手塚に兄貴誕生!?
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理彩は携帯電話を鞄から取り出すと電話をし始めた。
《「もしもし?」》
『今…大丈夫…ですか?』
《「どうした?理彩?」》
『お仕事を特命係にお願いしたいんです…』
《「そうか…分かった
その場所は?通報は?」》
『米花中央公園です…通報は友人がしてます』
《「分かった、すぐ行く
おい杉下!仕事だぜ!
紅茶タイムは終わりだ!」》
《「おや?電話内容からして理彩さんの情報提供のようですね?」》
《「あぁ」》
《「行きましょうか松田君」》
《「あぁ、理彩少し待ってな」》
『お願いします…』
通話を終える。
「毛利、何とか通報できたぜ」
『ありがとう』
「理彩は今、誰に電話してたの?」
『知り合いの刑事だよ…』
「もしかしてあの噂のイケメンさん?」
『…うん…』
「本当!?」
『うん…場所だけ伝えたけど…多分事件を目撃したことは理解してくれたと思う…』
「よくあるのか?」
『…うん…』
「そうか…大変だな」
数十分後、公園に警察がやって来た。
「あれ?理彩ちゃん!?」
「げっ…また嬢ちゃんか…」
「理彩さんが第一発見者か!?」
『どうも…すみません…皆さん…
毎回現場に私が居合わせてごめんなさい…』
理彩は謝る。
「いやいや…謝る必要はない
そういう性質だって俺たちも理解はしてるから
なぁ伊丹」
「そ・う・で・す・ね!」
「あはは…」
若干1名は何やら微妙な反応である。
多分、この後の展開的に微妙なのだろうと三浦と芹沢は内心思った。
警察の中の顔見知りに声をかけられた理彩。
それは伊丹たち捜査一課トリオである。
「嬢ちゃんの後ろにいるのは?」
『私の親友たちです』
「そうか…親友まで巻き込んじゃったか…」
『はい…初めて巻き込んじゃったみたいで…通報は彼にお願いしました』
理彩は手塚を指差した。
「毛利?この人たちと知り合いか?」
『うん…昨年くらいからよく事件現場で会う刑事さんたちなの
皆さん、彼は私の親友の手塚徹君です』
「「「どうも」」」
『こっちは吉野唯ちゃんです』
「「「どうも」」」
『小学生の時から今の高校でも唯とはずっと同じクラスなんです
手塚とは中学から同じクラスなんです』
「すごい偶然」
「世間話はそれくらいにして事件の話だ」
「そうだな」
『はい…
実は…親友たちと寄り道に近くのドーナツ店に寄り店内は混んでるしテイクアウトして公園で食べようってことになりまして、ここに来たらちょうど男性があの亡くなってしまった女性に声をかけているところでした』
「男性?」
「俺たちが女性に近寄る前までいたんだけどさ
走って逃げたっぽかったぞ」
「マジか…」
「怪しいなその男性」
「何か男性の特徴は?」
「「うーん…」」
唯と手塚は思い出そうと悩み始めた。
『顔は見えなかったですけど…
身長は手塚より少し低めなくらいでした
モデルしてそうな派手めな服装だったかな』
「君、身長いくつ?」
芹沢は確認のため手塚に身長を聞く。
「俺?178㎝だけど」
「でかいな…俺と同じくらいか!
ヤバい…でも高校生に背で抜かされた
俺は177㎝…がくっ…」
と何故かショックを受けた芹沢でした。
「理彩さん証言だとそれより少し低めな身長だな」
メモする三浦。
「あとは何か覚えてないか?」
「もうないよ」
「そうか…」
「一瞬だったしな」
「理彩さんはどうだ?」
『ごめんなさい…手塚同様一瞬のことだったので外見を覚えることが精一杯でした…』
「話してくれてありがとうな」
『お力になれずすみません…』
「大丈夫だ」
「よろしいでしょうか?」
鑑識がやって来た。
「米沢か
どうした?」
「ご遺体の身元を証明する免許証があったので」
「そうか」
伊丹に免許証を見せている。
『(あの人が鑑識の米沢さんでいいのかな?
伊丹さんがそう呼んでたしね
面識はまだないけど鑑識の人だって松田さんが前に言ってたし…
特命係に捜査情報を提供してくれる数少ない協力者だって言ってたよね)』
「おや?皆さんお揃いで」
杉下がやって来た。
「うわっ出た!」
「警部殿がいるとなるとグラサン野郎もいるわけか」
「理彩ちゃん情報提供ってところですかね」
「そうだろうな」
トリオはまわりを見る。
こちらに歩いて来る男性がいる。
「来やがったなグラサン野郎」
「グラサン言うな!バカ伊丹」
「何だと!?」
「松田君遅かったですね?」
「いつもの癖だ
ちょっとぐるっと公園内をまわってみたら凶器を見つけたぜ」
「おや、さすがですね」
「ほい、米沢」
「どうも」
松田は米沢に渡した。
「ちなみにこれはどちらに?」
「向こうのトイレのごみ箱の中だぜ」
「そうですか、ありがとうございます松田刑事」
米沢は去っていく。
《「もしもし?」》
『今…大丈夫…ですか?』
《「どうした?理彩?」》
『お仕事を特命係にお願いしたいんです…』
《「そうか…分かった
その場所は?通報は?」》
『米花中央公園です…通報は友人がしてます』
《「分かった、すぐ行く
おい杉下!仕事だぜ!
