サンドイッチのレシピ
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「そんで…どこが分からないって?」
『ここです…』
理彩はテキストとノートを出した。
「なるほどな
ここは前に教えたやり方で解けば簡単に分かるはずだぜ」
『もぅ〜!
陣平さんはすぐ簡単って言う…
それがいまいち分からないから教えて下さいってお願いしてるのに…』
ムスッと頬を膨らませる理彩。
「(理彩の拗ねた顔が可愛い)
そう拗ねるな
ちゃんと教えてやるから」
『お願いします』
「お待たせしました」
注文したメニューを安室が持ってきた。
「あれ?理彩さんは勉強してるんですか?」
『あっはい…数学は苦手で…』
慌てて理彩はノートとテキストを片付ける。
「家庭教師ってほどじゃねぇが俺がたまに理彩の勉強をこうやって見てるんだ」
「松田さんは刑事なのにいいんですか?」
「まぁ暇だしな…
親しい奴からこうやって頼られるのも悪くねぇし」
「あ…なるほど」
『さすがに報酬なしで知り合いに家庭教師紛いなお願いするのは申し訳なくなりますけど…』
「まぁそうですよね」
「だから何か恩返ししますって理彩は聞かなくてな」
『なので得意なお菓子作りを生かして時々クッキーとかケーキとかコーヒーに合うあまり甘くないお菓子を作って渡すことにしてるんです!』
「そうでしたか
(そういえば松田は確か甘いのはあんまり好まなかったよな)」
「理彩が妃さんに似なくてよかったよな…」
『ですよね…』
松田と理彩は苦笑。
「どういう意味ですか?」
『お母さんは…その…料理の腕前はかなり壊滅的なんです…』
「壊滅的!?」
「腹壊すレベルならまだ笑える方だが料理を食べた人間の顔があそこまで青くなるかよ…
どうすればあの料理になるか作ってるのを見てみたかったぜ」
「はい?青くなる!?」
『夫婦喧嘩に発展してますから…』
「もしかして!?
毛利先生たちの…訳ありの別居の理由は…」
「そのまさかだぜ安室」
「……」
『お母さん、最近は何とかまともに作れるようになったけど…私が小学生の時は大変でしたよ
時々命の危険を感じてました…
よくお父さんは我慢してお母さんの料理を食べてたなぁって別居を始めた頃に尊敬しましたよ
なので私は頑張りました』
「何をですか?」
「料理本とにらめっこしながら小学生の理彩は料理の腕を磨いたんだぜ
凄い努力だよな」
「凄いですね
(この前といいお前はかなり詳しいな松田…)」
『あ…ちなみに見てみます?
お母さんの料理を食べた人の反応』
「え…何か証拠みたいな物があるんですか!?」
『ありますよ
以前陣平さんに見せたアレです』
「あぁアレな」
松田は理彩の言葉で何か分かった。
理彩は携帯を出し画像を安室に見せた。
「…えっと…毛利先生とコナン君ですが…真っ青って…え!?はぁ!?」
安室は思わず2度見する。
「な?真っ青だろ」
「えぇ…まぁ…何だか恐ろしいですね…
(デジャブ…
あぁ!料理が苦手だった俺も似たような料理を作っていたことがある気がしなくもないが…
食べた松田たちが似たような表情だったことがあったような気がする)」
松田の心の声が聞こえた気がしたのか安室も内心納得していた。
『ある事件のお礼にとお母さんが料理を振る舞って…
私はちょうど友達と出かけていて…帰って来たらこの状態のお父さんとコナン君がいまして…思わず携帯のカメラを起動させて撮ったのがコレなんですよ…』
「なんと言えばいいか分かりませんが…とりあえず毛利先生とコナン君…御愁傷様としか言えませんね」
「だよな…
俺も初めてコレを見た時に思わず罰ゲームかよってツッコミしたくらいだしな」
「なんとなくその気持ち分かります…」
「だろ」
『一時期はお母さんにキッチンに立たせるのを禁止したくらいです
一緒に特訓して今は簡単な物なら大丈夫になったのでひと安心です』
「そうでしたか…お疲れ様でした理彩さん」
『いえ…』
「まぁそのせいか妃さんより理彩の方が料理の腕前が更に上がったけどな」
「そうなんですか?」
『やっぱりお手本の先生たちのおかげですよね
ノートのおかげで確実にレパートリー増えてますから』
「だろうな
杉下のおかげだな」
『そうですよね
この前もまた教えてもらったし』
「(杉下って確か松田の上司の…
理彩さんは知り合いなのか?)」
安室は疑問が増えた。
「また誘ってやるからな理彩」
『はい、楽しみにしてます
いつも私は杉下さんの奢りの時にしか行ってませんからね』
「あそこは毎回行くとさすがに金かかるからな…俺だって週1か2週間に1回だぜ」
『でも杉下さんが心置きなく寛げる場所だから杉下さんは毎日でもいいじゃないですか?』
「かもな」
『ここです…』
理彩はテキストとノートを出した。
「なるほどな
ここは前に教えたやり方で解けば簡単に分かるはずだぜ」
『もぅ〜!
