▪小さな4人の大きな約束
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ふわりと柔らかな粉が
無数の羽毛のように静かに降りそそぐ。
千早「わぁ!」
NAME1「雪だ!」
太一「すげえ!ちょっと積もってる!」
新「雪だ!」
千早「雪だーーー!!」
東京で雪が積もるなんて珍しい。
わくわくと気分が踊った。
パァン!
新「ふふふふ。」
弾ける音と共に新の得意気な笑い声が聞こえる。
目をやると既に沢山の丸い雪玉を作って備えていた。
新「福井はもっと雪降ったでの。」
パァン!
NAME1「ぶッ!…ちょ!新っ!!」
顔面に雪玉を浴びて
刺さる冷たさに顔をしかめる。
新「《よのなかは》?」
ビュッ
千早「…えっ、
…《あまのをぶねの つなでかなしも》……!」
太一「ぎゃははは!おっせー千早ー!!」
燐のような輝く雪と闇の明暗の中
私たちはただひたすらに絆を確かめあった。
ビュンッ
太一「《ありあけの》?」
バシッ
千早「《あかつきばかりうきものはなし》!」
ビュッ
新「《きみがため お》?」
パンッ
千早「《わがころもでに ゆきはふりつつ》!」
ビュッ
NAME1「それは《きみがため は》ー!」
ペシッ
千早「わー!」
ずっとこのままでいたい。
離れたくない。
やっとできた仲間なんだ。
千早「ねー、綿谷くんはさ、
福井でもこんなふうに…………」
新「…新。……新や。」
NAME1「……ふふっ。」
太一「じゃあ俺も《新》。いいよな!」
嬉しい。
楽しい。
……幸せ。
千早「ふっ…ふふっ、新。ふふっ。
太一、NAME1、新。ふふっ。」
太一「な、なんだ千早。」
NAME1「ふふふっ。新、太一、千早っ。」
太一「地味…いや、………NAME1まで…
おまえら大丈夫か?」
嬉しい。
楽しい。
…悲しい。
…寂しい。
千早「あはっ。新、太一、NAME1っ。
………ずっと一緒にかるたしよーね!!」
今この時が永遠に続けばいいのにー…。
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ふわりと柔らかな粉が
無数の羽毛のように静かに降りそそぐ。
千早「わぁ!」
NAME1「雪だ!」
太一「すげえ!ちょっと積もってる!」
新「雪だ!」
千早「雪だーーー!!」
東京で雪が積もるなんて珍しい。
わくわくと気分が踊った。
パァン!
新「ふふふふ。」
弾ける音と共に新の得意気な笑い声が聞こえる。
目をやると既に沢山の丸い雪玉を作って備えていた。
新「福井はもっと雪降ったでの。」
パァン!
NAME1「ぶッ!…ちょ!新っ!!」
顔面に雪玉を浴びて
刺さる冷たさに顔をしかめる。
新「《よのなかは》?」
ビュッ
千早「…えっ、
…《あまのをぶねの つなでかなしも》……!」
太一「ぎゃははは!おっせー千早ー!!」
燐のような輝く雪と闇の明暗の中
私たちはただひたすらに絆を確かめあった。
ビュンッ
太一「《ありあけの》?」
バシッ
千早「《あかつきばかりうきものはなし》!」
ビュッ
新「《きみがため お》?」
パンッ
千早「《わがころもでに ゆきはふりつつ》!」
ビュッ
NAME1「それは《きみがため は》ー!」
ペシッ
千早「わー!」
ずっとこのままでいたい。
離れたくない。
やっとできた仲間なんだ。
千早「ねー、綿谷くんはさ、
福井でもこんなふうに…………」
新「…新。……新や。」
NAME1「……ふふっ。」
太一「じゃあ俺も《新》。いいよな!」
嬉しい。
楽しい。
……幸せ。
千早「ふっ…ふふっ、新。ふふっ。
太一、NAME1、新。ふふっ。」
太一「な、なんだ千早。」
NAME1「ふふふっ。新、太一、千早っ。」
太一「地味…いや、………NAME1まで…
おまえら大丈夫か?」
嬉しい。
楽しい。
…悲しい。
…寂しい。
千早「あはっ。新、太一、NAME1っ。
………ずっと一緒にかるたしよーね!!」
今この時が永遠に続けばいいのにー…。
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