ギスギスしたお茶会
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理彩たちが乗車していたベルツリー急行での出来事の翌日。
ベルツリー急行の貨物車が爆発して炎上したことが新聞やニュースで取り上げられた。
【名古屋に向かっていた列車の車両が突然爆発‼炎上‼】
【実は列車の整備不良だった⁉】
新聞記事にはこのような見出しが出ていた。
ポアロでコーヒーを飲みながらその新聞記事を読んでいた松田。
今日は安室は休みらしい。
従業員の梓によると風邪を引いたので念のため1週間ほど休みたいと安室から連絡があったらしい。
「(あいつが風邪ねぇ
安室の方より本職の潜入捜査の方が忙しいからだろうけどな)」
松田はそう思った。
「(まさかとは思うがこれは降谷が潜入している例の組織とやらの仕業だったりするのか?
何でもやる連中らしいしな)」
降谷からそういう組織がいるという話を聞いていたからついつい疑ってしまったのは致し方ないと思う松田なのでした。
ちなみに、実はその組織の仕業なので大正解である。
しかも安室透こと降谷零が関わっていたとは知らない。
『お母さんが⁉
本当ですか?栗山さん』
《「えぇ、先生が突然倒れて…病院に」》
『病院はどこですか?』
《「杯戸中央病院です」》
『連絡ありがとうございました栗山さん
病院にこれから行きますね』
とある休日。
理彩の元に英理の秘書をしている栗山さんから英理が倒れたという連絡が入った。
知らせを聞いて小五郎に連絡したが全然繋がらないので蘭に連絡した。
蘭はコナンと共に病院に来るそうだ。
病院で医者に聞いた話では虫垂炎で手術することになったとのこと。
「理彩!お母さんは?」
『まだ手術中』
「そうなんだ」
『お父さんは?』
「連絡しても繋がらないから置き手紙残して来た」
『そうなんだ』
「(どうせ、パチンコだろうけどな)」
コナンの予想通りだったことは後に分かる。
小五郎が英理の病室に慌てて駆け込んで来たのはいいが、いつものように英理を怒らせてしまい追い出された。
「あれ?毛利先生じゃないですか!
何してるんですか?」
「!(何でバーボンがここに⁉)」
小五郎に声をかけたのは安室だった。
「どこか具合でも悪いんですか?」
「ちょっと女房がな…」
「そうなんですか」
「お前はどうしてここに?」
「知り合いが入院してるって聞いて見舞いに来たんですがいつの間にかいなくなったみたいで…
コナン君は前にもここに来たことあるって聞いたんだけど知ってるかな?
楠田陸道って男…」
「誰?それ…知らないよ」
「本当に知らないかい?」
「うん!」
「すごいね君は…」
「え?」
「突然名前を出されて知っているかって聞かれて知らない人だと確信できるんだから」
「…たまたまだよ」
「ガキの言うことを真に受けるなよ
会ったことあっても名前を知らない奴はざらにいるし、アダ名とかでしか知らねぇ奴もいるからよ」
「3!2!1!ゼロ‼」
「っ‼」
「(え?)」
エレベーターを待っていた子供の声に安室の動きが一瞬止まったのをコナンは見逃さなかった。
「(今の反応…こいつまさか…)」
「お母さんエレベーター来たよ」
エレベーターに乗ろうとする子供。
ダン!
「いてて…」
エレベーターに乗ろうとしてエレベーターから降りようとした人とぶつかる。
「ちゃんと降りる人がいねぇか確かめてから乗れよボウズ」
「ご、ごめんなさい…」
エレベーターに乗る子供とその母親。
「おっ、どうしたよ?
こんなところで珍しいな」
「松田刑事⁉」
エレベーターから降りて来たのは松田だった。
「お前こそどうしてここに⁉」
「知り合いの見舞いにな
あんたらこそここで何してんだよ?」
「女房が虫垂炎の手術でな」
「妃さんが?」
「手術は終わって病室で蘭と理彩と一緒にいる」
「そうか、んで?安室は?」
「知り合いがここに入院してるって聞いて見舞いに来たんだけど知らないうちにいなくなったみたいで…」
「ほぉー知り合いが」
「松田さんは知りませんかね?
楠田陸道って男…」
「楠田陸道?」
「えぇ」
「さぁ?顔は知らねぇ奴だけど名前は知ってるぜ」
「え⁉」
「少し前にこの病院でその名前を聞いたしな」
「本当ですか⁉」
「確かチビ探偵もいたよな」
「そ、そうだ「きゃあー!」…‼」
「「「‼」」」
突然近くで悲鳴が聞こえた。
声のした場所に向かう。
「この病室からだったよな?」
コンコン、ガチャ
「あのー…どうかされましたか?」
安室がノックをし病室の扉を開けるとそこには倒れた女性とその友人たちと思われる女性たちがいた。
友人たちは倒れた女性の名前を呼んでいた。
「警察だ
そいつから離れてくれ
現場保存をするからあんたらは病室の外で待っててくれ
事情を聞かなきゃなんねぇから」
松田は警察手帳を見せる。
「あっはい」
悲鳴を聞いた医師が見に来たが女性は手遅れだった。
少しして目暮たちがやって来た。
ベルツリー急行の貨物車が爆発して炎上したことが新聞やニュースで取り上げられた。
【名古屋に向かっていた列車の車両が突然爆発‼炎上‼】
【実は列車の整備不良だった⁉】
新聞記事にはこのような見出しが出ていた。
ポアロでコーヒーを飲みながらその新聞記事を読んでいた松田。
今日は安室は休みらしい。
従業員の梓によると風邪を引いたので念のため1週間ほど休みたいと安室から連絡があったらしい。
「(あいつが風邪ねぇ
安室の方より本職の潜入捜査の方が忙しいからだろうけどな)」
松田はそう思った。
「(まさかとは思うがこれは降谷が潜入している例の組織とやらの仕業だったりするのか?
