【午後4時頃、毛利探偵事務所のトイレの中で男性が拳銃自殺をするというショッキングな事件が起こりました】

買い物から帰って来てニュースで事件を知った理彩。
『あっメールだ』


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探偵事務所での事件のニュースを見た‼
まさか理彩、巻き込まてねぇよな⁉

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松田からの心配するメールだった。




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今日、事務所には行ってないので事件に私は巻き込まれてませんから安心してください‼

蘭たちは心配ですけど…

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ならいいが…

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理彩は心配になり蘭に電話してみることにした。
【ただいま、電源が入っていないため、かかりません】
というアナウンスがするだけだった。
『蘭…お父さんも…無事だよね…？』
余計に心配になる理彩。







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陣平さん‼
蘭に電話してみたんだけど出ないんです‼
やっぱり何かあったんでしょうか？

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少し落ち着け！
心配なのは分かるが‼


今からマンション行ってやるから
一緒に探偵事務所に行ってやるから少し落ち着け！
いいな！


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はい！

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支度をして待つことにした。
マンションの外で待っていると少しして松田が来てくれた。
毛利探偵事務所に来てみたが誰もいない。
『蘭もお父さんもコナン君もどこに行っちゃったの？』
「（下のポアロに安室はいねぇな
となると…毛利探偵について行ったと考えるべきか…）」
もう一度電話を蘭にしてみる理彩とポアロの中の様子を見る松田。

≪「もしもし？」≫
蘭が電話に出た。
『何で電源切ってるのよ蘭!?
心配して事務所に来てみれば誰もいないし!!』
≪「え？理彩!?」≫
『ところで無事なの!?』
≪「実は今、安室さんとお父さんと一緒にコナン君を追いかけてるの！」≫
『え？コナン君？何で？』
≪「コナン君が圭さんに連れて行かれちゃったみたいなの!!
だから阿笠博士に頼んでコナン君の眼鏡の位置を追跡してもらってて！
博士のビートルは修理中らしくて代わりに昴さんの車で追跡してるって博士が言ってた」》
『え？昴さん…？あっ沖矢さんのこと？』
《「あれ？理彩は昴さん知ってるの？」》
『工藤家で居候している人でしょ』
《「うん、そうだけど」》
『この前、有希子さんに連れまわされた時に話を聞いたの
その時にたまたま沖矢さんと知り合いになったの』
《「そうなんだ
まぁとにかくね！
今は安室さんの車でえっと…王石街道を目指して追いかけてるの!!
とにかく！コナン君が大変なのよ!!」≫
『うーん何かよく分からないけど大変なのはとりあえず分かったよ！
圭さん？が誰か分からないけど…
松田さんにここまで連れてきてもらったからこのまま話してそっちに合流してもらえるようにお願いするから！
詳しい事件のことを知りたいからメールで送って！』
≪「うん、分かった！」≫
電話を終える。

「姉からか？何だって？
(何か男の名前が聞こえた気もするがな)」
『蘭とお父さんは無事みたいなんだけど…コナン君が圭さん？って人に連れて行かれちゃった？らしくて…今は安室さんの車で追いかけてるらしいです』
「チビ探偵が？」
『はい、とりあえず蘭たちと合流したいんですけどお願いできますか？』
「分かった
急ぐぜ」
『はい』















蘭が言っていた王石街道を走る松田の車の中。
理彩は松田に蘭からのメール内容を伝えた。
「なるほどな
それでこの前の銀行強盗事件に繋がるわけだな」
『みたいですね』
「ん？前を走ってる車2台とバイクとスバル360って…
まさか！あれのことか？」
『きっと蘭たちです
青い車を追いかけてるってメールで言ってましたから』
すると青い車の後ろの白い車が青い車を追い抜いたと思ったら助手席に青い車をぶつけさせて無理やり車を止めるという荒業が目の前で行われた。
『えー!?
そんな止め方ってありですか!?』
「なわけあるか!!
あれじゃあ車が泣いてるぜ」
『ですよね…』
青い車から女性がコナンを人質に降りたがバイクがその女性を襲いコナンは助かった。
「おいおい…さっきから何でもありなのか!?」
『あれは痛そう…』