高木刑事の災難
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「松田、お前よくそんな風に考えられたな?」
「最初は悩んだぜ」
「え?」
「爆弾犯を捕まえようと俺はまわりが見えねぇくらいに奮闘してたからな
そんな俺を何となく知ってか勘づいた理彩がメールで俺の話を聞くくらいしか力になれねぇとか誰かに話すと少しは気分が軽くなるなんて言われて考えが少し変わったけどな
俺はそんなに無理しているように感じたのかってな
理彩の存在にはかなり助けられたな
道に迷う俺を照らしてくれる光みたいな存在かもな
まぁそれで気持ちを自覚したんだがな」
「そうなのか?」
「あぁ
理彩は萩と知り合いだったから早く犯人を見つけてやりたかったってのもあるかもしれねぇけど余裕がねぇくらい焦ってばかりだったからな…
それに俺に幸せになる資格があるのかとかは悩んだぜ
萩のことをこうやって笑い話みたいに語れるようになれたのも理彩のおかげみたいなもんだしな」
「そうか…
理彩さんは萩原と知り合いなのか?」
「言ったろ?
理彩の危ないところを助けたってな
萩も俺の隣にいたからな
俺は理彩を助けて、萩がナンバーと車種覚えて通報したことがある」
「そういえばそんな話をしていたな」
「それに理彩は、ヒロの両親の事件の犯人の外守のおっさんに誘拐されて俺たちが助けたあの時の少女だしな」
「はぁ!?」
「鬼公が言ってたろ?
その子は元刑事で探偵をやってる人の娘だとな
その探偵が安室が弟子入りしている毛利探偵のことなんだよ」
「そうだったのか!
まさか松田…その時から理彩さんを狙っていたなんて言うなよ!?」
「それはさすがにねぇよ!!
その当時の理彩はまだ小学生だぜ!?
それこそ犯罪じゃねぇかよ!!」
松田は即答で否定した。
「だよな…それ聞いて安心した」
「まぁ、安室は俺より色々大変かもしれねぇけど落ち着いたら相手くらい探せよ?
一生独身でいいなら構わねぇけどな?」
「うるさい…」
「すんませんねぇ…いらんお節介で」
「…」
「さてと…長話し過ぎたな」
「あ、言い忘れていたよ松田」
「何だよ?」
「残っていた班長のロッカーにヒロのお兄さんに渡して欲しい物が残っている」
「はぁ?」
「まさか1年近くも放置されているとは思わなかったよ」
「班長のロッカーには色々私物残ってたからな
ん?まさか…茶封筒のか…?」
「あぁ…知ってるのか?」
「班長が俺に見せたい物があるって言われてその中身を見せられてな
中身を見て2人して泣いちまったからな覚えてるぜ」
「そうか」
「やっぱり…あれは…」
「あぁ…あいつの遺品だ」
「そうか…」
「なるべく早めに遺族のヒロのお兄さんに返したい
中身について捜査一課から何か聞かれるかもしれないが、捜査一課から渡すのが無理そうなら松田に頼みたい」
「ヒロの兄貴に確実に渡るようにしろって?」
「あぁ、特命係は遺族に遺品の引渡しもするんだろ?」
「確かにすることもあるが…
ヒロの兄貴は確か長野県警だっけか?」
「あぁ、1度異動はしたようだが戻ってきていて長野県警にいるのは確認済みだ」
「分かった
お前の名は伏せておいた方がいいんだろ?」
「あの封筒を見ればお兄さんなら俺からだと察してくれるはずさ
だが、俺のことは伏せておいてくれ」
「分かった」
その後、松田と別れ安室は外に出るとコナンと探偵団に会った。
松田によってその遺品が遺族に返されたのはもう少し先のことである。
「最初は悩んだぜ」
「え?」
「爆弾犯を捕まえようと俺はまわりが見えねぇくらいに奮闘してたからな
そんな俺を何となく知ってか勘づいた理彩がメールで俺の話を聞くくらいしか力になれねぇとか誰かに話すと少しは気分が軽くなるなんて言われて考えが少し変わったけどな
俺はそんなに無理しているように感じたのかってな
理彩の存在にはかなり助けられたな
道に迷う俺を照らしてくれる光みたいな存在かもな
まぁそれで気持ちを自覚したんだがな」
「そうなのか?」
「あぁ
理彩は萩と知り合いだったから早く犯人を見つけてやりたかったってのもあるかもしれねぇけど余裕がねぇくらい焦ってばかりだったからな…
それに俺に幸せになる資格があるのかとかは悩んだぜ
萩のことをこうやって笑い話みたいに語れるようになれたのも理彩のおかげみたいなもんだしな」
「そうか…
理彩さんは萩原と知り合いなのか?」
「言ったろ?
理彩の危ないところを助けたってな
萩も俺の隣にいたからな
俺は理彩を助けて、萩がナンバーと車種覚えて通報したことがある」
「そういえばそんな話をしていたな」
「それに理彩は、ヒロの両親の事件の犯人の外守のおっさんに誘拐されて俺たちが助けたあの時の少女だしな」
「はぁ!?」
「鬼公が言ってたろ?
その子は元刑事で探偵をやってる人の娘だとな
その探偵が安室が弟子入りしている毛利探偵のことなんだよ」
「そうだったのか!
まさか松田…その時から理彩さんを狙っていたなんて言うなよ!?」
「それはさすがにねぇよ!!
その当時の理彩はまだ小学生だぜ!?
それこそ犯罪じゃねぇかよ!!」
松田は即答で否定した。
「だよな…それ聞いて安心した」
「まぁ、安室は俺より色々大変かもしれねぇけど落ち着いたら相手くらい探せよ?
一生独身でいいなら構わねぇけどな?」
「うるさい…」
「すんませんねぇ…いらんお節介で」
「…」
「さてと…長話し過ぎたな」
「あ、言い忘れていたよ松田」
「何だよ?」
「残っていた班長のロッカーにヒロのお兄さんに渡して欲しい物が残っている」
「はぁ?」
「まさか1年近くも放置されているとは思わなかったよ」
「班長のロッカーには色々私物残ってたからな
ん?まさか…茶封筒のか…?」
「あぁ…知ってるのか?」
「班長が俺に見せたい物があるって言われてその中身を見せられてな
中身を見て2人して泣いちまったからな覚えてるぜ」
「そうか」
「やっぱり…あれは…」
「あぁ…あいつの遺品だ」
「そうか…」
「なるべく早めに遺族のヒロのお兄さんに返したい
中身について捜査一課から何か聞かれるかもしれないが、捜査一課から渡すのが無理そうなら松田に頼みたい」
「ヒロの兄貴に確実に渡るようにしろって?」
「あぁ、特命係は遺族に遺品の引渡しもするんだろ?」
「確かにすることもあるが…
ヒロの兄貴は確か長野県警だっけか?」
「あぁ、1度異動はしたようだが戻ってきていて長野県警にいるのは確認済みだ」
「分かった
お前の名は伏せておいた方がいいんだろ?」
「あの封筒を見ればお兄さんなら俺からだと察してくれるはずさ
だが、俺のことは伏せておいてくれ」
「分かった」
その後、松田と別れ安室は外に出るとコナンと探偵団に会った。
松田によってその遺品が遺族に返されたのはもう少し先のことである。