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「だから催促の電話してんだよ
急げってな」
《松田刑事…杉下警部じゃあるまいし、人を便利屋のように使わないで下さい》
「分かった分かった!
まぁとにかく急げ!」
《仕方ないですな、何やら事件のことでひらめいたようですから》
「あぁ…頼むぜ
目暮に報告する前に俺に教えてくれよ米沢」
《分かりました、数分お待ちを》
「あぁ」
電話を終えた。
「もう少し待ってろガキ!
鑑定が終わったらすぐに俺に連絡が来るように鑑識の知り合いに頼んだから」
「うん、分かった」
「しかし…」
「どうしたの?」
「もしお前の仮説が正解だとしたら婚約者のあいつは…」
「うん…残酷な結果を受け入れるしかないよね…」
「あぁ…」
「初音さんは知ってたのかな?」
「さぁな?
確認したくても確認は取れねぇな
死人に口なしだからな」
「うん…」
「お前…毛利探偵の近くに居すぎて謎解きに興味でも出たか?ガキ」
「あはは…どうだろ?
でも推理小説好きだから推理するのが得意みたい」
「そうか…」
ヴーヴー
「おっ…来たな
もしもし?米沢、どうだった?」
《松田刑事の予想通りの結果が出ました》
「…そうか…」
《では目暮警部には私から連絡を》
「それはいい…俺が目暮にしておいてやるから」
《そうですか?》
「悪かったな米沢…急かして」
《まぁ仕事ですので…》
「そうか…ありがとさん」
《いえ…では》
電話を終えた。
「恐ろしい推理力だぜ…まったく…」
「それで…どうだったの?松田刑事!?」
「お前の仮説通りの結果が出たぜチビ探偵さんよぉ」
「え?チビ探偵って?」
「ガキからチビ探偵に昇格だ、喜べ」
「え…」
「俺はこれでもお前のその推理力を認めてやってるんだがな」
「本当に?」
「俺だけじゃ真実に辿り着けなかっただろうしな…
あの探偵みたいに婚約者を疑ったままになるところだった訳だしな」
松田は小五郎や目暮たちの方を見た。
「松田刑事…」
「お前は何で俺にだけ言ったんだ?」
「だって…目暮警部はある程度話を聞いてくれるけど…おじさんは子供が余計なことするなって僕を現場から追い出すくらいの人だから聞いてくれないと思うから」
「まぁ当たり前なことだからなそれ」
「でも松田刑事は僕が勝手に信頼できるって思ってる数少ない人だから僕の仮説の推理を聞いてくれるかもと思ったからかな…」
「それだけか?」
「あとは…杉下警部の方が推理力が凄いから松田刑事の推理は隠れちゃうけど、かなり頭の回転が早いし犯人を分かるのが早いって思ってさ」
「そうか」
「こんな理由でごめんね?」
「別に謝ることでもねぇだろ?
洞察力には驚いたが…
推理を杉下に任せてんのはその方が楽だからな」
「楽って…」
「特命に来てすぐの頃は来たくもねぇ窓際部署にまわされたって嫌々やってたからな俺は…そん時の癖でな」
「へぇ…」
「杉下と行動するうちにあいつの凄さを理解できるようになったからな
特命係に配属されたあいつの相棒はコロコロ変わる」
「え?」
「俺が来る前からいる神戸の前にも二人いたからな
まぁ一人は例外なんだけどな」
「へぇ…」
「だからあいつを理解して長く支えることができる良き相棒でいられたらって俺は勝手に思ってるがな」
「へぇ…そうなんだ
(多分、十分その相棒ってやつになってると思うぜ松田刑事!
前に杉下警部が言ってたしな…自慢できる部下だってな)」
コナンは初めて特命係に会った日の会話を思い出す。
【「まぁ頭の回転は早いですからトリックや犯人を早めに分かったりなかなか優秀なんですよ
それに犯人に対して僕のやろうとしたことに気付いてとっさにフォローしてくれたり自慢できる僕の信頼する部下ですよ」】
「(って言ってたからさ)
でも…どうやって頼太さんに打ち明けたらいいのかな?」
「まぁな…」
「できればみんなの前で言った方がいいかもだけど…」
「だろうな…」
「(となるとやっぱり眠りの小五郎をするっきゃないか…
でも…信頼しているけど松田刑事にはこれだけは知られたくねぇし…バレねぇようにしとかないとな…)」
「どうするか…」
「とりあえずおじさんに推理伝えてみるから松田刑事はフォローしてくれる?
おじさん、たまに迷推理するから」
「迷推理?」
「うん!的はずれなこと言うからさ
犯人教えてあげたのに」
「理彩がよく言ってたな
分かった」
行動する二人。
「目暮、ちょっといいか?」
「何だね松田君?」
「耳貸せ…」
「あぁ…」
「(鑑識から鑑定連絡が来た)」
「(それで?)」
「(俺が見つけた付け爪とブラシのDNAの鑑定の結果…性別以外はまったく同じDNAが出たぜ…)」
「(何だと…!?そんなことがあり得るのかね!?)」
「(あぁ稀にな…俺に考えがある!
とりあえず婚約者にはブラシがお前のDNAだったと伝えてくれ)」
「(分かった)
伴場さん…鑑識から連絡がありました
ブラシについていた毛髪はあなたの物だと断定されました」
「マジかよ!?」
急げってな」
《松田刑事…杉下警部じゃあるまいし、人を便利屋のように使わないで下さい》
「分かった分かった!
