似た者プリンセス
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「理彩さん、1つだけよろしいですか?」
『はい?』
「確か、亡くなった幹雄さんは亡くなる寸前まで読書をされていたんでしたよね?」
『はい』
「それがどうした杉下?」
「いえ、話を聞いていて1つあることを思いつきました
松田君だったら読書の途中で一息つこうとした時はどうします?」
「何だよいきなり?
そうだな…読書は途中なんだろ?
なら読んでたページに何か挟んだりしてどこまで読んだのか分かるようにして座っていたなら立ち上がって体を動かすなり伸びくらいはするんじゃねぇか?
杉下もたまに特命の部屋でやってる行動だしな」
「おや?そうでしたか?」
「あぁ」
『それがどうしたんですか?』
「幹雄さんが読んでいた本がどうなっていたかとかは覚えてますか?」
『それどころじゃなくて…
多分あの場にいた誰もが細かくは覚えてないと思います』
「そうですか…」
「それが何なんだよ?」
「モニターでは音声は聞こえませんから本当に拳銃で脅されていたかは分かりませんよね?」
『はい、見ていたみんなで手を上げている幹雄さんを見てすぐ倒れて…だから』
「そういうことか!」
「おや、松田君は僕が言いたいことが分かりましたか?」
「あぁ」
『あ…もしかしたら…
手を上げていたから勝手に私たちが幹雄さんは拳銃で脅されて手を上げていたって勘違いしたってことですか?杉下さん』
「そういうことも考えられると思いますよ」
「そう見えるように犯人によってミスリードされていたってことか?」
「その可能性はあると思いますよ」
『じゃあ犯人は執事さん?』
「ですが…
どうやって皆に知られず現場に先回り等して殺害するかのトリックは分かりません…」
「だな…」
「とりあえず妃さんに今のことは話してみる価値はあるかもしれません」
「そうだな」
杉下は英理に電話する。
《あら?杉下さん?》
「こんばんは妃さん
今、理彩さんから事件の話を花の里で聞いているのですがね
あぁ、理彩さんは落ち着いていますのでご心配なさらずに
それでですね、少し聞きたいことがあるんですがよろしいですか?」
《何でしょうか?》
「幹雄さんが読んでいた本はどうなっていますか?」
《本ですか?
栞が挟まりテーブルにありますけど?》
「やはりそうですか!
あとこれはあくまでも第三者の意見なんですが」
《はい?》
「これから話すことは理彩さんからの話を聞いた僕と松田君の共通した意見を含むんですがね
あと、理彩さんが僕たちに話をしてみて違和感を思い出したそうです」
《違和感ですか?》
「銃声がしたタイミングと倒れた幹雄さんの違和感です」
《え?》
「理彩さんが銃声を聞いたのはモニターを見ていた皆さんがオーディオルームに向かって行きモニタールームに残った奥様と理彩さんが通報するタイミングくらいだったそうです」
《私もオーディオルームの前で銃声を聞いたので時間的にはモニタールームから出て3~5分の間?くらいだったとは思いますけど?》
「そうですか
あと、理彩さんはみんなでモニターで見ていた時に倒れた幹雄さんの状態では体には銃弾の跡はなかったと言っています
それと先程聞いた本の状態を踏まえた僕たちの見解はこうです
幹雄さんは倒れる寸前まで座って読書をしていました
栞が挟まりテーブルにということなので恐らく一息つこうと立ち上がり体を伸ばした…両手を上げてなどです!
ですが、いきなり立ち上がると目眩などを起こすことがあります
それで倒れた幹雄さん
銃声までに時間がありますから犯人が妃さんたちが部屋に着く前に現場に辿り着き幹雄さんを外からなどで射殺すれば妃さんたちが部屋に入った頃にはちゃんと幹雄さんは射殺された状態であるはずかと思います」
《なるほど…
言われてみればそこまではしっかり覚えてないわね…
手を上げていたから勝手に脅されていると私たちは錯覚したのかもね
依頼内容が命を狙われているだったし身内の仕業だという証拠の弾丸1つを見ていた直後でもあったから倒れた幹雄さんを見て状況的に拳銃で撃たれたと勝手に思っていたってことはあるわね》
「えぇ、あくまでも話を聞いてみてそう思った我々の考えはこんなところでしょうかね
想像に近いですが可能性としてはあり得るかと思います」
《ありがとうございます
それを踏まえて見直してみます》
「頑張って下さい」
《はい》
「というのが理彩からの話を聞いてみた俺と杉下の見解だ
チビ探偵はどう思う?」
杉下の横では松田がコナンに電話していた。
ちなみに理彩は幸子と話し中である。
《たぶん杉下警部と松田刑事の推理でだいたい合ってると思うよ?
