緋色の捜査官
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翌日。
動きやすいようにと松田は休みをもらっていた。
降谷と待ち合わせをしてある場所へと向かった。
「聞き込みの結果、変声機を使っているのは間違いないだろう」
「そうだな
しかし変声機なんぞ作れる発明家がこんなとこにいるなんてな」
「そうだな
まぁ発明品の中には不評なものやすぐ壊れて使い物にならないのもあったという証言がいくつかあるから趣味で作ったというレベルなんだろう」
「そうだな」
「あとは奴らがうまく餌に釣られてくれるのを待つ」
「分かった」
「ねぇ理彩!
今日マカデミー賞楽しみだね」
お昼休みに蘭が理彩の元にやって来た。
『うん!
今日マカデミー賞の授賞式だもんね
優作さんが最優秀脚本賞にノミネートされてるからテレビ見るよ』
「何時からだったっけ?」
『19時からだよ』
「ありがとう」
姉妹は夜の番組の話で盛り上がった。
「じゃあ作戦通りに頼む」
「はい」
公安の捜査員たちが降谷の呼び掛けを受け慌ただしい。
「残っている者は風見の指示で動いてくれ」
「はい」
「じゃあ降谷、俺行くぜ」
「分かった
何かあったら連絡してくれ松田」
「あぁ分かってる」
一緒に参加していた松田はどこかへ向かった。
降谷も何人か部下を連れて出て行った。
「あの風見さん」
残っていた捜査員の1人が風見に問いかける。
「どうした?」
「先程の降谷さんの隣にいた男は一体誰何でしょうか?」
「詳しくは降谷さんは言っていなかったな
だが降谷さんの警察学校での同期で警視庁の特命係にいる優秀な刑事だそうだ
今回助っ人として参加することになったと聞いている」
「いくら優秀と言っても特命係って言えば人材の墓場とか色々よくない噂がある部署ですよね
そんな人が何故今回の作戦に?」
「さあ?何故だろうな」
という会話があったことは松田たちは知らない。
【では、まずは助演男優賞から…
プレゼンターは昨年の受賞者…ジョニー・ビップさんです】
リビングのテレビからはワアアと盛大な拍手が聞こえ画面では俳優が登壇している。
ピンポーン
インターホンが鳴る。
「はい…」
《工藤さん宅配便です!》
テレビを見ていた沖矢は玄関に向かう。
ガチャ
「こんばんは…
初めまして安室透です」
そこにいたのは金髪の男…彼は安室と名乗った。
「はぁ…」
「でも…初めましてじゃありませんよね?
少し話をしたいんですが…中に入っても構いませんか?」
「えぇ、あなた1人なら…
申し訳ありませんが外で待たれてるお連れの方たちはご遠慮願います
お出しするティーカップの数が…足りそうにないので」
「気にしないでください
彼らは外で待つのが好きなので…
でも、あなたの返答や行動次第で全員お邪魔する羽目になるかもしれませんけどね」
「…どうぞ中へ」
中へと入って行った。
その頃松田は…来葉峠への入口付近の道路に停めた車の中にいた。
「来るとすれば必ずここを通らなければならない
あいつの指示ですでに先回りした公安の捜査員たちがバリケードを張っているが…さてどうなるか」
その時が来るのを待つ。
「ミステリーはお好きですか?」
「えぇまあ」
リビングに招かれた安室。
沖矢はコーヒーを安室の目の前に置いた。
「ではまずその話から…
まあ単純な死体すり替えトリックですけどね」
「ホォー…ミステリーの定番ですね」
安室は沖矢にある事件の話をしていく。
同じ頃来葉峠に1台の車がやって来た。
「おっ、読み通り奴さんたちが来たみたいだな」
そしてその車を追って行く公安の車たち。
松田は少し間をおいて追いかけるために車を発進させた。
車にはFBIの捜査官のジョディとキャメルが乗っており二人は安室が沖矢に話をしている事件の話をしていた。
「し、しかし信じられませんよ
ジョディさんの話が本当ならあの日赤井さんの車で亡くなったのは楠田ってことになり本物の赤井さんは生きてるかもなんて」
「そうだけど!
楠田が拳銃自殺したことが奴らにバレたと知られた時のコナン君のあの表情…
きっと私達の知らない何かをコナン君は知っているんだわ」
「でも赤井さんがコナン君の携帯に触ったのって水無怜奈を奴らに奪還させる前ですよね?
その時点でもう赤井さんは自分を殺せと彼女が命じられることを想定していたってことになりますよね?」
「えぇ…シュウならそれくらい…」
ジョディは赤井ならあり得ると思った。
「少し飛ばしますよジョディさん」
「え?」
バックミラーをチラ見してキャメルはそう言った。
「後ろから妙な車が数台つけて来てます」
「え!?どうして!?
