▪小さな4人の大きな約束
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
まるで私達を元気づけるかのように
今週に入って急に太陽が元気になった。
風は暖かく時に強く、私達を励ます。
東大里小学校 第三十二回 卒業式
父や母は来ない。
仕事で日本にいないから。
いつも私の面倒を見てくれるのはおばあちゃん。
祖母「NAME1、悪いけどおばあちゃん、
これから明日の大会の準備があるのよ。
お食事会、連れて行ってあげられなくてごめんね。」
NAME1「いいよ。来てくれてありがとう。」
祖母「じゃあおばあちゃん、行くわね。」
NAME1「うん、いってらっしゃい。」
おばあちゃんも、何かと忙しい。
かるた協会の運営委員も手伝っているし
大きな大会では読手も引き受けている。
おばあちゃんに手を振って見送ると
キャッキャとはしゃぎながら写真を撮る
同級生たちを少しばかり眺めてから
踵を返して歩き出した。
太一「おーい!NAME1!」
千早「待ってよー、NAME1ー!」
反射的に首を後ろに向けると
太一と千早が飛ぶような速さで駆けてくる。
太一「なんで先行こうとしてんだよ!
新のやつもいねーし、あいつ帰りやがったな。」
千早「もー、NAME1いないから焦ったー。」
NAME1「えっ、食事会は?行かないの?」
太一「いーよ別に。
それより新だ、あいつ一発ぶん殴ってやる。」
千早「NAME1も行こう!新んとこ!」
二人がどんどん話すから
何が何だか分からないうちに
手を引かれて一緒に走り出していた。
.
まるで私達を元気づけるかのように
今週に入って急に太陽が元気になった。
風は暖かく時に強く、私達を励ます。
東大里小学校 第三十二回 卒業式
父や母は来ない。
仕事で日本にいないから。
いつも私の面倒を見てくれるのはおばあちゃん。
祖母「NAME1、悪いけどおばあちゃん、
これから明日の大会の準備があるのよ。
お食事会、連れて行ってあげられなくてごめんね。」
NAME1「いいよ。来てくれてありがとう。」
祖母「じゃあおばあちゃん、行くわね。」
NAME1「うん、いってらっしゃい。」
おばあちゃんも、何かと忙しい。
かるた協会の運営委員も手伝っているし
大きな大会では読手も引き受けている。
おばあちゃんに手を振って見送ると
キャッキャとはしゃぎながら写真を撮る
同級生たちを少しばかり眺めてから
踵を返して歩き出した。
太一「おーい!NAME1!」
千早「待ってよー、NAME1ー!」
反射的に首を後ろに向けると
太一と千早が飛ぶような速さで駆けてくる。
太一「なんで先行こうとしてんだよ!
新のやつもいねーし、あいつ帰りやがったな。」
千早「もー、NAME1いないから焦ったー。」
NAME1「えっ、食事会は?行かないの?」
太一「いーよ別に。
それより新だ、あいつ一発ぶん殴ってやる。」
千早「NAME1も行こう!新んとこ!」
二人がどんどん話すから
何が何だか分からないうちに
手を引かれて一緒に走り出していた。
.