ウエディングイブ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
なんとウエイターが自分は探偵だと名乗った。
彼、安室透は初音に雇われ頼太が浮気性なので女がいないか見張って欲しいと頼まれたらしい。
同じく頼太も実は探偵を雇い初音と密会している男について調べていたという。
「でもさー、おかしくなーい?」
「え?」
コナンがいつものように何かに気付いたようだ。
「普通、車の人が乗る場所って燃えにくい物で作ってあるのに、何であんなに燃えてたの?」
『言われてみれば…』
「そうだよね…時々爆発してたみたいだし…」
「爆発したのは…「スプレー缶だろ?高木」…え?」
説明しようとした高木の言葉を誰かが遮った。
「松田君!?」
「松田刑事!?」
「鑑識にいる知り合いに聞いたぜ
スプレー缶以外にも大量の紙や段ボールがあったってな
そんだけあればそいつに引火すればかなり燃えるさ」
「何故そんなに?」
「今夜、パーティーの後で二人で車をデコろうって用意してたんだから」
「そうですか」
「松田君、どうしてここへ?」
「いつもの依頼人から連絡もらってな」
「そうか(なるほど、理彩君か…)」
目暮は松田の言う依頼人が誰か分かった。
「ねぇ松田刑事?」
「何だよガキ?」
「杉下警部は一緒じゃないの?」
「あいつは留守番だ」
「「留守番?」」
蘭とコナンは首を傾げた。
「あいつはもう酒を飲んでいたから店に置いてきた
どうせ来たっていつもの推理はできねぇさ」
「なるほど…」
『神戸さんも一緒だったんですか?
電話で声がしてましたけど?』
「あぁ、珍しくな」
『へぇ…』
「んじゃ理彩、分かる範囲での経緯を教えてくれ」
『はい』
理彩は松田に話した。
「血縁者じゃない限り…遺伝子情報が一致はまずあり得ないことを踏まえると…そのDNAはあなただと僕は推理しますけどね…」
「何だと!?」
安室は頼太が犯人だと決めつけている。
「!?」
松田はその声の主を見た。
「(金髪に…褐色…
何でこんなところにいやがる!!)」
声には出さず相手を見た。
「(他人の空似ってレベルじゃねぇな
あの見た目と同じ奴を探す方が難しいくらいだからな…
理彩の話では被害者が雇った探偵の安室とかいう奴だな
外で会っても名前を呼ぶなって言われてるしな
どうしたもんか…)」
松田は考えるのをとりあえず止め、事件の方を考えることにした。
その様子を安室は見ていた。
「…」
「目暮警部!」
千葉刑事がやって来た。
「ん?結果が出たかね?」
「いえ…それはまだなんですが…検視官の報告によると遺体の付け爪が1つ足りないようなんです」
「え?」
「それなら俺が見つけて知り合いの鑑識に渡したぜ」
「え?松田君が見つけたのかね?」
「あぁ、ここに着いてすぐな
たまたま知り合いの鑑識が帰るところだったからな
渡したから今鑑定してもらってるぜ」
「そうか」
「ねぇ、松田刑事」
「またか…どうしたガキ?」
「その付け爪って…皮膚とか付いてた?」
「だから鑑定にまわしたんだぜ」
「ねぇ、理彩姉ちゃんから松田刑事が鑑識の知識もあるって聞いたんだけど?」
「あるぜ
課を転々としてた時に鑑識で研修させられたからな」
「まったくの別人から誕生日も血液型も一緒の人のDNAが出た場合には何が考えられるの?」
「何だよいきなり…どうしたガキ?」
「ちょっとこっちに来て…話があるんだ」
コナンは松田だけ連れて離れた。
「あのね…僕、もしかしたら…分かったかもしれないんだ…この事件」
「ほぅ…お前がか?」
「うん…それも…ちょっと残酷な結末になるかも」
「はぁ?」
「さっきDNAのこと聞いたでしょ?」
「あぁ」
「今、鑑識が鑑定してるDNAは被害者の初音さんと疑われてる頼太さんのDNAだよね?」
「あぁ、そうだ」
「もしこの二つのDNAが一緒だったら?」
「はぁ!?」
「同じっていっても性別の違いだけの他は同じDNAだったら?」
「飛躍しすぎだろお前の発想」
「そうなる確率ってないの?
