容なら私は聞かないよ』
「理彩姉ちゃん」
「理彩お前」
理彩の言葉に二人は驚く。
『なので陣平さんはコナン君の話を聞いてあげてくださいね
水族館でなら私は平気で何時間でも時間潰しをしていられますから待っていられます!』
「だが、理彩を1人にさせておくのはしたくねぇ」
『でも…』
「なら蘭姉ちゃんに連絡してみれば?」
コナンが理彩に提案する。
『蘭に?』
「園子姉ちゃんとここに来てるみたいだから」
『そうなの?
え?園子までいるの!?』
「うん
さっき電話したら園子姉ちゃんの声もしたから」
『分かった
蘭に連絡して合流するね
それならいいですよね?陣平さん』
「1人にならねぇのならいい」
『じゃあ決まりですね』
「終わり次第なるべく早く連絡すっから何かあったら遠慮なく連絡くれな」
『はい』
別行動を開始する。
「はぁ!?
あの記憶喪失の女性が例の組織の一員だ!?
マジかよ!?チビ探偵」
理彩と別れ関係者立ち入り禁止の観覧車内部を走りながら話すコナンと松田。
「うん
赤井さんに確認してみたら面識のあるコードネーム持ちの組織の一員だって」
「マジか…
で、何であの女性はここにいんだよ?
一緒にいたの公安だろ?」
「僕たちが松田刑事と理彩と別れた後に観覧車で彼女はフラッシュバックを起こしたんだ
僕は直接聞いてはいないけどその時彼女はいくつかの酒の名前を口にしたんだよ
その後連絡し到着した佐藤刑事たちが付き添い警察病院に搬送されたけど何かあったらしく公安が彼女の身柄を確保したみたいなんだ
警察庁に侵入した女性だからって」
「公安か…
降谷に聞いてみたのか?」
「実は安室さんと連絡が取れないんだよね」
「はぁ!?」
「彼女が組織に送ったメールに安室さんのコードネームのバーボンの名前が出てたんだ
そうじゃなくとも彼女が送ったメールに書かれていた他のコードネームの持ち主たちは全員各国の諜報機関の人で組織に潜入している捜査官ばかりだったんだけど奴らによって始末されたってFBIの人たちから聞いたよ」
「で、降谷とも連絡が取れねぇから何かあったんじゃねぇかと?」
「うん
まぁ安室さんは組織に拘束されてたけど無事なのは赤井さんから聞いてはいるけど、
僕は安室さんの方の連絡先しか知らないから連絡取れないだろうし…」
「まぁ公安が動いているってことは降谷の指示だろうがな
さっきこの前会ったあいつの部下いたしな
だが、観覧車に女性をまた乗せる意味が分からねぇ」
「安室さんや公安の人たちは気づいてないけど、頂上から下の噴水を見たら彼女は今度こそすべての記憶を思い出すよ!!
観覧車の頂上から噴水の5色のカラーリングを見るとね
それは彼女の特殊な脳自体が警察庁から盗み出したNOCリストを記憶している記憶媒体だから!!」
「あの噴水の5色か!?」
「うん、あの5色とまったく同じ濃度のカラーフィルムを彼女が持っていたし配列まで同じだから間違いないよ」
「それで乗るなって」
「まぁ止められなかったけどね…
組織は必ず彼女を奪還しに来るよ!」
「そうだろうな
仕掛けて来るなら観覧車から地上に降りた時だろうな」
「いや、奴らのことだから警備が手薄になる空からだと思う!!」
「はぁ!?空!?
まぁ何でもやらかす連中とは降谷から聞いてはいるが…」
「奴らにはオスプレイみたいなヘリっていう手段があるからね」
「あれか?
前に聞いたタワーのやつか?」
「うん」
「それは防ぎようがねぇな」
「だから少しでも止める方法がないかって思ってここまで来たんだよ」
「なるほどな」
「あ、あれ?」
「どうした?」
コナンが何かに気づいた。
「赤井さんが今そこを通って行ったんだ」
「赤井がここに来てんのか?」
「みたいだね」