「一応止まったみたいだがこんなんでよかったか？」
『はい、すみません三浦さん
面倒なことをお願いしてしまいましたし、お騒がせしました…』
「正直驚かされたがな」
『あはは…』
気を取り直し捜査を開始したのであった。









「ということが今日あった」
「おやおや、伊丹さんたちに関係を言ってしまったんですね松田君」
「仕方なくな」
その日の夜、花の里での食事中に杉下に打ち明けた松田。
『でも私達のことは他言無用でお願いしますって三浦さんにお願いしたらとりあえず黙認すると言ってくれました』
「そうですか、理解者がいてくれたようでよかったですね理彩さん」
「そうですね」
『はい
まぁ、三浦さんにもそれなりにあれこれ聞かれましたけどざっくりまとめた説明をしておきました』
「そうでしたか」
「三浦はまだいい方だぜ
伊丹と芹沢はガミガミとうるさかったからな
芹沢なんていつから理彩とそんな関係なのかって根掘り葉掘り聞いてきやがるしな」
「それは内容が内容なだけに仕方がないと思いますよ」
「まぁな」
「お二人の関係を知る人が増えてきましたよね
次は誰になるんでしょうか？」
『幸子さん何だか楽しんでません？
それにそう言われると近々起きちゃいますからフラグ立てないでくださいよ…』
「だな
しばらくはそういうのはいらねぇ」
「あら、すみません…」
今回のことでしばらくはそういうのはごめんだと思った理彩と松田なのでした。

END