純黒の悪夢
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「まったく…」
「おめーら!
お姉さんの知り合いを探すんじゃなかったのかよ!?」
「ゲームをやってからやろうかと…
ねえ歩美ちゃん」
「うん!」
「そうだぞ」
「「……」」
歩美たちの返答に呆れるコナンと灰原だった。
「あれれ?
理彩姉ちゃんと松田刑事
何してるの?こんなとこで」
コナンは理彩と松田もいることに気づく。
「よぉチビ探偵
(しかしまぁ、チビ探偵の中身が高校生だと分かったせいか改めて見ると子供のフリはそこそこ上手い気もするが違和感半端ねぇな)」
松田は内心そう思った。
『こんにちはコナン君
東都水族館がリニューアルオープンするから来たの
松田さんと前から行こうって約束してたから』
「それでここにデートしに来たの?」
『うん、そうだね』
「(やっぱりデートだったのねこの二人)」
松田と理彩に目を向ける灰原だった。
「連休中なのによく休み取れたね?松田刑事」
「事件らしい事件もねぇし特命は暇だからな杉下が休みくれたんだ」
「そうなんだ」
「おーい!観覧車が空いて来たぞ!
乗るなら今じゃぞ!!」
どこからか阿笠博士の声が聞こえた。
「あれ?博士の声がするよ」
「どこでしょうか?」
「どこだ?」
まわりを見る探偵団たち。
「ここじゃここじゃ!!」
声を頼りに上を見上げるとそこに阿笠博士がいた。
「あー!あそこにいるよ!!
ねえ早く観覧車乗ろうよ!!」
「そうですね!!
景色を見れば何か思い出すかもしれませんしね!!」
「姉ちゃんも行こうぜ」
「えぇ」
『あの!お姉さん
早く記憶戻るといいですね』
行こうとした女性に声をかけた理彩。
「え?あ、ありがとう」
『私も経験あるんですけど記憶喪失って辛くて大変だけど時間が解決してくれるのできっと大丈夫ですよ』
「そう…ありがとう」
『いえ』
女性は理彩から励ましの言葉をもらい驚きはしたものの感謝を口にした。
歩美たちと女性は博士の元へ向かった。
「ここのエリアも私たちが調べた方が良さそうね江戸川君」
「そうだな」
『ねえコナン君
歩美ちゃんたちから聞いたけど、あのお姉さんは記憶喪失なんだよね?』
「うん
たぶん昨晩の事故と関係ある人だと思うよ」
『え?そうなの?』
「そうなのか!?」
コナンの言葉に驚く松田と理彩。
「服に車のガラスが付着してたし、ガソリンの匂いもしたしね」
「ならこんなとこで知り合いがいるかを探す意味あんのか?」
「うーん…そう言われちゃうとそうなんだけど…
あいつらがここに知り合いがいるかもしれないって言い出したから」
コナンは苦笑いをしながら言った。
「そうか
警察には連絡してあんのか?」
「佐藤刑事たちに蘭姉ちゃんからさっき連絡入れてもらったよ」
「そうか」
『やっぱりあのお姉さんのこと心配』
「何がだ?」
理彩に問う。
『あのお姉さんは記憶がないって』
「あぁそうだな」
『きっととても不安なはずだから…
自分が誰なのかまったく分からない…
まわりの人たちは知り合いだと言われても自分にその記憶がないからどう接したらいいのかが分からない…
記憶が戻り始めると早くすべてを思い出したいと思うようになる…
あの時の私はそうでした』
「理彩」
理彩は以前自分が記憶喪失になった経験からあの女性のことを心配しているようだ。
「理彩姉ちゃん
確かにあの時は記憶がないし英理おばさんと僕が余計なこと教えちゃったから早く思い出したいって言って焦ってたもんね」
「そうだったのか!?」
松田は理彩を見る。
『だって…自分に恋人がいるってお母さんとコナン君から聞いて家族のことも忘れてるのにそんな大切な人のことまで私は忘れちゃったんだって思ったら焦らずにはいられなかったから』
「あー…それで記憶もねぇのに俺の名前を言ったんだったな
確か妃さんから関係は聞いたって言ってたもんな」
『はい』
「きっと理彩姉ちゃんが心配しているってことはあのお姉さんに通じたんじゃないかな
経験者ならではの気遣いの言葉だったしね」
『だといいんだけどね』
「あ、歩美たちが二人のデートを邪魔しちゃったみたいでごめんね」
『別にいいの
みんなはまだ私達の関係を知っているからね
これが園子か唯に見つかると面倒だけどね』
「あはは…そうだね」
コナンと灰原は理彩たちと別れると聞き込みを開始する。
その後観覧車でちょっとした騒動が起きたのだがコナンたちと別れ水族館に向かっていた理彩と松田は知る由もなかった。
さらには公安まで動いているとは知らないのであった。
コナンは記憶喪失の女性が観覧車に乗っていたら頭痛を起こしながら呟いたという言葉を光彦から聞き内容に驚く。
それは酒の名前だったのだから。
「(まさか彼女は組織の関係者なのか!?)」
情報を得たくても安室と連絡が取れない。
仕方なく赤井やFBIのジョディから情報をもらうのだった。
「おめーら!
