友人に似ている男
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仕事を終え帰る松田。
コンビニに寄り夕飯を買い帰宅して食べ始めた。
「理彩に文句言われるかもな?
コンビニ弁当ばかりじゃ栄養バランス悪いってな」
食べながらそう思った。
ヴーヴーヴーヴー
「ん?電話?」
画面を見る。
「非通知?誰からだ?」
ピッ
「もしもし?」
《松田か?》
「…!!その声…ゼロか?」
《あぁ…久しぶり…》
「久しぶりだな…」
《人伝にお前からの名刺をもらった》
「そうか…」
《これから会えないか?》
「いいぜ」
《場所は○○○だ》
「分かった」
電話を終え食べかけを食べ出かける。
「いらっしゃいませ」
「待ち合わせしてんだが?」
「かしこまりました、こちらへ」
案内された個室に入ると先客がいた。
「待たせたな」
「いや…急に呼び出して悪かったな」
「随分警戒してんだな?」
「仕事が仕事なんでな」
「ほぅ…探偵がね?」
「それは別の顔だ
本職絡みで警戒をな」
「やっぱし本職は別のままか」
「まぁ座れ松田」
座る。
「ところで松田」
「何だよ?」
「お前…一体何をやらかしたんだ?」
「はぁ!?何だよ?いきなり…」
「人材の墓場にまわされるなんて何かやらかしたんじゃないかって思ってね」
「一応詳しく調べたわけか?」
「あぁ」
「他は?」
「事故った刑事のことだ」
「なるほど、昼間の探り合いの情報はちゃんと調べたわけか?」
「あぁ」
「なら話は早い…
前にも言ったが、
萩の仇討ちに奮闘してたらいつの間にか課を転々としていただけだぜ
まぁ特命にいる方がのんびり捜査できて楽だけどな
上司の変人っぷりには3年もいればもう慣れたぜ」
「爆弾犯は逮捕できたそうだな?」
「萩の仇討ちをしたくても犯人逮捕までに7年もかかったがな
お前の方は?」
「俺の本職のことはお前には詳しく言えないが…
言えずにいたがヒロは亡くなった」
「ヒロが!?」
「あぁ…俺が到着した時には手遅れだった…」
「ヒロとお前は配属後の行方は掴めないでいたが公安だよな?
2人揃って俺と班長に口止めするくらいだしな
お前ら似たような仕事なわけだよな?」
「俺の口からは答えは言えないが…
ヒロは警視庁公安部にいたのさ
潜入捜査に失敗して亡くなった…」
「そうか…」
「どうやらスパイだとバレたため殺されたらしい…
ヒロを殺した奴も同じく潜入した諜報機関の捜査員だと後に分かったが…そいつの名前を言うだけで腹が立つ!」
ごくっごくっ
「おー!いい飲みっぷりだな」
「うるさい!」
「んで?そいつの正体は?」
「FBIだ…ごくっ」
「FBI!?そうか…」
「公安も含め国際的諜報機関の捜査員達が組織に潜入して紛れ込んでいるが組織は手強く実態がなかなか掴めない危険な仕事だ
ヒロもそれは承知で潜入捜査していた」
「国際的犯罪組織ねぇ…」
「お前は絶対に首を突っ込むな松田
これ以上同期がいなくなるのは…ごめんだ」
「しねぇよ
(へたすれば理彩を悲しませる結果になる気がするしな)」
「ならいい…」
「なぁゼロ、班長とは連絡取ってたか?」
「いや…」
「班長がな…ゼロに連絡取れねぇってよく言ってたが事実らしいな
俺から連絡してもお前とは連絡取れなかったしな」
「連絡している余裕がなかっただけだ…」
「そうか…班長の事故のことは捜査一課にいる知り合いが俺に教えてくれたんだぜ
俺と班長が警察学校の同期だって知ってたからな」
「そうだったのか…
あのメンバーの中じゃ班長が1番死ななそうな奴だったからな
驚いたよ」
「だろうな
俺も同じように思ったからな」
「そうか…」
「生前の班長が教育係をしていた刑事がいるんだぜ
お前もこの前の双子事件で会った刑事の中にな」
「そうなのか?」
「まぁそいつは班長に似てなくてな
ちょっとへっぴり腰のヘタレな奴だけどな」
「班長に似てないのか?」
「そうだな…ところでお前さ」
「何だ?」
「本職とさらに探偵の掛け持ちだけか?
お前、かなり危ねぇことに首を突っ込んでるだろ?」
「否定はしない…
ヒロが潜入していた組織への同じ仕事をやっているからトリプルフェイスだ」
「やっぱりか…
やけにヒロのことやFBIが絡んでるとか詳しいと思ったぜ」
「ヒロの仇討ちってほどじゃないが…あいつができなかったことを成し遂げてやりたいだけだ…」
「お前も俺同様に仇討ちに燃えてるわけな?」
「否定はしないが、松田が萩原のためにって仇討ちが成功できて俺にできないとかは負けた気がして嫌だから対抗心がな」
「言うなお前
まぁ…無理すんなよ」
「お前に言われたくない!」
「まぁ頑張んな」
「あぁ、そういえば、
口止めしていたとはいえ、この前は名前を呼んできたらと思ってヒヤヒヤしたぞ」
「しねぇよ」
「ならいいが」
「またポアロにコーヒー飲みに行くぜ
お前の生存確認を兼ねてな」
「来なくていい!」
「まぁ…昼間のような腹の探り合いはもうごめんだけどな」
「それはこっちのセリフだ松田」
「年齢以外の情報くれねぇお前にこっちは完敗だったけどな」
「お前もなかなかしぶとかったな」
コンビニに寄り夕飯を買い帰宅して食べ始めた。
「理彩に文句言われるかもな?
