似た者プリンセス
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《有希子おば…痛っ!
有希子…お姉さんには気をつけてねって伝えて》
「はぁ?ってか今の痛っ!って何だよ?チビ探偵?」
《あはは…気にしないでねこっちの話だから…》
「そうか?まぁ伝えとくな」
《よろしくね》
通話を終える。
「おや?コナン君にですか?」
「あぁ、チビ探偵は小学生の割に細かいことに気づいたりするし洞察力がすげぇから一応参考に話を聞いてみた」
「そうですか!」
「チビ探偵も俺らとそんなに変わらない似た見解なんだとさ」
「おや?そうですか?」
「あぁ」
『コナン君がどうかしました?』
幸子と話をしていたが二人の電話が終わったので理彩は話しかけた。
「チビ探偵も似た見解なんだとよ
理彩姉ちゃんはよく覚えてたねとかも言ってたな」
『そうですか』
「あとチビ探偵から理彩への変な伝言を頼まれたぜ?」
『伝言?』
「えっとな
有希子おば…じゃないな…お姉さん?とやらに気をつけてだとさ」
『…うわ…今から嫌な予感がします…』
「は?」
「どうかしましたか?」
『お母さんが私がいなくなった後で有希子さんに何か松田さんのことを言ったのかな…?』
理彩は知らないが実はその通りである。
余談だがコナンは英理が有希子に色々しゃべったと伝えたかったが隣に自分の母親がいたため断念したのである。
『それともあれかな?』
「あれって何ですか?」
『有希子さんは幼なじみの新一のお母さんなんですけどね
昨年ロスに行った時に知ったんですけど…どうやら有希子さんは私を連れ回して着せ替え人形みたいにするのが好きみたいで…
だからコナン君が有希子さんに気をつけてねって伝言したんじゃないかと思って…』
「理彩さんの幼なじみは工藤新一君でしたね
となると工藤有希子さんですか?」
『はい』
「確か元女優だったか?」
『はい』
「元銀幕スターの藤峰有希子さんですね
ミステリー作家の工藤優作さんの奥様ですね」
『はい、そうです』
「気をつけてって言われてもそれは気をつけようがない気がするんだが?」
『はい…』
「というか数日後にはそうなるっていうフラグって気もしますね?杉下さん」
「そうかもしれませんね」
「まぁそうなったら愚痴は聞いてやるから今からあまり落ち込むな理彩」
『陣平さん…ありがとうございます』
幸子のフラグって言葉通りに英理と有希子に翌日連れ回されることになる理彩だが今はまだ知らない…。
杉下に食事を奢ってもらった理彩は松田にマンションまで送ってもらった。
理彩が寝ようと思った頃に帰ってきた英理によると杉下の助言を聞いた英理は捜査をし直し有希子と二人で推理を披露し犯人の執事の植木さんは逮捕したそうだ。
無事依頼を終えたため一千万はもらえたそうだ。
翌日。
理彩は英理と途中で合流した有希子と共に探偵事務所を訪れた。
「はい、借金を引いた残りの194万3千円
ありがたく思いなさいよ」
「あ、ああすまねぇな…英理」
「あら?何か匂わない?」
『確かに…』
「ペットでも飼ってるの?」
「いやぁ…これはその…
今朝来た依頼人が連れてた犬がやらかしやがってな…」
「「『ふーん』」」
「(正解はおっちゃんがだけどな…)」
「それより有希ちゃん、久しぶりだな!
どうしたんだ?急に?」
「あ、うん…ちょっと小五郎君に聞きたいことがあったから英理ちゃんと待ち合わせしてここに来たのよ」
「聞きたいこと?」
「ホラ英理ちゃんが聞いてよ!」
「やーよ!
有希ちゃんが初めに聞こうって言ったんじゃない!」
「…(二人して仕方ねぇの…
ここは代わりに言い出してやるか)
帝丹高校のミスコンでおじさんがどっちに投票したのかが知りたいんだって!!」
「『(コナン君!ナイス!)』」
「ミスコン?