例えば蘭姉ちゃんと理彩姉ちゃんのような双子の場合だよ!!」
「双子…」
松田は考える。
「理彩と蘭っていう子は双子だ
双生児…確かにそれなら同じDNAが検出されることがある」
「でしょ?鑑定はほぼって割合で同じかもっていうレベルの鑑定結果だった
多分不確かなのは性別が違うから決め手に欠けるんじゃない?」
「なるほどな…聞いてみるか」
松田は電話する。
「あぁ、松田だけど」
《今、忙しいんですがね》
「そんなことは分かってんだよ米沢
さっきの付け爪のDNA鑑定終わったか?」
《もう少しのところで電話が来たんですがね…》
「なるべく早めに頼むぜ…
結果次第では殺人じゃなく自殺になるはずだ」
《はて?どういう意味ですか!?》
「今、鑑識で調べてるDNAは2つだ
被害者と疑われている人物の二人分…性別以外が一致するDNAなんだからな」
《なんですと?》
彼、安室透は初音に雇われ頼太が浮気性なので女がいないか見張って欲しいと頼まれたらしい。
同じく頼太も実は探偵を雇い初音と密会している男について調べていたという。
「でもさー、おかしくなーい?」
「え?」
コナンがいつものように何かに気付いたようだ。
「普通、車の人が乗る場所って燃えにくい物で作ってあるのに、何であんなに燃えてたの?」
『言われてみれば…』
「そうだよね…時々爆発してたみたいだし…」
「爆発したのは…「スプレー缶だろ?高木」…え?」
説明しようとした高木の言葉を誰かが遮った。
「松田君!?」
「松田刑事!?」
「鑑識にいる知り合いに聞いたぜ
スプレー缶以外にも大量の紙や段ボールがあったってな
そんだけあればそいつに引火すればかなり燃えるさ」
「何故そんなに?」
「今夜、パーティーの後で二人で車をデコろうって用意してたんだから」
「そうですか」
「松田君、どうしてここへ?」
「いつもの依頼人から連絡もらってな」
「そうか(なるほど、理彩君か…)」
目暮は松田の言う依頼人が誰か分かった。
「ねぇ松田刑事?」
「何だよガキ?」
「杉下警部は一緒じゃないの?」
「あいつは留守番だ」
「「留守番?」」
蘭とコナンは首を傾げた。
「あいつはもう酒を飲んでいたから店に置いてきた
どうせ来たっていつもの推理はできねぇさ」
「なるほど…」
『神戸さんも一緒だったんですか?
電話で声がしてましたけど?』
「あぁ、珍しくな」
『へぇ…』
「んじゃ理彩、分かる範囲での経緯を教えてくれ」
『はい』
理彩は松田に話した。
「血縁者じゃない限り…遺伝子情報が一致はまずあり得ないことを踏まえると…そのDNAはあなただと僕は推理しますけどね…」
「何だと!?」
安室は頼太が犯人だと決めつけている。
「!?」
松田はその声の主を見た。
「(金髪に…褐色…
何でこんなところにいやがる!!)」
声には出さず相手を見た。
「(他人の空似ってレベルじゃねぇな
あの見た目と同じ奴を探す方が難しいくらいだからな…
理彩の話では被害者が雇った探偵の安室とかいう奴だな
外で会っても名前を呼ぶなって言われてるしな
どうしたもんか…)」
松田は考えるのをとりあえず止め、事件の方を考えることにした。
その様子を安室は見ていた。
「…」
「目暮警部!」
千葉刑事がやって来た。
「ん?結果が出たかね?」
「いえ…それはまだなんですが…検視官の報告によると遺体の付け爪が1つ足りないようなんです」
「え?」
「それなら俺が見つけて知り合いの鑑識に渡したぜ」
「え?松田君が見つけたのかね?」
「あぁ、ここに着いてすぐな
たまたま知り合いの鑑識が帰るところだったからな
渡したから今鑑定してもらってるぜ」
「そうか」
「ねぇ、松田刑事」
「またか…どうしたガキ?」
「その付け爪って…皮膚とか付いてた?」
「だから鑑定にまわしたんだぜ」
「ねぇ、理彩姉ちゃんから松田刑事が鑑識の知識もあるって聞いたんだけど?」
「あるぜ
課を転々としてた時に鑑識で研修させられたからな」
「まったくの別人から誕生日も血液型も一緒の人のDNAが出た場合には何が考えられるの?」
「何だよいきなり…どうしたガキ?」
「ちょっとこっちに来て…話があるんだ」
コナンは松田だけ連れて離れた。
「あのね…僕、もしかしたら…分かったかもしれないんだ…この事件」
「ほぅ…お前がか?」
「うん…それも…ちょっと残酷な結末になるかも」
「はぁ?」
「さっきDNAのこと聞いたでしょ?」
「あぁ」
「今、鑑識が鑑定してるDNAは被害者の初音さんと疑われてる頼太さんのDNAだよね?」
「あぁ、そうだ」
「もしこの二つのDNAが一緒だったら?」
「はぁ!?」
「同じっていっても性別の違いだけの他は同じDNAだったら?」
「飛躍しすぎだろお前の発想」
「そうなる確率ってないの?
例えば蘭姉ちゃんと理彩姉ちゃんのような双子の場合だよ!!」
「双子…」
松田は考える。
「理彩と蘭っていう子は双子だ
双生児…確かにそれなら同じDNAが検出されることがある」
「でしょ?鑑定はほぼって割合で同じかもっていうレベルの鑑定結果だった
多分不確かなのは性別が違うから決め手に欠けるんじゃない?」
「なるほどな…聞いてみるか」
松田は電話する。
「あぁ、松田だけど」
《今、忙しいんですがね》
「そんなことは分かってんだよ米沢
さっきの付け爪のDNA鑑定終わったか?」
《もう少しのところで電話が来たんですがね…》
「なるべく早めに頼むぜ…
結果次第では殺人じゃなく自殺になるはずだ」
《はて?どういう意味ですか!?》
「今、鑑識で調べてるDNAは2つだ
被害者と疑われている人物の二人分…性別以外が一致するDNAなんだからな」
《なんですと?》