高木刑事の災難
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おまけ①警視庁にて…
喫煙所に向かっていた松田。
途中でここでは会うはずのない人物がいた。
「安室じゃねぇか?」
「あ…松田さん」
私立探偵の安室透だった。
「珍しいところで会うもんだな?」
「そうですね」
「今日はどうした?」
「先日の件で…再度事情を聞かれまして厳重注意を…」
「あぁ!なるほど!
あの派手に車でやりやがったやつか…」
「派手にって…」
「だってそうだろ?
無茶してまで止めたんだからな」
「人の命がかかってましたし…緊急事態でしたから」
「だからってやり方ってもんがあるだろ!
また説教してやろうか?」
「それはあの時に貴方からたくさん説教されましたから結構です」
「ならいいが…」
「車はちゃんと直りますし」
「マジかよ!?
お前はあれを本当に修理に出したのかよ!?」
「えぇ、明日修理が終わるんですよ」
「早くねぇか?もう終わるのかよ?」
「知り合いに急ぎでとお願いしましたから」
「…そうかよ」
「今日も暇なんですか?」
「まぁな
そうだ…ちょっと付き合えよ安室」
「はい?」
やって来たのは人通りの少ないフロアだった。
「仕事柄、人目を気にしてんだろ?
ここは人通りが少ねぇところだから気にすんな
それとも…盗聴の心配か?」
安室は自分に盗聴器がないかなどを見てから松田に小声で言った。
「何の用だ?」
「まぁ…ちょっとした話に付き合ってもらいたくてな」
「は?」
「1年前の今日…班長が事故死した
お前のことだ
知っているとは思うがな」
「あぁ…」
「さっき日付を見て…もう1年かと思った」
松田は懐から手帳を出した。
「これ…覚えてねぇか?」
「あいつの…」
「そう…警察学校時代に班長が愛用してたメモ帳だ
卒業後に新しい物に変えたらしいがこいつを大事にしていたらしいな
事故後に遺族が俺にってさ」
「そうか…」
「寂しいもんだなやっぱり」
「は?」
「どんどんそばから同期がいなくなっていく感覚ってやつ…
萩の時だけで十分だと思ったら次は班長だったな…突然過ぎだけどな…」
「…」
「あんまり名前を覚えてねぇのがまだいるかもしれねぇけど警視庁にいる同期なんてもういねぇみたいなもんだしな」
「…」
「まぁ…場所は違うがどこぞの首席様はまだ生き残っているのが救いか?」
「うるさい」
「これでも俺はお前の心配してやってんだぜ?ゼロ」
「そんな心配はいらん!
それに迂闊にゼロとか呼ぶな!」
「そりゃあすいませんねぇ…」
「お前こそ…」
「ん?」
「お前こそ大丈夫か?」
「完璧男が俺の心配かよ?」
「悪いか!?」
「いや…別に」
「あの仲のよかった5人組で残っているのがお前だけだからな…
俺の案件に下手に首を突っ込ませたくはないだけだ」
「どういう意味だ?」
「潜入先でよく仕事を組まされる少々厄介な人物がいてな
先日の件の時に近くで見ていたらしいくてな…
その人から変な忠告をもらったからな気になってな
それに俺が何で毛利探偵なんかに近づくかとか考えてないだろ?お前」
「そりゃあ気になることではあるがな」
「まぁ…あまり詳しくは話せないが…俺の潜入先のある組織は毛利探偵のことを怪しんでる」
「は?」
「ことごとく邪魔が入ると必ず毛利探偵に行き着くからだけどな」
「は?あの探偵はそんなに凄ぇのか?」
「さぁ?」
「は?」
「だから組織は毛利探偵の監視を始めた」
「それがお前?」
「あぁ
上手く取り入ることに成功した」
「そうかよ…」
「さっき言った厄介な人はどうやら毛利探偵よりその娘たちとコナン君に興味が個人的にあるらしい」
「何!?」
「俺が毛利探偵に近づく上で条件をいくつか提示された」
「条件!?」
「まぁ…そう身構えるほどの内容じゃない
毛利探偵の二人の娘とコナン君を組織の事に巻き込ませるな
例え巻き込んでも危険に合わせるなと約束させられた」
「は?
一体何考えてやがるんだよ?そいつ」
「さぁ?
だが先日の件の時に気になることを言っていたんだ」
「気になること?」
「お前とも親しい理彩さんのことを女神とかお姫様とか言っててな」
「はぁ?」
思わず目が点になる松田。
「あの人は蘭さんのことを何故かエンジェルと呼んでいる
それに姉妹とも気に入っているが中でも理彩さんは特にお気に入りの子だそうだ」
「何で理彩が?」
「さぁ?
理由を教えてくれなかったから分からない」
「…」
「何か掴めたらお前には知らせるよ
どうせ暇人だろ?」
「暇人って言い方…どうにかなんねぇ?」
「だが事実だろ?」
「そうだけどよ…」
「何かあれば特命係にいる神戸さんから警察庁に連絡をくれて構わない
上には話を通しておく
神戸さんは特命係の前の配属は俺のいる部署だからな
連絡くらい今でも取れるはずさ」
「神戸が?