あぁ20年前のあれか…ありゃー確か…
英理の方だったよ!」
「あ…」
「あなた…」
「わぁーお父さんってば!」
『うんうん!』
「だけどよー
オレその頃硬派だったから…その手の事には無知でよぉ…
ミスコンのミスをミステイクのミスだと勘違いして…思わずドジな女の方の名前を書いちまったわけ!!」
「「え…?」」
小五郎の言葉に一瞬妙な空気になる。
『じゃあミスコンの意味を分かってたらお父さんはどっちに投票してたの?』
「そりゃーもっちろんめちゃめちゃプリティだった有希ちゃんの方に決まってるじゃねぇかよ!」
「あら〜♥」
ピキッ
「『(あ…お母さんがヤバい…)』」
「(あちゃー…)」
英理の異変に気づいて弁明しょうとする小五郎。
すると英理は行動に出た。
机に置いたお金の残りの封筒を手に取る英理。
「そうそう、今回依頼を手伝った報酬として有希子と理彩分を含めて100万はもらっておくわよ」
「100万!?」
有希子…お姉さんには気をつけてねって伝えて》
「はぁ?ってか今の痛っ!って何だよ?チビ探偵?」
《あはは…気にしないでねこっちの話だから…》
「そうか?まぁ伝えとくな」
《よろしくね》
通話を終える。
「おや?コナン君にですか?」
「あぁ、チビ探偵は小学生の割に細かいことに気づいたりするし洞察力がすげぇから一応参考に話を聞いてみた」
「そうですか!」
「チビ探偵も俺らとそんなに変わらない似た見解なんだとさ」
「おや?そうですか?」
「あぁ」
『コナン君がどうかしました?』
幸子と話をしていたが二人の電話が終わったので理彩は話しかけた。
「チビ探偵も似た見解なんだとよ
理彩姉ちゃんはよく覚えてたねとかも言ってたな」
『そうですか』
「あとチビ探偵から理彩への変な伝言を頼まれたぜ?」
『伝言?』
「えっとな
有希子おば…じゃないな…お姉さん?とやらに気をつけてだとさ」
『…うわ…今から嫌な予感がします…』
「は?」
「どうかしましたか?」
『お母さんが私がいなくなった後で有希子さんに何か松田さんのことを言ったのかな…?』
理彩は知らないが実はその通りである。
余談だがコナンは英理が有希子に色々しゃべったと伝えたかったが隣に自分の母親がいたため断念したのである。
『それともあれかな?』
「あれって何ですか?」
『有希子さんは幼なじみの新一のお母さんなんですけどね
昨年ロスに行った時に知ったんですけど…どうやら有希子さんは私を連れ回して着せ替え人形みたいにするのが好きみたいで…
だからコナン君が有希子さんに気をつけてねって伝言したんじゃないかと思って…』
「理彩さんの幼なじみは工藤新一君でしたね
となると工藤有希子さんですか?」
『はい』
「確か元女優だったか?」
『はい』
「元銀幕スターの藤峰有希子さんですね
ミステリー作家の工藤優作さんの奥様ですね」
『はい、そうです』
「気をつけてって言われてもそれは気をつけようがない気がするんだが?」
『はい…』
「というか数日後にはそうなるっていうフラグって気もしますね?杉下さん」
「そうかもしれませんね」
「まぁそうなったら愚痴は聞いてやるから今からあまり落ち込むな理彩」
『陣平さん…ありがとうございます』
幸子のフラグって言葉通りに英理と有希子に翌日連れ回されることになる理彩だが今はまだ知らない…。
杉下に食事を奢ってもらった理彩は松田にマンションまで送ってもらった。
理彩が寝ようと思った頃に帰ってきた英理によると杉下の助言を聞いた英理は捜査をし直し有希子と二人で推理を披露し犯人の執事の植木さんは逮捕したそうだ。
無事依頼を終えたため一千万はもらえたそうだ。
翌日。
理彩は英理と途中で合流した有希子と共に探偵事務所を訪れた。
「はい、借金を引いた残りの194万3千円
ありがたく思いなさいよ」
「あ、ああすまねぇな…英理」
「あら?何か匂わない?」
『確かに…』
「ペットでも飼ってるの?」
「いやぁ…これはその…
今朝来た依頼人が連れてた犬がやらかしやがってな…」
「「『ふーん』」」
「(正解はおっちゃんがだけどな…)」
「それより有希ちゃん、久しぶりだな!
どうしたんだ?急に?」
「あ、うん…ちょっと小五郎君に聞きたいことがあったから英理ちゃんと待ち合わせしてここに来たのよ」
「聞きたいこと?」
「ホラ英理ちゃんが聞いてよ!」
「やーよ!
有希ちゃんが初めに聞こうって言ったんじゃない!」
「…(二人して仕方ねぇの…
ここは代わりに言い出してやるか)
帝丹高校のミスコンでおじさんがどっちに投票したのかが知りたいんだって!!」
「『(コナン君!ナイス!)』」
「ミスコン?
あぁ20年前のあれか…ありゃー確か…
英理の方だったよ!」
「あ…」
「あなた…」
「わぁーお父さんってば!」
『うんうん!』
「だけどよー
オレその頃硬派だったから…その手の事には無知でよぉ…
ミスコンのミスをミステイクのミスだと勘違いして…思わずドジな女の方の名前を書いちまったわけ!!」
「「え…?」」
小五郎の言葉に一瞬妙な空気になる。
『じゃあミスコンの意味を分かってたらお父さんはどっちに投票してたの?』
「そりゃーもっちろんめちゃめちゃプリティだった有希ちゃんの方に決まってるじゃねぇかよ!」
「あら〜♥」
ピキッ
「『(あ…お母さんがヤバい…)』」
「(あちゃー…)」
英理の異変に気づいて弁明しょうとする小五郎。
すると英理は行動に出た。
机に置いたお金の残りの封筒を手に取る英理。
「そうそう、今回依頼を手伝った報酬として有希子と理彩分を含めて100万はもらっておくわよ」
「100万!?」