似た者プリンセス(おまけ)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『そうですか…
うーん…そうなるとどこから話したらいいんでしょうか?』
「あっでも!
理彩ちゃんが小学生の時に彼に助けてもらったって英理ちゃんから聞いたんだけど?」
『あ…はい
小学生の時に実は私は誘拐されたことがあって』
「誘拐!?」
『別件で犯人のことを調べていた警察学校に通う警察官の卵の人達のおかげで私は助けられてその人たちの中に松田さんがいたんです』
「えー!?そうなの!?」
『それより前にも彼らに助けてもらったことがあるんですよ
新一と蘭も一緒に』
「え?新ちゃんも?」
『新一がずぶ濡れになって帰ってきたことがあったと思うんですけど?』
「そういえばあったかも?」
『あれ、実は公園で遊んでいて新一が蹴ったサッカーボールが水道に当たって水が吹き出し新一が慌てて手で塞いだからびしょ濡れになったんですよ』
「「そうだったの!?」」
『困っていた私達を助けてくれたのが彼らだったんです』
「え!?」
『彼らの1人が持っていたボールで水漏れを止めてくれて、他の人たちも水道局に連絡してくれたり対応してくれたんです』
「そうだったの
新ちゃんったら!」
『誘拐事件から数ヶ月後、私は車にひき逃げされそうになって』
「今度はひき逃げ!?」
『ひき逃げされそうになっていた危ない私をたまたま近くにいた松田さんが寸前で助けてくれたんです』
「大丈夫だったの!?」
『私も松田さんもかすり傷程度でした
走り去る車のナンバーを松田さんと一緒にいた親友の萩原さんというんですが、その人が覚えてくれていて通報とかも全部してくれたので数日後には犯人は逮捕されました
この萩原さんがさっき話した水道の時のボールで水を止めてくれた人なんですよ』
「そうだったの…」
『二人に付き添われて近くの交番で事情を説明してお母さんに迎えに来てもらいました
待っている間に二人の仕事のことを聞いたり私は家庭事情を少し二人に話してお別れしたんです』
「聞いた時は本当にびっくりしたわよ」
「そうでしょうね」
『下手すれば怪我じゃ済まなかったですから…
それで、数日後にたまたま二人と再会して何か困ったことがあれば連絡していいからなって言われて連絡先を教えてくれたんです
家庭事情が複雑だから頼れる人いないだろうし相談相手いないだろうしってすごく心配してくれて…』
「英理ちゃん…他人に家庭事情を心配されてるわよ」
「仕方ないじゃない…」
『(あはは…)
お母さんは仕事で遅くなることが多くなってたし連絡取れないとやっぱり困るからお母さんに携帯電話欲しいっておねだりして携帯電話を持つようになって松田さんと萩原さんとメールするようになりました』
「ははーん、理彩ちゃん
さては英理ちゃんと連絡取れないと困ると言いながら本心は違うんでしょ!!」
『…あはは…さぁどうでしょう?』
「図星ね」
『はい…でも…』
「でも?」
『でも、萩原さんとメールできていたのは少しの間だけだったんです
萩原さんは爆発物処理班の隊員で、ある日爆弾事件が発生して爆発に巻き込まれて殉職してしまったんです…
同じく爆発物処理班の隊員だった松田さんの目の前で…』
「え!?」
『私はニュースでその事件を知りましたが後から松田さんから聞いた話では爆弾は2ヶ所にあって1つは松田さんが、もう1つを萩原さんが解体作業をしていました
でも…萩原さんの方の爆弾は突然爆発したんです…
萩原さんと数人の隊員はその爆発に巻き込まれ殉職…
松田さんが萩原さんの解体している現場に到着してそんなに時間は経っていなかったそうなんです…』
「そう…」
『そのニュースを見た時は萩原さんが亡くなってしまったことはまだ知らなくて…でも爆発物処理班の隊員たちが爆発に巻き込まれ数人の隊員が犠牲になってしまったのをニュースで知って驚いてすごく心配でした…
数日後に松田さんから送られてきたメールで萩原さんが殉職したということを知りました』
「そうだったの…」
『最初は信じられずにいたけど…
葬儀は参加できませんでしたが松田さんが休日に萩原さんのお墓に私を連れて行ってくれて…
お墓を見てあぁこれは現実なんだ受け入れるしかないなって思いました』
「そう…」
『その時メールには書けなかったと萩原さんの最期などを松田さんが話してくれました…
松田さんはとても苦しそうな表情で私に事件の話をしてくれました…
目の前で親友を亡くした松田さんは萩原さんや他の隊員の人たちの仇討ちをするためにも必ず犯人は見つけると私と萩原さんの墓前に宣言してました』
「でも…昨日の英理ちゃんの話によるとなかなか犯人は見つからなかったのよね?」
『はい…少し前にやっと犯人が逮捕されましたが7年もかかったんです』
「そう…その間松田さんは?」
『松田さんは特殊犯係に転属をずっと申し出たんだけど…事情を知っている上の方たちは冷静になれと頭を冷せとあらゆる部署に松田さんは転属させられてました…』
「たとえば?」
『鑑識だったり目暮さんのいる強行犯係だったりです』
「なるほどね
それで理彩ちゃんはいつからそんな彼に…えっと松田さんだったっけ?
彼に片思いしてるの?」
『それなら3年前からですね…
中学生の時にまた同じ犯人による爆弾事件が起きた頃なので』
「また!?」
うーん…そうなるとどこから話したらいいんでしょうか?』
「あっでも!