まさか組織の奴ら?」
「分かりませんが振り切るしかありません」
「分かったわ
頼んだわよキャメル」
「はい」
動きやすいようにと松田は休みをもらっていた。
降谷と待ち合わせをしてある場所へと向かった。
「聞き込みの結果、変声機を使っているのは間違いないだろう」
「そうだな
しかし変声機なんぞ作れる発明家がこんなとこにいるなんてな」
「そうだな
まぁ発明品の中には不評なものやすぐ壊れて使い物にならないのもあったという証言がいくつかあるから趣味で作ったというレベルなんだろう」
「そうだな」
「あとは奴らがうまく餌に釣られてくれるのを待つ」
「分かった」
「ねぇ理彩!
今日マカデミー賞楽しみだね」
お昼休みに蘭が理彩の元にやって来た。
『うん!
今日マカデミー賞の授賞式だもんね
優作さんが最優秀脚本賞にノミネートされてるからテレビ見るよ』
「何時からだったっけ?」
『19時からだよ』
「ありがとう」
姉妹は夜の番組の話で盛り上がった。
「じゃあ作戦通りに頼む」
「はい」
公安の捜査員たちが降谷の呼び掛けを受け慌ただしい。
「残っている者は風見の指示で動いてくれ」
「はい」
「じゃあ降谷、俺行くぜ」
「分かった
何かあったら連絡してくれ松田」
「あぁ分かってる」
一緒に参加していた松田はどこかへ向かった。
降谷も何人か部下を連れて出て行った。
「あの風見さん」
残っていた捜査員の1人が風見に問いかける。
「どうした?」
「先程の降谷さんの隣にいた男は一体誰何でしょうか?」
「詳しくは降谷さんは言っていなかったな
だが降谷さんの警察学校での同期で警視庁の特命係にいる優秀な刑事だそうだ
今回助っ人として参加することになったと聞いている」
「いくら優秀と言っても特命係って言えば人材の墓場とか色々よくない噂がある部署ですよね
そんな人が何故今回の作戦に?」
「さあ?何故だろうな」
という会話があったことは松田たちは知らない。
【では、まずは助演男優賞から…
プレゼンターは昨年の受賞者…ジョニー・ビップさんです】
リビングのテレビからはワアアと盛大な拍手が聞こえ画面では俳優が登壇している。
ピンポーン
インターホンが鳴る。
「はい…」
《工藤さん宅配便です!》
テレビを見ていた沖矢は玄関に向かう。
ガチャ
「こんばんは…
初めまして安室透です」
そこにいたのは金髪の男…彼は安室と名乗った。
「はぁ…」
「でも…初めましてじゃありませんよね?
少し話をしたいんですが…中に入っても構いませんか?」
「えぇ、あなた1人なら…
申し訳ありませんが外で待たれてるお連れの方たちはご遠慮願います
お出しするティーカップの数が…足りそうにないので」
「気にしないでください
彼らは外で待つのが好きなので…
でも、あなたの返答や行動次第で全員お邪魔する羽目になるかもしれませんけどね」
「…どうぞ中へ」
中へと入って行った。
その頃松田は…来葉峠への入口付近の道路に停めた車の中にいた。
「来るとすれば必ずここを通らなければならない
あいつの指示ですでに先回りした公安の捜査員たちがバリケードを張っているが…さてどうなるか」
その時が来るのを待つ。
「ミステリーはお好きですか?」
「えぇまあ」
リビングに招かれた安室。
沖矢はコーヒーを安室の目の前に置いた。
「ではまずその話から…
まあ単純な死体すり替えトリックですけどね」
「ホォー…ミステリーの定番ですね」
安室は沖矢にある事件の話をしていく。
同じ頃来葉峠に1台の車がやって来た。
「おっ、読み通り奴さんたちが来たみたいだな」
そしてその車を追って行く公安の車たち。
松田は少し間をおいて追いかけるために車を発進させた。
車にはFBIの捜査官のジョディとキャメルが乗っており二人は安室が沖矢に話をしている事件の話をしていた。
「し、しかし信じられませんよ
ジョディさんの話が本当ならあの日赤井さんの車で亡くなったのは楠田ってことになり本物の赤井さんは生きてるかもなんて」
「そうだけど!
楠田が拳銃自殺したことが奴らにバレたと知られた時のコナン君のあの表情…
きっと私達の知らない何かをコナン君は知っているんだわ」
「でも赤井さんがコナン君の携帯に触ったのって水無怜奈を奴らに奪還させる前ですよね?
その時点でもう赤井さんは自分を殺せと彼女が命じられることを想定していたってことになりますよね?」
「えぇ…シュウならそれくらい…」
ジョディは赤井ならあり得ると思った。
「少し飛ばしますよジョディさん」
「え?」
バックミラーをチラ見してキャメルはそう言った。
「後ろから妙な車が数台つけて来てます」
「え!?どうして!?
まさか組織の奴ら?」
「分かりませんが振り切るしかありません」
「分かったわ
頼んだわよキャメル」
「はい」