7係トリオにバレた!?
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とある日。
事件現場からの帰り、車を運転していた芹沢が信号待ちで止まった時に知り合いが歩いているのが見えた。
「あれ?理彩ちゃん?」
「芹沢どうした?」
「ほら、目の前の横断歩道!
歩いてるのって理彩ちゃんだよなぁと思って」
指差す芹沢。
伊丹と三浦は芹沢が指差す方向を見てみると確かに横断歩道を歩いているのは理彩だ。
「そりゃあ今日は休日だし、嬢ちゃんがいても別におかしくないだろうが!」
「そうなんですけど…でもよく見て下さいよ!
理彩ちゃん1人じゃないんですよ」
確かにここからでは他の通行人に時々隠れてしまい見にくいが理彩は1人ではない。
隣に誰かいるのだけは分かる。
「ここからだと顔はよく見えないが隣にいるのは男だな」
「あぁ」
「やっぱり見間違いじゃないですよね!」
「そうだろ」
だが目で追っていた理彩は横断歩道を渡りきり人混みに紛れてしまいこれ以上は車からは一切見えなくなってしまった。
「意外な発見でしたね」
「まぁな」
「でもすごく気になってきちゃいましたよ!」
「一緒にいた男のことか?」
「他にないでしょ‼」
「そんなに気になるか?」
「え?先輩は気になりませんか?」
「ならないな」
「まぁ伊丹だしな」
「どういう意味だ⁉」
「いや…伊丹はそういうことには感心はないだろうなと思ってな」
「確かにありませんけど」
「じゃあ三浦先輩はどう思います?」
「まぁ気にはなるが理彩さんだって高校生だ
そういうお年頃ってもんだろ?
気になる人くらいいるんじゃないのか?」
「やっぱりそう思いますよね‼」
「何か芹沢は嬉しそうだな?」
「だって!
これはいいネタを掴んだと思って!
理彩ちゃんにいつぞやの仕返しができるかなって思ったりして」
「仕返し?何かあったか?」
「もしかしてあれか?
爆弾事件の後に病院で理彩さんの一言でお前に恋人がいるって俺たちにバラされたせいか?」
「そうです‼」
「お前さん、バラされたのを根に持ってたのか?」
「はい!」
その日、事件発生の知らせを受け伊丹たちが現場に駆けつけてみれば…そこには午前中に見かけた少女がいた。
毎度事件現場に居合わせてしまう何故か現場にいるのが当たり前なくらいの頻度で会っている少女…毛利理彩である。
「え?もしかして…理彩ちゃんが第一発見者?」
『あっ…伊丹さんたち…こんにちは…』
やって来た伊丹たちに気づき挨拶する理彩。
だが…今回いたのは理彩だけではなかった。
「やっと来たか」
私服の男が店から借りたらしい調理などに使うビニールの手袋しながら遺体に触れて、更には鑑識の米沢と話をしていたのだ。
「おいコラ!
何で一般人が遺体に触ってんだ⁉」
「あ、彼はですね」
「あ💢俺は警察関係者だ‼」
「「「え…?」」」
男のまさかの返答にトリオは首を傾げる。
『分かりませんか?
皆さんの知り合いにいると思うんです…
特徴がある癖毛の人なんですけど…』
「「「知り合い⁉」」」
トリオの疑問に理彩があるヒントを言った。
「「あー‼」」
男を見て数秒考えていた三浦と芹沢は男を指差しその正体に納得した。
伊丹だけはまだ分からないようだ。
「は?どうした?
ん?いや…グラサン野郎はここにはいないのにさっきから何だかムズムズと痒みが…」
伊丹は突然謎の痒みに襲われた。
『…あはは…
(その本人なら目の前にいますよ伊丹さん…)』
そんな伊丹を見た理彩は苦笑いだ。
「しかし、見慣れた"あれ"がないとやっぱり違和感があるな」
「そうですね」
「うるせぇな!
するしないは俺の自由だろうが‼」
「まぁ確かにね」
「お前さん、私服ってことは今日は非番か?」
「あぁ」
「もしかして…いつものように事件に巻き込まれちゃう理彩ちゃんが遺体を発見したって感じ?
そんで呼ばれたみたいな?」
「そんなところだ」
『芹沢さん…私の当たり前の日常みたいに言わないで下さいよ…
見たくないし…この体質本当に嫌なのに…』
「ごめんごめん!
だってあまりに多いからね」
『まぁ…それを否定できないのが悲しい現実なんですけど…
それにせっかく非番なのに私が事件に遭遇しちゃったし…』
理彩は松田を見て言った。
「気にすんな!
それに俺の仕事はこういう仕事だろ」
『はい…』
「ってか伊丹先輩…まだ分かってないのかな?」
「みたいだな」
みんなが伊丹に視線を向けた。
伊丹はまだ悩んでいた。
「あのバカは何で毎度"あれ"がないと気づかないんだ
普通気づくだろ?」
「「さぁ?」」
『謎です…』
「おいコラ!
