ギスギスしたお茶会
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『あれ?
パトカーのサイレンが聞こえる』
「そうだね」
「何かあったみたいね?」
「お父さんが目撃者だったりして」
『まさか…違うんじゃないかな』
「そうだよね」
英理の病室にいた理彩たちは聞こえてきたパトカーのサイレンに何事かと思った。
病室で亡くなっていたのは須東伶菜さん。
高校時代の同級生の高坂樹里さんの見舞い来ていて、同じく同級生の別府華月さん、八方時枝さんも高坂さんの見舞いに来ていてみんなでハーブティーを飲んでいたら急に須東さんが苦しみ出して倒れたということらしい。
死因は青酸系の毒物による窒息死。
3人から事情を聞いていく。
3人共に被害者に対して何らかの恨みを持っていた。
「さすがのお前もこの毒殺事件は解けねぇか?」
「毛利先生も解けてないんでしょ?
だったら僕に解けるわけありませんよ」
「そうか?」
「はい」
「俺は少し解けたけどな」
「え?松田刑事はもう分かったの⁉」
「まぁな
だが推理したカップすり替えトリックがいまいちだけどな」
「本当か⁉」
驚く小五郎。
『あっいた‼』
「お父さんもコナン君もこんなところにいたのね‼
探したじゃない‼」
そこに蘭と理彩がやって来た。
「蘭姉ちゃんに理彩姉ちゃん⁉」
そこで理彩は松田がいることに気づく。
『あれ?松田さんまでいるんですか?
もしかしてさっきのサイレン…殺人事件ですか⁉』
「まぁ毒殺だけどな」
『え…毒殺ですか⁉病院で⁉』
「まぁな」
『すごい度胸のある犯人さんなんですね?
病院で殺人なんて』
「そうかもな
なぁ理彩」
『はい?』
「杉下と同じく紅茶が好きだがハーブティーを飲むこともあるって言ってたよな?
詳しいか?」
『ハーブティーの中でもカモミールはリラックスできるので好んで飲んでます
カモミールの花言葉を知ってっていうのもありますけどね
ハーブティーはそんなに詳しいわけじゃないですけど飲み比べしたことあるのである程度は分かります』
「カモミール…別府さんが飲んでいた黄色いのだな
確認だが、ペパーミントとバタフライピーとハイビスカスのお茶の色は分かるか?」
『色ですか⁉何となくなら…
えっと、確かペパーミントは茶色で、バタフライピーは青色で、ハイビスカスは赤色ですね』
「そうか、サンキュー
ってことはあの3人は飲んだお茶の色を嘘ついているわけじゃなさそうだな」
「それがどうした?」
「レモンを浮かべカップをすり替えるのは色的にやっぱり厳しいって思ってな」
「そういうことか」
「確かに」
『何かよく分かりませんがトリックを使って魔法のようにカップをすり替えるんですよね?』
「まぁそうなるが…魔法って…
魔法‼なるほどそういうことか‼」
「(なるほどな!今の言葉でトリックが分かったぜ)」
「なるほど
今の理彩さんの言葉ですり替えトリックが分かりました」
『え?』
「今ので松田刑事も安室さんもトリックが分かったんですか⁉」
「えぇ、そして犯人も誰なのかも分かりました」
『「え⁉犯人も⁉」』
「松田さん、用意して頂きたいものがあるんですが」
「分かった
再現すんだろ?」
「えぇ」
まだ毒を入れていた容器が見つからず目暮は病室から出たという別府さんと八方さんが犯人じゃないかと疑っている。
「でも、度胸がある犯人だよね?」
「え?」
「ちょっとコナン君?
入っちゃダメだよ」
蘭は病室に入ろうとするコナンを止める。
「だって、ボクがカップに毒を塗ったとしたら絶対外に出ないもん‼
自分がいない間に勝手にカップを拭かれちゃったり、カップの位置やお茶の種類を変えられたらどれが毒のカップか分からなくなっちゃって大変だからさ!」
「「た、確かに…」」
目暮と小五郎はコナンの言葉に納得する。
「じゃあ犯人はいつどうやって毒を?
そしてその毒の容器はどこに行ってしまったんでしょうか?目暮警部」
「こりゃーこの病室を徹底的に調べ直すしか…」
「そんなことする必要ないよ!
1人いるじゃない!
堂々とカップに毒が塗れて…そのカップから一度も目を離さなかった人…
だよね?
ゼロの兄ちゃん!」
コナンは安室にそう言った。
「『ゼロの兄ちゃん?』」
「安室の兄ちゃんは子供の頃にゼロって呼ばれてたんだってさ」
「へぇー」
『そうなんだ』
「(子供の頃ねぇ…
そういや、ヒロが小さな頃からゼロって呼んでたらしいな)」
「で、どうなんだ?
