緋色の捜査官(切り札と真実)
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「そうなのか?」
「妻の有希子からも色々話は聞いているよ
次回作は是非とも君をモデルにした話を書かせてもらいたいとは思っているよ」
「俺がモデルじゃつまらねぇ話になるだけだぜ
俺みたいなやる気のねぇ刑事が主人公じゃな」
「しかし、自分の恋人に危険が及ぶと分かりどうにかしようと友人のためにもと今回行動しているじゃないか
やる気のない刑事でも自分の大切な人の一大事には黙っていられない
自分が危険に遭うかもしれないというのに自分の中にある正義を貫き通す
それは素晴らしいと私は思うがね」
「そんなに俺はできた人間じゃねぇよ
ただ自分の目に映る手の届く目の前の大切なもんを守りたいだけの男さ」
「そうか
では仕方ない
君をモデルに有希子が読みたがっている設定で書くしかないね」
「げぇ…母さんあの設定を父さんに話したのかよ!?」
「あぁ、是非とも書いてくれと頼まれたよ
私の得意分野ではないがね」
「そりゃあ父さんは推理小説家だからな
母さんの好きなラブロマは専門外だもんな」
「書けなくはないがな」
「どういうことだ?チビ探偵」
「あー実は…
ミステリートレインの時に母さんがベルモットと対峙した時のことを話していたら理彩のことをお姫様とか言って更には騎士がどうとかって話をしてて父さんにそういう話を書いてもらうんだって母さんが乗り気だったんだ」
「その単語…
ゼロから聞いたことあるな」
「え?あるの!?」
「あぁ
ゼロとは警察学校卒業してからずっと連絡取れなくてな
まぁ配属先はなんとなく検討はついていたけどな
それでも、萩の命日には同期揃って墓参りはしていたがな
その度にゼロから外で会っても話しかけるなと言われててな
あの双子事件で久しぶりに外で再会しポアロに通いつめてあいつを問いただしたんだ
ポアロでチビ探偵に会ったことあるだろ?
毛利探偵の話で盛り上がった」
「あ、あの日だね」
「あぁ
それから簡単にだが組織の話を聞いてな
そん時に名前はベルモットだったか?
そいつが理彩のことを女神だのお姫様だの呼んでるって聞いたぜ
更には俺のことを騎士だか番犬だの呼んでいるってことも聞いた」
「そうなの?」
「あぁ」
「ってか安室さんと音信不通状態!?」
「あぁそうだ」
「ずっとなの?」
「そうだな」
「なのによく分かったね?」
「分かるさ
あの地毛の金髪に童顔な褐色の奴とまったく同じ顔の奴なんてそうそういねぇから」
「へ?童顔?」
「聞こえているぞ松田」
「うわっ…!びっくりした」
突然安室が話に割り込む。
「ゼロは何年経っても20代前半に見えるほどの童顔だからそれがコンプレックスなんだよなこいつ 」
「コンプレックス…」
「同期の5人の中で班長の伊達以外はわりと童顔だったんだよな
いや、あれは班長が濃すぎただけか…
理彩にもおっさんに間違われるくらいだしな」
「そうなんだ」
「これが証拠写真」
そういうと松田は携帯の画像をコナンに見せた。
そこには警官服の男が5人映っていた。
笑い合っていて仲が良さそうなのが伝わってくる。
今より若い松田と安室がそこにはいた。
「ちょっと見切れてんのがゼロで、隣の肩を組んでんのが高木の教育係だった班長
その班長が肩を組んでるもう1人がさっき話題に出てたヒロだ
そしてその横のピースしてんのが俺の親友だった奴で理彩が兄のように慕ってくれていた萩原だ
そして俺」
「この人たちが…」
5人中3人はもうこの世にいないのを思い出し切なくなるコナン。
「画像のゼロを見てみろよ
今とまったく変わらねぇだろ?」
「あっうん
そうだね
(マジで昔と今とまったく変わらねぇよ安室さん…)」
「松田お前も昔とあまり変わらないよな」
「まぁ若く見えた方がいいじゃねぇか」
「良くない!!
あっコナン君
ちなみにそこには映ってないけど、この頃から休みの時は松田はトレードマークであるサングラスをしていることがあったんだよ」
「へぇーそうなんだ」
「そんなことよりゼロ
赤井への愚痴とやらはもう終わったか?」
「終わった」
「って!