何で知らない奴にバカと言われないといけねぇんだ‼」
知らない男にバカと言われてしまい伊丹は反論する。
事件現場からの帰り、車を運転していた芹沢が信号待ちで止まった時に知り合いが歩いているのが見えた。
「あれ?理彩ちゃん?」
「芹沢どうした?」
「ほら、目の前の横断歩道!
歩いてるのって理彩ちゃんだよなぁと思って」
指差す芹沢。
伊丹と三浦は芹沢が指差す方向を見てみると確かに横断歩道を歩いているのは理彩だ。
「そりゃあ今日は休日だし、嬢ちゃんがいても別におかしくないだろうが!」
「そうなんですけど…でもよく見て下さいよ!
理彩ちゃん1人じゃないんですよ」
確かにここからでは他の通行人に時々隠れてしまい見にくいが理彩は1人ではない。
隣に誰かいるのだけは分かる。
「ここからだと顔はよく見えないが隣にいるのは男だな」
「あぁ」
「やっぱり見間違いじゃないですよね!」
「そうだろ」
だが目で追っていた理彩は横断歩道を渡りきり人混みに紛れてしまいこれ以上は車からは一切見えなくなってしまった。
「意外な発見でしたね」
「まぁな」
「でもすごく気になってきちゃいましたよ!」
「一緒にいた男のことか?」
「他にないでしょ‼」
「そんなに気になるか?」
「え?先輩は気になりませんか?」
「ならないな」
「まぁ伊丹だしな」
「どういう意味だ⁉」
「いや…伊丹はそういうことには感心はないだろうなと思ってな」
「確かにありませんけど」
「じゃあ三浦先輩はどう思います?」
「まぁ気にはなるが理彩さんだって高校生だ
そういうお年頃ってもんだろ?
気になる人くらいいるんじゃないのか?」
「やっぱりそう思いますよね‼」
「何か芹沢は嬉しそうだな?」
「だって!
これはいいネタを掴んだと思って!
理彩ちゃんにいつぞやの仕返しができるかなって思ったりして」
「仕返し?何かあったか?」
「もしかしてあれか?
爆弾事件の後に病院で理彩さんの一言でお前に恋人がいるって俺たちにバラされたせいか?」
「そうです‼」
「お前さん、バラされたのを根に持ってたのか?」
「はい!」
その日、事件発生の知らせを受け伊丹たちが現場に駆けつけてみれば…そこには午前中に見かけた少女がいた。
毎度事件現場に居合わせてしまう何故か現場にいるのが当たり前なくらいの頻度で会っている少女…毛利理彩である。
「え?もしかして…理彩ちゃんが第一発見者?」
『あっ…伊丹さんたち…こんにちは…』
やって来た伊丹たちに気づき挨拶する理彩。
だが…今回いたのは理彩だけではなかった。
「やっと来たか」
私服の男が店から借りたらしい調理などに使うビニールの手袋しながら遺体に触れて、更には鑑識の米沢と話をしていたのだ。
「おいコラ!
何で一般人が遺体に触ってんだ⁉」
「あ、彼はですね」
「あ💢俺は警察関係者だ‼」
「「「え…?」」」
男のまさかの返答にトリオは首を傾げる。
『分かりませんか?
皆さんの知り合いにいると思うんです…
特徴がある癖毛の人なんですけど…』
「「「知り合い⁉」」」
トリオの疑問に理彩があるヒントを言った。
「「あー‼」」
男を見て数秒考えていた三浦と芹沢は男を指差しその正体に納得した。
伊丹だけはまだ分からないようだ。
「は?どうした?
ん?いや…グラサン野郎はここにはいないのにさっきから何だかムズムズと痒みが…」
伊丹は突然謎の痒みに襲われた。
『…あはは…
(その本人なら目の前にいますよ伊丹さん…)』
そんな伊丹を見た理彩は苦笑いだ。
「しかし、見慣れた"あれ"がないとやっぱり違和感があるな」
「そうですね」
「うるせぇな!
するしないは俺の自由だろうが‼」
「まぁ確かにね」
「お前さん、私服ってことは今日は非番か?」
「あぁ」
「もしかして…いつものように事件に巻き込まれちゃう理彩ちゃんが遺体を発見したって感じ?
そんで呼ばれたみたいな?」
「そんなところだ」
『芹沢さん…私の当たり前の日常みたいに言わないで下さいよ…
見たくないし…この体質本当に嫌なのに…』
「ごめんごめん!
だってあまりに多いからね」
『まぁ…それを否定できないのが悲しい現実なんですけど…
それにせっかく非番なのに私が事件に遭遇しちゃったし…』
理彩は松田を見て言った。
「気にすんな!
それに俺の仕事はこういう仕事だろ」
『はい…』
「ってか伊丹先輩…まだ分かってないのかな?」
「みたいだな」
みんなが伊丹に視線を向けた。
伊丹はまだ悩んでいた。
「あのバカは何で毎度"あれ"がないと気づかないんだ
普通気づくだろ?」
「「さぁ?」」
『謎です…』
「おいコラ!
何で知らない奴にバカと言われないといけねぇんだ‼」
知らない男にバカと言われてしまい伊丹は反論する。