緋色の捜査官
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一方の安室は沖矢とまだ話をしていた。
「とまあ…事件の内容はこんなところです」
「なかなか面白いお話でした
まるでスパイ小説を読んでいるかのようですね」
「ですが、実はこの計画はとある少年が裏で色々と企てていたようですけどね」
「少年ですか?」
「えぇ、最初に話した指紋に関係する携帯電話の持ち主である少年ですよ」
「ホォー…」
「その証拠に来葉峠で撃たれた男は撃たれた刹那にこう呟いている
【まさかここまでとはな…】
ってね」
「【まさかここまでとはな…】
ですか…
私には自分の不運を嘆いているようにしか聞こえませんが…」
「えぇ、当たり前にとらえるとね…
だが、これにある言葉を加えるとその意味が一変する…
【まさかここまで…読んでいたとはな…】
とね
そう、この計画をすべて企てたある少年を称賛する言葉だったというわけですよ」
「なるほど…それは面白い…」
「そこから先は簡単でした
来葉峠の一件後にその少年の周りに突然現れた不振人物を探すだけ…
そうあなたですよ沖矢昴さん」
「私ですか…?」
「あの少年とこの家の家主の工藤優作がどういう関係かまだはっきりと分かっていませんがあなたがあの少年のおかげでここに住まわせてもらっているのは確かのようですしね」
「えぇ、アパートが火事で燃えてしまい困っていたらコナン君がここに住んだらいいと紹介してくれましてね
とても助かっています」
「そうですか
なら益々興味深い
あの少年は独断でここを紹介したということも考えられますね
確か聞いた話では少年は工藤優作の妻の遠縁にあたるそうですね
そんな子が今は誰も住んでいないこの家に勝手にあなたを住まわせているということになります」
「それはどうでしょうか?
コナン君は新一兄ちゃんに承諾はもらっていると言っていました」
「ほー、そうですか
ならおかしなことがあるんですよ」
「おかしなことですか?」
「えぇ
ですが、それはあとにしましょうか
まずはあなたの正体を暴くのが先だ」
「私の正体ですか…」
コトっ
安室はテーブルにスマホを置く。
「現在、私の連れがあなたのお仲間を拘束すべく追跡中です
さすがのあなたもお仲間の生死がかかれば素直になってくれると思いましてね…
でもできればこのスマホに連絡が来る前にそのマスクを取ってくれませんかねぇ沖矢昴さん
いや…FBI捜査官…赤井秀一!!」
「…君が望むなら…仕方ない…」
そう言って沖矢はマスクに手を伸ばす。
「それはありがたい」
「ウソ!?車でバリケードを!?」
一方の来葉峠ではFBI捜査官のジョディとキャメルが乗る車は追跡車を振り切ろうとひたすら上を目指していた。
だがその途中、前方に車が数台停まっており行く手を阻んでいる。
「舌を噛まないように奥歯噛み締めててくださいよ!! 」
運転しているキャメルは路肩の岩に乗り上げ浮かした車体は斜面を使い車のバリケードを越えるという無茶な運転をしバリケードを突破する。
それには車のバリケードをしていた公安たちは驚いた。
「追え!とにかく早く」
「はい」
慌てて車を追いかける。
「ほぉー!やるじゃねぇか
まさか斜面を車が走って行くとは予想外だぜ
かなりドラテクのある奴が運転しているらしいな」
後ろを走っていた松田は思わず感心した。
「さすがキャメルね!」
「しかし何なんですかあいつら!!」
「奴らの仲間でしょうね
シュウが生きてると分かって私達を拘束してシュウを誘い出す餌にするつもりなんだわ」
「ってことはやっぱり自分が楠田の拳銃自殺を漏らしたせいで赤井さんの計画を台無しに…」
実は数日前にキャメルはベルモットが変装したジョディとは知らずに楠田の話をしてしまったのだ。
あとから慌てて駆けつけたジョディとコナンによりベルモットの変装だったという事実を知りキャメルは悔やんでいたのだ。
「悔やんでいる暇はないわ!!
今は奴らを振り切ることに集中してキャメル!!」
「はいっ!!
(すみません…赤井さん!!)」
「ゴホゴホ
少々風邪気味なのでマスクをしてもいいですか?
君にうつすといけない」
「そのマスクじゃない!!
その変装を解けと言っているんだ!!
赤井秀一!!!!」
「ゴホゴホ
変装?赤井秀一?
さっきから一体何の話です?」
【それでは続いて、最優秀脚本賞の発表です!】
テレビから司会者の言葉が流れていた。
【栄えあるこの賞に輝いたのは…
なんと映画の脚本を手掛けたのはこれが始めてというベストセラー作家
「ナイトバロン」シリーズでお馴染みのMr.ユウサク・クドウ!!
作品タイトルは「緋色の捜査官」です!!】
ワアア!!
『やった!!