お前もう犯人を分かってんだよな?」
「えぇ
その人物は事前に毒を塗ることもその毒の容器を捨てることもでき、犯行当時にこの病室から一歩も外に出ることなく毒を塗った自分のかを被害者のカップとすり替えるチャンスを虎視眈々と狙っていた人物…
それは高坂樹里さん…あなたしかいませんよね?」
「…っ」
安室に名指しされ顔色がおかしくなる高坂さん。
パトカーのサイレンが聞こえる』
「そうだね」
「何かあったみたいね?」
「お父さんが目撃者だったりして」
『まさか…違うんじゃないかな』
「そうだよね」
英理の病室にいた理彩たちは聞こえてきたパトカーのサイレンに何事かと思った。
病室で亡くなっていたのは須東伶菜さん。
高校時代の同級生の高坂樹里さんの見舞い来ていて、同じく同級生の別府華月さん、八方時枝さんも高坂さんの見舞いに来ていてみんなでハーブティーを飲んでいたら急に須東さんが苦しみ出して倒れたということらしい。
死因は青酸系の毒物による窒息死。
3人から事情を聞いていく。
3人共に被害者に対して何らかの恨みを持っていた。
「さすがのお前もこの毒殺事件は解けねぇか?」
「毛利先生も解けてないんでしょ?
だったら僕に解けるわけありませんよ」
「そうか?」
「はい」
「俺は少し解けたけどな」
「え?松田刑事はもう分かったの⁉」
「まぁな
だが推理したカップすり替えトリックがいまいちだけどな」
「本当か⁉」
驚く小五郎。
『あっいた‼』
「お父さんもコナン君もこんなところにいたのね‼
探したじゃない‼」
そこに蘭と理彩がやって来た。
「蘭姉ちゃんに理彩姉ちゃん⁉」
そこで理彩は松田がいることに気づく。
『あれ?松田さんまでいるんですか?
もしかしてさっきのサイレン…殺人事件ですか⁉』
「まぁ毒殺だけどな」
『え…毒殺ですか⁉病院で⁉』
「まぁな」
『すごい度胸のある犯人さんなんですね?
病院で殺人なんて』
「そうかもな
なぁ理彩」
『はい?』
「杉下と同じく紅茶が好きだがハーブティーを飲むこともあるって言ってたよな?
詳しいか?」
『ハーブティーの中でもカモミールはリラックスできるので好んで飲んでます
カモミールの花言葉を知ってっていうのもありますけどね
ハーブティーはそんなに詳しいわけじゃないですけど飲み比べしたことあるのである程度は分かります』
「カモミール…別府さんが飲んでいた黄色いのだな
確認だが、ペパーミントとバタフライピーとハイビスカスのお茶の色は分かるか?」
『色ですか⁉何となくなら…
えっと、確かペパーミントは茶色で、バタフライピーは青色で、ハイビスカスは赤色ですね』
「そうか、サンキュー
ってことはあの3人は飲んだお茶の色を嘘ついているわけじゃなさそうだな」
「それがどうした?」
「レモンを浮かべカップをすり替えるのは色的にやっぱり厳しいって思ってな」
「そういうことか」
「確かに」
『何かよく分かりませんがトリックを使って魔法のようにカップをすり替えるんですよね?』
「まぁそうなるが…魔法って…
魔法‼なるほどそういうことか‼」
「(なるほどな!今の言葉でトリックが分かったぜ)」
「なるほど
今の理彩さんの言葉ですり替えトリックが分かりました」
『え?』
「今ので松田刑事も安室さんもトリックが分かったんですか⁉」
「えぇ、そして犯人も誰なのかも分かりました」
『「え⁉犯人も⁉」』
「松田さん、用意して頂きたいものがあるんですが」
「分かった
再現すんだろ?」
「えぇ」
まだ毒を入れていた容器が見つからず目暮は病室から出たという別府さんと八方さんが犯人じゃないかと疑っている。
「でも、度胸がある犯人だよね?」
「え?」
「ちょっとコナン君?
入っちゃダメだよ」
蘭は病室に入ろうとするコナンを止める。
「だって、ボクがカップに毒を塗ったとしたら絶対外に出ないもん‼
自分がいない間に勝手にカップを拭かれちゃったり、カップの位置やお茶の種類を変えられたらどれが毒のカップか分からなくなっちゃって大変だからさ!」
「「た、確かに…」」
目暮と小五郎はコナンの言葉に納得する。
「じゃあ犯人はいつどうやって毒を?
そしてその毒の容器はどこに行ってしまったんでしょうか?目暮警部」
「こりゃーこの病室を徹底的に調べ直すしか…」
「そんなことする必要ないよ!
1人いるじゃない!
堂々とカップに毒が塗れて…そのカップから一度も目を離さなかった人…
だよね?
ゼロの兄ちゃん!」
コナンは安室にそう言った。
「『ゼロの兄ちゃん?』」
「安室の兄ちゃんは子供の頃にゼロって呼ばれてたんだってさ」
「へぇー」
『そうなんだ』
「(子供の頃ねぇ…
そういや、ヒロが小さな頃からゼロって呼んでたらしいな)」
「で、どうなんだ?
お前もう犯人を分かってんだよな?」
「えぇ
その人物は事前に毒を塗ることもその毒の容器を捨てることもでき、犯行当時にこの病室から一歩も外に出ることなく毒を塗った自分のかを被害者のカップとすり替えるチャンスを虎視眈々と狙っていた人物…
それは高坂樹里さん…あなたしかいませんよね?」
「…っ」
安室に名指しされ顔色がおかしくなる高坂さん。