高木刑事の災難
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「あっ、そっか!
コナンくんは知らないわよね
伊達さんはその詐欺師を捕まえたそのすぐ後に交通事故で亡くなったから…
確か落とした手帳を拾おうとして居眠り運転していた車に跳ねられたって高木君が言ってたわ」
「え?高木刑事?」
「えぇ、高木君もその現場に居合わせたのよ」
「そうなの!?」
「徹夜で張り込みしていて朝方二人で帰る途中で伊達さんが手帳に挟まった何かを高木君に見せようとしたらしいのよ」
「へぇー」
「それから、いつも高木君が使っている黒い手帳があるでしょ?
あれはその時伊達さんが持っていた手帳なのよ
かろうじて意識のあった伊達さんから譲り受けた遺品らしいの
それが真っ黒になるまで書き込んで早く伊達さんみたいな刑事になるんだって高木君が言ってたしね」
「ふーん
高木刑事とその伊達って刑事さんと仲が良かったんだね?」
「えぇ!伊達さんは高木君の教育係だったからね
伊達さんは勝手に【ワタル・ブラザーズ】って呼んでたわ」
「え?どうして?」
「だって伊達さんの名前は伊達航
高木君と同じワタルだからよ」
「え!?」
「まぁ同じワタルでも草食系の高木君と違って伊達さんは肉食系
私の1つ上だったけど伊達さんは老け顔だったしね」
「(まさか…高木刑事が拉致された理由って…)」
佐藤の話からコナンはある可能性にたどり着く。
「ねぇ…佐藤刑事」
「どうかしたの?」
「その伊達刑事のことをもっと他の人に聞いてみた方がいいかも」
「え!?」
「何かさっきからすごく引っかかるんだ…
伊達刑事の名前が高木刑事と同じワタルだって聞いてからね」
「え!?」
「誰かその伊達刑事のことをよく知っている人っていないの!?」
「そうね…
うちの捜査一課以外なら1人は知っているけど」
「え?誰かいるの!?」
「松田君よ」
「え?松田刑事?」
思わぬ名前に驚くコナン。
「伊達さんと松田君は警察学校の同期だから」
「え!?そうなの!?」
「えぇ
松田君が1週間だけうちにいた時は伊達さんはまだうちに配属前だったからいなかったけど…
松田君が特命係に転属になるって知った伊達さんが場所が場所だけに心配していたらしいわ」
「じゃあ!
松田刑事に話を聞いてみた方がいいかも!!」
「そうね
案内するわ」
「うん」
松田に話を聞くことにした。
「ねぇ…佐藤刑事?」
「ん?」
「どこまで行くの?」
「特命係だけど?」
「でもここって違う課のフロアだよね?」
「この先に特命係があるのよ」
「え?」
「ここに入って」
「え?うん」
言われた部屋に入る。
「ほら、あそこよ」
奥の方にある特命係と書かれたプレートの小さな部屋を佐藤は指さした。
「(マジかよ…
本当に窓際部署らしい部屋じゃねぇかよ)」
「お?珍しいお客だな?」
「?」
そこにいた男性に話しかけられた。
「こんにちは、松田君います?」
「いるよ」
「ありがとうございます」
特命係に近づく佐藤。
コンコン
「失礼します」
「おや?
佐藤刑事とコナン君ではありませんか?」
佐藤の声に杉下が反応する。
そして松田も気づいた。
「そうだな」
「え?この子は誰?」
「ん?神戸はまだ直接チビ探偵とは会ってなかったか?
理彩の親父の探偵事務所に居候中のコナンってチビだ」
「あ、そういえば理彩ちゃんが記憶喪失しちゃった時にトロピカルランドで見かけたかもね」
「えっと…誰?
(ん?待てよ…そういえばあの時この人いたかも?)」
「こいつは神戸
もう1人の特命係で階級は警部補な」
「そうなんだ
僕は江戸川コナンです」
「よろしくコナン君
僕は神戸尊」
「よろしく」
簡単に自己紹介をした。
「チビ探偵、この神戸が前に話した血が苦手な奴だ」
「あ、そういえば特命係の人だって言ってたね」
「松田?
小学生に何を言ったの?」
「理彩の血が苦手な話をチビ探偵とかとしていた時に、うちの刑事の中にもいるって話をしただけだ」
「そうなんだ…」
後ろでは先ほど佐藤に声をかけた角田と大木と小松が聞き耳をたてている。
「おーい、角田とそれに大木と小松
聞き耳たてているくらいなら仕事しろよ?
暇人かよ?」
それに気づいた松田。
「いや…何か気になってさ
小学生が特命係を訪ねて来るなんて珍し…
いや初めてだしねぇ」
角田の言葉に頷く部下二人。
「そうか?
このチビは理彩の親父の探偵事務所の居候だ」
「嬢ちゃんの父親?
