緋色の捜査官
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
キュキュキュキュ
タイヤから嫌な音がする。
「まずい…ハンドルが右に右に取られてしまう」
「どういうこと!?」
「さっき岩に乗り上げた時にタイヤとホイールがダメージを食らってリムが曲がりタイヤのエアが漏れ始めているんです!!」
「えぇ!?」
「このままじゃ追いつかれる!!」
【では、Mr.クドウに壇上に上がってもらいましょう!!】
パチパチと拍手がテレビから聞こえる。
「余程その変装を解きたくないようだ
まぁ仕方ない…
それにしても一体何を企んでいる?」
「企むとは?」
「ざっと見た感じだが
玄関先に2台、廊下に3台、そしてこの部屋には5台の隠しカメラが設置されている
この様子を録画してFBIにでも送る気か?
それとも別の部屋にいる誰かがこの様子を見ているのかな?」
「…そもそも赤井秀一という男は僕に似ているんですか?」
「ふんっ、顔は変装で声は変声機」
「変声機?」
「実は今日の昼間にこの付近を回ってリサーチしたんです
隣人の阿笠博士の発明品で評判がよかったのに急に販売を止めた者はないかとね
そしてありましたよ
それはチョーカー型変声機
首に巻けば喉の振動を利用して自在に声を変えられてストーカーの迷惑電話にお役立ち…
そう大きさは丁度そのハイネックで隠れるぐらいのなんだよ!!」
安室は話ながら沖矢に近寄り沖矢のハイネックを掴む。
「くそっ!
タイヤのエアがもう…ここまでか…」
「屋根を開けろ…」
「「!?」」
突然後ろから声がした。
「開けるんだキャメル…」
「あっはい!!」
キャメルは聞き慣れた声に慌てて操作する。
ガコガコと車の屋根が開いていく。
そして車の後ろに乗っている男の姿がはっきりと見える。
「シュ…シュウ!!」
「あ…赤井しゃん!!」
ブーブー
「どうした?
遅かったな…え?
あ…赤井が!?」
「このカーブを抜けたら200mのストレート…
5秒だキャメル」
「え?」
「5秒間ハンドルと速度を固定しろ!
このくだらんチェイスにケリをつけてやる」
「りょ、了解!!」
「っていうか、あんたどこで何をやってたのよ?
何でこの車に乗っているわけ!?」
「全て思惑通りだよ
あのボウヤのな」
「あのボウヤ?まさかコナン君!?」
「あぁ俺の身柄を抵抗なしで確保するには俺とつながりが深そうなお前らのどちらかを拘束するはず…
人知れずそれを実行するにはFBIの仲間から離れる車での外出中…
俺の死に不審感を持ち始めたジョディなら恐らくこの来葉峠に来ると的中させていたよ」
カチャカチャ
赤井は懐から拳銃を取り出す。
「け、拳銃って…
シュウ何を!?」
「200mのストレート!!
見えました!!」
「任せたぞキャメル」
「はい!!」
赤井は後方の車に照準を合わせる。
「無茶よ!
タイヤのエア漏れで車が揺れているのに拳銃の照準を定めるなんて…」
「問題ない
これくらいの振動なら計算できる」
「3…4…」
「ぶつかる!!」
ドン!!
赤井は発砲した。
弾は後方の車のタイヤに当たりスピンしていく。
後続車は急ブレーキするしかなかった。
「追って来ないわね
ってことは振り切ったようね」
「さすが赤井さん!!」
「キャメル…戻れ…」
「りょ、了解!!」
「え?ちょっと!!
ウソでしょ!?」
キィー
「どうやらしてやられたな」
松田も車を停める。
「赤井が拳銃を発砲した!?
それで追跡は!?」
《「先頭の車はタイヤに被弾してクラッシュ…後続車もそれに巻き込まれて…》
「動ける車があるだろ!!
あるなら奴を追え!!
今逃したら今度はどこに雲隠れするか…」
「オホン
すみませんが少々静かにしてもらえますか?
今、この家の家主が大変な賞を受賞してスピーチするところなんですから
まぁ会ったことはありませんけどね」
【どーも、紹介して頂いた工藤優作です
今回私ごときが賞を獲得できたのは、こな新人脚本家のシナリオを見事に映像化された監督、スタッフ、俳優の方々のおかげだと思っております
そして、忘れてならないのがこの「緋色の捜査官」のモデルとなった彼…】
【モデルがいるんですか?】
【えぇ、困ったことに今、妻がその彼に夢中でしてね
イケメンで礼儀正しく、クールでダンディーで!!