理彩ちゃんが小学生の時に彼に助けてもらったって英理ちゃんから聞いたんだけど?」
『あ…はい
小学生の時に実は私は誘拐されたことがあって』
「誘拐!?」
『別件で犯人のことを調べていた警察学校に通う警察官の卵の人達のおかげで私は助けられてその人たちの中に松田さんがいたんです』
「えー!?そうなの!?」
『それより前にも彼らに助けてもらったことがあるんですよ
新一と蘭も一緒に』
「え?新ちゃんも?」
『新一がずぶ濡れになって帰ってきたことがあったと思うんですけど?』
「そういえばあったかも?」
『あれ、実は公園で遊んでいて新一が蹴ったサッカーボールが水道に当たって水が吹き出し新一が慌てて手で塞いだからびしょ濡れになったんですよ』
「「そうだったの!?」」
『困っていた私達を助けてくれたのが彼らだったんです』
「え!?」
『彼らの1人が持っていたボールで水漏れを止めてくれて、他の人たちも水道局に連絡してくれたり対応してくれたんです』
「そうだったの
新ちゃんったら!」
『誘拐事件から数ヶ月後、私は車にひき逃げされそうになって』
「今度はひき逃げ!?」
『ひき逃げされそうになっていた危ない私をたまたま近くにいた松田さんが寸前で助けてくれたんです』
「大丈夫だったの!?」
『私も松田さんもかすり傷程度でした
走り去る車のナンバーを松田さんと一緒にいた親友の萩原さんというんですが、その人が覚えてくれていて通報とかも全部してくれたので数日後には犯人は逮捕されました
この萩原さんがさっき話した水道の時のボールで水を止めてくれた人なんですよ』
「そうだったの…」
『二人に付き添われて近くの交番で事情を説明してお母さんに迎えに来てもらいました
待っている間に二人の仕事のことを聞いたり私は家庭事情を少し二人に話してお別れしたんです』
「聞いた時は本当にびっくりしたわよ」
「そうでしょうね」
『下手すれば怪我じゃ済まなかったですから…
それで、数日後にたまたま二人と再会して何か困ったことがあれば連絡していいからなって言われて連絡先を教えてくれたんです
家庭事情が複雑だから頼れる人いないだろうし相談相手いないだろうしってすごく心配してくれて…』
「英理ちゃん…他人に家庭事情を心配されてるわよ」
「仕方ないじゃない…」
『(あはは…)
お母さんは仕事で遅くなることが多くなってたし連絡取れないとやっぱり困るからお母さんに携帯電話欲しいっておねだりして携帯電話を持つようになって松田さんと萩原さんとメールするようになりました』
「ははーん、理彩ちゃん
さては英理ちゃんと連絡取れないと困ると言いながら本心は違うんでしょ!!」
『…あはは…さぁどうでしょう?』
「図星ね」
『はい…でも…』
「でも?」
『でも、萩原さんとメールできていたのは少しの間だけだったんです
萩原さんは爆発物処理班の隊員で、ある日爆弾事件が発生して爆発に巻き込まれて殉職してしまったんです…
同じく爆発物処理班の隊員だった松田さんの目の前で…』
「え!?」
『私はニュースでその事件を知りましたが後から松田さんから聞いた話では爆弾は2ヶ所にあって1つは松田さんが、もう1つを萩原さんが解体作業をしていました
でも…萩原さんの方の爆弾は突然爆発したんです…
萩原さんと数人の隊員はその爆発に巻き込まれ殉職…
松田さんが萩原さんの解体している現場に到着してそんなに時間は経っていなかったそうなんです…』
「そう…」
『そのニュースを見た時は萩原さんが亡くなってしまったことはまだ知らなくて…でも爆発物処理班の隊員たちが爆発に巻き込まれ数人の隊員が犠牲になってしまったのをニュースで知って驚いてすごく心配でした…
数日後に松田さんから送られてきたメールで萩原さんが殉職したということを知りました』
「そうだったの…」
『最初は信じられずにいたけど…
葬儀は参加できませんでしたが松田さんが休日に萩原さんのお墓に私を連れて行ってくれて…
お墓を見てあぁこれは現実なんだ受け入れるしかないなって思いました』
「そう…」
『その時メールには書けなかったと萩原さんの最期などを松田さんが話してくれました…
松田さんはとても苦しそうな表情で私に事件の話をしてくれました…
目の前で親友を亡くした松田さんは萩原さんや他の隊員の人たちの仇討ちをするためにも必ず犯人は見つけると私と萩原さんの墓前に宣言してました』
「でも…昨日の英理ちゃんの話によるとなかなか犯人は見つからなかったのよね?」
『はい…少し前にやっと犯人が逮捕されましたが7年もかかったんです』
「そう…その間松田さんは?」
『松田さんは特殊犯係に転属をずっと申し出たんだけど…事情を知っている上の方たちは冷静になれと頭を冷せとあらゆる部署に松田さんは転属させられてました…』
「たとえば?」
『鑑識だったり目暮さんのいる強行犯係だったりです』
「なるほどね
それで理彩ちゃんはいつからそんな彼に…えっと松田さんだったっけ?
彼に片思いしてるの?」
『それなら3年前からですね…
中学生の時にまた同じ犯人による爆弾事件が起きた頃なので』
「また!?」