ブラックインパクト
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くいくい
『どうしたの?コナン君?』
コナンが理彩の服の裾を引く。
「手塚兄ちゃん…何か変なものでも食べた?」
『え?変なもの?』
「変なものでも食べたって失礼だな」
『あ…もしかしてあれかな?
松田さんのことを兄貴って言ってるのを聞いてコナン君はびっくりしちゃったとか?』
「うん」
「だって兄貴がカッコいいんだから仕方ないよな!」
「どうして兄貴なの?」
「俺さ、サングラスの似合うカッコいい大人な兄貴に憧れたんだよ
兄貴って呼ばせて下さいってお願いしたわけだ」
「なるほど…」
『この前、事件に遭遇した時に唯と手塚も一緒にいてね
いつもみたいに松田さんと杉下さんを呼んだの
そしたら松田さんを見てカッコいいって手塚がこんな感じになったの』
「こんな感じって…
だいぶ違わない?手塚兄ちゃん」
『松田さんの前だけあんな感じの構って下さいって感じの弟キャラ的になってるよ
普段は変わらないから』
「(マジか…)そうなんだ」
「ボウヤ
我々は急がねばならんな」
「うん!そうだね」
「君たち、このことは内密に頼む」
赤井は理彩と手塚にそう言った。
『分かりました』
「理彩は大丈夫だ
問題は小僧だな」
「俺も大丈夫ッス!」
「本当か?」
「はい!!」
「よし分かった
内密にできねぇようなら分かってるだろうな小僧
もう俺を兄貴って呼ばせねぇ」
「ダメッス!それだけは勘弁して下さいよ!!
兄貴に誓って約束するッスから」
「お前も男なんだから二言はねぇよな?」
「はいッス!!」
「分かった、信じといてやる」
「ありがとうございますッス!!」
『あ…コナン君!』
「何?理彩姉ちゃん?」
『あんまり危ないことに首を突っ込んでお父さんと蘭に心配かけないようにね』
「あ…うん
分かった」
『これでも私も心配してるんだよ
コナン君にはちゃんと言わないと分からない気がするし…
コナン君も私並みに事件遭遇率は高いんだから!』
「はーい…気を付けるね」
コナンは赤井と病室を出て行った。
数分後には松田が解体を終わらせた。
「ボウヤ」
「何?赤井さん?」
「あの病室にいた少女だが」
「理彩姉ちゃんのことだよね?」
「ボウヤと以前会った時にいた少女との関係は?」
「理彩姉ちゃんは蘭姉ちゃんの双子の妹だよ
さっきも言ったでしょ、小五郎のおじさんの娘だって
訳ありで小五郎のおじさんの奥さんと一緒に理彩姉ちゃんは暮らしてるんだ
だから僕もたまにしか会わないけど」
「あまり似てはいないのだな
蘭という少女とは双子なのに」
「そうかもね
でも怖がりな泣き虫は一緒だよ
まぁ理彩姉ちゃんは我慢しちゃうタイプで影で泣いちゃうけどね」
「そうか…」
「どうしたの?」
「いや…理彩という少女はアイツに面影が似ていただけだ…」
「亡くなった恋人のこと?」
「誰からか聞いたのか?」
「ジェームズさんとジョディ先生が話してくれたんだ」
「そうか…
以前は蘭という少女の方が似ていると思ってはいたが理彩という少女の方がどことなくアイツに面影が似ている…」
「(そうか…だからかもな
灰原がわりとすぐに理彩に心を許したのはお姉さんの明美さんに面影が似ていたからか!
確かに灰原がベルモットに狙われ危ないところを蘭に助けられたとはいえまだ蘭に対しては距離を感じるからな)」
理彩は知らない。
赤井がこの事件の後に亡くなるとは…。
END
『どうしたの?コナン君?』
コナンが理彩の服の裾を引く。
「手塚兄ちゃん…何か変なものでも食べた?」
『え?変なもの?』
「変なものでも食べたって失礼だな」
『あ…もしかしてあれかな?
松田さんのことを兄貴って言ってるのを聞いてコナン君はびっくりしちゃったとか?』
「うん」
「だって兄貴がカッコいいんだから仕方ないよな!」
「どうして兄貴なの?」
「俺さ、サングラスの似合うカッコいい大人な兄貴に憧れたんだよ
兄貴って呼ばせて下さいってお願いしたわけだ」
「なるほど…」
『この前、事件に遭遇した時に唯と手塚も一緒にいてね
いつもみたいに松田さんと杉下さんを呼んだの
そしたら松田さんを見てカッコいいって手塚がこんな感じになったの』
「こんな感じって…
だいぶ違わない?手塚兄ちゃん」
『松田さんの前だけあんな感じの構って下さいって感じの弟キャラ的になってるよ
普段は変わらないから』
「(マジか…)そうなんだ」
「ボウヤ
我々は急がねばならんな」
「うん!そうだね」
「君たち、このことは内密に頼む」
赤井は理彩と手塚にそう言った。
『分かりました』
「理彩は大丈夫だ
問題は小僧だな」
「俺も大丈夫ッス!」
「本当か?」
「はい!!」
「よし分かった
内密にできねぇようなら分かってるだろうな小僧
もう俺を兄貴って呼ばせねぇ」
「ダメッス!それだけは勘弁して下さいよ!!
兄貴に誓って約束するッスから」
「お前も男なんだから二言はねぇよな?」
「はいッス!!」
「分かった、信じといてやる」
「ありがとうございますッス!!」
『あ…コナン君!』
「何?理彩姉ちゃん?」
『あんまり危ないことに首を突っ込んでお父さんと蘭に心配かけないようにね』
「あ…うん
分かった」
『これでも私も心配してるんだよ
コナン君にはちゃんと言わないと分からない気がするし…
コナン君も私並みに事件遭遇率は高いんだから!』
「はーい…気を付けるね」
コナンは赤井と病室を出て行った。
数分後には松田が解体を終わらせた。
「ボウヤ」
「何?赤井さん?」
「あの病室にいた少女だが」
「理彩姉ちゃんのことだよね?」
「ボウヤと以前会った時にいた少女との関係は?」
「理彩姉ちゃんは蘭姉ちゃんの双子の妹だよ
さっきも言ったでしょ、小五郎のおじさんの娘だって
訳ありで小五郎のおじさんの奥さんと一緒に理彩姉ちゃんは暮らしてるんだ
だから僕もたまにしか会わないけど」
「あまり似てはいないのだな
蘭という少女とは双子なのに」
「そうかもね
でも怖がりな泣き虫は一緒だよ
まぁ理彩姉ちゃんは我慢しちゃうタイプで影で泣いちゃうけどね」
「そうか…」
「どうしたの?」
「いや…理彩という少女はアイツに面影が似ていただけだ…」
「亡くなった恋人のこと?」
「誰からか聞いたのか?」
「ジェームズさんとジョディ先生が話してくれたんだ」
「そうか…
以前は蘭という少女の方が似ていると思ってはいたが理彩という少女の方がどことなくアイツに面影が似ている…」
「(そうか…だからかもな
灰原がわりとすぐに理彩に心を許したのはお姉さんの明美さんに面影が似ていたからか!
確かに灰原がベルモットに狙われ危ないところを蘭に助けられたとはいえまだ蘭に対しては距離を感じるからな)」
理彩は知らない。
赤井がこの事件の後に亡くなるとは…。
END