▪小さな4人の大きな約束
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新「NAME1、大会出れんでもかるた続けて。
僕、次は負けんで。いつかリベンジさしてや。」
目が潤んで新の表情がわからない。
零れそうなのを精一杯堪えながら、
うん、と短く返事をした。
千早「NAME1は泣き虫だなあ、勝ったのに。
よーし、次は私ー!真剣勝負!」
新「僕は5歳児相手でも手加減せん男や。」
千早「絶対前より強くなったんだから。私勝つよ!」
新「勝つのは僕や。」
ーー…
” いに ” トッ
” しへのー ”
” わすら ” パシッ
” るるー ”
” かぜを ” バシッ
” いたみー ”
千早「………!」
新の独壇場だ。
しかも、なんかさっきより鋭くなってる気がする。
新「言ったが。勝つのは僕や。」
いつもどおり落ち着いた新。
あったかくて、やさしくて、深い感じ。
でもほんのちょっと、どこかいつもと違う。
千早「負けない!私だって、
新に会ってかるた大好きになったんだよ!」
” ちはやぶるー ” バッ
同時!
千早すごい!
名前の札だって言っても、新と同じ速さなんて。
そう目を見開いたのも束の間。
千早「同時の時は札置いてる陣の勝ちだって
先生言ってた!私の勝ち!」
千早が訴えかけても
新はなかなか札を離さない。
千早「ほら離してよ新、私の《 ちはや 》ー!」
NAME1「新?」
揉めて欲しくなくて、慌てて声をかけると
スッと新の力が抜けて、ようやく札から離れた。
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新「NAME1、大会出れんでもかるた続けて。
僕、次は負けんで。いつかリベンジさしてや。」
目が潤んで新の表情がわからない。
零れそうなのを精一杯堪えながら、
うん、と短く返事をした。
千早「NAME1は泣き虫だなあ、勝ったのに。
よーし、次は私ー!真剣勝負!」
新「僕は5歳児相手でも手加減せん男や。」
千早「絶対前より強くなったんだから。私勝つよ!」
新「勝つのは僕や。」
ーー…
” いに ” トッ
” しへのー ”
” わすら ” パシッ
” るるー ”
” かぜを ” バシッ
” いたみー ”
千早「………!」
新の独壇場だ。
しかも、なんかさっきより鋭くなってる気がする。
新「言ったが。勝つのは僕や。」
いつもどおり落ち着いた新。
あったかくて、やさしくて、深い感じ。
でもほんのちょっと、どこかいつもと違う。
千早「負けない!私だって、
新に会ってかるた大好きになったんだよ!」
” ちはやぶるー ” バッ
同時!
千早すごい!
名前の札だって言っても、新と同じ速さなんて。
そう目を見開いたのも束の間。
千早「同時の時は札置いてる陣の勝ちだって
先生言ってた!私の勝ち!」
千早が訴えかけても
新はなかなか札を離さない。
千早「ほら離してよ新、私の《 ちはや 》ー!」
NAME1「新?」
揉めて欲しくなくて、慌てて声をかけると
スッと新の力が抜けて、ようやく札から離れた。
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