紅茶タイムは終わりだ!」》
《「おや?電話内容からして理彩さんの情報提供のようですね?」》
《「あぁ」》
《「行きましょうか松田君」》
《「あぁ、理彩少し待ってな」》
『お願いします…』
通話を終える。
「毛利、何とか通報できたぜ」
『ありがとう』
「理彩は今、誰に電話してたの?」
『知り合いの刑事だよ…』
「もしかしてあの噂のイケメンさん?」
『…うん…』
「本当!?」
『うん…場所だけ伝えたけど…多分事件を目撃したことは理解してくれたと思う…』
「よくあるのか?」
『…うん…』
「そうか…大変だな」
数十分後、公園に警察がやって来た。
「あれ?理彩ちゃん!?」
「げっ…また嬢ちゃんか…」
「理彩さんが第一発見者か!?」
『どうも…すみません…皆さん…
毎回現場に私が居合わせてごめんなさい…』
理彩は謝る。
「いやいや…謝る必要はない
そういう性質だって俺たちも理解はしてるから
なぁ伊丹」
「そ・う・で・す・ね!」
「あはは…」
若干1名は何やら微妙な反応である。
多分、この後の展開的に微妙なのだろうと三浦と芹沢は内心思った。
警察の中の顔見知りに声をかけられた理彩。
それは伊丹たち捜査一課トリオである。
「嬢ちゃんの後ろにいるのは?」
『私の親友たちです』
「そうか…親友まで巻き込んじゃったか…」
『はい…初めて巻き込んじゃったみたいで…通報は彼にお願いしました』
理彩は手塚を指差した。
「毛利?この人たちと知り合いか?」
『うん…昨年くらいからよく事件現場で会う刑事さんたちなの
皆さん、彼は私の親友の手塚徹君です』
「「「どうも」」」
『こっちは吉野唯ちゃんです』
「「「どうも」」」
『小学生の時から今の高校でも唯とはずっと同じクラスなんです
手塚とは中学から同じクラスなんです』
「すごい偶然」
「世間話はそれくらいにして事件の話だ」
「そうだな」
『はい…
実は…親友たちと寄り道に近くのドーナツ店に寄り店内は混んでるしテイクアウトして公園で食べようってことになりまして、ここに来たらちょうど男性があの亡くなってしまった女性に声をかけているところでした』
「男性?」
「俺たちが女性に近寄る前までいたんだけどさ
走って逃げたっぽかったぞ」
「マジか…」
「怪しいなその男性」
「何か男性の特徴は?」
「「うーん…」」
唯と手塚は思い出そうと悩み始めた。
『顔は見えなかったですけど…
身長は手塚より少し低めなくらいでした
モデルしてそうな派手めな服装だったかな』
「君、身長いくつ?」
芹沢は確認のため手塚に身長を聞く。
「俺?178㎝だけど」
「でかいな…俺と同じくらいか!
ヤバい…でも高校生に背で抜かされた
俺は177㎝…がくっ…」
と何故かショックを受けた芹沢でした。
「理彩さん証言だとそれより少し低めな身長だな」
メモする三浦。
「あとは何か覚えてないか?」
「もうないよ」
「そうか…」
「一瞬だったしな」
「理彩さんはどうだ?」
『ごめんなさい…手塚同様一瞬のことだったので外見を覚えることが精一杯でした…』
「話してくれてありがとうな」
『お力になれずすみません…』
「大丈夫だ」
「よろしいでしょうか?」
鑑識がやって来た。
「米沢か
どうした?」
「ご遺体の身元を証明する免許証があったので」
「そうか」
伊丹に免許証を見せている。
『(あの人が鑑識の米沢さんでいいのかな?
伊丹さんがそう呼んでたしね
面識はまだないけど鑑識の人だって松田さんが前に言ってたし…
特命係に捜査情報を提供してくれる数少ない協力者だって言ってたよね)』
「おや?皆さんお揃いで」
杉下がやって来た。
「うわっ出た!」
「警部殿がいるとなるとグラサン野郎もいるわけか」
「理彩ちゃん情報提供ってところですかね」
「そうだろうな」
トリオはまわりを見る。
こちらに歩いて来る男性がいる。
「来やがったなグラサン野郎」
「グラサン言うな!バカ伊丹」
「何だと!?」
「松田君遅かったですね?」
「いつもの癖だ
ちょっとぐるっと公園内をまわってみたら凶器を見つけたぜ」
「おや、さすがですね」
「ほい、米沢」
「どうも」
松田は米沢に渡した。
「ちなみにこれはどちらに?」
「向こうのトイレのごみ箱の中だぜ」
「そうですか、ありがとうございます松田刑事」
米沢は去っていく。