優作さん賞取ったよ!!』
ピコンピコン
【ニュース速報、小説家工藤優作氏マカデミー最優秀脚本賞を受賞!】
『速報も出てる!』
テレビを見ていた理彩は大喜び。
『今度手紙におめでとうございますって書かなきゃ!!』
そしてこの喜びを伝えようとメールを作成する。
「とまあ…事件の内容はこんなところです」
「なかなか面白いお話でした
まるでスパイ小説を読んでいるかのようですね」
「ですが、実はこの計画はとある少年が裏で色々と企てていたようですけどね」
「少年ですか?」
「えぇ、最初に話した指紋に関係する携帯電話の持ち主である少年ですよ」
「ホォー…」
「その証拠に来葉峠で撃たれた男は撃たれた刹那にこう呟いている
【まさかここまでとはな…】
ってね」
「【まさかここまでとはな…】
ですか…
私には自分の不運を嘆いているようにしか聞こえませんが…」
「えぇ、当たり前にとらえるとね…
だが、これにある言葉を加えるとその意味が一変する…
【まさかここまで…読んでいたとはな…】
とね
そう、この計画をすべて企てたある少年を称賛する言葉だったというわけですよ」
「なるほど…それは面白い…」
「そこから先は簡単でした
来葉峠の一件後にその少年の周りに突然現れた不振人物を探すだけ…
そうあなたですよ沖矢昴さん」
「私ですか…?」
「あの少年とこの家の家主の工藤優作がどういう関係かまだはっきりと分かっていませんがあなたがあの少年のおかげでここに住まわせてもらっているのは確かのようですしね」
「えぇ、アパートが火事で燃えてしまい困っていたらコナン君がここに住んだらいいと紹介してくれましてね
とても助かっています」
「そうですか
なら益々興味深い
あの少年は独断でここを紹介したということも考えられますね
確か聞いた話では少年は工藤優作の妻の遠縁にあたるそうですね
そんな子が今は誰も住んでいないこの家に勝手にあなたを住まわせているということになります」
「それはどうでしょうか?
コナン君は新一兄ちゃんに承諾はもらっていると言っていました」
「ほー、そうですか
ならおかしなことがあるんですよ」
「おかしなことですか?」
「えぇ
ですが、それはあとにしましょうか
まずはあなたの正体を暴くのが先だ」
「私の正体ですか…」
コトっ
安室はテーブルにスマホを置く。
「現在、私の連れがあなたのお仲間を拘束すべく追跡中です
さすがのあなたもお仲間の生死がかかれば素直になってくれると思いましてね…
でもできればこのスマホに連絡が来る前にそのマスクを取ってくれませんかねぇ沖矢昴さん
いや…FBI捜査官…赤井秀一!!」
「…君が望むなら…仕方ない…」
そう言って沖矢はマスクに手を伸ばす。
「それはありがたい」
「ウソ!?車でバリケードを!?」
一方の来葉峠ではFBI捜査官のジョディとキャメルが乗る車は追跡車を振り切ろうとひたすら上を目指していた。
だがその途中、前方に車が数台停まっており行く手を阻んでいる。
「舌を噛まないように奥歯噛み締めててくださいよ!! 」
運転しているキャメルは路肩の岩に乗り上げ浮かした車体は斜面を使い車のバリケードを越えるという無茶な運転をしバリケードを突破する。
それには車のバリケードをしていた公安たちは驚いた。
「追え!とにかく早く」
「はい」
慌てて車を追いかける。
「ほぉー!やるじゃねぇか
まさか斜面を車が走って行くとは予想外だぜ
かなりドラテクのある奴が運転しているらしいな」
後ろを走っていた松田は思わず感心した。
「さすがキャメルね!」
「しかし何なんですかあいつら!!」
「奴らの仲間でしょうね
シュウが生きてると分かって私達を拘束してシュウを誘い出す餌にするつもりなんだわ」
「ってことはやっぱり自分が楠田の拳銃自殺を漏らしたせいで赤井さんの計画を台無しに…」
実は数日前にキャメルはベルモットが変装したジョディとは知らずに楠田の話をしてしまったのだ。
あとから慌てて駆けつけたジョディとコナンによりベルモットの変装だったという事実を知りキャメルは悔やんでいたのだ。
「悔やんでいる暇はないわ!!
今は奴らを振り切ることに集中してキャメル!!」
「はいっ!!
(すみません…赤井さん!!)」
「ゴホゴホ
少々風邪気味なのでマスクをしてもいいですか?
君にうつすといけない」
「そのマスクじゃない!!
その変装を解けと言っているんだ!!
赤井秀一!!!!」
「ゴホゴホ
変装?赤井秀一?
さっきから一体何の話です?」
【それでは続いて、最優秀脚本賞の発表です!】
テレビから司会者の言葉が流れていた。
【栄えあるこの賞に輝いたのは…
なんと映画の脚本を手掛けたのはこれが始めてというベストセラー作家
「ナイトバロン」シリーズでお馴染みのMr.ユウサク・クドウ!!
作品タイトルは「緋色の捜査官」です!!】
ワアア!!
『やった!!
優作さん賞取ったよ!!』
ピコンピコン
【ニュース速報、小説家工藤優作氏マカデミー最優秀脚本賞を受賞!】
『速報も出てる!』
テレビを見ていた理彩は大喜び。
『今度手紙におめでとうございますって書かなきゃ!!』
そしてこの喜びを伝えようとメールを作成する。