あぁ!私立探偵の眠りの小五郎な」
「そういうこと」
「刑事さんは理彩姉ちゃんのことを知ってるの?」
コナンは疑問に思った。
「あぁ知ってる
嬢ちゃんには何回か会ったことあるし、たまにお菓子貰ったりするしな」
「え?お菓子?」
「嬢ちゃんが松田と杉下とついでに神戸にお世話になったからってお礼とか言って手作りの差し入れしてくれるからコーヒーついでに貰ったりしてな」
「(僕はついでなんだ…角田課長)」
神戸は角田に内心ツッコミを入れた。
コナンくんは知らないわよね
伊達さんはその詐欺師を捕まえたそのすぐ後に交通事故で亡くなったから…
確か落とした手帳を拾おうとして居眠り運転していた車に跳ねられたって高木君が言ってたわ」
「え?高木刑事?」
「えぇ、高木君もその現場に居合わせたのよ」
「そうなの!?」
「徹夜で張り込みしていて朝方二人で帰る途中で伊達さんが手帳に挟まった何かを高木君に見せようとしたらしいのよ」
「へぇー」
「それから、いつも高木君が使っている黒い手帳があるでしょ?
あれはその時伊達さんが持っていた手帳なのよ
かろうじて意識のあった伊達さんから譲り受けた遺品らしいの
それが真っ黒になるまで書き込んで早く伊達さんみたいな刑事になるんだって高木君が言ってたしね」
「ふーん
高木刑事とその伊達って刑事さんと仲が良かったんだね?」
「えぇ!伊達さんは高木君の教育係だったからね
伊達さんは勝手に【ワタル・ブラザーズ】って呼んでたわ」
「え?どうして?」
「だって伊達さんの名前は伊達航
高木君と同じワタルだからよ」
「え!?」
「まぁ同じワタルでも草食系の高木君と違って伊達さんは肉食系
私の1つ上だったけど伊達さんは老け顔だったしね」
「(まさか…高木刑事が拉致された理由って…)」
佐藤の話からコナンはある可能性にたどり着く。
「ねぇ…佐藤刑事」
「どうかしたの?」
「その伊達刑事のことをもっと他の人に聞いてみた方がいいかも」
「え!?」
「何かさっきからすごく引っかかるんだ…
伊達刑事の名前が高木刑事と同じワタルだって聞いてからね」
「え!?」
「誰かその伊達刑事のことをよく知っている人っていないの!?」
「そうね…
うちの捜査一課以外なら1人は知っているけど」
「え?誰かいるの!?」
「松田君よ」
「え?松田刑事?」
思わぬ名前に驚くコナン。
「伊達さんと松田君は警察学校の同期だから」
「え!?そうなの!?」
「えぇ
松田君が1週間だけうちにいた時は伊達さんはまだうちに配属前だったからいなかったけど…
松田君が特命係に転属になるって知った伊達さんが場所が場所だけに心配していたらしいわ」
「じゃあ!
松田刑事に話を聞いてみた方がいいかも!!」
「そうね
案内するわ」
「うん」
松田に話を聞くことにした。
「ねぇ…佐藤刑事?」
「ん?」
「どこまで行くの?」
「特命係だけど?」
「でもここって違う課のフロアだよね?」
「この先に特命係があるのよ」
「え?」
「ここに入って」
「え?うん」
言われた部屋に入る。
「ほら、あそこよ」
奥の方にある特命係と書かれたプレートの小さな部屋を佐藤は指さした。
「(マジかよ…
本当に窓際部署らしい部屋じゃねぇかよ)」
「お?珍しいお客だな?」
「?」
そこにいた男性に話しかけられた。
「こんにちは、松田君います?」
「いるよ」
「ありがとうございます」
特命係に近づく佐藤。
コンコン
「失礼します」
「おや?
佐藤刑事とコナン君ではありませんか?」
佐藤の声に杉下が反応する。
そして松田も気づいた。
「そうだな」
「え?この子は誰?」
「ん?神戸はまだ直接チビ探偵とは会ってなかったか?
理彩の親父の探偵事務所に居候中のコナンってチビだ」
「あ、そういえば理彩ちゃんが記憶喪失しちゃった時にトロピカルランドで見かけたかもね」
「えっと…誰?
(ん?待てよ…そういえばあの時この人いたかも?)」
「こいつは神戸
もう1人の特命係で階級は警部補な」
「そうなんだ
僕は江戸川コナンです」
「よろしくコナン君
僕は神戸尊」
「よろしく」
簡単に自己紹介をした。
「チビ探偵、この神戸が前に話した血が苦手な奴だ」
「あ、そういえば特命係の人だって言ってたね」
「松田?
小学生に何を言ったの?」
「理彩の血が苦手な話をチビ探偵とかとしていた時に、うちの刑事の中にもいるって話をしただけだ」
「そうなんだ…」
後ろでは先ほど佐藤に声をかけた角田と大木と小松が聞き耳をたてている。
「おーい、角田とそれに大木と小松
聞き耳たてているくらいなら仕事しろよ?
暇人かよ?」
それに気づいた松田。
「いや…何か気になってさ
小学生が特命係を訪ねて来るなんて珍し…
いや初めてだしねぇ」
角田の言葉に頷く部下二人。
「そうか?
このチビは理彩の親父の探偵事務所の居候だ」
「嬢ちゃんの父親?
あぁ!私立探偵の眠りの小五郎な」
「そういうこと」
「刑事さんは理彩姉ちゃんのことを知ってるの?」
コナンは疑問に思った。
「あぁ知ってる
嬢ちゃんには何回か会ったことあるし、たまにお菓子貰ったりするしな」
「え?お菓子?」
「嬢ちゃんが松田と杉下とついでに神戸にお世話になったからってお礼とか言って手作りの差し入れしてくれるからコーヒーついでに貰ったりしてな」
「(僕はついでなんだ…角田課長)」
神戸は角田に内心ツッコミを入れた。