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ある日の夜、理彩は仕事で行けなくなった母親の代理としてあるお店にいた。
高校時代の友人が結婚することになり、前夜にパーティーをするらしく英理は行く予定だったが、急な仕事が入り行けなくなってしまったのでせめて花束くらいプレゼントすることにした英理は理彩に届けて欲しいとお願いしたのだ。
会場に行けば父の小五郎もいるからと言われ理彩は引き受けた。
すぐに帰る予定だったが小五郎が一緒に祝って行けばいいと提案し新郎新婦からも許可を貰い参加することになった。
会場には蘭とコナンもいるからそこの席で参加することにした。
「おぅ、毛利!久しぶりだな」
料理を食べていると新郎新婦が挨拶に来た。
「おぅ!久しぶりだな」
「初音、こいつは高校時代の悪友の毛利小五郎だ」
「初めまして
となるとこちらは毛利さんの?」
新婦の初音は小五郎と一緒にいる理彩たちのことを聞く。
「娘の蘭です!」
『同じく娘の理彩です!』
「居候のコナンです…」
「このガキは訳あってウチで預かってるんスよ!」
「そうなんですか」
「お二人は一目惚れって聞きましたけど?」
「あぁ、出会った瞬間に運命を感じたよ!」
「やっと会えたって感じがして」
「何しろ俺たち誕生日も血液型も境遇も同じでね…」
「たまに黙ってても考えてることが分かったりするのよ!」
「へぇ!まるで私たちみたいだね理彩」
『そうかもね』
「え?」
『私と蘭は双子なんです
離れて暮らしてるからそんなに回数はないけどお弁当のおかずが打ち合わせしてないのに同じおかずが入っていたとか、買ったジュースが同じだったとかほんと些細な一致なんですけどね』
「ね!」
「すごいのね」
ガチャン
「す、すみません!!」
「お、おい!?」
ウエイターがテーブルに皿を置こうとして落ちてしまった。
皿にはケーキがあったがそれは新郎の
頼太のズボンの上に落ち反動で皿から落ちたケーキを頼太は踏んでしまった。
「ケーキを踏んじゃってるよ?」
「ズボンにべったりだ…」
「本当にすみません…
自分、今日がここのバイトが初日で…」
ウェイターは謝る。
「大丈夫よ
それよりズボンを拭くおしぼりとか持って来てくれる?」
「は、はい!只今!」
ウェイターは慌てて取りに行く。
「おい!あのウェイターがイケメンだからって色目使ってんじゃねーよ初音」
「あら嫉妬してるの?」
「そんなんじゃ…」
「変わってねぇな
手が早いクセに焼きモチ妬きな所は…」
小五郎は頼太に言った。
「毛利だって英理ちゃんに言い寄る男に眼飛ばしてたじゃねぇかよ!!」
「え…」
「そうだったんですか?」
『初耳かも?』
「だよね理彩」
『うん』
「ったく嫉妬深い殿方の独占欲には付き合ってられないわ」
ガタッと席を立つ初音。
「ん?どこ行くんだよ?」
「ネイルサロンよ!
ブライダル用のネイルチップをデコしてもらいに…」
「んなのやんなくていいって!
かなり雨がひでぇしよ…」
「ダメよ…予約してるし
それにサロンのスタッフは女性だからご心配なく♥」
「前にも言ったが…浮気なんてしたらただじゃおかねぇぞ」
「それはこっちのセリフよ…旦那様♥」
チュッ
キスをして店から初音は出て行った。
「『//』」
「(人前でやんのかよ…この人たち…//)」
まだキスの経験がない理彩と蘭とコナンは思わずその目の前の光景に赤面。
『(どうしょう…ちょっと想像しちゃった…//)』
理彩は松田にあんなことを自分からするのは無理だが想像してしまった。
『(まだあんなことは無理っ//
頑張って最近やっと名前を言えるようになってきたばかりなのに!)』
どれだけ時間が経っただろうか…。
初音がいないからと酒に酔い女性たちに声をかけまくる頼太。
独身最後の夜だからって言って楽しんでいるようだ。
「さすがお父さんの友人…酒に酔うと似てるかも
類は友を呼ぶってこういうことかな?」
『多分ね』
「そうだね…」
「どういう意味だ蘭!」
「自分の酔った時の日頃の行いを考えてみれば分かるじゃない!」
『だからお母さんがお父さんのところに戻りたがらないのかも』
「絶対そうだよ!」
「……」
娘たちにそう言われ言い返す言葉が出ず落ち込む小五郎であった。
「(あはは…ドンマイ…おっちゃん)」
「おぅ初音か?
今どこだ?」
頼太の携帯に初音から電話があったようだ。
「ん?サヨナラ?
何言ってんだ!?おい初音!?」
ボンッ!!!!!!
突然外から爆発音がした。
「!?」
見ると車が燃えている。
「ま、まさかあの車…初音の…」
「そんなぁ…」
「蘭!理彩!
お前たちは手分けして消防車と救急車と警察に連絡だ!
