ギスギスしたお茶会
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「ねぇ昴さん
奴らの仲間のバーボンのことなんだけどちょっと気になることがあるんだけど」
数日後、工藤邸の一室で話をしているコナンと昴。
コナンは掴んだ情報を昴に話す。
「バーボンがどうかしたのか?」
「バーボンが"ゼロ"って単語に反応したんだ」
「"ゼロ"か…
何があった?」
「バーボンが言うには子供の頃のあだ名が"ゼロ"だったって」
「ほぅー」
「安室透としてのそれっぽい理由を言ってたけどあだ名が嘘かもしれないけど"ゼロ"って言葉に対するあの反応…もしかしたら…あの人は…」
「その可能性はある」
「えっ⁉それ本当なの⁉」
「あぁ、組織にいた頃から薄々だがそうかもしれないとは疑っていた」
「そうなの⁉」
「そうと分かれば探すのは簡単だ」
「そっか…
ついでに調べて欲しいことがまだあるんだけど…」
「何だ?」
「それはね…」
警視庁の特命係。
自分の机に資料を広げ何やら調べている松田。
「(だいたいは高木が喋っていた内容と間違いはねぇな)」
その調べている松田を背後から気配を消して紅茶を片手に持ち覗いている人物がいる。
資料を閉じ立ち上がる。
「おやおや熱心に調べものですか?」
「うおっ⁉」
危うく持っていた資料を落としそうになった松田。
「いつからそこにいやがった杉下‼」
「さあ?いつからでしょうかね」
そう覗いていたのは杉下だった。
「気配消して人の背後に立つんじゃねぇ‼」
「失礼しました」
「ちょっと気になる事件の内容を聞いたもんだから改めて調べてただけだ」
「気になる事件とはどのようなものですか?」
「まぁ俺も少なからず関与していた事件だったが」
「それで?」
「少し前に理彩の友人の前に杉下も会った手塚小僧の見舞いに杯戸中央病院に行ったんだが…
その日は病院に人がかなり殺到していたんだ」
「何故ですか?」
「近くで食中毒、異臭騒ぎ、火事が発生したらしく病人が病院に殺到した
そして更には見知らぬ楠田陸道という名の人物からの見舞い品がほぼ全病室に届いたらしい
物は違えどその中に爆弾が入っていたんだよ」
「爆弾ですか⁉」
「あぁ、理彩の友人の小僧のところにもそいつが届いた
小僧は見知らぬ人物からの贈り物に不振に思った
だから中身を俺が確認したらトラップだらけの爆弾が入っていた
もちろん俺が解体したがな」
「他に何か気になることでも?」
「そん時に病院にはFBIがいてな
その楠田からの贈り物を回収してまわっていた
だが、こんなことがあったのに警察に通報はなかった
FBI側ですべて処理したようだ」
「極秘捜査ですかね?」
「さあな?
で、その楠田って男について調べてたんだがおかしなことが分かってな」
「おかしなこととは?」
「その楠田って男は杯戸中央病院の患者だったんだが騒ぎの何日か前に病院から行方をくらました
しかも近くでそいつ名義の車が発見され車内から飛沫血痕が見つかってんだよ」
「もしや拳銃自殺ですか?」
「さあな?