お姉さんの知り合いを探すんじゃなかったのかよ!?」
「ゲームをやってからやろうかと…
ねえ歩美ちゃん」
「うん!」
「そうだぞ」
「「……」」
歩美たちの返答に呆れるコナンと灰原だった。
「あれれ?
理彩姉ちゃんと松田刑事
何してるの?こんなとこで」
コナンは理彩と松田もいることに気づく。
「よぉチビ探偵
(しかしまぁ、チビ探偵の中身が高校生だと分かったせいか改めて見ると子供のフリはそこそこ上手い気もするが違和感半端ねぇな)」
松田は内心そう思った。
『こんにちはコナン君
東都水族館がリニューアルオープンするから来たの
松田さんと前から行こうって約束してたから』
「それでここにデートしに来たの?」
『うん、そうだね』
「(やっぱりデートだったのねこの二人)」
松田と理彩に目を向ける灰原だった。
「連休中なのによく休み取れたね?松田刑事」
「事件らしい事件もねぇし特命は暇だからな杉下が休みくれたんだ」
「そうなんだ」
「おーい!観覧車が空いて来たぞ!
乗るなら今じゃぞ!!」
どこからか阿笠博士の声が聞こえた。
「あれ?博士の声がするよ」
「どこでしょうか?」
「どこだ?」
まわりを見る探偵団たち。
「ここじゃここじゃ!!」
声を頼りに上を見上げるとそこに阿笠博士がいた。
「あー!あそこにいるよ!!
ねえ早く観覧車乗ろうよ!!」
「そうですね!!
景色を見れば何か思い出すかもしれませんしね!!」
「姉ちゃんも行こうぜ」
「えぇ」
『あの!お姉さん
早く記憶戻るといいですね』
行こうとした女性に声をかけた理彩。
「え?あ、ありがとう」
『私も経験あるんですけど記憶喪失って辛くて大変だけど時間が解決してくれるのできっと大丈夫ですよ』
「そう…ありがとう」
『いえ』
女性は理彩から励ましの言葉をもらい驚きはしたものの感謝を口にした。
歩美たちと女性は博士の元へ向かった。
「ここのエリアも私たちが調べた方が良さそうね江戸川君」
「そうだな」
『ねえコナン君
歩美ちゃんたちから聞いたけど、あのお姉さんは記憶喪失なんだよね?』
「うん
たぶん昨晩の事故と関係ある人だと思うよ」
『え?そうなの?』
「そうなのか!?」
コナンの言葉に驚く松田と理彩。
「服に車のガラスが付着してたし、ガソリンの匂いもしたしね」
「ならこんなとこで知り合いがいるかを探す意味あんのか?」
「うーん…そう言われちゃうとそうなんだけど…
あいつらがここに知り合いがいるかもしれないって言い出したから」
コナンは苦笑いをしながら言った。
「そうか
警察には連絡してあんのか?」
「佐藤刑事たちに蘭姉ちゃんからさっき連絡入れてもらったよ」
「そうか」
『やっぱりあのお姉さんのこと心配』
「何がだ?」
理彩に問う。
『あのお姉さんは記憶がないって』
「あぁそうだな」
『きっととても不安なはずだから…
自分が誰なのかまったく分からない…
まわりの人たちは知り合いだと言われても自分にその記憶がないからどう接したらいいのかが分からない…
記憶が戻り始めると早くすべてを思い出したいと思うようになる…
あの時の私はそうでした』
「理彩」
理彩は以前自分が記憶喪失になった経験からあの女性のことを心配しているようだ。
「理彩姉ちゃん
確かにあの時は記憶がないし英理おばさんと僕が余計なこと教えちゃったから早く思い出したいって言って焦ってたもんね」
「そうだったのか!?」
松田は理彩を見る。
『だって…自分に恋人がいるってお母さんとコナン君から聞いて家族のことも忘れてるのにそんな大切な人のことまで私は忘れちゃったんだって思ったら焦らずにはいられなかったから』
「あー…それで記憶もねぇのに俺の名前を言ったんだったな
確か妃さんから関係は聞いたって言ってたもんな」
『はい』
「きっと理彩姉ちゃんが心配しているってことはあのお姉さんに通じたんじゃないかな
経験者ならではの気遣いの言葉だったしね」
『だといいんだけどね』
「あ、歩美たちが二人のデートを邪魔しちゃったみたいでごめんね」
『別にいいの
みんなはまだ私達の関係を知っているからね
これが園子か唯に見つかると面倒だけどね』
「あはは…そうだね」
コナンと灰原は理彩たちと別れると聞き込みを開始する。
その後観覧車でちょっとした騒動が起きたのだがコナンたちと別れ水族館に向かっていた理彩と松田は知る由もなかった。
さらには公安まで動いているとは知らないのであった。
コナンは記憶喪失の女性が観覧車に乗っていたら頭痛を起こしながら呟いたという言葉を光彦から聞き内容に驚く。
それは酒の名前だったのだから。
「(まさか彼女は組織の関係者なのか!?)」
情報を得たくても安室と連絡が取れない。
仕方なく赤井やFBIのジョディから情報をもらうのだった。