危ないから店から誰も出すなよ!」
「『分かった』」
高校時代の友人が結婚することになり、前夜にパーティーをするらしく英理は行く予定だったが、急な仕事が入り行けなくなってしまったのでせめて花束くらいプレゼントすることにした英理は理彩に届けて欲しいとお願いしたのだ。
会場に行けば父の小五郎もいるからと言われ理彩は引き受けた。
すぐに帰る予定だったが小五郎が一緒に祝って行けばいいと提案し新郎新婦からも許可を貰い参加することになった。
会場には蘭とコナンもいるからそこの席で参加することにした。
「おぅ、毛利!久しぶりだな」
料理を食べていると新郎新婦が挨拶に来た。
「おぅ!久しぶりだな」
「初音、こいつは高校時代の悪友の毛利小五郎だ」
「初めまして
となるとこちらは毛利さんの?」
新婦の初音は小五郎と一緒にいる理彩たちのことを聞く。
「娘の蘭です!」
『同じく娘の理彩です!』
「居候のコナンです…」
「このガキは訳あってウチで預かってるんスよ!」
「そうなんですか」
「お二人は一目惚れって聞きましたけど?」
「あぁ、出会った瞬間に運命を感じたよ!」
「やっと会えたって感じがして」
「何しろ俺たち誕生日も血液型も境遇も同じでね…」
「たまに黙ってても考えてることが分かったりするのよ!」
「へぇ!まるで私たちみたいだね理彩」
『そうかもね』
「え?」
『私と蘭は双子なんです
離れて暮らしてるからそんなに回数はないけどお弁当のおかずが打ち合わせしてないのに同じおかずが入っていたとか、買ったジュースが同じだったとかほんと些細な一致なんですけどね』
「ね!」
「すごいのね」
ガチャン
「す、すみません!!」
「お、おい!?」
ウエイターがテーブルに皿を置こうとして落ちてしまった。
皿にはケーキがあったがそれは新郎の
頼太のズボンの上に落ち反動で皿から落ちたケーキを頼太は踏んでしまった。
「ケーキを踏んじゃってるよ?」
「ズボンにべったりだ…」
「本当にすみません…
自分、今日がここのバイトが初日で…」
ウェイターは謝る。
「大丈夫よ
それよりズボンを拭くおしぼりとか持って来てくれる?」
「は、はい!只今!」
ウェイターは慌てて取りに行く。
「おい!あのウェイターがイケメンだからって色目使ってんじゃねーよ初音」
「あら嫉妬してるの?」
「そんなんじゃ…」
「変わってねぇな
手が早いクセに焼きモチ妬きな所は…」
小五郎は頼太に言った。
「毛利だって英理ちゃんに言い寄る男に眼飛ばしてたじゃねぇかよ!!」
「え…」
「そうだったんですか?」
『初耳かも?』
「だよね理彩」
『うん』
「ったく嫉妬深い殿方の独占欲には付き合ってられないわ」
ガタッと席を立つ初音。
「ん?どこ行くんだよ?」
「ネイルサロンよ!
ブライダル用のネイルチップをデコしてもらいに…」
「んなのやんなくていいって!
かなり雨がひでぇしよ…」
「ダメよ…予約してるし
それにサロンのスタッフは女性だからご心配なく♥」
「前にも言ったが…浮気なんてしたらただじゃおかねぇぞ」
「それはこっちのセリフよ…旦那様♥」
チュッ
キスをして店から初音は出て行った。
「『//』」
「(人前でやんのかよ…この人たち…//)」
まだキスの経験がない理彩と蘭とコナンは思わずその目の前の光景に赤面。
『(どうしょう…ちょっと想像しちゃった…//)』
理彩は松田にあんなことを自分からするのは無理だが想像してしまった。
『(まだあんなことは無理っ//
頑張って最近やっと名前を言えるようになってきたばかりなのに!)』
どれだけ時間が経っただろうか…。
初音がいないからと酒に酔い女性たちに声をかけまくる頼太。
独身最後の夜だからって言って楽しんでいるようだ。
「さすがお父さんの友人…酒に酔うと似てるかも
類は友を呼ぶってこういうことかな?」
『多分ね』
「そうだね…」
「どういう意味だ蘭!」
「自分の酔った時の日頃の行いを考えてみれば分かるじゃない!」
『だからお母さんがお父さんのところに戻りたがらないのかも』
「絶対そうだよ!」
「……」
娘たちにそう言われ言い返す言葉が出ず落ち込む小五郎であった。
「(あはは…ドンマイ…おっちゃん)」
「おぅ初音か?
今どこだ?」
頼太の携帯に初音から電話があったようだ。
「ん?サヨナラ?
何言ってんだ!?おい初音!?」
ボンッ!!!!!!
突然外から爆発音がした。
「!?」
見ると車が燃えている。
「ま、まさかあの車…初音の…」
「そんなぁ…」
「蘭!理彩!
お前たちは手分けして消防車と救急車と警察に連絡だ!
危ないから店から誰も出すなよ!」
「『分かった』」