コンビニ弁当ばかりじゃ栄養バランス悪いってな」
食べながらそう思った。
ヴーヴーヴーヴー
「ん?電話?」
画面を見る。
「非通知?誰からだ?」
ピッ
「もしもし?」
《松田か?》
「…!!その声…ゼロか?」
《あぁ…久しぶり…》
「久しぶりだな…」
《人伝にお前からの名刺をもらった》
「そうか…」
《これから会えないか?》
「いいぜ」
《場所は○○○だ》
「分かった」
電話を終え食べかけを食べ出かける。
「いらっしゃいませ」
「待ち合わせしてんだが?」
「かしこまりました、こちらへ」
案内された個室に入ると先客がいた。
「待たせたな」
「いや…急に呼び出して悪かったな」
「随分警戒してんだな?」
「仕事が仕事なんでな」
「ほぅ…探偵がね?」
「それは別の顔だ
本職絡みで警戒をな」
「やっぱし本職は別のままか」
「まぁ座れ松田」
座る。
「ところで松田」
「何だよ?」
「お前…一体何をやらかしたんだ?」
「はぁ!?何だよ?いきなり…」
「人材の墓場にまわされるなんて何かやらかしたんじゃないかって思ってね」
「一応詳しく調べたわけか?」
「あぁ」
「他は?」
「事故った刑事のことだ」
「なるほど、昼間の探り合いの情報はちゃんと調べたわけか?」
「あぁ」
「なら話は早い…
前にも言ったが、
萩の仇討ちに奮闘してたらいつの間にか課を転々としていただけだぜ
まぁ特命にいる方がのんびり捜査できて楽だけどな
上司の変人っぷりには3年もいればもう慣れたぜ」
「爆弾犯は逮捕できたそうだな?」
「萩の仇討ちをしたくても犯人逮捕までに7年もかかったがな
お前の方は?」
「俺の本職のことはお前には詳しく言えないが…
言えずにいたがヒロは亡くなった」
「ヒロが!?」
「あぁ…俺が到着した時には手遅れだった…」
「ヒロとお前は配属後の行方は掴めないでいたが公安だよな?
2人揃って俺と班長に口止めするくらいだしな
お前ら似たような仕事なわけだよな?」
「俺の口からは答えは言えないが…
ヒロは警視庁公安部にいたのさ
潜入捜査に失敗して亡くなった…」
「そうか…」
「どうやらスパイだとバレたため殺されたらしい…
ヒロを殺した奴も同じく潜入した諜報機関の捜査員だと後に分かったが…そいつの名前を言うだけで腹が立つ!」
ごくっごくっ
「おー!いい飲みっぷりだな」
「うるさい!」
「んで?そいつの正体は?」
「FBIだ…ごくっ」
「FBI!?そうか…」
「公安も含め国際的諜報機関の捜査員達が組織に潜入して紛れ込んでいるが組織は手強く実態がなかなか掴めない危険な仕事だ
ヒロもそれは承知で潜入捜査していた」
「国際的犯罪組織ねぇ…」
「お前は絶対に首を突っ込むな松田
これ以上同期がいなくなるのは…ごめんだ」
「しねぇよ
(へたすれば理彩を悲しませる結果になる気がするしな)」
「ならいい…」
「なぁゼロ、班長とは連絡取ってたか?」
「いや…」
「班長がな…ゼロに連絡取れねぇってよく言ってたが事実らしいな
俺から連絡してもお前とは連絡取れなかったしな」
「連絡している余裕がなかっただけだ…」
「そうか…班長の事故のことは捜査一課にいる知り合いが俺に教えてくれたんだぜ
俺と班長が警察学校の同期だって知ってたからな」
「そうだったのか…
あのメンバーの中じゃ班長が1番死ななそうな奴だったからな
驚いたよ」
「だろうな
俺も同じように思ったからな」
「そうか…」
「生前の班長が教育係をしていた刑事がいるんだぜ
お前もこの前の双子事件で会った刑事の中にな」
「そうなのか?」
「まぁそいつは班長に似てなくてな
ちょっとへっぴり腰のヘタレな奴だけどな」
「班長に似てないのか?」
「そうだな…ところでお前さ」
「何だ?」
「本職とさらに探偵の掛け持ちだけか?
お前、かなり危ねぇことに首を突っ込んでるだろ?」
「否定はしない…
ヒロが潜入していた組織への同じ仕事をやっているからトリプルフェイスだ」
「やっぱりか…
やけにヒロのことやFBIが絡んでるとか詳しいと思ったぜ」
「ヒロの仇討ちってほどじゃないが…あいつができなかったことを成し遂げてやりたいだけだ…」
「お前も俺同様に仇討ちに燃えてるわけな?」
「否定はしないが、松田が萩原のためにって仇討ちが成功できて俺にできないとかは負けた気がして嫌だから対抗心がな」
「言うなお前
まぁ…無理すんなよ」
「お前に言われたくない!」
「まぁ頑張んな」
「あぁ、そういえば、
口止めしていたとはいえ、この前は名前を呼んできたらと思ってヒヤヒヤしたぞ」
「しねぇよ」
「ならいいが」
「またポアロにコーヒー飲みに行くぜ
お前の生存確認を兼ねてな」
「来なくていい!」
「まぁ…昼間のような腹の探り合いはもうごめんだけどな」
「それはこっちのセリフだ松田」
「年齢以外の情報くれねぇお前にこっちは完敗だったけどな」
「お前もなかなかしぶとかったな」