▪小さな4人の大きな約束
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新「綾瀬さんなら、きっと大丈夫や。」
そういう問題じゃない!
頼んだのに酷い!
…なんて口には出せないから
心の中に悲しみや怒りを押し込んだ。
でも、確かに千早ちゃんなら
馬鹿にしたりはしないと思うし、
みんなに言いふらしたりも…………
…しない…はず………。
いや…、千早ちゃんは
悪気なくサラッと言うかもしれないから
そこは後で釘を刺しておこうかな…。
ひとまず腹は括った。
この怒りはかるたでぶつけてやる…。
NAME1「千早ちゃん待たせちゃうから、
暗記は5分でいいよね。」
新「わかった。
綾瀬さん、危ないでNAME1ちゃんの後ろにいて。」
千早「え、危ない?
かるたって危ないことなんかあるっけ。」
千早ちゃんが目を大きく開いて
向かい合う私と新くんをじっと見つめる。
NAME1・新「「よろしくお願いします。」」
千早「わー。超本格的じゃん。」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
” いまをはるべと さくやこのはな ”
古びたテープから響く歌に耳を澄まし
やや前のめりに構えた。
” おく ”
パァン
” やまにー ”
” なにし ”
バッ
” おはばー ”
千早「…え…?…え…?」
新くんと取るの久しぶりだなぁ。
この間の大会では当たらなかったし。
” f ”
バッ
” uくからにー ”
千早「…えぇっ!?」
楽しい。
かるたはやっぱり楽しい!
だけど今はそれよりも。
今まで隠してきたものを
クラスメイトの前で打ち明けて
なんかちょっとすっきり、って感じ。
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新「綾瀬さんなら、きっと大丈夫や。」
そういう問題じゃない!
頼んだのに酷い!
…なんて口には出せないから
心の中に悲しみや怒りを押し込んだ。
でも、確かに千早ちゃんなら
馬鹿にしたりはしないと思うし、
みんなに言いふらしたりも…………
…しない…はず………。
いや…、千早ちゃんは
悪気なくサラッと言うかもしれないから
そこは後で釘を刺しておこうかな…。
ひとまず腹は括った。
この怒りはかるたでぶつけてやる…。
NAME1「千早ちゃん待たせちゃうから、
暗記は5分でいいよね。」
新「わかった。
綾瀬さん、危ないでNAME1ちゃんの後ろにいて。」
千早「え、危ない?
かるたって危ないことなんかあるっけ。」
千早ちゃんが目を大きく開いて
向かい合う私と新くんをじっと見つめる。
NAME1・新「「よろしくお願いします。」」
千早「わー。超本格的じゃん。」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
” いまをはるべと さくやこのはな ”
古びたテープから響く歌に耳を澄まし
やや前のめりに構えた。
” おく ”
パァン
” やまにー ”
” なにし ”
バッ
” おはばー ”
千早「…え…?…え…?」
新くんと取るの久しぶりだなぁ。
この間の大会では当たらなかったし。
” f ”
バッ
” uくからにー ”
千早「…えぇっ!?」
楽しい。
かるたはやっぱり楽しい!
だけど今はそれよりも。
今まで隠してきたものを
クラスメイトの前で打ち明けて
なんかちょっとすっきり、って感じ。
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