似た者プリンセス(おまけ)
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まだ残っている料理を食べつつ有希子は理彩に色々質問するのでした。
有希子が質問の中でもデート場所が気になったようで…。
「ちなみに初デートはもうしたの?」
『恋人になってからの初デートは水族館です
爆弾事件の後の疲労感で私は数日入院したので退院したら行こうって約束してましたから』
「あら水族館!いいわね」
『水族館からの帰り道に二人で萩原さんのお墓参りをしたんです
爆弾犯を逮捕できましたって萩原さんに報告したかったから』
「そうなの?」
『はい
あと、松田さんは萩原さんに私と付き合い始めたことも報告したって言ってました』
「親友には報告しておきたかったからってこと?」
『はい
今頃報告を聞いた萩原さんが笑い転げてるって松田さんは笑ってましたよ』
「笑い転げてるの?」
『はい
私たちの関係を知って笑いが止まらず笑い転げてるはずだって』
「えっと、もしかして…
松田さんが年下の理彩ちゃんを恋人に選んだことにびっくりして笑いが止まらなくなってるんじゃないかみたいなこと?」
『はい』
「そう」
『でも…私はもう萩原さんの声とかほとんど思い出せないんですよ…
仕方ないですよね…
会ったのは7年も前だし…ほとんどメールだけのやり取りだったから…』
「理彩ちゃん…」
『唯一、顔だけはいつでも思い出せます
再会して連絡先を教えてもらった時に萩原さんの提案で携帯で撮影した3人の画像が1枚だけあるだけだから…』
「そう…それは寂しいわね」
理彩は携帯の画像を開き有希子にある1枚を見せる。
それは小学生の理彩が二人の男性と笑顔で写っている物だった。
「これが殉職しちゃった萩原さんって人?」
『はい』
「そういえば松田さんも同じようなことを言ってたわね
理彩が萩原さんを思い出せなくなってきてるからこの画像だけが理彩にとって萩原さんを思い出せる生きていた証なんだってね」
「そう…複雑な気持ちね…」
『ごめんなさい…暗くなる話をしてしまって…有希子さんに話をしていたらつい…』
「気にしないで理彩ちゃん
私こそ辛い話をさせちゃったみたいだし…」
『いえ…そんなことは…
松田さんのことを話すなら萩原さんのことも話さないとうまく話に繋がらないし…』
「そうよね…」
『あ…話題を変えないと余計しんみりしちゃいますね』
「そうね」
「でも理彩ちゃんのハートを見事に射止めた彼のこともっと知りたいわ!!」
『そろそろ解放して下さいよ…有希子さん…』
「嫌よ」
有希子はまだ満足していないようだ。
『お母さん…』
理彩は英理に助けを求める。
「もうそろそろ諦めたら?有希ちゃん」
「でも!」
「あんまりしつこいと理彩がいじけちゃうか不機嫌になってこれ以上話をしてくれなくなっちゃうわよ?」
「それはダメよ!!」
「でしょ!」
『もう話せることないですよ?』
「なら仕方ないか…
また今度会うまでに話のネタを用意しておいてね理彩ちゃん」
『いやです!』
「えー…理彩ちゃんったらそんなきっぱりと即答しなくてもいいのに!!」
『たとえあっても言いませんから』
「そんなぁ」
「有希子の負けね」
「がっくし…」
夕方、理彩は今日の出来事を松田に愚痴をメールをした。
お母さんと有希子さんを相手にするのは疲れると思う理彩なのでした。
END
有希子が質問の中でもデート場所が気になったようで…。
「ちなみに初デートはもうしたの?」
『恋人になってからの初デートは水族館です
爆弾事件の後の疲労感で私は数日入院したので退院したら行こうって約束してましたから』
「あら水族館!いいわね」
『水族館からの帰り道に二人で萩原さんのお墓参りをしたんです
爆弾犯を逮捕できましたって萩原さんに報告したかったから』
「そうなの?」
『はい
あと、松田さんは萩原さんに私と付き合い始めたことも報告したって言ってました』
「親友には報告しておきたかったからってこと?」
『はい
今頃報告を聞いた萩原さんが笑い転げてるって松田さんは笑ってましたよ』
「笑い転げてるの?」
『はい
私たちの関係を知って笑いが止まらず笑い転げてるはずだって』
「えっと、もしかして…
松田さんが年下の理彩ちゃんを恋人に選んだことにびっくりして笑いが止まらなくなってるんじゃないかみたいなこと?」
『はい』
「そう」
『でも…私はもう萩原さんの声とかほとんど思い出せないんですよ…
仕方ないですよね…
会ったのは7年も前だし…ほとんどメールだけのやり取りだったから…』
「理彩ちゃん…」
『唯一、顔だけはいつでも思い出せます
再会して連絡先を教えてもらった時に萩原さんの提案で携帯で撮影した3人の画像が1枚だけあるだけだから…』
「そう…それは寂しいわね」
理彩は携帯の画像を開き有希子にある1枚を見せる。
それは小学生の理彩が二人の男性と笑顔で写っている物だった。
「これが殉職しちゃった萩原さんって人?」
『はい』
「そういえば松田さんも同じようなことを言ってたわね
理彩が萩原さんを思い出せなくなってきてるからこの画像だけが理彩にとって萩原さんを思い出せる生きていた証なんだってね」
「そう…複雑な気持ちね…」
『ごめんなさい…暗くなる話をしてしまって…有希子さんに話をしていたらつい…』
「気にしないで理彩ちゃん
私こそ辛い話をさせちゃったみたいだし…」
『いえ…そんなことは…
松田さんのことを話すなら萩原さんのことも話さないとうまく話に繋がらないし…』
「そうよね…」
『あ…話題を変えないと余計しんみりしちゃいますね』
「そうね」
「でも理彩ちゃんのハートを見事に射止めた彼のこともっと知りたいわ!!」
『そろそろ解放して下さいよ…有希子さん…』
「嫌よ」
有希子はまだ満足していないようだ。
『お母さん…』
理彩は英理に助けを求める。
「もうそろそろ諦めたら?有希ちゃん」
「でも!」
「あんまりしつこいと理彩がいじけちゃうか不機嫌になってこれ以上話をしてくれなくなっちゃうわよ?」
「それはダメよ!!」
「でしょ!」
『もう話せることないですよ?』
「なら仕方ないか…
また今度会うまでに話のネタを用意しておいてね理彩ちゃん」
『いやです!』
「えー…理彩ちゃんったらそんなきっぱりと即答しなくてもいいのに!!」
『たとえあっても言いませんから』
「そんなぁ」
「有希子の負けね」
「がっくし…」
夕方、理彩は今日の出来事を松田に愚痴をメールをした。
お母さんと有希子さんを相手にするのは疲れると思う理彩なのでした。
END