何でもやる連中らしいしな)」
降谷からそういう組織がいるという話を聞いていたからついつい疑ってしまったのは致し方ないと思う松田なのでした。
ちなみに、実はその組織の仕業なので大正解である。
しかも安室透こと降谷零が関わっていたとは知らない。
『お母さんが⁉
本当ですか?栗山さん』
《「えぇ、先生が突然倒れて…病院に」》
『病院はどこですか?』
《「杯戸中央病院です」》
『連絡ありがとうございました栗山さん
病院にこれから行きますね』
とある休日。
理彩の元に英理の秘書をしている栗山さんから英理が倒れたという連絡が入った。
知らせを聞いて小五郎に連絡したが全然繋がらないので蘭に連絡した。
蘭はコナンと共に病院に来るそうだ。
病院で医者に聞いた話では虫垂炎で手術することになったとのこと。
「理彩!お母さんは?」
『まだ手術中』
「そうなんだ」
『お父さんは?』
「連絡しても繋がらないから置き手紙残して来た」
『そうなんだ』
「(どうせ、パチンコだろうけどな)」
コナンの予想通りだったことは後に分かる。
小五郎が英理の病室に慌てて駆け込んで来たのはいいが、いつものように英理を怒らせてしまい追い出された。
「あれ?毛利先生じゃないですか!
何してるんですか?」
「!(何でバーボンがここに⁉)」
小五郎に声をかけたのは安室だった。
「どこか具合でも悪いんですか?」
「ちょっと女房がな…」
「そうなんですか」
「お前はどうしてここに?」
「知り合いが入院してるって聞いて見舞いに来たんですがいつの間にかいなくなったみたいで…
コナン君は前にもここに来たことあるって聞いたんだけど知ってるかな?
楠田陸道って男…」
「誰?それ…知らないよ」
「本当に知らないかい?」
「うん!」
「すごいね君は…」
「え?」
「突然名前を出されて知っているかって聞かれて知らない人だと確信できるんだから」
「…たまたまだよ」
「ガキの言うことを真に受けるなよ
会ったことあっても名前を知らない奴はざらにいるし、アダ名とかでしか知らねぇ奴もいるからよ」
「3!2!1!ゼロ‼」
「っ‼」
「(え?)」
エレベーターを待っていた子供の声に安室の動きが一瞬止まったのをコナンは見逃さなかった。
「(今の反応…こいつまさか…)」
「お母さんエレベーター来たよ」
エレベーターに乗ろうとする子供。
ダン!
「いてて…」
エレベーターに乗ろうとしてエレベーターから降りようとした人とぶつかる。
「ちゃんと降りる人がいねぇか確かめてから乗れよボウズ」
「ご、ごめんなさい…」
エレベーターに乗る子供とその母親。
「おっ、どうしたよ?
こんなところで珍しいな」
「松田刑事⁉」
エレベーターから降りて来たのは松田だった。
「お前こそどうしてここに⁉」
「知り合いの見舞いにな
あんたらこそここで何してんだよ?」
「女房が虫垂炎の手術でな」
「妃さんが?」
「手術は終わって病室で蘭と理彩と一緒にいる」
「そうか、んで?安室は?」
「知り合いがここに入院してるって聞いて見舞いに来たんだけど知らないうちにいなくなったみたいで…」
「ほぉー知り合いが」
「松田さんは知りませんかね?
楠田陸道って男…」
「楠田陸道?」
「えぇ」
「さぁ?顔は知らねぇ奴だけど名前は知ってるぜ」
「え⁉」
「少し前にこの病院でその名前を聞いたしな」
「本当ですか⁉」
「確かチビ探偵もいたよな」
「そ、そうだ「きゃあー!」…‼」
「「「‼」」」
突然近くで悲鳴が聞こえた。
声のした場所に向かう。
「この病室からだったよな?」
コンコン、ガチャ
「あのー…どうかされましたか?」
安室がノックをし病室の扉を開けるとそこには倒れた女性とその友人たちと思われる女性たちがいた。
友人たちは倒れた女性の名前を呼んでいた。
「警察だ
そいつから離れてくれ
現場保存をするからあんたらは病室の外で待っててくれ
事情を聞かなきゃなんねぇから」
松田は警察手帳を見せる。
「あっはい」
悲鳴を聞いた医師が見に来たが女性は手遅れだった。
少しして目暮たちがやって来た。