僕も似た感じの推理に行き着いたから》
「やっぱりそうか」
《そうだ
理彩姉ちゃんに伝えといてくれる?》
「何だよ?」
『はい?』
「確か、亡くなった幹雄さんは亡くなる寸前まで読書をされていたんでしたよね?」
『はい』
「それがどうした杉下?」
「いえ、話を聞いていて1つあることを思いつきました
松田君だったら読書の途中で一息つこうとした時はどうします?」
「何だよいきなり?
そうだな…読書は途中なんだろ?
なら読んでたページに何か挟んだりしてどこまで読んだのか分かるようにして座っていたなら立ち上がって体を動かすなり伸びくらいはするんじゃねぇか?
杉下もたまに特命の部屋でやってる行動だしな」
「おや?そうでしたか?」
「あぁ」
『それがどうしたんですか?』
「幹雄さんが読んでいた本がどうなっていたかとかは覚えてますか?」
『それどころじゃなくて…
多分あの場にいた誰もが細かくは覚えてないと思います』
「そうですか…」
「それが何なんだよ?」
「モニターでは音声は聞こえませんから本当に拳銃で脅されていたかは分かりませんよね?」
『はい、見ていたみんなで手を上げている幹雄さんを見てすぐ倒れて…だから』
「そういうことか!」
「おや、松田君は僕が言いたいことが分かりましたか?」
「あぁ」
『あ…もしかしたら…
手を上げていたから勝手に私たちが幹雄さんは拳銃で脅されて手を上げていたって勘違いしたってことですか?杉下さん』
「そういうことも考えられると思いますよ」
「そう見えるように犯人によってミスリードされていたってことか?」
「その可能性はあると思いますよ」
『じゃあ犯人は執事さん?』
「ですが…
どうやって皆に知られず現場に先回り等して殺害するかのトリックは分かりません…」
「だな…」
「とりあえず妃さんに今のことは話してみる価値はあるかもしれません」
「そうだな」
杉下は英理に電話する。
《あら?杉下さん?》
「こんばんは妃さん
今、理彩さんから事件の話を花の里で聞いているのですがね
あぁ、理彩さんは落ち着いていますのでご心配なさらずに
それでですね、少し聞きたいことがあるんですがよろしいですか?」
《何でしょうか?》
「幹雄さんが読んでいた本はどうなっていますか?」
《本ですか?
栞が挟まりテーブルにありますけど?》
「やはりそうですか!
あとこれはあくまでも第三者の意見なんですが」
《はい?》
「これから話すことは理彩さんからの話を聞いた僕と松田君の共通した意見を含むんですがね
あと、理彩さんが僕たちに話をしてみて違和感を思い出したそうです」
《違和感ですか?》
「銃声がしたタイミングと倒れた幹雄さんの違和感です」
《え?》
「理彩さんが銃声を聞いたのはモニターを見ていた皆さんがオーディオルームに向かって行きモニタールームに残った奥様と理彩さんが通報するタイミングくらいだったそうです」
《私もオーディオルームの前で銃声を聞いたので時間的にはモニタールームから出て3~5分の間?くらいだったとは思いますけど?》
「そうですか
あと、理彩さんはみんなでモニターで見ていた時に倒れた幹雄さんの状態では体には銃弾の跡はなかったと言っています
それと先程聞いた本の状態を踏まえた僕たちの見解はこうです
幹雄さんは倒れる寸前まで座って読書をしていました
栞が挟まりテーブルにということなので恐らく一息つこうと立ち上がり体を伸ばした…両手を上げてなどです!
ですが、いきなり立ち上がると目眩などを起こすことがあります
それで倒れた幹雄さん
銃声までに時間がありますから犯人が妃さんたちが部屋に着く前に現場に辿り着き幹雄さんを外からなどで射殺すれば妃さんたちが部屋に入った頃にはちゃんと幹雄さんは射殺された状態であるはずかと思います」
《なるほど…
言われてみればそこまではしっかり覚えてないわね…
手を上げていたから勝手に脅されていると私たちは錯覚したのかもね
依頼内容が命を狙われているだったし身内の仕業だという証拠の弾丸1つを見ていた直後でもあったから倒れた幹雄さんを見て状況的に拳銃で撃たれたと勝手に思っていたってことはあるわね》
「えぇ、あくまでも話を聞いてみてそう思った我々の考えはこんなところでしょうかね
想像に近いですが可能性としてはあり得るかと思います」
《ありがとうございます
それを踏まえて見直してみます》
「頑張って下さい」
《はい》
「というのが理彩からの話を聞いてみた俺と杉下の見解だ
チビ探偵はどう思う?」
杉下の横では松田がコナンに電話していた。
ちなみに理彩は幸子と話し中である。
《たぶん杉下警部と松田刑事の推理でだいたい合ってると思うよ?
僕も似た感じの推理に行き着いたから》
「やっぱりそうか」
《そうだ
理彩姉ちゃんに伝えといてくれる?》
「何だよ?」