陣平さんはすぐ簡単って言う…
それがいまいち分からないから教えて下さいってお願いしてるのに…』
ムスッと頬を膨らませる理彩。
「(理彩の拗ねた顔が可愛い)
そう拗ねるな
ちゃんと教えてやるから」
『お願いします』
「お待たせしました」
注文したメニューを安室が持ってきた。
「あれ?理彩さんは勉強してるんですか?」
『あっはい…数学は苦手で…』
慌てて理彩はノートとテキストを片付ける。
「家庭教師ってほどじゃねぇが俺がたまに理彩の勉強をこうやって見てるんだ」
「松田さんは刑事なのにいいんですか?」
「まぁ暇だしな…
親しい奴からこうやって頼られるのも悪くねぇし」
「あ…なるほど」
『さすがに報酬なしで知り合いに家庭教師紛いなお願いするのは申し訳なくなりますけど…』
「まぁそうですよね」
「だから何か恩返ししますって理彩は聞かなくてな」
『なので得意なお菓子作りを生かして時々クッキーとかケーキとかコーヒーに合うあまり甘くないお菓子を作って渡すことにしてるんです!』
「そうでしたか
(そういえば松田は確か甘いのはあんまり好まなかったよな)」
「理彩が妃さんに似なくてよかったよな…」
『ですよね…』
松田と理彩は苦笑。
「どういう意味ですか?」
『お母さんは…その…料理の腕前はかなり壊滅的なんです…』
「壊滅的!?」
「腹壊すレベルならまだ笑える方だが料理を食べた人間の顔があそこまで青くなるかよ…
どうすればあの料理になるか作ってるのを見てみたかったぜ」
「はい?青くなる!?」
『夫婦喧嘩に発展してますから…』
「もしかして!?
毛利先生たちの…訳ありの別居の理由は…」
「そのまさかだぜ安室」
「……」
『お母さん、最近は何とかまともに作れるようになったけど…私が小学生の時は大変でしたよ
時々命の危険を感じてました…
よくお父さんは我慢してお母さんの料理を食べてたなぁって別居を始めた頃に尊敬しましたよ
なので私は頑張りました』
「何をですか?」
「料理本とにらめっこしながら小学生の理彩は料理の腕を磨いたんだぜ
凄い努力だよな」
「凄いですね
(この前といいお前はかなり詳しいな松田…)」
『あ…ちなみに見てみます?
お母さんの料理を食べた人の反応』
「え…何か証拠みたいな物があるんですか!?」
『ありますよ
以前陣平さんに見せたアレです』
「あぁアレな」
松田は理彩の言葉で何か分かった。
理彩は携帯を出し画像を安室に見せた。
「…えっと…毛利先生とコナン君ですが…真っ青って…え!?はぁ!?」
安室は思わず2度見する。
「な?真っ青だろ」
「えぇ…まぁ…何だか恐ろしいですね…
(デジャブ…
あぁ!料理が苦手だった俺も似たような料理を作っていたことがある気がしなくもないが…
食べた松田たちが似たような表情だったことがあったような気がする)」
松田の心の声が聞こえた気がしたのか安室も内心納得していた。
『ある事件のお礼にとお母さんが料理を振る舞って…
私はちょうど友達と出かけていて…帰って来たらこの状態のお父さんとコナン君がいまして…思わず携帯のカメラを起動させて撮ったのがコレなんですよ…』
「なんと言えばいいか分かりませんが…とりあえず毛利先生とコナン君…御愁傷様としか言えませんね」
「だよな…
俺も初めてコレを見た時に思わず罰ゲームかよってツッコミしたくらいだしな」
「なんとなくその気持ち分かります…」
「だろ」
『一時期はお母さんにキッチンに立たせるのを禁止したくらいです
一緒に特訓して今は簡単な物なら大丈夫になったのでひと安心です』
「そうでしたか…お疲れ様でした理彩さん」
『いえ…』
「まぁそのせいか妃さんより理彩の方が料理の腕前が更に上がったけどな」
「そうなんですか?」
『やっぱりお手本の先生たちのおかげですよね
ノートのおかげで確実にレパートリー増えてますから』
「だろうな
杉下のおかげだな」
『そうですよね
この前もまた教えてもらったし』
「(杉下って確か松田の上司の…
理彩さんは知り合いなのか?)」
安室は疑問が増えた。
「また誘ってやるからな理彩」
『はい、楽しみにしてます
いつも私は杉下さんの奢りの時にしか行ってませんからね』
「あそこは毎回行くとさすがに金かかるからな…俺だって週1か2週間に1回だぜ」
『でも杉下さんが心置きなく寛げる場所だから杉下さんは毎日でもいいじゃないですか?』
「かもな」