もぉFBIに置いとくにはもったいないくらーい♥️
っと妻は申しておりました】
【そうなんですか】
『なんか優作さんがかわいい?』
見ていた理彩は思わず呟いた。
「しかし、追えと言われてもこの状況ではむ、」
「無理なもんは無理だバカ!!」
「あ、ちょっ!!」
松田は捜査員たちに駆け寄り電話していた捜査員の携帯電話を奪い電話に向かって言う。
《「捜査員たちがダメならお前が行け!!」》
「いや無理無理
クラッシュした車が邪魔で前に行けねぇよ」
キィー
「大丈夫か?」
「あ、赤井…」
捜査員たちは目の前に現れた赤井たちFBIに驚く。
タイヤから嫌な音がする。
「まずい…ハンドルが右に右に取られてしまう」
「どういうこと!?」
「さっき岩に乗り上げた時にタイヤとホイールがダメージを食らってリムが曲がりタイヤのエアが漏れ始めているんです!!」
「えぇ!?」
「このままじゃ追いつかれる!!」
【では、Mr.クドウに壇上に上がってもらいましょう!!】
パチパチと拍手がテレビから聞こえる。
「余程その変装を解きたくないようだ
まぁ仕方ない…
それにしても一体何を企んでいる?」
「企むとは?」
「ざっと見た感じだが
玄関先に2台、廊下に3台、そしてこの部屋には5台の隠しカメラが設置されている
この様子を録画してFBIにでも送る気か?
それとも別の部屋にいる誰かがこの様子を見ているのかな?」
「…そもそも赤井秀一という男は僕に似ているんですか?」
「ふんっ、顔は変装で声は変声機」
「変声機?」
「実は今日の昼間にこの付近を回ってリサーチしたんです
隣人の阿笠博士の発明品で評判がよかったのに急に販売を止めた者はないかとね
そしてありましたよ
それはチョーカー型変声機
首に巻けば喉の振動を利用して自在に声を変えられてストーカーの迷惑電話にお役立ち…
そう大きさは丁度そのハイネックで隠れるぐらいのなんだよ!!」
安室は話ながら沖矢に近寄り沖矢のハイネックを掴む。
「くそっ!
タイヤのエアがもう…ここまでか…」
「屋根を開けろ…」
「「!?」」
突然後ろから声がした。
「開けるんだキャメル…」
「あっはい!!」
キャメルは聞き慣れた声に慌てて操作する。
ガコガコと車の屋根が開いていく。
そして車の後ろに乗っている男の姿がはっきりと見える。
「シュ…シュウ!!」
「あ…赤井しゃん!!」
ブーブー
「どうした?
遅かったな…え?
あ…赤井が!?」
「このカーブを抜けたら200mのストレート…
5秒だキャメル」
「え?」
「5秒間ハンドルと速度を固定しろ!
このくだらんチェイスにケリをつけてやる」
「りょ、了解!!」
「っていうか、あんたどこで何をやってたのよ?
何でこの車に乗っているわけ!?」
「全て思惑通りだよ
あのボウヤのな」
「あのボウヤ?まさかコナン君!?」
「あぁ俺の身柄を抵抗なしで確保するには俺とつながりが深そうなお前らのどちらかを拘束するはず…
人知れずそれを実行するにはFBIの仲間から離れる車での外出中…
俺の死に不審感を持ち始めたジョディなら恐らくこの来葉峠に来ると的中させていたよ」
カチャカチャ
赤井は懐から拳銃を取り出す。
「け、拳銃って…
シュウ何を!?」
「200mのストレート!!
見えました!!」
「任せたぞキャメル」
「はい!!」
赤井は後方の車に照準を合わせる。
「無茶よ!
タイヤのエア漏れで車が揺れているのに拳銃の照準を定めるなんて…」
「問題ない
これくらいの振動なら計算できる」
「3…4…」
「ぶつかる!!」
ドン!!
赤井は発砲した。
弾は後方の車のタイヤに当たりスピンしていく。
後続車は急ブレーキするしかなかった。
「追って来ないわね
ってことは振り切ったようね」
「さすが赤井さん!!」
「キャメル…戻れ…」
「りょ、了解!!」
「え?ちょっと!!
ウソでしょ!?」
キィー
「どうやらしてやられたな」
松田も車を停める。
「赤井が拳銃を発砲した!?
それで追跡は!?」
《「先頭の車はタイヤに被弾してクラッシュ…後続車もそれに巻き込まれて…》
「動ける車があるだろ!!
あるなら奴を追え!!
今逃したら今度はどこに雲隠れするか…」
「オホン
すみませんが少々静かにしてもらえますか?
今、この家の家主が大変な賞を受賞してスピーチするところなんですから
まぁ会ったことはありませんけどね」
【どーも、紹介して頂いた工藤優作です
今回私ごときが賞を獲得できたのは、こな新人脚本家のシナリオを見事に映像化された監督、スタッフ、俳優の方々のおかげだと思っております
そして、忘れてならないのがこの「緋色の捜査官」のモデルとなった彼…】
【モデルがいるんですか?】
【えぇ、困ったことに今、妻がその彼に夢中でしてね
イケメンで礼儀正しく、クールでダンディーで!!
もぉFBIに置いとくにはもったいないくらーい♥️
っと妻は申しておりました】
【そうなんですか】
『なんか優作さんがかわいい?』
見ていた理彩は思わず呟いた。
「しかし、追えと言われてもこの状況ではむ、」
「無理なもんは無理だバカ!!」
「あ、ちょっ!!」
松田は捜査員たちに駆け寄り電話していた捜査員の携帯電話を奪い電話に向かって言う。
《「捜査員たちがダメならお前が行け!!」》
「いや無理無理
クラッシュした車が邪魔で前に行けねぇよ」
キィー
「大丈夫か?」
「あ、赤井…」
捜査員たちは目の前に現れた赤井たちFBIに驚く。