▪小さな4人の大きな約束
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真島「……千早には言わないで…………。
千早には……嫌われたくない……。」
どんな理由があったって
悪いことには変わりはないけれど
あのプライドの高い真島くんが
力いっぱい顔を歪めて頭を下げている。
新「……真島おめぇ、卑怯なやつやの。」
新くんは蔑みながら眼鏡をかけると、
少しだけ笑って。
新「ほんでも…ちょっとわかるわ。」
そう呟いた。
それはどんな意味だったんだろう?
ーー…
NAME1「千早ちゃーん!どこー!」
新「綾瀬さーん。」
真島「千早ー眼鏡見つかったぞー。千早ー!」
新「………ち……千早…!」
NAME1「………ち、千早ーっ…!」
陽が低くなり長くなった木の影。
ざわざわと揺れる枝と葉との隙間から
燃えるような光がチカチカ照らす裏山で
私達は叫んだ。
「「「 ちはやーーー! 」」」
千早「はぁいっ。」
私、
このときなんとなく気づいてた。
一生ものの宝物が
何個も見つかる冬になるって。
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真島「……千早には言わないで…………。
千早には……嫌われたくない……。」
どんな理由があったって
悪いことには変わりはないけれど
あのプライドの高い真島くんが
力いっぱい顔を歪めて頭を下げている。
新「……真島おめぇ、卑怯なやつやの。」
新くんは蔑みながら眼鏡をかけると、
少しだけ笑って。
新「ほんでも…ちょっとわかるわ。」
そう呟いた。
それはどんな意味だったんだろう?
ーー…
NAME1「千早ちゃーん!どこー!」
新「綾瀬さーん。」
真島「千早ー眼鏡見つかったぞー。千早ー!」
新「………ち……千早…!」
NAME1「………ち、千早ーっ…!」
陽が低くなり長くなった木の影。
ざわざわと揺れる枝と葉との隙間から
燃えるような光がチカチカ照らす裏山で
私達は叫んだ。
「「「 ちはやーーー! 」」」
千早「はぁいっ。」
私、
このときなんとなく気づいてた。
一生ものの宝物が
何個も見つかる冬になるって。
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