まぁとにかく急げ!」
《仕方ないですな、何やら事件のことでひらめいたようですから》
「あぁ…頼むぜ
目暮に報告する前に俺に教えてくれよ米沢」
《分かりました、数分お待ちを》
「あぁ」
電話を終えた。
「もう少し待ってろガキ!
鑑定が終わったらすぐに俺に連絡が来るように鑑識の知り合いに頼んだから」
「うん、分かった」
「しかし…」
「どうしたの?」
「もしお前の仮説が正解だとしたら婚約者のあいつは…」
「うん…残酷な結果を受け入れるしかないよね…」
「あぁ…」
「初音さんは知ってたのかな?」
「さぁな?
確認したくても確認は取れねぇな
死人に口なしだからな」
「うん…」
「お前…毛利探偵の近くに居すぎて謎解きに興味でも出たか?ガキ」
「あはは…どうだろ?
でも推理小説好きだから推理するのが得意みたい」
「そうか…」
ヴーヴー
「おっ…来たな
もしもし?米沢、どうだった?」
《松田刑事の予想通りの結果が出ました》
「…そうか…」
《では目暮警部には私から連絡を》
「それはいい…俺が目暮にしておいてやるから」
《そうですか?》
「悪かったな米沢…急かして」
《まぁ仕事ですので…》
「そうか…ありがとさん」
《いえ…では》
電話を終えた。
「恐ろしい推理力だぜ…まったく…」
「それで…どうだったの?松田刑事!?」
「お前の仮説通りの結果が出たぜチビ探偵さんよぉ」
「え?チビ探偵って?」
「ガキからチビ探偵に昇格だ、喜べ」
「え…」
「俺はこれでもお前のその推理力を認めてやってるんだがな」
「本当に?」
「俺だけじゃ真実に辿り着けなかっただろうしな…
あの探偵みたいに婚約者を疑ったままになるところだった訳だしな」
松田は小五郎や目暮たちの方を見た。
「松田刑事…」
「お前は何で俺にだけ言ったんだ?」
「だって…目暮警部はある程度話を聞いてくれるけど…おじさんは子供が余計なことするなって僕を現場から追い出すくらいの人だから聞いてくれないと思うから」
「まぁ当たり前なことだからなそれ」
「でも松田刑事は僕が勝手に信頼できるって思ってる数少ない人だから僕の仮説の推理を聞いてくれるかもと思ったからかな…」
「それだけか?」
「あとは…杉下警部の方が推理力が凄いから松田刑事の推理は隠れちゃうけど、かなり頭の回転が早いし犯人を分かるのが早いって思ってさ」
「そうか」
「こんな理由でごめんね?」
「別に謝ることでもねぇだろ?
洞察力には驚いたが…
推理を杉下に任せてんのはその方が楽だからな」
「楽って…」
「特命に来てすぐの頃は来たくもねぇ窓際部署にまわされたって嫌々やってたからな俺は…そん時の癖でな」
「へぇ…」
「杉下と行動するうちにあいつの凄さを理解できるようになったからな
特命係に配属されたあいつの相棒はコロコロ変わる」
「え?」
「俺が来る前からいる神戸の前にも二人いたからな
まぁ一人は例外なんだけどな」
「へぇ…」
「だからあいつを理解して長く支えることができる良き相棒でいられたらって俺は勝手に思ってるがな」
「へぇ…そうなんだ
(多分、十分その相棒ってやつになってると思うぜ松田刑事!
前に杉下警部が言ってたしな…自慢できる部下だってな)」
コナンは初めて特命係に会った日の会話を思い出す。
【「まぁ頭の回転は早いですからトリックや犯人を早めに分かったりなかなか優秀なんですよ
それに犯人に対して僕のやろうとしたことに気付いてとっさにフォローしてくれたり自慢できる僕の信頼する部下ですよ」】
「(って言ってたからさ)
でも…どうやって頼太さんに打ち明けたらいいのかな?」
「まぁな…」
「できればみんなの前で言った方がいいかもだけど…」
「だろうな…」
「(となるとやっぱり眠りの小五郎をするっきゃないか…
でも…信頼しているけど松田刑事にはこれだけは知られたくねぇし…バレねぇようにしとかないとな…)」
「どうするか…」
「とりあえずおじさんに推理伝えてみるから松田刑事はフォローしてくれる?
おじさん、たまに迷推理するから」
「迷推理?」
「うん!的はずれなこと言うからさ
犯人教えてあげたのに」
「理彩がよく言ってたな
分かった」
行動する二人。
「目暮、ちょっといいか?」
「何だね松田君?」
「耳貸せ…」
「あぁ…」
「(鑑識から鑑定連絡が来た)」
「(それで?)」
「(俺が見つけた付け爪とブラシのDNAの鑑定の結果…性別以外はまったく同じDNAが出たぜ…)」
「(何だと…!?そんなことがあり得るのかね!?)」
「(あぁ稀にな…俺に考えがある!
とりあえず婚約者にはブラシがお前のDNAだったと伝えてくれ)」
「(分かった)
伴場さん…鑑識から連絡がありました
ブラシについていた毛髪はあなたの物だと断定されました」
「マジかよ!?」