何でお前ボロボロなんだよ!?」
「赤井さんも!!」
2人を見ると何故かボロボロで少し怪我している。
「「殴りあった…」」
「「おい!!人の家の中で何してんだよあんたら!!」」
コナンと松田は2人にツッコミを入れた。
少しして安室と松田は帰っていった。
END
「妻の有希子からも色々話は聞いているよ
次回作は是非とも君をモデルにした話を書かせてもらいたいとは思っているよ」
「俺がモデルじゃつまらねぇ話になるだけだぜ
俺みたいなやる気のねぇ刑事が主人公じゃな」
「しかし、自分の恋人に危険が及ぶと分かりどうにかしようと友人のためにもと今回行動しているじゃないか
やる気のない刑事でも自分の大切な人の一大事には黙っていられない
自分が危険に遭うかもしれないというのに自分の中にある正義を貫き通す
それは素晴らしいと私は思うがね」
「そんなに俺はできた人間じゃねぇよ
ただ自分の目に映る手の届く目の前の大切なもんを守りたいだけの男さ」
「そうか
では仕方ない
君をモデルに有希子が読みたがっている設定で書くしかないね」
「げぇ…母さんあの設定を父さんに話したのかよ!?」
「あぁ、是非とも書いてくれと頼まれたよ
私の得意分野ではないがね」
「そりゃあ父さんは推理小説家だからな
母さんの好きなラブロマは専門外だもんな」
「書けなくはないがな」
「どういうことだ?チビ探偵」
「あー実は…
ミステリートレインの時に母さんがベルモットと対峙した時のことを話していたら理彩のことをお姫様とか言って更には騎士がどうとかって話をしてて父さんにそういう話を書いてもらうんだって母さんが乗り気だったんだ」
「その単語…
ゼロから聞いたことあるな」
「え?あるの!?」
「あぁ
ゼロとは警察学校卒業してからずっと連絡取れなくてな
まぁ配属先はなんとなく検討はついていたけどな
それでも、萩の命日には同期揃って墓参りはしていたがな
その度にゼロから外で会っても話しかけるなと言われててな
あの双子事件で久しぶりに外で再会しポアロに通いつめてあいつを問いただしたんだ
ポアロでチビ探偵に会ったことあるだろ?
毛利探偵の話で盛り上がった」
「あ、あの日だね」
「あぁ
それから簡単にだが組織の話を聞いてな
そん時に名前はベルモットだったか?
そいつが理彩のことを女神だのお姫様だの呼んでるって聞いたぜ
更には俺のことを騎士だか番犬だの呼んでいるってことも聞いた」
「そうなの?」
「あぁ」
「ってか安室さんと音信不通状態!?」
「あぁそうだ」
「ずっとなの?」
「そうだな」
「なのによく分かったね?」
「分かるさ
あの地毛の金髪に童顔な褐色の奴とまったく同じ顔の奴なんてそうそういねぇから」
「へ?童顔?」
「聞こえているぞ松田」
「うわっ…!びっくりした」
突然安室が話に割り込む。
「ゼロは何年経っても20代前半に見えるほどの童顔だからそれがコンプレックスなんだよなこいつ 」
「コンプレックス…」
「同期の5人の中で班長の伊達以外はわりと童顔だったんだよな
いや、あれは班長が濃すぎただけか…
理彩にもおっさんに間違われるくらいだしな」
「そうなんだ」
「これが証拠写真」
そういうと松田は携帯の画像をコナンに見せた。
そこには警官服の男が5人映っていた。
笑い合っていて仲が良さそうなのが伝わってくる。
今より若い松田と安室がそこにはいた。
「ちょっと見切れてんのがゼロで、隣の肩を組んでんのが高木の教育係だった班長
その班長が肩を組んでるもう1人がさっき話題に出てたヒロだ
そしてその横のピースしてんのが俺の親友だった奴で理彩が兄のように慕ってくれていた萩原だ
そして俺」
「この人たちが…」
5人中3人はもうこの世にいないのを思い出し切なくなるコナン。
「画像のゼロを見てみろよ
今とまったく変わらねぇだろ?」
「あっうん
そうだね
(マジで昔と今とまったく変わらねぇよ安室さん…)」
「松田お前も昔とあまり変わらないよな」
「まぁ若く見えた方がいいじゃねぇか」
「良くない!!
あっコナン君
ちなみにそこには映ってないけど、この頃から休みの時は松田はトレードマークであるサングラスをしていることがあったんだよ」
「へぇーそうなんだ」
「そんなことよりゼロ
赤井への愚痴とやらはもう終わったか?」
「終わった」
「って!
何でお前ボロボロなんだよ!?」
「赤井さんも!!」
2人を見ると何故かボロボロで少し怪我している。
「「殴りあった…」」
「「おい!!人の家の中で何してんだよあんたら!!」」
コナンと松田は2人にツッコミを入れた。
少しして安室と松田は帰っていった。
END