そいつの死体が見つかってねぇから何も分からねぇけど
だが、事前に手配していたとしてもだ死んだかもしれねぇ奴からの大量の贈り物
奇妙だろ?」
「そうですねぇ」
「FBIが絡んでいるとなると楠田って男はどこかのスパイとか工作員だったという可能性があるな
公安が動いていそうな案件な気もするんだよな」
「なるほど
その可能性はあるかもしれませんね」
「で、資料を読み終えたから返しに行こうと立ち上がったら背後に杉下がいたってわけだ」
「そうでしたか」
同じ内容を安室にも報告したのでした。
「ボウヤ、分かったぞ」
「それで?」
「やはりバーボンは公安からのNOCだ」
「そうだったんだ」
「それと、君からの依頼の件だが」
「何か分かったの?」
「バーボンを調べていたついでに分かったことだが彼らは同期だったようだ」
「えっ?」
コナンは驚いた。
END
奴らの仲間のバーボンのことなんだけどちょっと気になることがあるんだけど」
数日後、工藤邸の一室で話をしているコナンと昴。
コナンは掴んだ情報を昴に話す。
「バーボンがどうかしたのか?」
「バーボンが"ゼロ"って単語に反応したんだ」
「"ゼロ"か…
何があった?」
「バーボンが言うには子供の頃のあだ名が"ゼロ"だったって」
「ほぅー」
「安室透としてのそれっぽい理由を言ってたけどあだ名が嘘かもしれないけど"ゼロ"って言葉に対するあの反応…もしかしたら…あの人は…」
「その可能性はある」
「えっ⁉それ本当なの⁉」
「あぁ、組織にいた頃から薄々だがそうかもしれないとは疑っていた」
「そうなの⁉」
「そうと分かれば探すのは簡単だ」
「そっか…
ついでに調べて欲しいことがまだあるんだけど…」
「何だ?」
「それはね…」
警視庁の特命係。
自分の机に資料を広げ何やら調べている松田。
「(だいたいは高木が喋っていた内容と間違いはねぇな)」
その調べている松田を背後から気配を消して紅茶を片手に持ち覗いている人物がいる。
資料を閉じ立ち上がる。
「おやおや熱心に調べものですか?」
「うおっ⁉」
危うく持っていた資料を落としそうになった松田。
「いつからそこにいやがった杉下‼」
「さあ?いつからでしょうかね」
そう覗いていたのは杉下だった。
「気配消して人の背後に立つんじゃねぇ‼」
「失礼しました」
「ちょっと気になる事件の内容を聞いたもんだから改めて調べてただけだ」
「気になる事件とはどのようなものですか?」
「まぁ俺も少なからず関与していた事件だったが」
「それで?」
「少し前に理彩の友人の前に杉下も会った手塚小僧の見舞いに杯戸中央病院に行ったんだが…
その日は病院に人がかなり殺到していたんだ」
「何故ですか?」
「近くで食中毒、異臭騒ぎ、火事が発生したらしく病人が病院に殺到した
そして更には見知らぬ楠田陸道という名の人物からの見舞い品がほぼ全病室に届いたらしい
物は違えどその中に爆弾が入っていたんだよ」
「爆弾ですか⁉」
「あぁ、理彩の友人の小僧のところにもそいつが届いた
小僧は見知らぬ人物からの贈り物に不振に思った
だから中身を俺が確認したらトラップだらけの爆弾が入っていた
もちろん俺が解体したがな」
「他に何か気になることでも?」
「そん時に病院にはFBIがいてな
その楠田からの贈り物を回収してまわっていた
だが、こんなことがあったのに警察に通報はなかった
FBI側ですべて処理したようだ」
「極秘捜査ですかね?」
「さあな?
で、その楠田って男について調べてたんだがおかしなことが分かってな」
「おかしなこととは?」
「その楠田って男は杯戸中央病院の患者だったんだが騒ぎの何日か前に病院から行方をくらました
しかも近くでそいつ名義の車が発見され車内から飛沫血痕が見つかってんだよ」
「もしや拳銃自殺ですか?」
「さあな?
そいつの死体が見つかってねぇから何も分からねぇけど
だが、事前に手配していたとしてもだ死んだかもしれねぇ奴からの大量の贈り物
奇妙だろ?」
「そうですねぇ」
「FBIが絡んでいるとなると楠田って男はどこかのスパイとか工作員だったという可能性があるな
公安が動いていそうな案件な気もするんだよな」
「なるほど
その可能性はあるかもしれませんね」
「で、資料を読み終えたから返しに行こうと立ち上がったら背後に杉下がいたってわけだ」
「そうでしたか」
同じ内容を安室にも報告したのでした。
「ボウヤ、分かったぞ」
「それで?」
「やはりバーボンは公安からのNOCだ」
「そうだったんだ」
「それと、君からの依頼の件だが」
「何か分かったの?」
「バーボンを調べていたついでに分かったことだが彼らは同期だったようだ」
「えっ?」
コナンは驚いた。
END