そういやあいつは元は警察庁だっけ」
「そういうことだ
俺個人としてはお前を巻き込ませたくはないが万が一の保険をかけておく必要もある」
喫煙所に向かっていた松田。
途中でここでは会うはずのない人物がいた。
「安室じゃねぇか?」
「あ…松田さん」
私立探偵の安室透だった。
「珍しいところで会うもんだな?」
「そうですね」
「今日はどうした?」
「先日の件で…再度事情を聞かれまして厳重注意を…」
「あぁ!なるほど!
あの派手に車でやりやがったやつか…」
「派手にって…」
「だってそうだろ?
無茶してまで止めたんだからな」
「人の命がかかってましたし…緊急事態でしたから」
「だからってやり方ってもんがあるだろ!
また説教してやろうか?」
「それはあの時に貴方からたくさん説教されましたから結構です」
「ならいいが…」
「車はちゃんと直りますし」
「マジかよ!?
お前はあれを本当に修理に出したのかよ!?」
「えぇ、明日修理が終わるんですよ」
「早くねぇか?もう終わるのかよ?」
「知り合いに急ぎでとお願いしましたから」
「…そうかよ」
「今日も暇なんですか?」
「まぁな
そうだ…ちょっと付き合えよ安室」
「はい?」
やって来たのは人通りの少ないフロアだった。
「仕事柄、人目を気にしてんだろ?
ここは人通りが少ねぇところだから気にすんな
それとも…盗聴の心配か?」
安室は自分に盗聴器がないかなどを見てから松田に小声で言った。
「何の用だ?」
「まぁ…ちょっとした話に付き合ってもらいたくてな」
「は?」
「1年前の今日…班長が事故死した
お前のことだ
知っているとは思うがな」
「あぁ…」
「さっき日付を見て…もう1年かと思った」
松田は懐から手帳を出した。
「これ…覚えてねぇか?」
「あいつの…」
「そう…警察学校時代に班長が愛用してたメモ帳だ
卒業後に新しい物に変えたらしいがこいつを大事にしていたらしいな
事故後に遺族が俺にってさ」
「そうか…」
「寂しいもんだなやっぱり」
「は?」
「どんどんそばから同期がいなくなっていく感覚ってやつ…
萩の時だけで十分だと思ったら次は班長だったな…突然過ぎだけどな…」
「…」
「あんまり名前を覚えてねぇのがまだいるかもしれねぇけど警視庁にいる同期なんてもういねぇみたいなもんだしな」
「…」
「まぁ…場所は違うがどこぞの首席様はまだ生き残っているのが救いか?」
「うるさい」
「これでも俺はお前の心配してやってんだぜ?ゼロ」
「そんな心配はいらん!
それに迂闊にゼロとか呼ぶな!」
「そりゃあすいませんねぇ…」
「お前こそ…」
「ん?」
「お前こそ大丈夫か?」
「完璧男が俺の心配かよ?」
「悪いか!?」
「いや…別に」
「あの仲のよかった5人組で残っているのがお前だけだからな…
俺の案件に下手に首を突っ込ませたくはないだけだ」
「どういう意味だ?」
「潜入先でよく仕事を組まされる少々厄介な人物がいてな
先日の件の時に近くで見ていたらしいくてな…
その人から変な忠告をもらったからな気になってな
それに俺が何で毛利探偵なんかに近づくかとか考えてないだろ?お前」
「そりゃあ気になることではあるがな」
「まぁ…あまり詳しくは話せないが…俺の潜入先のある組織は毛利探偵のことを怪しんでる」
「は?」
「ことごとく邪魔が入ると必ず毛利探偵に行き着くからだけどな」
「は?あの探偵はそんなに凄ぇのか?」
「さぁ?」
「は?」
「だから組織は毛利探偵の監視を始めた」
「それがお前?」
「あぁ
上手く取り入ることに成功した」
「そうかよ…」
「さっき言った厄介な人はどうやら毛利探偵よりその娘たちとコナン君に興味が個人的にあるらしい」
「何!?」
「俺が毛利探偵に近づく上で条件をいくつか提示された」
「条件!?」
「まぁ…そう身構えるほどの内容じゃない
毛利探偵の二人の娘とコナン君を組織の事に巻き込ませるな
例え巻き込んでも危険に合わせるなと約束させられた」
「は?
一体何考えてやがるんだよ?そいつ」
「さぁ?
だが先日の件の時に気になることを言っていたんだ」
「気になること?」
「お前とも親しい理彩さんのことを女神とかお姫様とか言っててな」
「はぁ?」
思わず目が点になる松田。
「あの人は蘭さんのことを何故かエンジェルと呼んでいる
それに姉妹とも気に入っているが中でも理彩さんは特にお気に入りの子だそうだ」
「何で理彩が?」
「さぁ?
理由を教えてくれなかったから分からない」
「…」
「何か掴めたらお前には知らせるよ
どうせ暇人だろ?」
「暇人って言い方…どうにかなんねぇ?」
「だが事実だろ?」
「そうだけどよ…」
「何かあれば特命係にいる神戸さんから警察庁に連絡をくれて構わない
上には話を通しておく
神戸さんは特命係の前の配属は俺のいる部署だからな
連絡くらい今でも取れるはずさ」
「神戸が?
そういやあいつは元は警察庁だっけ」
「そういうことだ
俺個人としてはお前を巻き込ませたくはないが万が一の保険をかけておく必要もある」